今回もリクエスト回となります。
実験的に効果音の演出、ハートの使用を抑えてます。
また、あとがきにお知らせもあるので一読して頂くと幸いです。
桐谷遥には好きな人が居る。七緒という青年にはおおよそ見えない彼に、幾度もアピールを繰り返し悶々とした感情をぶつけてきた過去がある。性とは無縁のアイドルでも、人という生き物だから逃れられない当たり前の欲望。そして、彼女らしいオンとオフの違い。結果として肉体関係を何度も結び、今では遥が彼よりも優位なポジションにあった。しかし同時に悩みの種でもある。
「私がもらってばっかりじゃ、ダメだよね」
ストイックな日々の反動からか、彼と交わる際はスイーツを食べ尽くすような勢いで彼の性を堪能している。そこには確かに愛があるものの、端から見れば捕食者と被食者に他ならない。それでも関係を続けてくれる彼に対して積もる感謝の念は行き先を求めていた。
「(一応、肌とか無駄毛には気を付けてるけど……)」
纏う服が無くなれば、卵のように艶やかな肌が出迎えてくれる。しかしあくまで至った結果で見せるものであり、遥が求めたのは彼を誘うその過程。無論シャワー中に突撃したりして見せつければ過程に利用できなくもないが、そこまで溺れるほど理性は失っていなかった。
「でも、もうほとんどの服は見せちゃったし」
モモジャンとしての衣装も、いつかのメイド衣装も、果てには自分のスポーツウェアまで。いつもと違った自分を見せるために努力するも発想までには至らない。そうして遥が訪れていたのは、セカイの衣装部屋だった。様々な想いを受けて作られた衣装の数々はここに集約しており、一つとして知らないものはない。
そんな中でも、一際目を引く何かがかけられている。
「これって……!」
それは、遥の過去そのものだった。
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それから暫く経ったある日、七緒はセカイに呼ばれていた。しかし場所はステージでも舞台袖でもなく、一角に設けられていた楽屋。その入口のとなりには『ASRUN 桐谷遥 様』と紙が張られている。
「ASRUNって、遥さんが元居たユニットだよね」
国民的人気を誇ったアイドルユニット。桐谷遥はその一人であり、時間が経った今でも思い出すのは容易であった。そんな彼女が、この先にいる。MORE MORE JUMP!としてではなく、国民的なアイドルとしての彼女が。
高鳴る胸を抑えながらノックを数回。七緒の気分はさながら出演前の挨拶回りのようで、口の中が乾く感触を味わっていた。暫く待てども返事はなく、痺れを切らしてゆっくりと扉を開いた。
「失礼しまーす……」
中の様子を首だけ覗かせてみる。一人用の楽屋のようで広くはないが、畳も完備された豪華な作り。机の上にはASRUNの特集が組まれた雑誌が広げられており、テレビではこれまたASRUNの、しかも遥のソロ曲のライブ映像が流れていた。
これほどまでに彼女の過去の栄光で埋められた部屋に魅了されるも、当の本人はどこにもいない。戻って居場所をミク達に聞こうと首を引っ込める七緒の背中に、柔らかな感触が広がった。
「わわ!」
半ば押し込まれる形でぐいぐいと迫る少女に押し負けて、奥の畳のスペースで押し倒される。覆い被さる影は濃い青色だった。
「ふふっ、私の楽屋にようこそ、七緒」
「は、遥さん!? それにその衣装……」
MORE MORE JUMP! とはまるで違う紺色の衣装に身を包んだ遥に、既視感を覚える。そう、この部屋に散りばめられた過去の遥と同じものだった。
「うん、ASRUNの時のステージ衣装。セカイにあったから、折角だし着てみたの。どうかな?」
「どうって、その、感無量というか」
コメントに困るも無理はなく、七緒もいつしか幕を閉じた存在の復活を目の当たりにして鼓動が早くなっていた。そんな少女に押し倒されて、目の前に広がる光景に戸惑うことしか出来ない。耳からは変わらず遥のソロ曲が繰り返し入ってきて、目の前にいるのが元国民的アイドルだとより認識させた。
「そっか、よかった。今日だけは、今だけはASRUNの桐谷遥だよ」
「でも、どうして急に?」
「七緒には、色んな私を知って貰いたいから。今の私も、普段の私も受け入れてくれたから、今度は昔の私も受け入れてほしいの」
四つん這いになっていた彼女は次第に七緒へ体を重ね始める。女性特有の柔らかさと人肌の温度が心地よく、服越しでもわかる豊潤な感触と刻む心音が今から始まる出来事を予感させる。
お互いの顔を見つめ合い、ほんのり赤く染まった遥の顔が迫る。凛々しくも涼やかな印象を受ける彼女だが、鼓動は早く緊張を隠しきれていない。そんな不安を取り除くように七緒は空いた手を遥の頬に添えた。小さな手のひらから伝わる熱は彼女の見えない不安を包み込み、優しい感触を味わうように瞳を閉じる。うっとりと酔いしれ止まる唇に、七緒はゆっくり近付きキスをした。
「んっ……」
いくら相手が受け入れてくれているとはいえ、新しい自分に違いない。いくらしっかり者の遥とは言え、女の子には変わり無い。してもらってばっかりだからと意気込む彼女だが、始まる行為は並みの関係では受け入れられないことを知っている。いっそのこといつものように勢いで乗り切れたなら幾分か楽だったと思っても、それはダメだと思ったばかり。
「(七緒からしてくれた……嬉しい)」
そんな隠れた不安を溶かす七緒からのキス。彼の理解を示す最上の行為は、縛っていた理性すら勢い余って吹き飛ばしてしまった。
「んっ、ちゅぅ……れろぉ……」
「んんっ! れろ、ぉ……」
重力任せに顔を押し付け逃げられなくなったところにすかさず舌を挿入。何度も繰り返し鍛えられたテクニックで相手の舌を一方的になじる。それでも受け入れてくれるように舌を差し出され、絡み返す様子は握手を交わす親友だった。しかしこれは大人のスキンシップであり、これから続く七緒というフルコースの前菜に過ぎない。口の外でクチュクチュと音を立て、互いの興奮を高め合っていた。
「(七緒ってば一生懸命で、かわいい)」
瞳を開けば、そこには必死に目を閉じて負けないようにと頑張る七緒の姿があった。手を添えてくれているものの、最早維持するのに手一杯のようで小刻みに揺れているのもその証拠。
元より童顔であり女性とも見まがう可愛さが彼にはあったが、負けないよう相手のために努力する姿は背伸びする子供であった。一人っ子の遥ですらくすぐられる母性。男にしては柔らかい体の感触も、より一層遥の中の
「(なんだかムラムラしてきちゃった……)」
何度も交わった経験から、早く主菜を味わいたいと体が疼く。服の奥底に隠された極上の存在を引き立てる為、遥は体を擦り付けた。歳月かけて育んだ胸は服越しでも感触が伝えて、股下を上下に這わせれば一番デリケートな部分を存分に味わえる。
ムニュ、ムニュ
「んくっ! 遥さん、スリスリだめえ!」
「スリスリってそんなに優しくないよ? ほら、私の体柔らかいでしょ?」
「そう、ですけど、それ以上したら、あっ!」
高ぶる気持ちに体温が上がり次第に汗もかいてくる。互いの体臭は相手の存在を嗅覚からも刺激して更なる興奮を引き立ててくれた。そんな少女の努力によって少年の股間はすっかり固くなっており、ズボン越しからもわかる凶暴さが社会の窓を叩いている。その感触を確かめようとすると、七緒が両手で遮ってきた。
「どうしたの? 続き、やりたくないの?」
「いえ、そうじゃなくて、皆に人気だったASRUNの遥さん相手に興奮するなんて、そんな……」
「気にしないで。今だけは、って言ったでしょ? 今ここにいるのは七緒と私だけ」
「だから、アイドルの私をちゃんと見てほしいし、ファンならちゃんと応えて欲しいな」
互いを認めあってこそのアイドルとファン。経験から導かれる言葉の誘惑におずおずと手を退ける。するとすかさず遥はチャックを下げてイチモツを取り出した。
「ふふっ、久しぶりのおちんちんだね。ちゅっ……」
「うあっ……遥さん、キスダメです。そんな、汚いところ」
「そういう七緒だって私のアソコ、よく触ってたでしょ?」
再会を祝するように口づけを送れば七緒から反論が飛ぶ。しかし似たように彼も、これまで散々遥の下の口を指で弄んできた過去があるので説得力はない。それでも彼女が唯一味わっていない感触を貰う為にもと、体勢を変えた。
それはいわゆる69。遥の目の前には反り立つ肉棒が、七緒の前にはスカートから覗く純白のショーツがしっとり濡れていた。本来なら下着が見えないようにスパッツなどを着用しているが、彼女は元からその気だったようで自らの下着を見せつけている。
「遥さんの、純白パンツ……!」
「好きにしていいよ。応援してくれた分、私もお礼して……ひゃん!」
ペロペロ ムズムズッ
言い終わるより前に七緒の舌が遥のアソコをショーツ越しになめ回す。油断していたからか甘い声が漏れるも、こみ上げてくる気持ちよさとむず痒さは彼の
そして何よりこの興奮は七緒の
「顔はかわいいけど、こっちは獣みたいだね」
太くて固くて熱い。天を貫かんと重力に反して上を向き続ける勇姿からは、獣臭さ……ではなくオス臭さが漂っている。大体なら不快に思うであろうこの臭いを、スンスンと堪能していた。
ペロペロ クチュクチュ
「あっ、七緒のクンニ、いいよ。手マンより、気持ち、いい!」
七緒の猛攻に腰を震わせる遥は、ちゃんと気持ちいいことを伝えることも忘れない。これまで多くの声援に応えてきた心の余裕はここでも健在だった。それ以上を返すためにも、目の前の男根に向けて口を開く。
ペロペロ、レロレロ
「んんっ、んあっ、七緒のおちんちん……おいしい」
「んっ! 遥さんがフェラしてる……!」
「れろっ、本当に大きいね。前より大きくなったかな?」
幾度と無い交わりで鍛えられたのか、純粋に成長したかは解らないものの以前と違うことを教えてくる。お互いの性器を舐め合い、次第にお汁がトプトプと溢れ始めた。すると今度は更に激しいプレイへと昇華される。
ペロペロ、レロレロ
「んんっ! んっふ……!(七緒の舌が直接!)」
「うあっ、遥さんが僕の、咥えて!」
ジュプ、ジュプ!
ショーツをずらしてツルツルのアソコを舐めながらも、割れ目の中へと侵入していく。一方の遥は先っぽからしっかりと口に咥えて慣らしていた。震える腰を見れば相思相愛ながらも淫らに進展する関係は一目瞭然。唾液とお汁でトロトロになった性器は限界を向かえた。
「「んん! イッ、く!!」」
ビュルル! プシャアア!
互いのお汁を口へと注ぎ込まれ、軽いイキ具合に二人の股間が震える。遥は何度味わったかも解らない濃い精液は、理性を飛ばす糧となっていた。再び体位を変えた彼女は今だ反り立つおちんちんを下の口で咥えたがる。ずれたショーツに愛液たっぷりのイヤらしいアソコで、七緒のおちんちんを擦っていた。
チュッ、クチュッ、ズリュン!
「遥さんのツルツルおまんこで素股、気持ちいいです……」
「ダメだよ、女の子におまんこなんて言ったら、んっ!」
無駄な毛を処理した分直接加わる肉棒の感触は遥の肉欲を加速させ、物欲しそうな態度を示す。興奮を引き立てる七緒の発言で、前後の動きがより激しくなっていく。
「ねえ七緒、いいよね?」
「はい、僕も遥さんに入れたいです」
互いにその気になった二人を阻むものはなく、騎乗位でゆっくりと挿入を始めた。ただいつもと違うのはクンニでより一層解れたアソコと、繰り返す性交で鍛えられた息子だということ。
ズプププ……ズプン!
「七緒の、大きい……! 油断したら、負けちゃいそう、かな」
「ううっ、中で絡み付いてくる!」
「じゃあ、動くね?」
最初から全部入れる彼女は思ったよりも欲張りで独占欲に満ちていた。油断できないと気を引き締めるかわりにキュッとアソコを引き締めれば、七緒が中の感想を漏らしてくれる。高ぶる気持ちに火をつけて、遥は腰を動かし始めた。
ズプッ、グチュッ!
「七緒の、おちんちん……いいよ。七緒も、気持ち、いい?」
「気持ち、いいです! それに、ASRUNの衣装だから、もっと興奮する!」
「そっか、なら嬉しい……あんっ!?」
アイドルという大人の世界で育んだ余裕を支えにして、子供っぽい七緒にマウントを取っていく。上に股がる体位もより一層彼女が優位であると教えてくれていた。それでもなお、突き上げてくる肉棒は膣内を攻め立てて余裕を奪っていく。
ズプッ、ズプッ、ズプッ!
「国民的アイドルの遥さん、ステージだとキラキラしてるのに、今はおちんちん咥えて腰跳ねてる!」
「だって、私も女の子だから……アイドルだって、好きな人とエッチしたいんだよ?」
雑誌の特集も、テレビに移るMVも、今着込んでいる衣装も全部栄華を誇ったアイドルとしての証である。ただ今は一人の彼氏に股がり、淫らに腰を振っていた。アイドルオーラを振り撒く媒体の横で、着衣エッチをする遥の姿は七緒の興奮を更に掻き立てる。それは今まさに咥え込んでいる男根にも自然と現れて。
ムクムクッ……ジュプン!
「んんっ!?(七緒のおちんちん、もっと大きくなって!?)」
「ASRUNの遥さん、僕のチンポで、イかせたい!」
「あっ、待って七緒っ! そんなに大きくしたら、あっ♥️」
散々誘ってきた遥に対し理性を保っていた七緒だったが、ここで限界を向かえる。腰が下がるタイミングに合わせて突きを入れれば、現実の遥はこれまでにない色っぽい声をあげた。
人生経験豊富とはいえ、エッチに関してはまだまだ初心者。いままでは自分が有利なシチュエーションと鍛えられた肉体で誤魔化していたが、優秀なオスの象徴に余裕を保てるほどではない。
パンッ! パンッ! パンッ!
『──♪ ──♪』
「あっ♥️ んっ♥️ 歌のリズムに、合わせちゃ、あんっ♥️」
テレビから流れる自分のソロ曲へ、合いの手を入れるように突いてくる。何度も聞き込んだ曲だから思い入れも強く、振り付けも体に染み付いているからこそ、間を埋めてくる肉棒をより感じてしまった。
サビに入ればより一層激しくなる
パンッ! パンッ! パンッ!
「イクッ、おちんちんいっぱい突かれて、イクッ♥️」
「イッて、ください! ASRUNの遥さん、中出しで、イッちゃえ!」
「あっ♥️ あっ♥️ イックウウウウウ♥️♥️」
ビュルルルルルル!! プッシャアアアアア♥️
ライブの歓声に合わせた絶頂。一番の盛り上がりで遥は潮を、七緒は精液を解き放つ。膣内に放たれてもなお冷めない熱狂は勢い余って遥に浴びせられた。海のように深い彼女の衣装と髪に波の飛沫のようなザーメンが飛び散る。
「んっ、んんっ♥️ 熱くって、ネバネバして、二回目なのに、とっても濃い……」
『ありがとう、ございました!』
法悦に浸る彼女のかわりに画面の向こう側から感謝が伝えられる。互いに笑顔であるものの、股がる遥の顔は淫らに片寄っていた。
・
・
その後、落ち着いた二人は汚れを落としゆったりとした時を送っていた。今度はちゃんとした彼女を知るためにASRUN時代の映像や資料を眺めている。それでもなお、楽屋に充満した性の臭いは消えていない。
「また、今日みたいに
モジモジと内股を擦りながら、映像に集中する彼へそっと耳打ちする。遥の中に刻まれたファンの証は、簡単に消えそうになかった。
ハーメルンにて、プロセカで新連載(リメイク)を始めたのでこちらの更新頻度が落ちます。
元より自らの性欲をぶちまける場所なので、致し方ない。
更なる不定期更新となりますが、首を長くして待っていただければ幸いです。
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