食卓の席に着いた梨斗は、朝食を口に運びながらさり気なく目の前にいる美少女たちを眺めていた。
ここ最近の梨斗にとっては彼女たちがいるのは日常であって、何ら変わったところはない。そのはずなのだが、梨斗は彼女たちから視線を逸らせなかった。
まずは、モモ。今朝、梨斗の精子をたっぷりと搾り取った少女は、何食わぬ顔で食事をしている。たまに目が合うと蠱惑的な笑みを見せ、梨斗の理性を惑わそうとしてくる。ようやく射精欲求が鎮まりつつあるというのに、またぶり返してしまいそうだ。
誘惑を避けて視線を振った先には、未だに裸エプロンのままの美柑がいた。ついさっき梨斗のザーメンを飲み干した口で牛乳を飲んでいる。梨斗に見られていることに気づいた美柑に「どうしたの?」と話しかけられるが、梨斗はエプロンにギリギリ隠れた乳首を見ながら「な、何でもない」と言葉を返すことしかできなかった。
「リト。醤油取ってくれ」
話し掛けられて、梨斗は声の方向へ目を向ける。
そこには、桃色の長い髪をツインテールにした少女がいた。少女の顔立ちはモモと非常に似通っている。モモよりも気の強さが如実に表れたように目尻がツンと吊り上がっているが、同様の表情を浮かべて髪型をお揃いにすれば、見分けるのは多少難しくなる。
が、多少であって、肉体のある一部を確認すれば一目瞭然ではある。
寝間着用の、妙に胸元の緩いタンクトップの上からわかる、なだらかな起伏。モモのそれよりもだいぶボリュームダウンしたそれは、まだまだ将来性のある蕾だ。いずれはモモや、その隣に座る少女のように大きくなる可能性は十分にある。
「おい、リト? 醬油」
モモの双子の姉であるデビルーク星の第二王女――ナナ・アスタ・デビルークの問いかけが聞こえていないようで、梨斗はナナの隣の少女を瞳に映す。
モモとナナの姉で、デビルーク星の第一王女であるララ・サタリン・デビルーク。腰まで伸ばした桃色の髪と、深く澄んだ緑色の瞳。宇宙一の美貌と讃えられている母親譲りの容姿をしたララは、いつも通り晴れやかな笑顔を浮かべていた。
「美味しいね、セリーヌ!」
「まうー!」
ララにセリーヌと呼ばれた緑髪の愛らしい幼女は、特徴的な喃語で明るく返事をする。頭に咲いた大きな花びらを除けば普通の幼い子供にしか見えないのだが、その正体は人ではなく、プランタス星出身の宇宙植物だ。少し間までは庭に根を張った少々不気味な外見をした植物だったのだが、謎の多い生態のようで、突然人間の幼女姿へと変貌を遂げたのだった。
セリーヌを人間に換算すれば、五人の美少女がこの場にいる。幼いセリーヌはともかく、それ以外は梨斗にとっては十分性交の対象だ。それ故に、梨斗のズボンの中で男根が雌を察知してむくむくと大きさを増してしまう。
美柑に本番をお預けされたのは梨斗には好都合だったのだが、男根からすれば堪ったものではない。Lv.100チンポとかいう訳のわからない怪物チンポに化けたことで、精力は異常なほどに跳ね上がってしまっているのだ。セックス可能な美少女たちに囲まれた生活を送って、大人しくしていることなどできるわけもない。
「うぅ……」
食事を止めて股間に手を伸ばそうとしたところだった。
「醬油取ってくれって言ってんだろ、無視すんなー!!」
「うわぁっ!? ごめんっ!」
再三に渡って醤油を要求していたナナが梨斗にガン無視され、机を叩いて立ち上がった。突然の大声に驚いた梨斗は股間に触れようとしていた手を戻し、慌てて醬油差しを手に取って、ナナへと手渡した。
「ったく、まだ寝惚けてんのか……? 顔洗って来いよ」
「あ、あはは、そうするよ……」
不機嫌そうなナナに言われ、梨斗は苦笑気味に笑い返しながら席を立った。ナナの提案はありがたかった。このまま相席していれば、欲望が抑えきれず、自慰を始めていたかもしれない。どこか残念そうに肩を落とし、咎めるような視線をナナに送っていたモモを見て、梨斗は危うい状況に立たされていたことに気がついた。
ダイニングを離れ、梨斗は洗面所ではなくトイレに向かった。
席を立ったついでに用を足すため、ではない。むしろ、こちらが主目的だった。
トイレに入って鍵をしっかりと掛けたことを確認すると、梨斗は慌ただしくズボンと下着を足元まで引きずり下ろした。ぼろん、という表現が優しく感じるような肉槍が表に出て、それを右手で握る。
そして始めたのは排尿ではなく、自慰だった。
「はぁっ、ぅぁ、ぁっ……!」
初動から手の動きは速かった。あまり長い時間席を外すのも不自然だから早く達してしまおうというのが理由の一つだが、それとは別に、我慢ができなくなっていたからだ。
ナナに怒鳴られたことが、どうやら肉棒に悪い影響を与えたらしい。
肉棒にとって雌とは、自分の種を注いで孕ませる獲物だ。その獲物に怒鳴られ、宿主である梨斗が驚かされたことが耐えられなかったのかもしれない。怒って青筋を浮かべるように表面に血管がビキリビキリと浮かび、竿は肥大化した。
あのままダイニングにいたら、どうなっていたか。身の程を知らぬメスガキに我が主の魅力を叩きこもう。梨斗の意思に反した肉棒はそうやって怒張し、梨斗の体を操ってナナを犯し、種をどぷどぷと植え付けていたかもしれない。
そんなことはできない。
何の関係もないナナを巻き込むわけにはいかないと、梨斗は考えていた。
だが、その脳内では、思考とは真逆のことが起こっていた。
『リト……!? や、やめろよ……!』
泣き叫ぶナナをベッドに押し倒す、妄想の中の梨斗。ナナの衣服を力任せに破って、無理矢理股を開かせる。激しく抵抗されたことで業を煮やし、仕方がないとばかりに梨斗はナナの細い腹に拳を容赦なく放った。
『が、はぁっ!?』
梨斗に殴られ、苦悶の表情で悶えるナナ。男としては最低なことをしておきながら梨斗は笑みを絶やすことはなく、ナナの尾骨から伸びるデビルーク人の黒い尻尾を掴むと、ハートを象った先端を舌で舐め上げた。
『ぃっ!? やぁっ、そんなとこ、ひぃっ!?』
尻尾は柔らかく、口の中に押し込むのは容易だった。舐める程度に留まらず、梨斗は口内にナナの尻尾の先端を押し込む。一瞬にして唾液に塗れたそれに優しく歯を立てると、そのたびにナナが目を見開いて反り返った。
デビルークの女は尻尾が弱点だ。特にナナたち三姉妹は敏感らしく、口の中に入れているだけで完封することができそうだった。ナナの足が暴れて梨斗を蹴れば、お返しとばかりに拳を放つ。
段々と、ナナの顔は恐怖に彩られた。いつも勝気なナナが見せるそれは梨斗に異様な興奮をもたらし、暴走を促し、無情なレイプ魔へと変える。
『あぁぁああっ!? やめろぉっ! いっ、ぅ、あぁああっ!?』
妄想とはいえ、それはあまりにも酷かった。女を性欲処理の道具としか考えていない。ナナに覆い被さって力強く抱擁した梨斗は、唾液だらけの口内に尻尾を収納し、何度も執拗に歯を立てながらナナの処女穴をチンポで一気に食い散らかす。甘いムードもなく、労わりもなく、相手の記憶にトラウマとして植え付けられそうな強行突破。
悲鳴を上げ、遂には泣き叫び始めたナナを、梨斗は犯した。
十四歳の子供に体験させてはいけない、ガチ孕ませ種付けプレス。梨斗は口角を吊り上げて下品な笑い声を漏らし、したこともない高速ピストンを繰り返す。経験のないはずのそれは梨斗の脳内でやけに鮮明に描かれたことで、妄想と現実の境を曖昧にした。
梨斗はトイレの中で一人、愉悦に口元を緩ませながら手淫の速度を上げた。
頭がぼうっとし、快楽漬けになる。全身が悦ぶのを実感しながら、意識が弾けるその瞬間まで手を忙しなく動かし、最後には歓喜の吐息を漏らして射精に至った。
「っ、あぁ、うぅっ!?」
妄想ではナナの子宮に、現実では便器の中に。濁りに濁った子種汁が放射されて中に溜まっていく。そんな違いはあっても、梨斗の表情はいずれも同じだった。びゅるびゅるっと精液を解き放つ幸福に酔いしれて、口をぽかんと開けて、中性的な容貌に雄としての至福をこれでもかと広げていた。
だまになって便器に溜まる大量の精液。ゆっくりと良識を取り戻していった梨斗は、しばらくしてからそれをじっと見つめた。最低な妄想で得た最高の幸福。酷い後悔の念が心を責め立ててくるが、それ以上に、またしてみたいという想いのほうが強かった。
もう一回、いや、あと三回。
できるだけ早く抜いてしまおうと、梨斗はナナだけでなく、デビルーク三姉妹と美柑も膨らませた妄想に思い描いた。やはりそれは本人をそのまま再現したかのように現実的な反応を示し、暴走した梨斗の性欲のはけ口になってくれた。