節操なし、という言葉がある。私の彼氏である七緒は従順ではあるけれど、あの日のナイトプールから少し変わった。奏や絵名とも交わって、私も瑞希と交わって、奏にも人並みに興味があることを知る。ただ奏には相手がいないから、今は七緒を貸すことでなんとかしてもらった。
だから、七緒は今でも奏と交わったりしてるらしい。それでも私と交際関係にあるから、節操なしといっても変わり無い。ただそれを言うなら、常に人の願いに振り回されてるその時から節操なんてものはないんだと思う。だからそれが彼なんだと理解してるし利用もしてる。だから逆に私達がしっかりしていればいい。そんな関係が続くと思っていた。
「それで瑞希、贈り物って?」
「いやあ、僕達って何だかんだでお世話になりっぱなしだから、日頃のお礼にってね」
秋が薫るこの季節。ある日瑞希に誘われて向かったのはショッピングモール。いつもは遠出しないけど、どうしてもと言うことでついてきた。屋根無いの通りを歩きながら服や雑貨、遠くには食品と行った様々な商品が並んでいる。
「どれだけ仲良くても些細なことで壊れちゃったりするしさ。ここで一つ絵名の好感度を上げておこうかな~、なんて」
「でもプレゼントなら誕生日でもいいでしょ」
誘われた時は必死だったけど、それはいつものことだと思う。確かに私も七緒にはお世話になっているのは事実で、当たり前のことだと思っていた。でも誕生日にはちゃんと贈り物をしてるし、クリスマスもそう。世間体の記念日にはしっかりと渡すものを渡している。
「いやー、記念日になっちゃうと送るのが当たり前だし、ちょっと感謝には足りないかなーって」
「ふうん」
「だからなんでもない日にサプライズっていうのが、一番嬉しいはずだよ!」
確かに定型の贈り物に感謝があるかは難しい。本来ならあるはずだけれど、私にとってはわからない。瑞希の熱弁に押し負け、プレゼントを探すことになった。しかし、秋の空は変わりやすく帰る途中に雨に降られてしまう。
「わわっ! なにもこんな時に降らなくてもさー!」
「ここからなら私のアパートの方が近いよ」
「あ、じゃあ雨宿りさせて貰うね!」
逃げるように上がり込むものの、おかげさまでたっぷりと雨水を吸い込んだ服は、これでもかってくらい私の体のラインを強調していた。そのせいか瑞希の視線が熱く感じる。なめ回すみたいにじっくり、たっぷり。
「まふゆ、もしかしてまた大きくなった?」
「……わからない。それより早く着替えないと風邪引くよ」
質問の意図に知らないフリをして私は部屋を見渡す。どうやら七緒の姿はないみたいだ。とりあえずスマホで瑞希が来てることを伝えて、着替えの為に七緒の服を回収。元の場所に視線を戻すと……
「あ、ごめんまふゆ、何か着るものないかな」
半裸姿の瑞希がいた。いつもの可愛いといっている服は丁寧に折り畳まれ、華奢な体と白い肌が同居している。それこそ七緒にそっくりな体格なんだけど、大切なものを隠す場所は不自然なまでに盛り上がっていた。
「これ、七緒のだから。サイズは問題ないと思う」
「ありがと、まふゆも早く着替えないと風邪引いちゃうよー」
「そうだね。なら私は脱衣所で──」
「いや、それはちょっとフェアじゃないよ」
その場を離れようとしたところで腕を掴まれる。意図することが解らないまま振り替えれば、更に股間を膨らませた瑞希がいた。
「僕の恥ずかしいところ見られちゃったし、まふゆも見せるべきじゃないかな?」
「……見たくて見た訳じゃない」
「それもそっか」
強引な導入を正論で突っぱねる。相手も何故か聞き分けが良く、その手を離してくれた。興奮している瑞希がここまで素直なのは怪しいけれど、言葉に甘えさせて貰おう。
脱衣所に着替えと一緒に逃げ込んで、心を落ち着かせる。瑞希は私の体で興奮しているのは明らか。一度ナイトプールで交わったから、お互いに恥ずかしいところは全部見られてる。七緒が居れば抑えが効いたかもしれないけど、不運なことに今は私と瑞希の二人きりだ。
「……くしゅっ」
思考に時間が取られ体が冷える。今は脱衣所だし、着替えと称してシャワーだけでも浴びてしまおうか。そうすれば瑞希の知らない内に最初の危機は回避できる。そう、無防備なところを襲われることなんか無いはずだ。
なるべく早く済ませるために、自らの下着に手を掛ける。ブラの中からは相応の重量を持った乳房がこぼれ落ちた。いつだって胸が好きな七緒の丹念なマッサージによって、カップは2つほど大きくなっている。
ショーツにも手を掛ければムッチリとしたお尻がゴムの拘束を解かれる。幸せ太りか安産型なのか、その辺りも大きくなっていた。
「……なんだかスースーする」
最近下の毛を処理したからか、どうにも空気の流れを感じやすくなってる気がする。今も不自然に吹き抜ける風が外に向かって流れているような。そんなことを気にしながらも、少しだけ開いた扉の隙間に気付かずにお風呂場へと足を踏み入れた。
「ふう……気持ちいい」
シャワーのコックを捻れば降り注ぐお湯が体を温めてくれる。瑞希と一緒で変なことを意識してたからか、心を解すにはもってこい。ついでにお湯も張って……
──ガチャッ
「まふゆってばズルいよ。ボクのことほっといてお風呂に入るなんてさ」
「えっ、みず、き……?」
生まれたままの姿の瑞希がお風呂に侵入してきた。まだ数分と経ってないのに、これじゃあまるで最初から私がお風呂に入ることを知ってたみたいに……
「どうしてここにいるの?」
「フェアじゃないって言ったでしょ? だからまふゆの恥ずかしいところも見せて貰おうと思って覗いてたんだ」
やけに引き際が良かったのも最初から覗けばいいと考えていたから、あの時感じた吹き抜ける風も、覗くための隙間を通り抜けた空気の動きだったらしい。
「そしたら一人でこっそりお風呂に入るんだもん、ズルいよね」
逃げ場らしい逃げ場なんて無い。無理やり組み伏せることは出来るかもしれないけれど、なにより視線を奪う存在がそこにある。
「それよりまふゆ、ボクもう我慢出来なくなっちゃった」
いきり立つ立派なもう一人の瑞希。興奮してないはずなのに存在感だけで圧倒されてしまう。初めてではないからこそ知っている狂暴さ。それでも、私の体は七緒のためにある。私が節操なしになるのだけはごめんだった。
「ダメだよ。瑞希には絵名がいるでしょ」
「そう、だけどさ。興奮させたのはまふゆだから責任とって欲しいな」
「七緒にも連絡したからすぐ帰ってくると思うよ」
「七緒なら大丈夫だよ。この前のこともあるしさ」
何を言っても届かない。瑞希の興奮は爆発寸前のところまで来てるんだろう。それでも譲るわけにはいかなかった。そんな膠着状態が続く中で、とある提案をして来た。
「じゃあさ、まふゆも興奮したらいいってことにしない? ほら、流石に無理やりってのも気が引けるしさ」
「興奮って、前みたいに挿れるのは禁止だよ」
「解ってるって。ちゃんと気持ち良くさせるから」
「まあ、それなら。ただ七緒が帰ってくるまでだよ」
このまま瑞希が強引な手を使って犯されるくらいなら、七緒が帰ってくる間まで私が耐えればいい。彼が戻れば好き勝手出来ないだろうし。
「おっけー。じゃあ、やろっか」
こうして、私と瑞希の我慢比べが始まった。
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最初は後ろからふよふよと胸を揉まれる。別に気持ち良くもなんともないけど、瑞希のおチンチンが適度にお尻に当たってるのが気になる。大きいもの同士、体を寄せ合うだけで刺激してしまっていた。
「うわっ、絵名より大きい……七緒も幸せ者だなあ」
「七緒が育てたんだけどね」
「あはは、おっぱい好きだもんね。これは負けてられないな」
手の力を強くしても変わらない。ただお尻が熱い。おチンチン擦られて、その熱が勝手に移ってくる。胸揉もうとして体密着させるから余計沈んでくるし、端から見たらホットドッグみたい。
「まふゆのお尻も安産型だね。ボクの勃起おチンチン、デカ尻に挟まれて気持ちいいよ」
「……急に卑猥なこと言わないで」
「でもこの前言ってたじゃん。おチンポって」
「……それは七緒が興奮するから」
実際は私も興奮するからだけどそれは口が裂けても言わない。私がおチンポって呼ぶのは七緒の立派なアレだけ。例えそれより大きい瑞希のだって……ナイトプールのはノーカン。あの時は一度イかされてたから仕方ない。
「そういうの羨ましいな。ボクも流石に七緒から取ったりする気はないからさ」
おチンチンを擦る速度が上がっていく。景気良く一発目はお尻でしようということなんだろう。それより、お尻は胸と違って少し敏感が過ぎる。それに肉棒でゴシゴシされるから穴の方まで擦れて……っ♥️ 逆バニーした時に尻尾入れてたの思い出して来た……
「出るよまふゆ! うっ!」
──ビュル、ビュルル!
「っ! 臭い……」
相変わらずガチガチに勃起してる時は量が少ない。しかし勢い良く打ち上がったそれは私の髪を汚すまでに至った。ついでに精液の匂いも充満し始める。流石に同じ物だから匂いは七緒のと変わらない。勘違いして体が反応したけど大丈夫だ。
「流石にお尻と胸だけじゃ気持ち良くならないよね」
「そうだね。どれだけ大きくても入らなきゃ意味ないから」
「じゃあ、七緒もまだみたいだし次行こっか」
外は相変わらず静かで、帰ってきた気配はない。もしかしたらセカイに訪れているのかもしれないけど、それなら戻ればすぐ部屋だし気付くと思う。まだまだ始まったばかりだし耐えられる自信はあった。
「じゃあ次は素股で」
「……入れたらダメだよ」
「解ってるって」
おチンチンが股の下を通り抜けていく。剃った毛の関係でより敏感になったデリケートゾーンを容赦なく擦っていた。
「まふゆ、アンダーヘア処理したんだ。しかもツルツル」
「七緒がする時チクチクするって言ってたから。まだ慣れないけど」
「順調に七緒好みになってるね。彼氏もスケベだけど、それを叶えるまふゆはもっとスケベだ」
「そんなこと無い」
「えー、ツルマンにおっぱいもお尻も大きいとかズルいよ。乳首も沈んでるし……ちょっとイライラしてきちゃった」
ビキビキと音を立てるみたいに瑞希の息子が更に大きく、固くなる。私も堕ちかけた凶悪なイライラおチンチン。更にアソコへ密着して、具合としては素股なのに私から腰を下ろしてるみたいになっていた。
──パンッ! パンッ!
「これっ、いいね! まふゆのデカ尻がクッションになって、気持ちいいや!」
「あっ、おふっ♥️ 擦れる……アソコ、コリコリって……」
反り立つおチンチンに先っぽのカリの出っぱりでアソコが目一杯擦られる。まるで結び目のある縄を前後にシコシコされているみたいな。しかも入れてないことをいいことに力任せのピストンで擦れる強さも頻度も凄かった。
──パンッ! パンッ!
「んふっ、んっ、ふぅ♥️」
「それにまふゆのおっぱい、ぶるんぶるんって、鏡に写ってて、興奮する!」
熱い極太チンチンでおマンコ擦られて体が震える。生理現象みたいなものだって解ってるけど、これを我慢しなきゃ七緒に合わせる顔がない。彼が彼なりに私に尽くしてくれるなら、感謝なんかよりこんなおチンチンに負けない方がずっと大事だ。
「ぐっ、うううう!」
──ビュルルルル!
「はあっ、はあっ……」
そんな祈りが届いたのか、瑞希の方が先に限界を向かえて精子をぶちまける。私の体にはかからなかったけど、鏡の中の私はドロドロに汚されてた。それが未来の私なのか、わからない。
「ねえ、まだ七緒戻ってないし、時間あるよね」
「……ある、けど」
「ならそろそろまふゆの弱点攻めようかな」
「えっ」
そういって後ろから延びる細い指が胸の頂きにある隙間に滑り込んだ。
「んあっ」
「まふゆの、陥没乳首」
遅い帰りを待ち続けるのは難しい。こっちの祈りはいつになったら届くのだろう。そんなことを思いながら限界を向かえようとしていた。