奏と一歌の髪のお話。
最後に軽いお知らせがあります。
それはいつもと違う日常だった。星乃さんに曲作りをレクチャーしてる日々の中で、望月さんの代わりに七緒がヘルプにやってきてる時の事。
「ううん……ふあ」
私の部屋を七緒がせっせと片付けながら働いていると思ったら、大きなあくびをしていた。私達の作業を見てる時にも舟をこいでたし相当眠いのかな。それでもトロンと目蓋が落ちる表情も首を振って眠気を払う仕草も、健気でとっても可愛……ううん、頑張っていた。
「七緒、眠いなら休んでいいよ。お蔭で随分片付いたから」
「あ、ごめんなさい! でも大丈夫です。もうちょっと頑張れ、ふあ……」
「もう、七緒君は無理しすぎだよ。昨日も遅くまでギター練習してたでしょ?」
「だって、その、早く皆さんに追い付かないとって思うと寝てられなくて」
その焦燥感はわたしにもわかる。以前のわたしなら、寝る間も食べる間も惜しんで曲を作ってたから。七緒の事だからそんなに無理はしてないだろうけど、少なくともまふゆみたいな生活にはなってるのかも。
「よかったらベッド使っていいよ」
「そんな、僕だけ休むだなんて」
献身的すぎる彼の態度は凄いと思うけど、時々痛々しくも見える。わたしとしては作業を再開しようとする彼をどうにかして寝かしつけたかった。でも一人じゃそのまま押しきられてしまうし、ああ、こんな時に望月さんがいたら。
「宵崎さん」
「あっ、ごめん、考え事してたから。何かあった?」
「いえ、その、七緒君の事が心配、なんですよね?」
「うん、ただわたしだけだと押しきられちゃうから」
「なら、私も手伝います。私も七緒君にはお世話になってるので」
どうやら星乃さんも同じ想いだった。それなら強情な七緒を寝かしつけるのも出来るかもしれない。明確な作戦なんてない。言葉で誘っても流されるだけなら、行動で示せばいい。
「星乃さん、手伝ってくれる?」
「はい、もちろん」
星乃さんの同意も得られたことで、机の上にあった五線譜の一枚をベッドの方へと滑らせる。あたかも落としてしまったと見せかけるために。
「あっ」
「僕が拾いますよ」
そのまま七緒がベッドの前に静止したのを見計らって……
「っ!」
「七緒君、ごめん!」
「えっ? うわあ!?」
二人がかりでベッドの上に押し倒す。勢い余ってわたし達もベッドに飛び込んでしまったけど、七緒がベッドにいるなら成功だから関係ない。そのまま体を押し付けて相手が寝るまでずっとこのままにすればいい。
「奏さんに、一歌さんまで。どうして」
「頑張りすぎはよくないよ」
「七緒君には、ゆっくり休んでほしいな」
二人で七緒にお願い事をして、叶えてもらう。あれ? 最初からこれだけで良かった気が……まあ、七緒が寝てくれるらななんでもいいかな。
「えっと、おやす……み……」
耐えきれなくなったみたいで、最後の眠りの挨拶と一緒に瞼が完全に落ちた。暫くしたら寝息も立ててるし、これでもう大丈夫かな。
ただ、七緒の体がわたしの体に擦れて、ドキドキする。ジャージ越しの体温も、至近距離にある可愛い顔も、男とは思えないくらい線の細い体も、全部感じてしまった。
「んっ、ふう」
「はあ、ふう」
それは星乃さんも同じみたいで、顔がほんのり赤くなってる。わたしも多分そうだと思う。押し倒すつもりが逆に押し倒された気分で、体が熱い。最近は曲作りに没頭しててご無沙汰だったから、彼と密着して存在を感じるだけでも、体に毒だった。
その時は知らなかったけど、星乃さんもここ最近は練習続きでご無沙汰だったみたい。
ムラッ、ムラッ。
寝てるし、例え起きても受け止めてくれる保証はある。けど、星乃さんがいる前でそんなことをするわけにもいかない。そう、七緒を寝かしつけるのが目的だったからここから先はなにもない。それより早く星乃さんの曲にアドバイスしないと。
「星乃さん、ありがとう。とりあえず作業に戻ろうか」
「は、はい。お願いします」
星乃さんがいてくれる限り間違いは起きない。真面目な星乃さんならきっとわたしを連れ戻してくれる。そんな淡い期待を胸に逸る鼓動を抑えてまたパソコンと向き合った。
・
・
「うん、大体こんな感じかな」
「ありがとうございます。本当に凄いですね、今は楽器の音が纏まって、ひとつの曲になってるっていうか」
「エフェクトとか、音の位置でも変わって聞こえるから、次から意識すれば大丈夫だよ」
「星乃さんは呑み込みが早いから、すぐに出来ると思う」
「が、頑張ります」
わたしの知識をスポンジみたいに吸収していく星乃さんは教えていて心地いい。わたし自身も確認になって良いことばかりだった。
時計を確認したらもう夕方を回っている。随分時間を取らせてしまったみたいだ。七緒もこれ以上寝たら夜寝られないだろうし、そろそろ起こしてあげないと。
「「あっ」」
ベッドの上の七緒は、心地良さそうに眠っている。ただ、股間の辺りで立派なテントを立てていた。
どこかネットの記事で見たことがあるけど、健康な男の人は寝ている間にも、勃起するみたい。生理現象の一種で本人の意思とは関係ないし、ここにいるわたし達に興奮したとか、エッチな夢を見てるとか、そんなのじゃない。
そう。そんなこと、解りきっているのに。
ムラムラッ
「「っ♥️」」
体の火照りが止まらない。押し倒した時の感触が手に取るように思い出せる。別に興奮して勃起してなくても、わたしにとってそこにあると思わせただけで引き金になってしまうんだ。
頼みの綱の星乃さんも、息が浅くて興奮してるのがわかる。わたしだって同じだから。
「ねえ星乃さん、このまま七緒が起きたら、どうすると思う?」
「悪くないのにずっと謝って、自分を責めると思います」
「そうだね、七緒は優しいから。わたし達は気にしないのに」
「幻滅するとかじゃなくて、その、逆ですから」
「逆、だね」
そう、最初から同じだったんだ。彼に対する信頼も、想いも、今感じてる興奮だって。それは星乃さんにも伝わったはずだ。
「星乃さん、またお願い出来るかな。わたしと一緒に」
「はい。七緒君のを、落ち着けてあげましょう」
今度も二人で七緒のそばによる。でも押し倒すのは体じゃなくて、七緒の一部。起きる前に大人しくさせないと。
ズルッ、ボロンッ!
「わっ! おっきい……」
「すごいサイズ」
見るのは初めてじゃないのに、毎回驚かされるそのサイズ感。身長も容姿も全部嘘に見える立派なオスの姿がここに集まっている。そんなサイズだからチャックじゃなくてズボンごとおろして、ローションとかはないから涎を垂らした。
「ん……れろ……」
「あっ、宵崎さんの舌、小さくて可愛い」
「んっ、ちょっと恥ずかしいな」
昔ソフトクリームをうまく食べられなくて困ったことがあるくらい、小さなわたしの舌。コンプレックスほどじゃないけど、指摘されるのは恥ずかしい。
「あっ、ごめんなさい! 私も手伝います。れえ……」
星乃さんも舌を出して涎を垂らす。もう少し近かったらキスしてたかもしれないけど、そんな趣味は流石にない。
わたしと星乃さんの涎で蒸れた七緒のおちんちんは、ムワッとオスの匂いを撒き散らす。口が使えない分、鼻で呼吸するわたし達にとって、その匂いはあまりにも強烈だった。
ムラムラッ!
「「んんっ!」」
クチュ、ムニュ
アソコが疼く。思わず手が伸びてモジモジしたらお尻同士がぶつかった。星乃さんも随分興奮してるみたい。
「すみません、最近ご無沙汰してて」
「気にしないで。わたしも最近出来てないから」
おちんちんの匂いを嗅ぎながら二人してオナニーする。ひとまずわたし達の興奮を沈めない限りはどこまでも終わらない気がする。七緒が寝てから随分経つし、いつ起きてもおかしくない。だからとりあえずここで軽くイって、フェラくらいで終わらせれば……
「「(もうすぐ、イクっ!)」」
「ううん」
「「っ!」」
指でイけそうな時に七緒が声を上げ、寸止めされてしまう。もしかして、もうすぐ起きそうなんじゃ……
目の前のおちんちんは勃起したままで、しかもズボンごと下ろしてるからこのままじゃもっと悪いことになる。いや、七緒の事だから起きても大丈夫とは思うけど。ただ逆に七緒がこんなわたし達を見て幻滅する可能性はゼロじゃない。
「ほ、星乃さん、先に七緒をイかせないと」
「そ、そうですね!」
本来の目的のため、てらてらと涎の光沢を放つ肉棒を手を取る。熱くて、固くて、逞しい。普段のどこか頼りない彼とは大違いで、そのギャップも愛おしかった。星乃さんもシコシコと手を動かしている。
シコシコ、コチョコチョ
「七緒のおちんちん、ここをくすぐると弱いんだよ」
「へえ、私もやってみようかな」
「うん、いっぱい出るから早くしたい時に便利なんだ」
わたしの知ってる七緒の弱いところも共有して起きる前に終わらせる。流石ギターを弾いてるだけあって指先の扱いはお手のもの。勃起おちんちんを思いっきりくすぐって……!
「ん、ぐぅ!」
ビュルルルルルルル!!
「んんんっ!?」
「う、わあっ!?」
今日一回目と言うこともあって、先っぽを手で抑えても辺りに飛び散る勢い。むしろスプリンクラーみたいにわたし達の方へ飛んでくる。顔に、髪に、服に、特濃精液がぶっかけられた。
「ケホッ、ケホッ……凄い量」
「ううっ、服がドロドロになっちゃった」
「あ、それならクローゼットに替えのジャージがあるから使って」
ひとまずジャージを貸して上げよう。わたしも着替えて、七緒の服を元に戻せば終わりだ。
着替えを終えて、二人の服は洗濯機へ。部屋に戻れば七緒の服が元に戻っていたから、星乃さんがやってくれたんだろう。彼女は今タオルで髪を拭いてるけど、ネバネバしてるからかなかなか取れなくて苦戦してるみたい。綺麗な黒い髪に白い精液がかかっててすごくエッチに見える。わたしも髪についてるし、そういう風に見えるのかな。
とりあえず七緒を起こして上げない、とっ!?
「宵崎さん!?」
タイミング悪く髪を踏んでしまい七緒の上にダイブする。でも、その腕が優しく受け止めてくれた。あれ? 七緒、もしかして起きてて……
「大丈夫ですか奏さん」
「う、うん大丈夫。髪を踏んじゃっただけだから。それよりいつ頃から起きて」
「二人が僕のに涎をかけてる時から、ですね。流石に僕の弱点共有するとは思いませんでしたけど」
笑う七緒だけど内心怒ってそうだった。これはちょっとまずいかも。でもおちんちんはもう小さくなってるし、これ以上は出来ない。それこそ、七緒が興奮できるような材料なんてここにはない筈、だった。
「二人とも頑張ってて、その、また大きくなっちゃいました」
「「あっ」」
七緒の記憶に留められた献身的なわたし達。この部屋の残り香も、髪に残った精液も、思い出させるには十分すぎる。再び勃起するその勇姿はさっきの興奮をそのままに、二回目の幕開けを意味していた。
・
・
「えっ、髪でしてほしいの?」
「髪で……どうしたらいい?」
二回目ということもあり、同じ手コキだと物足りない。そんな七緒が提案したのは髪の毛だった。一度だけしたことはあったけど、思いの外良かったみたい。それに。
「二人の髪が、とっても綺麗なので」
それはわたしも思っている。星乃さんの黒髪は痛みのない艶のあるもの。アニメとかで見るそれに近いから、初めて見た時は触りたいって思ったくらい。今日すごくエッチに見えたのもそれが原因だ。
「わたしが教えるね。髪をこうやって巻き付けて……」
「(宵崎さんの髪が、七緒君のおちんちんに巻き付いて、さっきの精液も残ってる。すごく、エッチだな)」
「そうしたら、後は手でゆっくり……星乃さん?」
「あ、ごめんなさい。ちょっと、見とれてて」
ぼーっと見つめる星乃さんの顔は赤くって、多分さっきのわたしと同じことを考えてたんだろう。慌てて真似をする彼女はこちらでも呑み込みが早かった。白と黒のコントラストがわたしから見ても綺麗で、それにエッチだった。ただ、星乃さんの方が髪が短いから顔がおちんちんに近くなる。少し、羨ましい。
シコシコ、シュコシュコ
「んっ、二人の髪が絡まって、気持ち、いい!」
「こんなので、んっ、気持ち、いいんだ」
「髪の毛、感じない筈なのに熱く、なってきた」
「あっ、あっ、もう、出ます! 髪にかけます!」
二人で一緒の攻めをして、反り立つおちんちんの興奮がまたわたし達に向けられる。今度は押さえる暇もなくて、先っぽから濃いザーメンが飛び出した。
ビュルルルル!
「「ああっ、あっつい……!」」
おちんちんに絡めた髪はほどける時に白い糸を引いて、互いの髪をより一層色っぽくしていた。特に星乃さんは黒髪だからよく映える。
また顔と髪にかけられて、無尽蔵な七緒の精液はべったりと張り付いた。今度こそ、並大抵じゃ落とせないくらいに。漂う匂いすらわたし達のアソコが疼かせて、自分で興奮を抑えられないでいた。
「とっても良かったです。だからお礼に気持ちよくしてあげますね」
「んっ、お願い」
「ありがとう、七緒君」
我慢できないわたし達は、ジャージを脱いで四つん這いで七緒にお尻を向ける。ついでにさっきの精液でべったり張り付いた髪が背中の肌色を隠していた。そんなわたし達のお尻に、七緒の手が伸びる。
普段なら手マンとかクンニしてくれるんだけど、今日は様子が違っていた。視線がずっと背中の方に集中していて、突き立てたおちんちんは押さえ込んだ二人のお尻を擦っている。気持ち良くしてあげる、という割にはお尻ばっかりでもっとムズムズする。だから自然と腰も動いていた。
プリッ、プリッ、プリンッ
「んっ、んっ、んっ❤️」
「はあっ、はあっ、はあっ❤️」
「二人とも、すごくエッチです! お尻振っておねだりして……!」
ムズムズしてたまらないわたしは、星乃さんに秘密で自分のアソコに手を伸ばす。お漏らしみたいにトロトロなのを、指で開いてアピール。
クパァ❤️ トロォ❤️
「っ! 奏、さん!」
「ああああ! きっ、たぁ❤️」
髪の方ばっかり見てた七緒も我慢できなかったのか、お尻に挟んだおちんちんをズップリ挿入してくれた。一気に満たされる感覚で軽く潮を吹いてしまったけど、それくらい嬉しいこと。
パンパンッ! グチュ!
「奏さん! 奏さん!」
「はあっ! いいよっ、七緒の強いピストン、好き、だから……あっ❤️」
「宵崎さん……わ、私も」
すると隣の星乃さんにも動きがあった。わたしと同じくアソコを開いて、物欲しそうに七緒を見ている。
「一歌さん、もっ!」
「あぁん! うれ、しいっ❤️」
「あっ……」
引き抜かれた肉棒は彼女に挿入されて、必死に腰を振っている。卑猥な音はわたしと変わらないけれど、寂しさが心と体を満たし始めていた。
パンパンッ! ズチュ!
「一歌さんのオマンコも、気持ちいい、です!」
「あり、がとう。私も、気持ちいい、からぁ❤️」
優しい彼だからと諦めつつ、気持ち良さそうな星乃さんを眺める。クールな顔も綺麗な歌声も、七緒との行為で全部崩れてるのに幸せそうだ。わたしも、さっきまでこんな感じだったのかな。
そんな他人事みたいに火照った体を落ち着かせてると。
ずっぷううう!
「んぐっ、んんんん❤️」
「奏さんもまだ終わってませんよ! 二人ともイかせますから!」
「そう、なんだ……んくっ!」
不意打ちでおちんちんが帰ってきて、油断してたアソコがまた悦びの悲鳴みたく潮を吹く。ベッドはもうビシャビシャだけど気にしてられないくらい気持ちよかった。
「奏さんのオマンコ、相変わらずキュウキュウしてて、一歌さんにそっくりです!」
「オマンコって、言わないでっ、もっと、感じる、んっ❤️」
オブラートなんて知らない言葉が頭を犯してくる。歌詞みたいに遠回しならよかったのに、名前を言っちゃうからより今の状況がはっきりして、我慢できなくなる。
「イっく、七緒の、固いので、イっ❤️」
「一歌さんも、一緒に!」
「あっ、交互にアソコに来てっ、私も、イっ❤️」
ズポズポお互いのアソコを行き来して応えてくれる優しさに心を満たされ、わたしたちは一番気持ちいいところまで押し上げられた。
「外で、かけます!」
「「イっ、くううううううう❤️❤️」」
プッ、シャアアアア❤️
残ってたお潮を全部吐き出してイく。肝心の七緒のおちんちんは中にないけど、大量の精液が四つん這いのわたしたちに降り注いだ。背中も髪もドロドロに犯されて、栗の花みたいな臭いと熱くへばりついた汁に包まれて、ベッドに沈んでいった。
・
・
目が覚めたわたしたちは、お風呂で体を洗ってる。七緒は代わりに部屋の掃除と後片付けをしてくれていた。流石に望月さんには見せられないよね。
「やっぱり、綺麗だなぁ」
「星乃さん、どうしたの?」
「あ、すみません。宵崎さんの髪は綺麗だなって」
「星乃さんの髪だって綺麗だよ。始めて見かけた時、そう思ったから」
自分の魅力は自分じゃなかなか見つからない。でも他の人からすれば一目で分かることもある。今回は七緒がすごく興奮してくれたし、手入れをするのも悪くないかもしれない。
「「……❤️」」
キュン❤️
ただ、暫くはお互いの髪を見るのはやめた方が良さそう。だって、今日のことを思い出してしまうから。
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マシュマロだと卑猥な単語に伏せ字が入る為、サイトをお題箱に変更しました。過去のリンクも全て差し替えてます。
なので過去にリクエストした内容を再度リクエストしていただけると助かります。かなりいいシチュなのに肝心のメイン要素が隠れてる、ってことが多かったので……
場合によっては届く前に弾かれたものもあるかも。
以上お題箱への移行と、再リクエストのお願いでした。