ラブホでの一件から二人は特別な関係となり、セックスを初めとした性的快楽は特に穂波の心と体をトロトロにさせながらお互いを求めていた。
そんな日々の中、穂波はちょっとした悩みを抱えていた。
「んっ……ん! ちょっとキツいかな」
自室にある等身大の鏡で下着姿の自分と向き合う。薄いピンクに少し贅沢な装飾が施されており、数ある彼女の下着の中でもお気に入りのものだ。男を誘惑するなら充分過ぎる色気を放っているも、どういうわけか布面積が従来の物より狭く見える。
ハリのある胸とお尻は食い込み、ムッチリとしたお肉の部分が溢れ出していた。これはこれで性欲を掻き立てられるのだが、なにより着用している穂波自身が苦しいと感じている。
「七緒君、おっぱいもお尻も好きだから……もう」
その原因はひとえに彼氏である七緒にあった。エッチの度、また前戯の際には必ず二つの淫らな果実を味わってくる。刺激によって気持ちよくなるのもそうだが、何よりも発育を促すきっかけとしては充分であり、胸においては一サイズ上になるまで成長を遂げていた。
それでもお気に入りであるのと、多少の我慢でなんとかなっていたこともあり、何度も着用していた。そこから連想されるのは、七緒との夜の記憶。特に前戯を思い出していると、どうしても悶々としてしまうわけで。
「……ダメダメ! とりあえず今日は買い物に行かなきゃ」
イケない妄想をするより先に思考を切り替えて、急ぎ足に服を選ぶ。今日は七緒との買い物デートの日。純粋な思いに胸を膨らませながら揚々と服を選ぶ彼女の耳に、ブラとパンツが"プツッ"と上げた小さな音は届かなかった。
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穂波の服は悩んだ末、いつもと同じ黒のタンクトップに白のパーカー、ベージュのフレアスカートに身を包み、待ち合わせの駅へと向かう。約束の時間よりも早く到着したものの、先に到着していた七緒と軽く挨拶を交わし、電車へと乗り込んだ。端から見ても付き合っていることが解る二人だが、彼氏よりも彼女の方がずっと背が高いことから、注目を浴びている。
「うぅ……」
「だ、大丈夫だよ。気にしないで」
七緒の良いところは穂波がよく知っていた。身長よりも大事なものがあると再確認させながらも、やはり子供のようにしょげる彼の姿は母性本能をくすぐられる。心で謝りながらも彼の劣等感に可愛いと思うのも事実であった。そんな空気を壊すように緒のスマホから着信音が鳴り響く。慌てた様子で着信を切った。
「母さんから……もう、水差さないでよ」
電車なのでかけ直すわけにも行かず、着信音は周りにも迷惑な為バイブモードへと切り替えてポケットへとし舞い込む。サイレントにしないのは駅に着いてから気付く為だろう。穂波との時間は彼にとって何よりも優先されるものだが、親を無視するわけにも行かないのが彼の優しさであった。
それからも電車は乗客を蓄え続け、いつしか体が触れるか否かの空間にまで押し込まれていた。人混みから避けるように対面の扉へと移動し、穂波は扉を背に、七緒はそこから庇うように立っている。
それもそのはず。齢十八という初々しい顔立ちながらも、グラビアなどで抜擢されること間違い無しのプロポーション。密着することを是とする満員電車では、不埒な輩がどさくさ紛れに触れてくることもある。そんな存在から守るため、七緒は盾の役割を果たしていた。
「ありがとう、七緒君」
「いえ、これも僕の役目ですか、らっ!?」
「んっ……!」
感謝の言葉を返しきる前に、駅へと到着し車体が揺れる。気が抜けていたことも相まってバランスを崩し、穂波の方へと寄りかかった。スカート越しながらも太ももが股下へと差し込まれ、ポケットに入っていたスマホの角が敏感な部分をグイッ、と押し上げる。急な刺激に声が漏れたものの、一時的なものだった為気にするほどでもない。
「ごめんなさい、すぐ戻ります……あ」
元の体勢に戻ろうとしたところで、元居た場所に別の乗客が押し込まれていた。どうやら到着した駅でもまだ乗客が詰め込まれたらしい。
「大丈夫だよ。後一駅で着くし、このままでも」
「あ、はい。解りました」
本人が気にしないのなら自分が気にしても仕方ないと割りきり、そのままの状態で密着している二人。電車はやがて次の駅を目指して車体を揺らした。
「「……………」」
特に話すこともなく時間が過ぎていく。残る一駅でこの密着から解放されるのであれば我慢出来る──と思っていた。しかし動く電車はレールの継ぎ目で小刻みに揺られ、カーブで傾き重心がずれる。結果、停車中では気にならなかった足が穂波の割れ目を不規則に刺激した。太ももでやんわりと全体を、スマホの角でしっかりと弱点を捉えられ、お腹の中にじんわりと熱が貯まる。
「(これ、当たってる……気持ち、いい……けど)」
自慰にも似た感覚ではあるものの、どこを触れられるか解らないという違いがより快楽を引き立てる。しかしここはあくまで公共の場であり理性が勝っていた。当たる場所を変える為に腰を逃がそうとするも、むしろズボンと擦れ合い事態が悪化するだけ。
それでも諦め切れずに続けていると、これまで無理を重ねて履き続けていたパンツのゴムが、プツンッとはち切れる。締め付けを失ったピンクの布地は、滑らかな柔肌の曲線を滑り、覆っていた恥部を外へと晒す。
「(パンツが……あっ、ダメ……!)」
太ももの密着からスカートの外へ出ることはなかったものの、パンツがはだけてより直接的な刺激を感じることになる。スカート越しとはいえ、クリクリとアソコへと加わる刺激は更なる快楽を与えていた。
「んっ……んっ……!」
羞恥心がなんとか声を塞き止めるものの、性的快楽を伴う反射的な声は唇の間をすり抜けて漏れる。次の駅に付けば解放されると、藁もつかむ想いで到着を願う。しかし与えられる刺激で反応する体の変化に、穂波は気付かなかった。度重なる刺激で下腹部に溜まった熱は愛液となってスカートを濡らし、次第にクリトリスが顔を出し始めている。
「あの、大丈夫ですか?」
「う、うん。平気だよ」
彼には悟られまいと見栄を張るものの、現状としてはかなり限界に近い。内から漏れ出す愛液を我慢する為に、自然と腰がモジモジ揺らす穂波だが逆効果。最期に残った理性と羞恥心で冷静さを取り繕うものの、張りぼての決意を崩すようにとある変化が訪れる。
「アッ……!」
七緒のスマホが小刻みに動き始めた。先の電話のかけ直しかバイブレーションを繰り返し、時間が経つにつれ強さが増していく。さながらローターであり思わず声が漏れた。慌てて口を塞ぐも七緒の耳には届いており、顔を赤らめている。
アソコから絶え間なく溢れる愛液はスカートを超えて七緒のズボンへ至り、気持ち良さで膝が下がり始める。そして遂に震えるスマホがクリトリスを捉えた。
「ンッ……! ンッ♡」
スマホの震えが体へ移り、力の抜けた体ではされるがまま、バイブの振動がクリトリスをコリコリと刺激される。熱の籠った吐息が溢れ出し、最後の理性と冷静さを奪っていった。とろける思考ではなにも考えられず、まもなく到着を告げるアナウンスも穂波の耳には届かない。そして電車のブレーキに合わせ車内が大きく揺れ、太ももがアソコへ押し付けられた。
「ンンンッッッッ♡」
逃げ場の無い圧迫感と共に、バイブの激しい振動を感じて、絶頂を迎える。何度かの痙攣と共に体の力が抜けていき、七緒の方へと体を預けた。いくらイったとはいえ、体の芯からにある火照りは収まらない。
目的の駅へと到着し穂波が背を預けていた扉が開く。余韻に浸る暇も与えられず、他の乗客に押し出されながら列車を後にした。何かが絡まったようにおぼつかない足取りから、七緒に庇われながらベンチへと座り込む。駅構内特有のひんやりとした感覚が気持ちよかった。
「ほ、穂波さん、それ……」
しかし、周りの視界を遮るように立つ彼は顔を真っ赤に染めている。彼の目を向ける先はスニーカー辺りで、特に目立った物があるわけもない筈だった。しかしそこにはしっとりと濡れておしぼりのように捻れたピンクの布が絡まっている。
さっきの歩きにくさの原因はこれかな、と火照りによって回らない頭で思考する。そして嫌に感じる座面の冷たさと妙なまでに風の通り抜ける感覚を直に感じる。俗に言う「スースーする」というものだ。
「あ……ぁっ!」
とろけた頭でようやく導き出せた答えは、一時的な正気へと意識を引き戻し両手で布を引き上げる。スカートの中へ消えていくそれは穂波のパンツ。しかしゴムが機能していない以上再びずり落ちるのも時間の問題で、歩くことすら心許ないだろう。
庇ってくれていたお陰で周囲に知られることは無かったものの、彼にはそれがなんなのかまで知られていた。そしてスカートの濡れ具合から、中で起きている事態は容易に想像が着く。そこから彼のズボンの一部が盛り上がり、興奮しているのだと察した。
火照りが収まりきらぬ体にとって、それは性欲への更なる着火材となり再び下腹部に熱が籠る。心なしか期待するように胸が高鳴り、収まることを知らなかった。
「ねえ、七緒君。少しいいかな……?」
熱をたっぷりと含んだ声で囁き背中に回る。再び彼に庇われながら向かった先は、多目的トイレ。鍵を締め切り蓋をしたままの洋式トイレに座り込み、激しい動きに耐えかねたパンツが再び足首辺りまでずり落ちた。ゆっくりと誘うようにスニーカーを脱ぎ捨て、ソックスに包まれた足を見せる。
「脱がせて……♡」
両足をあげ、ずり落ちたパンツを彼の前に差し出す。愛液でしっとりと濡れ、甘酸っぱい女性の匂いで満たされたソレは、男の理性を削りきるのにうってつけであった。恐る恐る伸びる手が触れ、引いていく。あまりにも無抵抗に脱げてしまった為か困惑するも、脱ぎたての下着を手にしているだけでも興奮は最高潮に達していた。
しかし、それは同時に『拘束具』としての役割を果たしていたことに彼は気付かない。脱ぐことで大きく開かれる足とたくしあげられるスカート。その中にはトロトロになりながらも物欲しそうにヒクヒクと動く穂波のアソコがあった。
「七緒君も、苦しいでしょ? だったら一緒に、シよ♡」
服を着ているのに大事なところだけが丸見えで、スカートの中に立ち込めていたメスの匂いが解き放たれる。下の毛は普段の処理によって綺麗に剃られており、なんとか残されていた理性もあっけなく崩れ去った。手にしたパンツを鞄の中にあるコンドームと交換し、ベルトに手を掛け金属音と布ズレの音が混じり合い彼のペニスが晒される。低身長な彼に比べれば大きな部類で、今襲い掛かってもおかしくないほどビクビクと震えていた。
痛々しいほどに雄々しいペニスに目を奪われ、期待と共に胸と子宮がキュンと高揚する。あれだけのモノが入ればどれだけ気持ちいいだろうか、どれだけ子種を放出してくれるのだろうかと。しかし彼も性欲に身を任せるだけの男ではない。しっかりとゴムを着けてから振りかざし、ペチッ、とオマンコを叩いた。
「ァンッ♥️」
「何をシて欲しいんですか? 言ってくれないと解りませんよ」
「アッ……キャン! もう、っ♥️ いじ、わるぅ……♥️」
頭では解っている筈なのにおねだりさせる為、何度も何度も優しく叩いてきた。クリトリスが刺激される度、体が跳ねて甘い声を上げる。それでも本当の意味で気持ちよくなれるわけがなく、穂波の我慢も限界だった。
「挿入てぇ……七緒君のオチンチンで、わたしのオマンコ、ズポズポしてぇ♥️」
「よくできまし、た!」
「アンンンンッッッッ♥️」
胸の奥に秘めた欲望を口にすれば、望み通り叶えてくれる
。痛々しいまでに反り立ったペニスは挿入され、二度目の絶頂を迎えた。イった反動で溢れだす愛液を潤滑油として、肉壁をコリコリと刺激しながら奥を目指す。物欲しそうに構えていたのは穂波の膣内も同じで、うねりを上げながら離したくない一心で絡み付いてきた。
「ハァ……ハァ……」
「ンッ……ンッ……♥️」
全てのペニスが挿入され肉壁を刺激するようにストロークが始まる。決して早くも強くもないがその分感じられる時間も長く、いつも以上に感じてしまっていた。その為思いの外限界が近いことにお互い気付いていない。
ムクムクと更に固さと太さを増したペニスがより広く、より強く快感をもたらす。ストロークの速度も次第に上がり、グチョグチョと卑猥な水音が漏れ出していた。そんな音も二人の高揚を引き立て、更に感度を引き上げる。やがてペニスから次第に上ってくる熱と震えを膣内で感じ、逆撫でるようにキュッと力を込めた。
「ンッ、あっ、穂波さん、それ、ダメッ……!」
「アッ、ハッ、これ、イクッ……!!」
それは限界を迎えようとしていた二人の発破材。一方は四方から柔らかい肉壁によって全体をシゴかれ、一方は型を取るかのようにその存在と形が体に刻み込まれる。視界に光が走り、奥まで打ち付けたその瞬間、弾けた。
「イク──ッ!!」
「ンンッ、ゥ──ンンンッッッ♥️」
絶頂と共に放たれた精子はコンドームの中に留まるものの、反動の痙攣で締め付けた膣内を攻め立てられ、全身へと伝播する。腰さえ浮く激しい絶頂で本気汁がジワリと染み出していた。やがて小さくなったペニスを引き抜かれ、精液溜まりが首をもたげるように下を向く。
「どうでしたか……?」
「すっごく、良かったよ……♥️」
行為の終わりを告げるキスをして言葉を交わした。すっかり落ち着きを取り戻した七緒は、お互いの性器をそれぞれのトイレットペーパーで優しく拭き取る。何度も果てた穂波は流石に性欲が掻き立てられることは無かったものの、敏感なアソコを触られ軽く腰を震わせた。本当は満足していないものの今はこれで十分だった。
長時間にわたる性行為によってズボンとスカートの染みは目立たなくなり、これを機にとトイレを後にする二人。元より買い物デートが目的であり、多少のハプニングがあったものの漸く元に戻ることが出来る。多くの店が立ち並ぶ方向へと足を向けたその時、悪戯な風が駆け抜けた。
「ひゃっ! ん……」
捲れることはないものの通気性の高い素材で作られたフレアスカートは、素通りした風に晒されたままのアソコとお尻を撫で回した。いつもと違う解放感に思わず立ち止まり、隣を歩く彼を引き留めさせる。しかしながら彼女のパンツは役目を果たせないため、お互いにどうすることも出来ない。
「あっ、そうだ」
すると思い立った穂波は七緒の手を引き、真っ先に向かったのは色とりどりの女性用下着が並ぶ店──ランジェリーショップ。足を止めようとした彼を無視して中へと引き入れ、そっと耳元へ囁いた。
「良かったら選んで欲しいな」
その言葉を聞き、耳まで真っ赤に染まる。半分本気で半分はさっきのおねだりのお返し。微笑んで隣から離れる彼女の胸の高まりは収まることを知らない。朝に響いたブラの軋みが、大きくなっていることにも。