陽が高くなり二人が起きた時間よりも6時間は経過した。
暖炉の火は燃え尽きてもうなだるような暑さ。
しかし、ネッドとミスティオラ二人は離れようとしない。
ネッドに抱き着くミスティオラは服を着たまま接吻を続ける。
豊満な胸をはだけミニスカートも捲れ艶やかな尻を露わにし腰をしきりに揺らしいやらしい水音を口と腰から鳴らす。
「ピチャピチャ、クチャ」
(凄まじくイチャイチャするな)
ミスティオラは頬を赤らめウットリとした顔でネッドの口内を慣れたように舌でまさぐる。
そして腰をグリグリと動かし自分の気持ちいい場所を抉る。
「ンッ、ンッ、ンンッ」
口から甘い嬌声を漏らし腰を揺するミスティオラ。
揺する度にグチャグチャと心地よい音が大きくなり愛液の量も増える。
ビクビクと身を震わせ膣の締め付けも強くなっていくが、腰の動きを早めずただ抱き着く力を強くする。
「フッ、ンッ、んチュッ、ンッ」
(本当に抱き着くのが好きだなコイツは)
目を閉じ快楽から耐えるようにキスをするこの美女がミスティオラだということをネッドに実感させた。
ネッドに抱き着く甘えん坊な愛らしい少女、頭をナデナデすると人懐っこい笑みを浮かべる。
そんな少女がナイスバディ、クールビュティな自分好みの妖艶な美女に育った。
熱心に育てた子馬が里一番な巨馬になった達成感を思い出しながら成長具合を確かめる。
褐色肌の尻を掴みグリグリとGスポットを擦る。
「フワあぁぁぁあっ」
ミスティオラは力の抜けた甘え声を出しビクビクと痙攣する。
(いやー、こんな美女を抱けて最高だわ)
「ふはっ、いやっ、ンッ、ンンッ」
快楽に悶えるミスティオラはネッドの背に回した力を一層強める。ネッドの服は少し破れミスティオラの爪が食い込む。
しかし、ネッドは気にも止めず腰の動きを止めず今後のことを思案する。
(さてどうしようか)
些か理性を取り戻し賢者タイムなネッド。
ミスティオラの長い銀髪を梳かしながら周りを観察するとネッドはフム、と頷く。
(この部屋はマズイ)
改めて見渡すとこの部屋はマズイ、部屋に入った瞬間に『絶対にヤッタ』という事が誰もが分かる。
部屋にこびり付いた汗とイカの嫌な臭い、木製の床とベッドも亀裂が入っており彼方此方にシミが付いている。
証拠隠滅の為にベッドのシーツやカーペット、食べ終わった皿を燃やし土に埋めたというのに意味がない。
ネッドはハアッと小さくため息を吐くとある一つの解決策を頭に思い浮かべた。
(屋敷を燃やすか)
発情したミスティオラを介抱していると魔物が襲ってきたということにしよう。
戦闘により屋敷は燃やされ証拠を含めた全てを灰へ。
(元老院が見に来るわけないしニダヴェリーナの現場検証は不慣れだしな)
ブラックトロルやゴブリンの焼死体を2、30体置いておきオリガ様を味方に抱き込めばこの件はめでたく終わりだ。
(そうと決まれば楽しむとするか)
ミスティオラの顎をくいっと浮かせるネッド。
熱に浮かされたようなミスティオラにネッドは内心舌なめずりしてミスティオラの腰を掴み本格的に動こうとするが、
「いつまでしておる!猿か己らは!!」
勢いよく開けたドア、雷が落ちたような怒号がこの屋敷に鳴り響くと同時にダークエルフが入ってきた。
黒いチャイナ服に腰を白帯を巻きそこに長刀を差し込んだ剣士がよく似合う女性が鬼気迫る表情を見せていた。
「カ、カイル。何故ここに」
「お前とミスティオラ様の帰りが遅いからだよボケ」
狼狽するネッドの質問にカイルは罵倒で返す。
カイルは赤い短髪を逆だたせ切り長の目つきを釣り立たせる。
「人が必死になって、迎えに来たというのに楽しみやがって。しかも、ミスティオラ様と」
カイルはギリギリと歯ぎしりして二人を睨みツカツカと歩み寄ってくる。
「オ、オリガ様は?」
「その女性がミスティオラ様か?」
「あ、あぁ。ミスティオラ様だ」
「そうか・・・これが」
ネッドの問いを無視するカイル。
近づいたカイルは今でもネッドに抱き着くミスティオラを見下ろす。
「ミスティオラ様・・・大丈夫ですか?」
冷や冷やとした声を出すカイル。
唾棄も混じったその声色にミスティオラは気付かず腰を動かす。
「んっ、んっ、んっ」
ミスティオラはウットリとした顔をネッドに見せる。
甘える猫のように瞳を潤ませスリスリとネッドに頬ズリををする。
「は、ハハハハハッ」
こんな状況でも甘える彼女にネッドは引きつった笑いを浮かべ、カイルは魂が抜けるような大きなため息を吐き、
「お前達は何をやっとんじゃ、あと少しの辛抱じゃったというのに」
もうダメだと悲嘆に暮れた声を出し膝に手を着いた。