※異種姦、異種和姦ものです。ノクターンノベルズ、Pixivにも投稿しました。
「ソロでなんて、来るんじゃなかったわ」
女戦士は、ダンジョンの穴の中で、上を見上げながら独り言を言った。
肩までかかる金髪に、ブルーの瞳。
薄手の皮鎧に、緑色のミニスカート。
腰に挿していた短剣は、今は無かった。
まだ旅立ってまもない十六才になったばかりの新米の冒険者である。
二時間前。
その日は、パーティの仲間がことごとく負傷中や休養中で人数が揃わず、彼女も今日はダンジョン攻略を休む予定だった。危険な冒険者稼業で、よくあることだった。
だが、少しでも稼いで、故郷にもっと仕送りしたいとはやる気持ちを抑えきれなかった。
彼女は村の期待を背負って送り出されて、冒険に挑んでいた。
だから、今回はソロでダンジョン攻略に挑んだ。
低層で低級モンスターを駆るなら大丈夫だと思っていたが、一人では対処できない強いモンスターに遭遇し、必死で逃げた。
そこまでは、よかったのだが、帰りに花を見つけた。
『あら、綺麗な花!』
それを取ろうとして、地面が崩れこの穴の中に落ちたのだった。
若い冒険者にありがちな失敗だった。自らの失敗を反省するとともに、故郷の者やパーティを心配させてしまうことを彼女は悔やんだ。
「アレクくんにも来てもらってたら……。いえ、頼ってばかりはいけないわ」
穴の底から、穴の上まで7メートル程度だろうか。
女戦士の日頃の健脚ならば、壁を蹴って一足飛びで抜け出せたかもしれないが、脚を負傷して、ろくに動くこともできない。
「それにしても…」
この穴はなんなのだろうか。遠くで川の流れる音が聞こえる。じめじめした空間だった。
女戦士は、物音がした気がして、そっちに目を凝らした。
「何なの、ここ?それにこの臭いは…」
暗闇から、モンスターの影が見えた。折り曲がった前脚、逆三角の頭部…そして、鼻につく悪臭…。
「こいつは……なんとかマンティスって言ったわね…」
カマキリを大型化したようなモンスターである。大型犬程度の大きさで、低く身構えてからの不意打ちが得意だ。特徴的なのが、蟲の全身から分泌されているゼリー状の粘液物質だ。
「スペルマンティス……Dクラスの雑魚モンスターか」
低層にしか棲めないモンスターだけあって、弱い。
初心者でも倒せるし、パーティで狩るなら、まず安定して狩れる。
また、いくら忍び寄ってきても、その醜悪な臭いで気付かれてしまう”ネタモンスター”として知られていた。
とりわけ女冒険者からは、臭いとそのぬるぬるした見た目から、嫌われていた。
もちろん、女戦士も嫌いだ。見ているだけで嫌悪感が先に立つ。
武器があるなら、すぐさま振り落として、始末しているところだ。構えようと反射的に腰に手を伸ばすがそこに武器はなかった。
「この程度の雑魚モンスター、いくらでも倒したことはあるけど」
少女の実力なら、Cクラスでも一刀両断できる。
今は、そんな格下の雑魚モンスターが、もっての脅威だ。怪我をして剣を無くし、ろくに反撃する手段もない。
「まずいわね」
ソロリソロリと、そいつは後脚を動かして、近づいてくる。
「寄るな!」
女戦士が、石を投げると、そいつはササッと身を翻し、首をこちらに90度クルッと回して、ずっと見てくるのだった。頭部から生えた触角をピクピクと動かしている。
まるで少女を観察するかのように。
「おぞましい」
ダンジョンで命を張っているからといって、あんな蟲に最期のトドメを差されたくない。
今はとにかく待って夜が明ければ、他の冒険者に発見される可能性があるかもしれない。
そこから、膠着状態が始まった。
女戦士が、少しでも目を離すと、一歩二歩と近づいてくる。
ひと時も蟲から目を離すわけにはいかなかった。
眠ることもできず、じりじりとした緊張感で女戦士は疲弊していった。
数時間後、うつらうつらし始めた頃。
穴の外のどこか遠くで明かりが灯り、穴が明るくなった。
「やったわ。誰か来たわ」
その時だった。彼女の傍でいつの間にか蟲が近づき、その複眼で睨んでいた。
「―――!」
大声が出そうになった瞬間、蟲の口から、粘液が飛び出した。
ぴゅぴゅっ、と白く粘ったものが、彼女の顔、全身へと浴びせられる。
(なによ、これ!きもちわるい!)
動こうとすると、足に糸のような粘液が付着し動けない。それを取ろうとするとその手にも絡み付いてくる。深みに嵌っていた。
「やっ、くさいわっ」
怯んだ隙に、間髪入れずに、蟲は体当たりしてきた。
蟲は顎を開くと口の中から舌状の突起物が伸び、彼女の唇を塞いだ。
「んんんっ―――!!?」
それが彼女の初キスだったが、そんなことを考えている余裕もなかった。
目を白黒させているうちに、ゴワゴワした蟲の舌からも、粘液が出されていく。
(んんっっ、くっ…)
カマキリは、両の前脚で、少女の服を引き裂いた。
(!!???)
少女のたわわな乳房を覆うのはわずかな下着しか残っていない。
両手で前を押さえて、ガードしようとするが、全身にかけられた粘液で固まり、動きにくくなっていた。
(こいつ何が、目的なの?)
彼女は、ようやく気付いた。蟲は、彼女を殺しにきたわけでもなく、餌にしにきたわけでもないことを。
この穴は、蟲の作った罠だった。
すでに、少女は蟲の罠に嵌っていた。
捕食するつもりはないようだ。そのつもりなら、すでに首元に噛み付いていただろう。
(まさか……)
話には聞いていた。ダンジョンのモンスターの中には、捕食だけではなく、「生殖」が目的で罠を張るものもいる事を。スペルマンティスもその一つだった。
蟲は、穴に落ちた少女を、観察していた。
頭部から伸びた一対の触角はセンサーの役割を果たし、メスの僅かなフェロモンを探知する。
少女は、蟲に「品定め」されていたのだ。
前脚が、まろび出た少女の乳房をつついてきた。
「い、いや」
振り向いて、逃げようとしたがそれがあだになった。
床についた手がねちゃねちゃしてくっつき、取り外すことができない。
すでに蟲が床に仕掛けていた粘液により、彼女は立ち上がることもできず、転び、うつぶせの姿勢になった。
口からも蟲の粘液を飲まされている。それにも動けなくする作用があるだった。
「そんな…や、やめて」
蟲は、勝ち誇ったように彼女の上に馬乗りになった。
前脚で、彼女の両腕を、後脚で、彼女の両足を押さえ込む。
そして、中間の脚で、ショートパンツを下ろされ、彼女の丸い小ぶりなお尻が露になった。
蟲は、後ろから突起物を少女の尻にこつん、こつんとあててきた。
(や、なにするの、やめて、そんなこと……!!)
蟲の突起物はついに、秘部に、辿り着いた。
「や、やあああ」
蟲は、無情にも、少女の秘部を貫いた。そこには何の感情もなく、捕らえた獲物(メス)への当然の行為だった。
「んー(いたい、いたい!)ーーーーー」
痛みで目が充血し、涙を溢れてくる。
女戦士の処女は、いともあっけなく名も無き醜悪な蟲に奪われた。
(そんな、こんなことって……)
つい数時間前まで、自分にこんなことが起こるなんて、思いもしなかった。
昨日まで、冒険者友達と笑い合っていたのに。
放心状態の彼女をいいことに、蟲は、愛撫で湿らそうなどという発想を持たずに、秘肉の中に、怒張したものを押し当て、押し開いていく。
少女には痛みしかなく、蟲には快感しかない。硬い岩盤を掘削するように少女の下半身をめりめりと蹂躙していた。奥に当った。
そこから、押す。引く。押す。引く。単調な動き。
(イ、イヤ、イヤ、、、、)
「いないか!?サリー!!」
(あ、あの声は!?)
同郷の男冒険者の声だ。彼は女戦士とともに冒険に来ていた。
密かに彼女を慕い、片想いしてきた。
ダンジョンで稼ぎ、いずれはプロポーズしたいと淡い願いを抱いている。
その彼女が、数メートルすぐそばで、醜悪な蟲に処女を散らされ、犯されていることなど知るよしもない。
「ここ、穴が明いてるぞ。誰か落ちたら危ないな」
「危険ですね。すぐに補修作業で塞いでしまいましょう」
それはギルド運営団たちの会話だった。捜索のためにも来ていたのだろう。少女の脳裏に悲壮な考えが浮かぶ。
(穴を塞がれたら、二度と探されなくなるわ)
男冒険者の声が聞こえた。
「まさか、この下に落ちたんじゃないですか?」
いまだ、これが最後のチャンスだ。
強引に、蟲に塞がれた口を離して、助けを呼ぼうと、体をあげた。
首を掻っ切られるかもしれないが、どの道、勝機はない。
村を出るとき、こんな会話をしていた。
『なにかあったら、助けてよね、アレク』
『もちろんだよ、サリー』
「たすけ……」
その時―――
「シャーッ、シャーッ、シャーッ……」
蟲はけたたましい声で鳴いた。
「なにか、蠢いているな」
上からは、ヘコヘコと腰を動かし、交尾する醜悪な蟲しか見えなかった。
下の少女は粘液でコーティングされ隠されてしまっていたのだ。
「スペルマンティス―クラスD。駆除対象の雑魚虫です。うーん、酷い有様ですね。こんなところにいるわけないですよ」
「なにをしているんだ?」
「交尾の最中でしょう。たまに盛ってやるんです」
青年は、下で犯されている少女が、片想い中のサリーとは知らない。
蟲に犯される自分の姿など見せたくない。それでも叫ぼうとした。
「心配だよな、アレク。幼馴染だもんな」
「そんなんじゃないですよ」
カクカクカク……
「アレクくっ…くん、んんっっ…」
前に回り込まれた舌状突起で口を塞がれる。
「それにしても蟲同士の交尾か。おぞましいな」
同郷の男冒険者、アレクの蔑むような声が聞こえる。
どっぴゅるるるるるーーーーー
(ああっ?!)
少女の無垢な子宮に、蟲の濁った体液――精液が叩きつけられる。
そのあまりの勢いに、少女は前に倒れた。
うつぶせの少女の上に、蟲から粘液が噴射され、覆いかぶせられていく。
(そんな…私………)
冒険者としての誇りは、失われた。
蟲に純潔を散らされ、幼馴染のすぐ見ている場所で、中に出された。
ガタンと上で音がした。上の穴を板か何かで塞がれてしまったのだろう。
人の足音が遠ざかっていく。
彼らは、二度とこの穴を探さないだろう。他の階層、他の場所を探しても少女が見つかることはない。
捜索はすぐに打ち切りになり、彼女は行方不明か死亡として扱われる。
絶望しかなかった。
その間も少女は蟲に精液を注がれ続けた。
少女は気を失った。
蟲は、何世代も人間に刈られてきた。今回は、ひさしぶりに人間を上回った。それだけだった。
勝者が全てを奪い、自分のモノにする。それが地下に棲むものの掟だった。
蟲は、種として勝ち誇ったかのように、少女の子宮にさらに二度、白い飛沫を放った……。
◇
少女が目を覚ますと、暗闇の中にいた。
少しずつ目が慣れていく。穴の中だがどこからかかすかに明りは漏れているのだろう。
周囲は、土を固めたものでできているようだった。
そして、この匂い……やはり、目の鼻の先にあの蟲がいた。
「………」
二つの複眼が少女を睨んでいる。
ここは、この蟲が作った巣で、穴の中の更に奥の横穴に連れ去られたのだ。
ダンジョンで弱いモンスターでも生き残っているのは、こういう抜け道、隠れ場所を作っているからなのだろう。ずいぶんと人間世界から遠くにきたものだ。
「わたしを、どうするつもり…?」
蟲の無機質な表情に変化があるわけではない。言葉を話すわけがない。分かっていたことだった。蟲は、舌状突起を飛び出し、少女の口に入れようとした。
蟲の強烈な力の上顎で開けられていく。
「んっ…んんぐっんっ……」
また、何かを流し込まれた。
「い、いやぁ……」
蟲は尾から赤黒い突起物を突き出した。うねうねと蠢き、絶えずその先端部は何か白い液体で汚れていた。
……少女は、目の前の現実から逃避しようと目を瞑った。
故郷の青空、優しい両親、冒険の仲間達を思い出す。
誰かと恋に落ちるのもいいだろう……
目を開けると、すぐに現実に直面する。
蟲の気持ち悪い腹が目の前にある。六本脚で押さえつけられ、のしかかられていた。
外骨格生物の蟲と、内骨格生物の人の交わりはパンパンなどという肉同士のぶつかる音はしない。
蟲の関節の軋む音と、少女の秘肉を抉る音だけだ。
カクカク…ギシギシ…カクカク…ギシギシ…
蟲は、生殖行為を楽しむ文化を持たない。しかし、甘い水を舐めるのを好むように、快楽を求める本能はある。
蟲の腹には、神経が密集しており、腹から出た生殖器官には、鋭敏な感覚神経が存在する。
キチン質でできた蟲と違い、人間の膣肉は柔らかく蟲の生殖器官にもったいないほどの刺激を与える。
蟲は、この女戦士が人間の価値観では美貌の持ち主であることなどしらない。
分かるのは、感覚器官や生殖器官から与えられる快感だけだ。
中脚を伸ばし、少女の乳房を掴む、舌状突起を伸ばし、その柔らかさを味わう。
それも、蟲が進化の歴史で味わったことのない刺激だった。
そうすれば、この雌の生殖器官が、湿度を帯び、虫に快感が与えられる。
「ん、、、あっ、、、、、」
とりわけ蟲は、蟲の硬い皮にはない、人の柔らかい部分…乳房を舌で味わい、脚で掴むのを好んだ。
「だめえ、胸ばかり、弄らないで」
蟲は、少女の「未知」の身体を貪った。
処女膜はとうに削ぎ落とされ、膣穴を幾度も抽送される。生殖器官が少女の膣で膨らむ。
「だめ、中に出さないで…」
少女がいくら懇願しても無駄だった。
蟲は六本の脚で少女を羽交い締めにしたまま、膣肉の奥に我が物で精液を射出する。
どぴゅっ どぴゅっ
「中に出さないでって…言ってるのに………うっ…うっ」
少女が泣こうが構いもしない。物珍しそうに涙を舐め、抽送を繰り返す。
びゅるーーーっ
「また、中に……」
蟲の一回の交尾は長く、何時間にも及んだ。
一回の交尾で、何度も中に出された。
蟲は交尾が終わると、すぐに出て行き、巣から出て行った。
「………」
帰ってくる。口から食事を与えられる。[[rb:交尾 > セックス]]の相手をさせられる。出て行く。
帰ってくる。口から食事を与えられる。[[rb:交尾 > セックス]]の相手をさせられる。出て行く。
帰ってくる。口から食事を与えられる。[[rb:交尾 > セックス]]の相手をさせられる。出て行く。
その繰り返しだった。
(わたし、どうなっちゃうの…)
少女の子宮は、常に蟲の精液でたっぷりと満たされていった。
(…まさか、妊娠…蟲の子を…?…わたしが……)
人間でも蟲の子を孕むのだろうか?知らなかった。
そんなおぞましい想像…考えただけでも卒倒しそうになる。
だが、それが、「待ち遠しい」と感じるまで長い時間はかからなかった。
――――
ただひたすら、人間なのに、醜悪な蟲に、交尾の相手をさせられる毎日。
さんざん痛みに、喚いた。さんざん涙が枯れるほど、泣き叫んだ。
その非人間的な扱いとは裏腹に、臭いさえ我慢すれば、巣の中は温度や空気の通りが雌に生育環境に最適になるよう作られていた。
少女がお腹がすいてきたころに、口に粘液を流し込まれる。
どうやら、この粘液は濃縮された栄養分になっているらしい。
巣に来てから、肌の色艶はよくなった。
乳房は、より張りが出て、ムチムチと育ってきた。
(こんな身体になっちゃって)
少女の身体は、「蟲好み」に作り変えられていった。
蟲に与えられた栄養で育った乳房を吸われ続けられ、交尾の相手をさせられる。
蟲に、少女が生かされている……飼われている。
蟲がもたらす粘液は、強烈な臭いだが餌や雌を外敵から守る効果がある。
蟲は、定期的に少女を舐め回し、古い粘液から新しい粘液へと張り替える。
「あっ、、きゃっ、、」
ペロペロと体中を這い回る舌。最初はイヤでしかたなかったが、今は―。
雌を捕らえ、”餌付け”し、蟲がいないと生きていけないようにする。
これは、もちろん、雌を慮っての事ではなく、雌を囲い、「孕み袋」とするための種の行動である。
――だが、少女はこの仕掛け(トラップ)に嵌りつつあった。
少女は、いつしか蟲の帰りを待ちわびるようになった。
不思議な感覚だった。
蟲が帰ってくると、少女は歓迎するように、唇を突き出すようになった。
蟲は機械的に、それに答えるだけだった。
口付けをかわす意味を知らない蟲は、少女の唇を貪る。食べものを流し込まれる。
「あっ、くっ、ふう」
人間相手にしたことはないがまるで、「キス」されたように感じるようになった。
舌状器官を、少女の口部と擦り合わせると少女の反応が良いことに気づいた蟲は、給餌だけでなく、交尾中にもそれを用いるようになった。
「今日もするの…?、あっ」
ごわごわした舌状突起を唇の上に載せられる。優しく少女の柔らかい唇に押し付けられる。
「キスしないで、ああっ」
前脚で胸を撫でられる。蟲の脚は一見、鋭く見えるが、常に粘液が覆っていて、少女の皮膚を傷付けることはなかった。
たわわなおっぱいを円を描くように持ち上げられ、乳首を吸われる。
脊椎動物は顎を上下に開くが、昆虫などの節足動物は顎を左右に開く。
蟲は左右の動きが得意だった。
顎をシャカシャカと動かし、両乳首を舐められる。
「あ、だめっ、おっぱいすわないで、私、蟲相手に感じたりしてないっっ」
上体を反らし、身体を震わせる。
「また、はいってくるっ、ああっ」
蟲の生殖器官が中に入ってくる。蟲の長い生殖器官は、容易に子宮口をつついた。
「子宮、ツンツンしないで、ああっ」
幾度も身体を弄られ、身体が抗えなくなってきていた。
「蟲の子、妊娠したくないのっ」
びゅるーーーっ
交尾が終わると、蟲は何かを差し出してきた。
「え、これは?」
人間世界の品物、古ぼけた鏡だった。
「あ、ありがとう」
これも蟲の本能に過ぎない。雌の機嫌を取っておけば、効率よく交尾できる。
少女と同種族の冒険者が使っていたので、似たものを拾ってきたのだ。
「これが、私?」
蟲に囚われてから、肌ツヤのよくなった身体、よく育った乳尻、太もも、骨盤周りを鏡は写し出していた。
巣の中の品物は、蟲によって持ち込まれ、他にも箪笥や調度品など少女用に徐々に充実してくるようになった。
鏡を覗いていると、蟲も一緒に覗き込んでくる。
「ブラシかけてあげるわ」
蟲では脚の届かない背中にブラシをかけると、もっとしてほしそうに寄り添ってくる。
(ふふっ)
少女の蟲を見る目は変化していった。
(まだかしら)
少女は蟲が帰ってくるまで鏡に顔を映して髪を整えたりして、待つようになった。
◇
ある日のこと。
蟲が帰ってこないかと、少女は横穴の中から顔を出した。
(!!)
一匹の蟲が穴の中を睨んでいた。待っていた蟲ではなかった。触覚の形が違う。
少女は違いが見分けられるようになっていた。
「違う、あなたじゃない!」
蟲が穴の中に入ってこようとしてくる。
「きゃっ」
もう一匹の蟲が現れると、巣の外へと引きずり出していった。
襲ってきた蟲より、その蟲は小さかった。
二匹の蟲が巣の外で戦っている。
(がんばってっ)
いつの間にか少女は、応援していた。
小さな蟲が、大きな蟲の首根っこに食らいついた。勝負は一瞬で決まった。
蟲は巣の中へと帰ってきた。
「私のこと、助けてくれたのね」
少女は、傷ついた蟲の腹を撫でて、舌をつけて舐めた。
「今まで、ごめんね、蟲さん」
蟲は、すぐにのしかかってきた。粘液を浴びせ、少女の身体を舐める。
そして、すぐさま少女の膣に生殖器官を挿入した。
「あっ、あっ、んっ」
襲われていた雌を案じたのではない。
蟲の生殖器官の先端部にはコブがあった。他の雄に種付けされていないか掻き出すためだった。
カクカクカク…
「守ってくれたんだね……うれしい……」
人間の瞳と、昆虫の巨大な複眼で見つめ合う。
以前は、おぞましく見えるだけだった蟲の姿も今は、逞しく見えた。
少女は、三角形の頭部を抱き締めると、蟲の口に自ら口付けた。
ちゅっ
(私から、キスしちゃってる…)
「あ、あんっ、あんっ」
蟲に幾度も弄られた乳房は、蟲に少し撫でられただけで感じるようになっていた。
蟲の顎が少女の乳首をほじくる。
「あっ、イク、イッちゃうう――♡」
一度イカせたぐらいでは終わらず、生殖器官の抽送を続ける。
「あんっ♡ あんっ♡」
少女の膣は、交尾を続けるうちにその蟲専用の形に変化していた。
「あっ、そこ気持ちいいの♡ ああんっ♡」
蟲は少女の膣内を熟知していた。気持ちいいところを突けば湿り、蟲の生殖器官を引き締めてくる。
処女だった少女の膣内は、目の前の雄蟲たった一匹を喜ばせる肉壷になっていた。
生殖器官が膣奥、子宮を突いてくる。
「あっ、だめっ、そんなことされたら♡♡」
(孕まされちゃう♡)
少女の膣からは絶えず、愛液が分泌され、蟲の生殖器官をいたわるように締め付け続けた。
膣をほじくられるたびに子宮がキュンキュンと疼く。
(だめ、だめなのに♡)
カクカクカク…
(蟲に、恋しちゃいけないのに)
雌の本能が、告げていた。
目の前で守られ、雄として凛々しい姿を見せられたことでその思いも固まった。
少女の身体が、子宮が蟲を「雄」として、選んでいた。
「蟲さん…私、サリーって言います…」
少女は、ドキドキと複眼を見つめながら言った。
「蟲さんのこと、好きになりました♥」
少女は、穴ぐらで蟲相手に、告白していた。
人語を解さない蟲は、首を傾げる。
(だよね……)
蟲が、人間の恋愛感情など理解するはずもなかった。
「蟲さん、好き♥ 好き♥」
蟲は、後脚で、少女の肉づきのいい腰回りに抱きついた。
蟲によって、少女の身体は、蟲の子を妊娠可能になるように変えられていた。
愛液で濡れた媚肉を突く。
ズンッ
「あっ♥ 子宮おりてきちゃう♥♥」
ちゅっ♥ ちゅっ♥
「キスしちゃう、止まらないの♥」
頭部から伸びた触覚で少女の頭を撫でる。少女の唇を優しく啜る。
「んんっっ、あっ♥ 蟲さんからもキスしてくれた♥」
少女の顔は赤くなり、身も心もトロケていた。
(お父さん、お母さん、ごめんなさい)
「あなたの子ども、孕みたくなっちゃいました♥」
少女の膣がキュンと締まり、蟲の生殖器官を最大限締め付けた。
脚を、蟲の長く細い腹に絡ませる。
「雑魚モンスターだなんて言って、すいませんでした♥ 蟲さんの精子で、人間様の卵子、受精させてください♥♥♥」
びゅるーーーっ
本来、人間に捧げられるはずだった――
無垢な少女の卵子に、蟲の精子が飛びかかっていく。
「イク、イッちゃううううう♥」
蟲が射精すると同時に少女は絶頂に達した。ビクビクと身体を震わせる少女の上で、蟲はカクカクと抽送を繰り返す。
「あ、ああ♥ ああっ♥」
それから三日三晩犯された。
蟲は、人間の生理周期も妊娠期間も分からない。少女の腹は精液で腹ボテになった。
夜昼もなく犯され――。
そして、少女は蟲の子を孕んだ。
◇
少女の腹は次第に大きくなっていった。
少女の妊娠が確認できた後、蟲は少女の前に姿を現さなくなった。
蟲にとって、すでに種付け行為に終えた雌に固執する理由はない。
長い間、留守にしていた蟲は、同種の雌を何匹か抱えて、巣に持ち込むと、少女の前 で雌を犯し、交尾を始めた。
『そんな、旦那様、わたしというものがありながら……』
一般的感覚からいえば、おぞましい蟲同士の粘液だらけの交尾風景。
それが、少女には別の意味の感覚を与えるのだった。
雄蟲が、雌蟲にする食餌行為。
キスさえ、愛し合っているように思えて、少女の感情を揺らした。
より多くの遺伝子を残すために、複数の雌に種付けする。
蟲は種として自然なことをしているだけだ。
人間の自分では、蟲の粘液を分泌することすらできない。
美しい人間の少女は、『蟲のハーレム』の中でも、最底辺なのだ。
『旦那様の浮気チンポ、綺麗にしてさしあげますね♥』
そして、蟲の他の雌蟲と散々交尾してきた後の生殖器を、舐めて、おっぱいで挟み込んで甘やかして、あげるのだ。
『旦那様、おっぱい好きですよね♥』
最底辺な雑魚蟲の築く雌ハーレムの一番後ろで、人間の少女は媚びを売っていた。
『どうですか、私のおっぱい、他のメスにはこんなことできませんよね♥』
人の柔らかい肌で、蟲の生殖器官を包み込む。
これも、蟲にとっては未知の快感だった。
ぎゅっ♥ ぎゅっ♥
おっぱいで挟み込んで、放出される精液を少女は口から吸い上げていく。
『お情けをください♥ 旦那様♥』
妊娠中であるにも関わらず、蟲は少女のデカ腹に飛びつき、膣口に生殖器官を捩じ込んでいった……。
「あっ♥ お腹の中に赤ちゃんいるのに♥ 旦那様にまた孕まされちゃう♥」
◇
足の怪我はすでに治っていた。
もともと蟲の粘液は、人間サイズの物体を長期間拘束するのに向いていない。
長い間に、負傷はすべて直っていた。今なら、巣の中でも蟲を全滅させることができるだろう。
だが、とっくにそうする気は失せていた。
「ひっ、ひっふーっ」
少女は、オス蟲の目の前で子蟲を出産した。子蟲の数は15匹と多かった。妊娠中も種付けを繰り返したお陰で子だくさんだった。
「へへっ、私の赤ちゃん…私と旦那様の赤ちゃん」
少女は、生まれたばかりの子どもを愛おしく抱き締めた。
蟲の子どもは、姿形は、蟲と変わらなかった。複眼の色はブルーで、少女の血をひいていた。
「きて、わたしの子どもたち…」
子どもたちが少女に群がり、乳首に張り付くと、母乳を啜ってくる。
「ふふっ」
子ども相手に授乳していると、オス蟲がのしかかってきた。
「あなたも、吸って♥」
蟲は、少女の乳首から、母乳を吸い上げていく。
少女の母乳は、蟲の好物になりつつあった。
少女は蟲に囁く。
『安心して。旦那様…わたしはどこにもいかないよ』
『好き…好き…大好き…旦那様……』
『旦那様、わたしの名前はサリー。覚えておいてください。いえ、そんなことはどうでもいいです。私は一匹の雌ですから』
『わたしのマ●コは旦那様専用です…』
『おっぱいも母乳も、あげます…』
『子宮も卵子もぜんぶ、ぜっんぶ、あなたのものです』
『旦那様♥』
キチン質の身体を抱き締める。
メスの蟲では味わえない、人間の女の柔らかい身体をぐいぐいと押し付ける。
『もう、他のメスと交尾しないでください♥ 私が、その分、あなたの赤ちゃん、産みますから♥』
少女の身体は美しく育ち、蟲どころか、並みの人間でも味わえない最高級の快楽を与えていた。
蟲は、人語を解さない。
蟲は、人間の感情を理解できない。
人間の一途な愛など分かるはずもない。
蟲に、理解できるのは、この雌が、蟲の仔を産んで、種の繁栄に有益な雌であることだけだ。
『こどもうみますから…たっくさんうんで、たいせつにそだてますから……』
蟲は、自分の何倍ある種の雌の上に乗った。
大きな尻を脚でぺしぺしとはたく。
蟲には可愛がるという概念はない。
愛するという概念も分からない。
だが、こいつを長生きさせることができれば、より多くの仔を産んでくれるだろう。
だから、この雌のためにこれからも餌を運んでくるし、何度でも孕ませてやろう。
そうするためにする努力は惜しまないつもりだった。
『子づくりしましょ?』
「あああんっ♥♥ ああっ♥♥」
びゅるーーーっ
子どもを産んだばかりの少女の子宮にさっそく、蟲の精液が詰め込まれる。
『今夜は寝かさないつもりなんですね。分かりました』
蟲は、快楽の渦に進んで取り込まれていった……。
それから、少女は巣の外へで、蟲と共に狩りをするようになった。
素の少女は蟲より強かったが、獲物は二人で分け合った。
―――
「アレク、今日も探すのか?」
「ええ」
少女が行方知らずになり、死亡扱いとなってから、数ヶ月。
青年は少女を探すのを諦めていなかった。
「これが、あれば」
水晶を取り出した。一定時間の間、ダンジョン内を透視するマジック・アイテムだ。大枚をはたいて手に入れたものだ。少女は、低層で行方不明になったのだ。サリーが雑魚モンスターしかいない階層で負けるわけがない。
少女を探しだしたら、この思いを打ち明けよう。
「サリー、いるかい?」
水晶に、姿が映し出される。
(やった…あれが、サリー?)
『あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥』
ダンジョンの一角で、見知った少女が、何かの上で腰を振っていた。
(やっぱり…サリーだ)
幼い頃から、憧れていた美しい少女の顔立ちに間違いなかった。
少女を見失った時から、さらに大きく張り出て成長したおっぱいを、醜悪なモンスターに吸わせていた。
(そんな………)
「旦那様♥ 褒めてください♥ サリーは今日も狩りを頑張りました♥ もっと可愛がってください♥」
自分にも触れもさせなかった胸を進んで触らせていた。
蟲は少女の谷間の中で甘え、自分のもののように乳房にしがみつき乳首にしゃぶりついている。
「ああんっ♥」
初恋の少女は、蟲と恋人のように口付けをかわしていた。
少女の腹は、膨らんでいた。
「シャーッ」
蟲が鳴き声をあげる。あの時、襲われていたのはサリーだったことに気付く。
あの時、自分が助けていれば。
しかし、もはや手遅れだった。
「もう、地上
少女が腰を動かすたびに愛液と精液が飛び散る。
結合部には、隆々とした蟲の生殖器官が突き刺さっている。
「私の中まで変えられちゃったから…♥」
ずちょ♥ ずちょ♥
人に蟲の感情は分からない。
蟲は少女のことを「孕み袋」としてしか考えてないかもしれない。
それでも少女は構わなかった。
蟲は前脚を持ち上げて鳴いた。
「シャーリ、シャーリーッ」
「サリーって言ってくれたんだ♥ 嬉しい♥好き♥」
ずちょっ♥ ずちょっ♥
「旦那様、一生尽くします♥♥ あなたの赤ちゃんの上から精液かけて♥ わたしをもっと孕ませてえ♥わたしをえいえんにおよめさんにしてええ♥♥」
蟲の生殖器官が脈打ち、少女に精液を注ぎ込んでいく…。
…………
「アレク、何を見たんだ」
青年は、少女を救いに行くことも、行かないこともできる。
何が少女の幸せか。
「……スペルマンティスは、駆除対象から外してもらいましょう」
◇◇◇
あれから○年後。
スペルマンティスは、駆除どころかほとんどダンジョンで見かけなくなった。
人を襲ってくることもなくなった。
もともと弱い底辺のモンスターが注目されることもなかったが
討伐の手間も要らずに姿を消したことに、ギルドの連中は喜んだ。
だが、密かにその種は繁栄を築きつつあった。
稀に遭遇したいく人かの冒険者の言によれば―――
蟲の傍には、一人のお腹を大きくした金髪の美人の女がいつも佇んでいた。
大勢の子蟲を従えたその女は、幸せそうにお腹を撫でていたという。