第三者視点固定。
フェニランの歌姫と、献身的な少年が付き合い初めて半年以上の時が過ぎた。最初こそギクシャクしていたものの、次第に順風満帆となって肉体関係も結んだ二人。互いの両親に顔パス出来るほど大人とも円満な関係を築いていた。
そんな中、いつものように七緒は寧々の家を訪れていた。
「こんにちは」
「あらこんにちは。寧々~、七緒君が来たわよー」
二階の部屋に呼び掛けるも返事はない。普段なら慌てた様子か意気揚々と現れるのだが、不在のように物音一つ聞こえなかった。
「寝ちゃってるのかしら。ごめんね、お部屋上がってていいから」
「ありがとうございます」
そういわれる彼はその状況を理解しているようにそのまま彼女の部屋を目指す。実のところ、セカイに行くから部屋で待ってて、と到着前に連絡があったのだ。七緒はその場所を訪れる手段を持ち合わせていないが、急な不在は大抵それが原因なのだと説明は受けている。
礼儀として数回ノックをするも返事はなく気配も感じられない。扉を開ければ、ポーズメニューで放置された格闘ゲームの画面とコントローラー。そばのクッションには温かさが残っており、つい先程までゲームに勤しんでいたことを伺わせる。
しばらく待っていればそのうち来るだろう、と思いながら七緒はスマホを弄っているも、一向に現れる気配がない。10分ほど経過したところで追加の連絡があった。立て込んでて時間がかかりそうだから、ゲームしてていいよ、とのこと。
確かにそれなら30分や1時間は容易い。本人の許可も降りたことで気兼ねなく再開した。画面の中ではやたら露出の多い女性キャラも目立つ、対象年齢高めのゲーム。決してそのような描写は無いものの、立ち姿からしてそそられるものが多かった。パンチラ上等、乳揺れ上等と凝視することすら憚られる相手と連戦していくうちに、高められる興奮。
加えて部屋に残る残り香も合わさって彼の股間は膨れ上がっていく。このままでは戻ってきた寧々になんと説明すればいいかもわからない。誤魔化すように、傍に置いてあった栄養ドリンク剤を口にして、後悔。即効性を極めた滋養強壮効果によって、更に固さへ磨きがかかり到底放置できる代物ではなくなっていた。
時間がかかりそう、というメッセージに甘えてその場で社会の窓を開き、禍々しく反り立つ息子に手を掛けようとして。
「ふう、やっと終わった……」
寧々の声。ぬいぐるみのキャスト探しに駆り出されていた彼女は、やっとのことで集めることに成功し後にした。本来なら元居た場所にそっくりそのまま送り返すのだが、既にその空間は埋まっており出来るだけ差異の出ないように座標をずらす。
結果、七緒の上から腰かけるように寧々が現れる。しかしいきり立つ肉棒のことは一切考慮に入っておらず、むしろぴったりと填まりそうな場所を身繕った。繰り返しになるが二人は肉体関係を結んでおり、当然処女や童貞ではない。そんな彼女にとって七緒の七緒君が収まる場所など一つしかなかった。
「ん♥️ はっ♥️ あっ♥️」
お互いが包み包まれ、状況を理解するよりも早く駆け巡る快楽。寧々の視界は途端にパチパチと電気が走ったように点滅し、それまでの苦労を忘却の彼方へと押しやった。
彼女は今着なれたワンピース姿であり、言ってしまえばスカートでもあるため挿入がすんなりいく手助けもしていた。服と関してはセカイ側が気を利かせたのか、きれいにたくしあげられ下着は横へとずれている。
「ん、くあっ! 草薙、さん!?」
困惑の声を上げる七緒であったが、自らの分身が彼女の中にあることは明らかであり、締め付けによって自慰以上の気持ちよさに包まれていた。
初めてでは無いものの元より慰めるために取り出した為に我慢の一つも考えていない。景気付けの一発は見事に中へと放たれた。
「ん♥️ んん♥️♥️」
彼女は口元を押さえるも絶頂はくぐもった声となって吐き出され、勢いよく子宮の内壁を擦る粘液で体を震わせていた。
「ちょっと、人がいない時に何しようとしてたの?」
しかし、次に出てきたのはいたって冷静な一言。答えを求めているわけではないが、弁明の余地はある。
「えっと、時間がかかりそうっていってたので、慰めようと……」
「それならトイレとかあったでしょ」
答えの出ない問答を続けるが、今も挿入中であることには変わりない。最初こそ驚いてはいたものの、体は慣れ始め無意識に中へと取り込む努力をしている。どうしてか人間の体は治す過程にて、外に出すよりも中へ入れることの方が多かった。
「とりあえず、抜かなきゃ……」
『寧々~、お菓子持ってきたわよ』
おもむろに腰を上げようとしたところで、ドア越しにノックをされる。しかも間髪入れずにノブが回り始めていた。形式だけの確認で、母親が姿を見せるのは時間の問題。肉体の意思に反して抜こうとしていた二人だが、このままでは七緒の立派な息子を晒してしまう。
「っ! っ♥️♥️」
それだけはいけない、と勢いよく腰を下ろす寧々。ただそこにあった状態から重力による加速が加わり、求めていた子宮口を突破して一番奥へと挿入が完了する。間一髪だがもっと悪化したことすら知らず、寧々の母親はお菓子とジュースを提供してくれる。
「ふふ、寧々ったらそんなに七緒君に甘えて」
「ち、違っ、ううん、座り心地、いいから……」
親しい第三者の目から見ればただイチャイチャしているだけであり、それ以上の詮索は不要と二人だけの空間が仕上がっている。座り心地に関しては極上であるものの、快適というより快楽が近いものなのだが。
「じゃあ、私は買い物に行ってくるわね。二人とも、ごゆっくり」
水入らずにする為にも、留守を預けて自らは家を後にした。部屋越しに玄関の扉が閉まる音を確認し、胸を下ろす。
「ひとまず、これで……」
気を取り直し腰に力を入れるも中でなにかが引っ掛かる。狭い膣内で、引っ掛かりを生む部位は存在しないはずだと、本人が最も理解していた。しかし抜ける気配すらなく、むしろ突っかかる度に悦びを発して自らの意思を帳消しにしてくる。
「どうして、抜けないの♥️ あっ♥️
もちろん挿入が続けば膣内の刺激が連鎖する。それは一人の少女を肉欲に傾けるほど強烈で、抗いようのないもの。経験が浅いからこその没頭でもあり、次第に抜くという意思は失われていく。
「寧々さん、早く抜かないと、また出っ……!」
「抜けない、のっ♥️ 引っ掛かって、コツコツって♥️ はぁ♥️」
七緒の方も止まらない射精感によって限界を迎えようとしていた。伸縮する中身は最早搾り取ることに特化した名器であり、抜こうとしても固さを保ったままでは奥へと導かれる。引っ掛かりそのものをカリの裏側で感じていたが、食らい付く大本が何か理解できなかった。
「もうダメ、出る!」
「んっく♥️ ううううん♥️♥️」
放たれた第二の精は直に子作り部屋へと流し込まれ、ここでようやく寧々は理解した。七緒の先っぽが子宮の中に入り、カリがお口のところで引っ掛かっているのだと。
二回目もたっぷりと中出しした七緒の巨根は未だに衰えることを知らない。やりこみ勢御用達の飲料は強力であり、それこそ24時間戦える代物。よって大きさに加えて持久力もかね揃えた最強のおチンチンである。
「とりあえず、もう一回セカイに行けば」
「そっ、か、それなら……」
自らがセカイに行くために、移動してしまえば意思も何も関係ない。少女は再びセカイへ向かい、少年は寂しさを感じながらも移動する。そして二度目の光に包まれて、帰還を果たした。
「んっ♥️ あっ♥️」
しかし移動した先に現れる。仕舞い損ねたペニスもしっかりと中に咥え込まれており、一番奥まで飲み込んでいる。当然返しのせいで抜けることもない。
「もしかして、七緒の上に、登録されて♥️」
元居た場所にそっくりそのまま送り返す以上、今度はもっとまずい状況に変化していた。更には一度抜けたことで体が寂しさを覚えてしまい、再会を経て互いをより求めてしまうことだ。繋がりは更に深くなり、抜くという考えを頭の外に追いやろうとする意識が芽生えつつある。
つまり、これ以上セカイへの逃避行を続けていけば自ら抜くことを拒む可能性があった。安直な答えほどリスクが高いことを思い知らされながら、二人は終わりの見えない繋がりを保ち始めるのであった。
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「とりあえず、小さくなるまでゆっくりしてよう」
「そうですね」
最終的に七緒の勃起が終われば抜ける。最適解としてはヌくことが最善だが、やったらめったら種付けされては妊娠の可能性があるため避けたかった。どれだけ肉体関係が進もうとも、その線引きだけはしなければならない。
ひとまずそのままの体勢で二人は対戦ゲームを始めることにした。実力差は歴然で寧々が勝利を重ねていく。最終ラウンドもストレート勝ちかと思われた。
「んっ♥️」
しかし、七緒自らの腰振りによってプレイヤーに直接攻撃が入る。思わずコントローラーから手が離れ、その隙に体力が削られていく。反撃のタイミングで器用に腰を振り、下段攻撃を披露する彼の動きに翻弄されていく。
「はっ♥️ おっ♥️ くんっ♥️」
ゲームでは無類の強さを誇る彼女でも、現実では彼氏に弱みを突かれるか弱い少女。自らのやられ判定を常に判定の強い攻撃で擦られて手も足も出ない。出るのは喘ぎ声とダメージを表す愛液だけ。ゲームの中の分身の体力を削られ、同時に本人の理性も同じように減っていく。代わりに七緒の分身は必殺技のゲージがたまっていた。
「これで終わり!」
「んっく♥️ んんんんんんんん♥️♥️」
相手を
結果、立て直そうとする彼女であったが残りのラウンドも全て、ここぞという時に最強の突き攻撃に屈してしまい、ザーメンの奔流に流される。そして未だしっかりと咥え込んでいる以上、自身も満更ではないことを表しているのだった。