ここは科学の国。魔法が発展しているこの世界では非常に珍しく、電気・ガスなどの科学技術が非常に発展した国だ。そのため、他の国では珍しい車や電車などの乗り物や炊飯器、冷蔵庫など人々の生活の身近な物まである。
ただ、科学が発展しているからと言って魔法が蔑ろにはされていない。寧ろこの国に住む魔法使いは非常に重宝されていて、もしもの時の停電や災害時などのトラブルの時には非常に引っ張りだこ、さらに自身の魔法使いとしての能力と科学技術を結晶させた魔法道具を開発してそれを商売にしている者までいる。
さて、そんな科学の国のとある公園のベンチに座っている腹の音が鳴り、今にも空腹で倒れてしまいそうな美しい魔女は一体誰でしょうか?
「そう・・・・私です・・・悲しいことに私です」
一人、そう呟いた灰色の髪で三角帽子、魔法統括協会が魔女として認めた者のみがその身につけることができる金色のブローチをつけた十代の少女、イレイナは両手を腹に抑えてため息をついた。
「(まさか入国して4日目で一文なしになるなんて思ってもいませんでした・・・・門番さんに『この国の物価は高いから気をつけろ』とおっしゃってましたが・・・・ここまで高いとは思わず、しかも物珍しい物ばかりで無駄遣いをしてしまったせいで今日の宿代はおろかパン一つですら払えなくなるなんて・・・)」
イレイナは今非常にピンチだ。簡潔に言うとお金がない。この国は非常に豊かだ。その為、人々の生活水準も他国よりも遥かに高い。それはつまり色々な面でお金が掛かっていると言うことだ。この国で生活している人々にとってはごく普通の値段でも、色々な国を旅してきたイレイナにとってこの国の物価は頭一つ高い。
「はぁ・・・こんな時、普段なら適当な商売をするんですが、この国の商人は国の許可を得てないと商売出来ないなんて・・・」
イレイナは金欠になった時、短期のバイトをするか適当な物を売りつける詐欺紛いの商売で懐を温めてきた。しかし、この国では国の許可を得た者以外の商売を禁じている。これはこの国が発展しだした頃に不当商売をした者が余りにも多すぎた為の措置である。
だったら、さっさとこの国から出ていけば良いじゃないか、そう思われた方もいるかも知れないが、そうも言えない事情がある。
「どうしましょう・・・最低でもあと1週間この国に滞在しないと、高い入国料が返ってきません」
イレイナはこの国に入国する際、滞在期間を伝え、それ相応の入国料を支払った。これは観光でこの地に訪れた者に対するいわゆる救済措置みたいなものだ。
先程も言ったが、この国の物価は非常に高く、観光に来た人たちがお金に困らないように、最初に高いお金を払ってもらう代わりに、パスポートみたいなものが渡され、この国で払わないといけない税金や、もしもの時の病気の治療代を軽くする役割がある。
そして、この入国料というのはこの国から出るときに返ってくるのだが、その代金は滞在期間によって変わる。最初に申告した通りの滞在期間通りに出国する場合は手数料を除いて、ほぼ満額が返ってくるが、申告した日数より半分以下で出国する場合、一銭も返ってこない。今、イレイナは滞在期間の半分も経っていない。つまり、このままだと入国料は一銭も返ってこないのだ。
「(ううう・・・・今夜、いえ、これから1週間はお腹を空かしたまま野宿だなんて・・・)うっ・・・何ですかこれ・・・」
ため息ひとつ吐いたイレイナの顔に何か紙みたいなものが飛んで来た。それをイレイナは手に取り、紙に書いてある文字を読む。
「何々・・・高収入の短期アルバイト、条件は魔力の高い魔法使いのみ・・・・・1週間働くのみ、その間衣食住全て込み・・・・アルバイト代・・・・金貨500枚!?!?」
その瞬間、燻んでいたイレイナの瞳に輝きが戻った。
「えぇ〜と、イレイナさん。・・・・確かに、魔法統括協会認定の魔女ですね。随分お若いのに凄いですね」
「もっと褒めてくれても良いんですよ」
「・・・・あなた、ここに面接に来たのですよね?」
高収入の短期アルバイト、藁にもすがる思いでイレイナは先ほどのアルバイト先の募集先に直行、すぐに建物に入り、応接室のソファに案内され、面接を受けることになった。今、イレイナの目の前には白衣を着た30代ぐらいの眼鏡をかけ、紫色の髪で白衣を着た女性の人と対話をしている。白衣を着ている彼女の胸には何故か魔法統括協会が認定したものしか与えることが出来ない魔女としての証のブローチを身につけている。
「では軽く私の紹介をしましょう。私はシオンと申します。こんな格好をしていますが、一応私も魔女です。魔女名は水晶の魔女です」
「そうなんですか、とてもそういう風には見えないですが」
「元々私は科学の道を進もうと思っていたのです。偶然ですが、魔力が高かったためまぁ一応ということで魔女になりました。今の私の役割は政府機関直属の研究員として活動しています」
「研究員?」
「はい、私は主に『魔法と科学の密接』について研究しています。科学と魔法、相反するものを繋ぎ合わせることが出来るのではないか、もし出来たらこの国の人々はさらに豊かになるのではないか、その信念の元、研究しています」
「ふ〜ん」
幼少期から魔女という物に触れてきたイレイナにとって科学というのは未知なる分野だ。興味がない訳ではないが、別に無くても困らない、というのがイレイナの考えだ。
「それで、この紙に書いてあることは本当なのですね!?」
「え、えぇ・・・小さくても政府直属の研究施設、その実験のための被験者を応募しましたのでそれなりの報酬と待遇を払わせてもらいますが・・・失礼ですが、イレイナさんはこの国の方ではないですよね?どうしてこのアルバイトを受けようと思ったのですか?」
「・・・・・・お金が無いんです」
「でもこの国、最初の入国料を払えば観光客に対してはそこまで物価は抑えられると思いますが」
「・・・この国に珍しい物があるのが悪いのです」
「ハァ・・・・」
イレイナの言葉を聞いてシオンは少し呆れた。目の前の魔女は本当に大丈夫なのか?そもそも本当に魔女なのか?疑うようになった。しかしこのアルバイトに来たくらいだ。それなりの魔力はあるだろう、そう思いテーブルの上に水晶玉を置いた。
「では簡単な試験だけ受けてもらいます」
「試験ですか?」
「えぇ、と言ってもあなたの魔力を測定させてもらいます。一定値を超えたら採用します」
「この水晶玉に手をかざせば良いのですね?」
確認したイレイナにシオンは頷く。イレイナは水晶に右手を添えて魔力を水晶玉に与える。魔力を与えられた水晶玉が赤く光る。シオンはその水晶玉を見て、手にしていたノートを手に取る。
「(・・・・ほぅ、やはり)はい、分かりました。イレイナさんの魔力は凄いですね。合格です」
「本当にこれだけで良いんですか?」
「えぇ、私の実験に必要なのは魔力の高い魔女ですので。イレイナさんはその条件に相応しいと判断いたしました。では、これから手続きをしましょう」
シオンは水晶玉を片付けて四角形の黒くて非常に薄い物とペンみたいな物を取り出した。シオンは四角形の物に自身の手をかざし、魔力を送る。すると画面が突如光り、大量の文字みたいな物が現れた。
「この研究所のアルバイトに参加したい場合はこちらの誓約書にサインしてください。注意ですが、こちらの誓約書には私の魔力が含まれていまして、サインをすると魔法が発動し、必ずこの誓約書の内容は厳守してもらいます」
「それは分かりましたが、この黒い物体は?」
「こちらはこの国で普及している『タブレット』という物で、ここに書かれている物は誓約書です。10年ほど前までは紙の誓約書でしたが、最近はほとんど電子化されてます」
「たぶれっと?でんしか?」
「まぁ科学技術によって生まれた物と思っていただいて結構です。ではイレイナさん。アルバイトをしたいのでしたら、こちらの誓約書をしっかりとお読みになった後、合意を得られるならサインをお願いします。国家施設の実験の被験者になりますからね、何かあった時の保証書みたいのものです」
シオンはイレイナにタブレットを渡す。イレイナはタブレットに映し出された誓約書を見る。しかし、誓約書の字は細かく、また少し画面を触り量を確認したところ、膨大な量があり、イレイナはすぐに読む気を失せてしまう。
「(こういうのは大した事書いてありませんし、さっさとサインしましょう。1週間、実験に付き合うだけで大金が手に入る♪)」
イレイナは誓約書の中身を適当に読み流し、最後部にあった署名欄にペンみたいな物を手に取り、自身の名前をサインする。シオンはイレイナがサインを終えたところでタブレットを受け取る。
「では、これでアルバイトとしての契約は成立です。イレイナさんはこれから1週間、この施設で行われる実験の被験者になってもらうということで、こちらのブレスレットを付けてもらいます」
タブレットを片付けたシオンはイレイナの目の前に小さなブレスレットが置く。当たり障りもない、黒色をした普通のブレスレットだ。イレイナはそのブレスレットを何も疑問もなく自身の左手首に付けた。イレイナの左手首に付けたブレスレットは一部、丸くなった水晶みたいな物が点滅した。
「そちらのブレスレットはこの研究所のパス代わりです」
「パス?」
「身分証明書みたいなものです。貴方が胸につけているバッジと似たようなものです。無くされたら非常に困ります為、1週間の間は外れないようにロックを掛けました。あしからずご了承ください」
「それくらいなら別に大丈夫よ」
「では、本日は客室にご案内いたします。本格的な実験は明日から始めます」
シオンはソファから立ち上がる。イレイナも一緒に立ち上がり、彼女の後を追うように歩く。応接室から出てすぐの扉、鍵がかかっていて入れなかったその扉だが、シオンは自身に取り付けたブレスレットをかざすだけで鍵が開き、扉が開く。
「では中へどうぞ」
シオンの案内でイレイナは扉の中に入る。すぐに扉は電子ロックがかかる。扉の奥はいかにも研究所らしく白を基調とした廊下に様々な部屋があり、それぞれ『会議室』や『資料室』などがある。そんな廊下を歩いた先、『客室』と書かれたプレートがかざされた扉の前に立つ。
「こちらがイレイナさんが一週間寝泊まりをしてもらう部屋です」
シオンがその扉を開き、2人で中に入る。
「わぁ・・・・凄いですね。まるで王宮の寝室みたいです」
部屋の中を見てイレイナは驚いた。客室と書いてあったからせいぜい宿の客室と想像していたが実際は違った。豪華なベッドに大きなソファとテーブル、また事務用と思われる漆黒のテーブルと椅子、部屋の照明もシャンデリアとなっていてまるで来賓を持て成すような設備だ。
「お手洗いとお風呂場はあちらの扉の先にあります。部屋の掃除はイレイナさんが実験に付き合っている間に係のものが掃除いたします。万が一のことがありますので、失くされたくない物がありましたら、そちらの金庫に入れてください」
「ご飯は?」
「1日3食、決まった時間にこちらの隙間からお渡しします。他に質問はあるでしょうか?」
「いえ、大丈夫です」
「では、明日からの実験に備えて本日はごゆっくりお休みください。夕食はこの後私が持参いたしますので」
説明を終えたシオンは部屋から出ていく。シオンからある程度の部屋の設備を聞いたイレイナは肩掛けの鞄を椅子の上に置き、ブローチをつけたロープを脱いでソファの上に置き、ベッドにダイブする。
「うわ〜、凄いフカフカ!こんな豪華なベッドに1週間も過ごせるなんて夢見たい!」
ベッドの上を転がるイレイナ。もう10代の後半だというのにやっていることは子供だ。
「(少し実験に付き合うだけで、こんな贅沢な所で過ごしてさらに3食付き!まるで夢のようなお仕事です!)」
ただ科学者の実験に付き合うだけで大金と1週間の生活の補償、まさにニートにとっては夢のような仕事、普段から世界中を旅していて、魔法統括協会からの仕事の依頼をしていないイレイナにとっては天職だ。
「ん・・・・・(なんか、ムカムカして来ました。そういえばしばらくしていなかったですし・・・)」
ふとイレイナは上半身を起こして自分のスカートに手を振れ、スカートを脱ぐ。そのまま下着の中に手を突っ込み、女性として1番の弱点とも呼べる、陰核又の名をクリトリスに手を振れる。
「ん・・・・んんん・・・・・(ふわぁ・・・)」
イレイナはそのまま自身のクリトリスをコネコネと弄り始めた。
魔女と呼ばれるイレイナも歳は10代後半の人間の女性。年相応か、性的な事も身につけており、旅を始めてから欲求不満になることが度々合った。色んなことをしてきた中で、最終的に女性にとって1番の弱点とも呼べる、クリトリスを虐め、自慰することが1番の快感を得ることと分かった。
「(ふわぁ・・・・凄いですね・・・頭の中が真っ白になりそうです)」
快感に溺れたイレイナはそのままクリトリスを弄る手のスピードを速める。強くこねくり回したり、しごいたり、潰したりして自身の性感を高めていく。
「(も、もう・・・逝きそうです。だ、誰にも見られていないですし・・・)」
自慰を始めて2分もしないうちにもうイレイナの快感はMaxを迎えてきた。イレイナはどうやら快感を感じるのが敏感で、感度が高いみたいだ。
しかし、イレイナの手は止まらない。寧ろ絶頂に向けて手の動きは早くなる。そして、その時が来た。
「ア、アアア・・・・アアアアアアア!!!!」
クリトリスを弄りまくり、プシャァと勢いよく膣から水飛沫が飛び出す。幸いなのか、イレイナは下着を吐いたまま自慰行為を行ったため、その水飛沫がベッドの上にかかることはなかった。その快感でイレイナはベッドの上に転がり、「ハァハァ」と息を吐く。まるで長時間性行為をしたような状態だ。
「ハァ・・・ハァ・・・(きょ、今日は凄い快感でした・・・どうしてでしょう?そ、そんな事よりシャワーを浴びて服を着替えないと)」
ムクリと起き上がったイレイナはそのまま立ち上がり、備え付けられていたタオルを持ってバスルームへと歩いていった。
「おはようございますイレイナさん、お目覚めはどうですか?」
「えぇ、バッチリです」
翌朝、朝食を食べ終えてしばらくした後、シオンがイレイナの客室へ現れた。昨日と変わらず、白衣を着て胸に魔女の証であるブローチをつけた格好だ。
「では本日から私の実験に付き合ってもらいます。この実験が終わり次第、成果型としてイレイナさんに報酬を払わさせていただきます」
「楽しみです♪」
「ではご案内いたします」
シオンの案内でイレイナは客室から離れ、研究所内を歩き出す。昨日歩いた廊下の更なる奥を目指し、やがて『重要研究室 関係者以外立ち入り禁止』とプレートに書かれた扉の前に立つ。シオンは昨日、研究所の扉を開けたのと同じように自身のブレスレットを近づけて扉の鍵を開ける。
「ここは?」
「重要研究室と謳っていますが、実質私専用の研究室です」
「貴方以外この部屋に入ることは無いのですか?」
「ええ、私、研究や調査する際は一人で篭りたいタイプですので。それにこの国は電話がありますし、連絡手段に困りませんから」
「でんわ?」
「科学技術によって開発された連絡手段です。この国でしか使えないので旅人のイレイナさんにはあまり関係ないものですね」
そう言いながらシオンは自身の研究室にイレイナを案内する。部屋はガラス越しに2つに分かれており、まず最初に入った部屋は机や椅子、天井まである本棚にある大量の分厚い本、また魔女御用達の薬を使う壺など、いわゆるイレイナが想像する魔女の実験部屋だ。しかし、部屋の中は散らかっており、床に道具が散らばっていたり、テーブルの上には沢山の資料と紙が高く積み上がっている。埃こそあまりないのが救いか?
そしてガラス越しに向こうの部屋は中央に大きな椅子がポツンとひとつあるのみだ。シオンは最初に入った部屋を素通りしてガラス越しの部屋にイレイナを案内する。
「ではイレイナさん、こちらの椅子に座ってもらいますでしょうか?」
「この椅子に座るだけでいいの?」
「はい、その後にこちらの器具を頭につけてもらいますが、基本的にはイレイナさんはこちらの椅子に座ってもらうだけ結構です」
「(椅子に座って実験に付き合うだけで高額収入・・・素晴らしいアルバイトです♪)」
シオンの説明を聞いたイレイナはそう思った。どんな実験をするか分からないが頭に帽子見たいなものを被り、椅子に座っているだけ。たったこれだけで金貨500枚という大金を得ることができる、イレイナは美味しいバイトに気が緩みすぎた。どんな実験内容か聞くこともないまま・・・・・
イレイナは実験用の椅子に座る。シオンはイレイナにコードを大量に繋いだ帽子をイレイナに被せ、外れないように調整、そして部屋から出る。先ほどの実験部屋に戻り、杖を振って何かカタカタ手を動かす。
『それではイレイナさん、今から実験を始めます。まず最初に』
ガチャ
突如、音がなった。イレイナは音が鳴った原因のため周りをキョロキョロ見る。その音の原因はすぐに分かった。自身の手首、足首が拘束されていた。
「・・・・え?」
『暴れられたら困りますので拘束させていただきました。まずはスカートとパンツを脱がさせてもらいます』
「・・・ちょ、ちょっと」
イレイナが戸惑っている中、イレイナの座っている椅子からアームが6本ほど伸びてその内2本がイレイナの腰あたりを少し浮かし、また2本がイレイナのスカートとパンツを器用にずらした。
「ちょ、ちょっと!!何をしているの!?」
『だから実験です』
「じ、実験ならばなぜこんなあああアアアア!!ーーー……!!!」
言い訳をしていたイレイナだが、突如発狂するような荒げた声を出した。
残り2本のアームがイレイナのクリトリスを盛大に弄り始めたからだ。この2本のアームからは謎の粘着性のある液体が噴出しており、それによりイレイナはクリトリスが火傷するような熱さを感じ、敏感になったクリトリスに向けてアームの指みたいなものから出てきた拘束回転するザラザラしたブラシで磨かれていく
「ーーーー!!!!い、イクウウウウウウ!!!!」
普段からクリトリスを使って自慰をしていたイレイナにとって、このような快楽は身体的にすぐに受け入れてしまった。ブラシにより傷つけられるクリトリスへの痛み、そしてそれ以上に脳内処理が追いつけないほどの快楽がイレイナをすぐに絶頂へと追いやる。下着とスカートという女性器を守るものがなくなったイレイナの膣から盛大に水飛沫が飛び出す。
「い、イアヤアアアアア!!!!い、今イッテーーーーー!!!!!!!」
なお、イレイナがどんな状態であろうがアーム、もとい機械は止まることはない。シオンの操作によって動いている機械はイレイナに更なる絶頂を与えるべく回転を早めたり、クリトリスの根元に移動したりする。
そんな機械を操作するシオンはイレイナの頭につけた機械からイレイナの魔力や快楽のデータを数値化して目の前で常に変化するグラフを見つめ続ける・
「(・・・・・やはり、期待以上の魔力ですね。これなら私の理想に近づけそうです)」
「ーーーー!!!!!!……ーーー!!!」
『聞こえてますかイレイナさん?本日はイレイナさんのクリトリスを集中的に責め立てます。1時間ごとに責め方を変えていき、本日はあと5時間ほどで実験を終了します」
「!!ーーーー!!!!!!」
シオンが拡声器みたいなものでイレイナに淡々と伝えるが、イレイナの耳には全く入らなかった。機械の音がうるさいわけではない。ただ、快楽の海に溺れてしまっているからだ。
〜(数時間後)〜
「イレイナさん、本日の実験は終了です」
「・・・・・・・・・」
全ての機械が止まり、イレイナの拘束が解けたタイミングでシオンがイレイナのいる部屋に入った。5時間も連続で絶頂した部屋は凄まじいことになっており、床はイレイナが噴き出した愛液や我慢できずに漏らしてしまったおしっこで溢れて滑りそうだ。また、部屋の換気システムが作動しているが匂いも凄まじく鼻を摘んでしまいそうなほど強烈な刺激臭がする。
「あ・・・・ああ・・・・」
とうのイレイナ本人はというと、意識はなんとかあるようで少し声を出して虚な目で辺りを見渡している。5時間を超えるクリトリスだけを集中的に狙った拷問に等しい快楽、この間に絶頂した回数は100、いや下手したら1000を超えたかもしれない。
「本日はお疲れ様でした。明日に備えてお部屋でゆっくりと休憩してください」
「・・・・・ません」
「はい?」
「聞いて・・・いません。こ、こんな実験・・・・」
椅子から立ち上がるイレイナ。しかし、絶頂の反動がまだ残っているのか生まれたての詩のように足元がプルプルと震えている。イレイナは懐に入れていた魔女の証でもあり、魔女が魔法を使うのに必須の杖を取り出し、シオンに向ける。
「こ、こんな・・・こんな実験が許されるはずがありません」
「何をおっしゃっているのですか?ここは政府直属の研究所で私の研究は政府に認可されて行っているものですよ」
「何が政府直属ですか!?こんな非人道的な実験が許される訳ないでしょ!」
「いえ、政府からちゃんと許可をもらってます。そうじゃないとこんな堂々とした所で実験なんて行わないですよ。それにイレイナさん、非人道的とおっしゃられましたが、この実験に喜んで協力すると言ったのは貴方ですよ?」
「私はちゃんとした説明を受けていないわ!」
「いえ、イレイナさんには昨日、説明書を見せましたし、なんなら承諾のサインもしたじゃないですか」
「えっ?」
「こちらに証拠として」
シオンは白衣の中から杖を取り出し、壁に向かって振る。すると壁が光り、文字が大量に並んだものとイレイナの筆跡がある誓約書を映し出された。シオンは再び杖を振り、とある部分を拡大する。
「こちら、昨日イレイナさんがサインした誓約書です。ほら、こちらのところにしっかりと《実験には性的なものが含まれます。当人はいかなる実験が行われても必ず被験者として参加することを誓います》と書かれているじゃないですか」
「なっ・・・・!?こ、こんな長ったらしい文章を読む訳がないじゃないですか!」
「でも私は昨日、ちゃんと言いましたわよ。『こちらの誓約書をしっかりとお読みになった後、合意を得られるならサインをお願いします』と。魔女のイレイナさんなら覚えていらっしゃいますよね?」
確かに昨日、応接間で言っていた。イレイナは記憶力がそこそこ良いためその言葉は覚えている。だがあの時のイレイナは大金と1週間の生活が保障されていることで頭が一杯だった。
「だったらこのアルバイトは辞めさせてもらいます!お金は結構です!」
「ほう・・・それでしたら誓約書の通り、違約金として金貨5000枚のお支払いをお願いします」
「き、金貨5000枚!?」
「ええ、こちらもしっかりと誓約書に記載されています」
イレイナが驚いたような表情をしたのでシオンは杖を振り誓約書の該当部分は拾い上げる。そこには《当人は、もし途中でアルバイトの契約を破棄したい場合、違約金として金貨5000枚を当研究所に支払う》と書かれていた。
「金貨5000枚を支払っていただくのでしたらこの誓約書の魔力は失われ、破棄となり、イレイナさんはこの研究所から出ていただいて大丈夫です」
「は、払える訳ないでしょこんな大金!違法だわ!」
「確かに旅人のイレイナさんとっては大金かもしれないですが、この国の住人とってはそこまで大した額ではないですよ。まあ、半年ほど生活に困りますが。こちらも実験費として結構な額を支出していますので適切な額だと」
「(くっ・・・・何を言っても無駄というわけね)」
イレイナはこの魔女にどんな文句を言っても通用しないと理解した。誓約書にどんな小細工を仕掛けたのか解明できないため、あの魔法文書にサインをしてしまった自分はこの魔女の言いなりになり続ければならない。その報酬として大金を得ることが出来たとしても、イレイナはこれから先、苦難の日々を送り続けることになる。
「(こうなったら強硬手段に出るしかありません!)」
「ではイレイナさん、ご理解をいただいた所で客室に戻って」
「悪いですけどここから脱出させてアバババババ!!!!!!!」
バタン
イレイナが杖を振り、シオンに向かって魔法で攻撃しようとしたその時、イレイナの身につけたブレスレットが紫色に光った。その瞬間、魔力を放出しようとしたイレイナの体に電撃のような衝撃が身体全身に走った。衝撃はイレイナのあらゆる性感帯に強烈な刺激を与え、すぐに絶頂、気絶してしまった。その屍の様子を見てシオンは何かを思い出したようにポンと手を叩いた。
「ああ、そういえばブレスレットのことを説明するのを忘れていました。そちらのブレスレットはもしイレイナさんが魔法を使用した場合、イレイナさん自身の溜めている魔力を変換、快楽電流としてイレイナさんの身体中のあらゆる性感帯にショックを与え絶頂する魔法と科学技術が結晶した魔女専用の拘束道具なのですよ」
「・・・・・ーーッ」
「この国では残念なことに魔女の犯罪者もごく少数ですがいまして、そのような魔女を捕らえた際に逃げられないようにするためにそのブレスレットが開発されたのです。因みに開発者は私です」
「・・・・・・」
「・・・・聞こえてないようですね。仕方ありません。私が運びましょう。その前にイレイナさんには少し罰を与えないと行けませんね」
シオンは気絶してしまったイレイナの体勢を仰向けの状態にする。そして、スカートと下着をイレイナの体から取り外すようにして、あるものをイレイナにつけた、その後、スカートだけを元に戻し、お姫様抱っこして客室まで運んだ。