甲河朧。
対魔忍シリーズにおいては複雑な立ち位置にいる女性である。
それは彼女自身が二人いるという意味である。
それは彼女の忍術である空蝉の術が関係している。
その術は異能系忍法の一つ。別名「心転移」とも呼ばれている。
変わり身だけでなく、性別関係なく一定範囲内に別の人間さえいれば自分が死傷を負ったとしても他者の精神を奪い身体を乗っ取れるうえに約10年経てば容姿も完全に元の自分と同じになるので転生することも可能で、これによって窮地を脱する場合もある。
故に、彼女はその術を使い、元の身体を捨て、別の身体に魂を転移した。
そして、空になった身体に別の魂が入り込んだ。
そうして、魂が転移した先の彼女は仮面の対魔忍と呼ばれている朧と、ノマドの幹部とあれている朧。
二人の朧が存在している中で、俺は
「噂で聞いていたけど、まさか魂の寿命を回復するとは思わなかったわ」
そう言いながら、ベットの上で俺に対して笑みを浮かべながら、誘う。
それは、とある出来事によって攫われた際に出会った人物が、目の前にいる朧だった。
どのような経緯で行ったのか、当時の俺には未だに分からない事ばかりだが、仮面の対魔忍として活動していた彼女と行為を行ってしまった。
その時、彼女に精液を送り込んだ結果なのか、朧の身体に精液が流れ込んでしまう。
結果、彼女は全盛期以上の実力を発揮して、彼女に連れられて、無事に脱出に成功した。
それからなのか、朧の誘いを受けて、近くのホテルに呼び出される事は。
「対魔忍達を魅了し、その能力を高める。
知られたら、確実に組織に連れて行かれるわね」
そう言いながら、獲物を見定めるように俺の上に覆い被さっている。
そんな朧に対して俺は抵抗する事もなく、ただ受け入れる。
既に何度も身体を重ねているが、それでも飽きることが無いぐらいに快楽を与えてくれる。
そうしている間にも、朧はそのまま俺の両脚を掴まれる。
そのままぐるっとひっくり返されて、自分の脚が頭の横に返される。
普段の行為で、身体が柔らかくなった影響になってしまった。
それは、男性から行う種付けプレスではなく、女性が男から精液を搾り取る種絞りプレスの態勢だった。
「ふふっ、ここまで大きくなって」
そう、勃起した俺の肉棒を見つめた朧は怪しき笑みを浮かべる。
そして、彼女は腰を落として、一気に奥まで挿入する。
一瞬で、飲み込まれた肉棒を襲い掛かったのは、精液を一気に搾り取るような締め付け。
それも根元まで飲み込んでおり、子宮口とキスをするかのように先端がぶつかる。
それだけではなく、肉壁が四方八方から包み込むようにして襲い掛かる。
今までに感じたことの無い刺激に身体が痙攣してしまう。
そんな反応を見てか、朧が妖艶な表情をしながら、ゆっくりと腰を動かしていく。
「もう出そうなの?まだ始まったばかりよ?」
そう言いながらも、腰の動きを止めない。
その動きに合わせて、肉棒からは先走り汁が溢れ出し、彼女の膣内へと流れていく。
次第に滑りが良くなり始めており、更に腰を動かすスピードを上げ始める。
「ほら、我慢しないで出してもいいわよ」
その言葉を聞いて、耐えていた理性が崩れ去る。
限界を迎えた肉棒は脈打ちながら、大量の精子を解き放つ。
まるでポンプのように射精をしているという感覚に襲われながら、朧の奥深くへ注ぎ込んでいく。
「あぁ・・熱いぃ!」
その瞬間、朧もまた絶頂を迎える。
しかし、一度で終わるはずがなかった。
「もう勃起した。
さすがは多くの対魔忍を魅了したおちんぽだけあるわ」
笑みを浮かべながら、指先で亀頭を撫で回してくる。
それだけでも敏感に反応してしまい、あっと言う間に硬くなっていく。
それを確認してから、今度は裏筋の方へ移動しながら撫でてくる。
上下に動く度に竿部分も擦れていき、甘い声が出てしまう。
それと共に、朧も腰を振り続けていく。
一回出したにも関わらず、俺の肉棒はまだまだ元気であり、すぐにまた朧の中を埋め尽くそうとしていた。
それに応える様に、朧も激しく腰を打ちつけ続ける。
部屋の中に響き渡るほど激しい水音を立てながら、お互いを求め合う。
「出すわよ!貴方の精液、いっぱい頂戴!!」
朧の言葉を聞き、俺はそのまま再び中出しを行う。
それと同時に、朧は絶頂を迎えながら、俺の身体を押しつぶすように密着させる。
同時に、肉壁に絡みつかれながら、俺は二度目の射精を行った。
「んっ!!ふぅ・・・」
朧は身体を震わせながら、俺を抱き寄せて、最後の一滴まで残さず吸いつくそうとする。
そうしている間にも、朧の中では肉棒を締め付けられ、搾り取られている状態になっている。
ようやく落ち着いた時には、お互いに息切れを起こしており、汗まみれになっていた。
そんな中、朧が何かを言いたげにこちらを見つめてきている事に気が付く。
「ふふっ、もっと、もっと頂戴ね」
そう射精したばかりの俺に対して、笑みを向けてきた。