朝、カーテンの隙間から入ってくる朝日が顔に当たり、眩しさで目を覚ます。起きて隣を見ると、いっしょに寝た筈のひたぎの姿が見えず、やっぱりか、とひどく落ち込む。
やっぱり。夢だったんだ。
それもそうだよな。当たり前だがアプリを使って、スマホから女の子が出てくるなんて、そんなのあり得る訳がない。
「夢の中だけとは言え、あんな美少女とセックスできたんだ。それで良しとしよ」
用意されているであろう朝飯を食べようとベットから起き、服を着る。…………俺は全裸で寝たのか? いつもなら短パンとTシャツを着て寝る筈なのに。
しかもベットのシーツが少し、湿っているような? 気のせいか?
んーー? まぁ、いいや。
寝起きで頭が働かない。とにかく朝飯を食おう腹がへった。
寝ぼけまなこで階段を降りて台所に足を運ぶ。台所から味噌汁の良い香り、そしてトントンとリズム良く具材を切る音が聞こえてくる。
「あら、目が覚めた? ご飯、あと少しで出来るから座って待ってて」
どうやら飯はまだ出来てないようだ。
冷蔵庫から新品の牛乳パックを取り出し、喉の渇きを癒す為にそのまま牛乳を煽る。なにげなしに視線を向けると。
思わず牛乳を吹き出してしまう。だってそこには。裸にエプロン姿のひたぎが料理をしていたのだから。
「なんで、裸エプロンなんすか?」
もっと、こう。何か他に着れる物があるだろうに。
「あら、お嫌い?」
いえ、大好物です。もっと下さい。
馬鹿なやり取りをしたせいですっかり、目が覚め椅子に座る。目の前のテーブルにはひたぎが作ったであろう、サラダと冷蔵庫にあった沢庵と白菜漬け。ガスコンロのグリルで魚を焼いているのか香ばしい匂い。
「勝手に用意したけど、食べれる?」
ひたぎが独特な角度でこちらを向く。
「 大丈夫。嫌いな物は無いから」
ついでにアレルギーも無い。彼女は炊飯器から炊き立てのホカホカの御飯を茶碗によそい、これまた良い香りの味噌汁を器に注ぐ。
「そう、よかった。オムレツにしようか悩んだけど、杞憂だったわ」
焼き上がった、アジの開きをテーブルに置く。ふっくらと焼けていてとても美味しそうだ。
「出来たわ、食べましょ」
ひたぎも椅子に腰掛け、頂きますと手を合わせる。
「頂きます」
俺も箸を取り食事を始める。あっ、そう言えば。俺の両親は何処に? 今日は休日で二人とも家にいる筈なのに、さっきから見かけない。出掛けているのだろうか。
いや、でも。こんな朝から出掛けるだろうか?
「なぁ、ひたぎ。俺の親、見なかった? 家に居る筈なんだけど」
ひたぎは朝飯の用意をしてた、だから顔を合わせているはず。
「あら、貴方のご両親は海外にお仕事でこの家に居ないわ」
ほら、と。彼女がリビングのテーブルを指差す。
「ああ。書き置」
あー、そう言えば。たしか一週間まえにアメリカに行くって聞いたなぁ。たしか、母さんと親父が出向で。昨日、家をでぇ。
うん? うん、 んん~?
ゾクリと背筋が凍る。記憶が改竄されている。
「なんで、海外なんて。親父は兎も角。母さんは専業主婦の筈。どうして会社員として、なんで」
訳が解らないよ。
原因は、あれだ。あのアプリだ。アレしか考えられない。あのアプリを消したら元に戻るのか? でもアプリを消したら、ひたぎは、彼女はどうなる? 消えるのか? それは…………嫌だ。
………………………………前向きに考えよう。両親は海外に仕事に行ってるだけ、唯、それだけじゃないか。
いつかは帰って来る。それに俺は高校生。なにも出来ない子供じゃない。どうせなら今の、両親の居ない自由を楽しもうじゃぁないの。
「どうしたの? 変な味がしたの?」
ひたぎが心配そうに声をかけて来る。身に付けているエプロンの隙間から魅力的な谷間が見える。
「悩みが消えただけ、大丈夫だよ。味だって最高だよ」
味噌汁を飲む。塩加減が丁度いい感じ、漬物だって美味し。魚はホクホクで、ご飯が進む。
「そう、よかった。お父さん以外に食べて貰うの初めてだから」
彼女の微笑みが朝日より眩しい。
「だああ~、気持ちいー」
朝一番の風呂で俺は、まさに天にも昇る気持ちで湯船に浸かる。
「ふふ、なんだかオジさんみたいね、アナタ」
同じ湯船に向かい合わせで浸かっている女の子。戦場ケ原ひたぎが微笑みながら俺の大きい独り言に返事をする。
彼女の乳房が湯船にたぷたぷと浮かんでいる。
「昨日、あのまま、汗を流さず寝たじゃん? 身体がベトベトでさあ」
ふにふにとお湯に浮かぶ彼女の乳房を揉む。女性らしい丸みと柔らかさ、いくら揉んでも飽きない。乳房、その先端にある乳首をカリカリと爪で掻く。刺激を受け乳首がゆっくりと硬くなり、ひたぎは身をよじる。
「あん、ふふ。朝からするの?」
向き合う形で湯船に浸かる彼女を俺にもたれる、ように抱き寄せ、後ろから手を回し両方の乳房を弄る。
円を描く様に乳房の外側を優しく撫でる、そしてゆっくりと少しずつ、中心に行く様に愛撫する。まだ乳首には触れない。指を焦らす様に乳輪の円に這わせる。
彼女は感じているのか、膝同士を擦り合わせ、身をよじる。
早く触ってと、主張するように硬くなっている乳首を軽く優しく触る。二本の指で摘み指の腹で転がす様に乳首を触ると彼女の口からだんだんと声が漏れ、腰が時折、ピクリと浮く。
男の子の夢とロマンが詰まって大きく膨れる、万人を魅了して止まない、おっぱいを自由に出来る事実に陰茎が膨れ、彼女のお尻に当たる。
「このまま、続けても良いけど、今は身体をひたぎに洗って貰おうかな」
乳首を摘み持ち上げ、手を離す、するとお湯に乳房が、ちゃぽんと音を立て落ちる。
湯船を上がりケロリンと赤い文字で印刷された黄色の椅子に腰掛ける。ひたぎがボディーソープを直接、手に付け泡立て自分の身体に塗りたくる。
「準備できたわ。始めるわね」
ひたぎが俺を後ろから抱き締める様に密着しする。ボディーソープでヌルヌルになったおっぱいと彼女の俺の背中をゆっくりと上下する。勃起している乳首のコリコリとした感触が伝わって来る。
「おお、なんだかお風呂屋さんみたいだ」
彼女の手が脇腹を擦る。脇から腰を手が這ったと思えば、正面に手が回り、胸板に触れ、擦り回す。泡にまみれた指で乳首を丁寧に擦られ気持ち良くなる。
そして彼女は立ち上がり俺の腕を取り、水平まで持ち上げる。腕を跨ぐように太股で挟み、陰毛をタワシに見立てるように股間を擦り付け前後にスライドさせる。
ショリショリとした陰毛の感触とモチッとした肌触りの太股が腕を這い、プリっとしたお尻が顔の近くまで迫って来る様は視覚と触覚の両方を楽しませる。
尻がだんだんと手の平まで近づき指まで股が来る。今度は膣内に指を入れ、きゅうきゅうと絞めながら洗いだす。彼女の中は温かくヌルヌルしている。
「ん……ん……はぁ、あっ」
指を全部、洗い終わると、ボディーソープを追加して手にだす。
「さあ、立って。正面も洗わないと」
彼女に促され立ち上がる。椅子から立つと丁度、俺の腰が正座をして床に座っている彼女の目のに来る。勃起した陰茎が彼女に突き出される。
「あら。こんなに硬くして、そんなに気持ち良かったの? 」
嬉しそうに口角を上げる。泡立てたボディーソープを身体に、特に乳房に集中して塗る。
「男の子って、こういうの好きでしょ?」
そう言って彼女は、大きくなった陰茎を、泡にまみれた乳房で挟む。左右の乳房で、円を描きながら泡を陰茎に擦り込むようにゆっくりと動かす。
ぐにぐにと形を変えながら陰茎を上下にしごく様はとても刺激的ですべすべとした肌の触感と合わさり、始まったばかりなのに射精しそうになる。
「うっ、もう、でそうだよ。」
前立腺の圧が高まり精液が上がって来る。
「出すの? このまま出したら、せっかく洗ったのに汚れちゃうわ」
そう言って彼女はパイずりを止め、口を大きく開け、手でしこしこと手コキをする。彼女の吐息が亀頭をくすぐる。
「でるよ」
大きく開き、舌を出し待ち構えている彼女の口に陰茎がびくびくと微動しながら精液を勢いよく吐き出す。
ビュッ、ビュウ
直接、口に吐き出された精液が彼女の口内一杯にする。
彼女は口に出された精液を見せつける様に、くちゃくちゃと音を鳴らし味わいながら舌を大袈裟に動かす。口から外れ、頬や鼻に掛かった精液を指で掬いわざとらしい仕草で幼子の様に、咥えちゅぱちゅぱとしゃぶる。
そして咽をごくりと鳴らし、飲み込む。
「ご馳走さま。さぁ、後は泡を流しましょう」
ひたぎはシャワーヘッドを手に取り身体にかけ、泡を流していく。彼女の手が全身に這う。まるでマッサージを受けているみたいだ。とても気持ちいい。
「次は、歯を磨きましょ。アナタの歯ブラシはこれかしら?」
「えっ。ああうん、その黄色いの」
歯ブラシを手に取り、俺を椅子に座らせ目線を合わせる。彼女は俺の歯ブラシに歯磨き粉を着け、それをこちらに向け。肩に手を置き。
「はい、あーん」
しゃかしゃかと歯ブラシが歯を磨く音が響く。こちらの口の中をじーっと見つめ黙々とブラシを動かす、まるで赤ちゃんに成ったみたいだ。恥ずかしい。
だが、恥ずかしくもあるが、同時に妙な心地よさを感じる。ブラシが歯を往来する度に胸の奥が温かくなる。自分では何もせず他者、身体を重ね合わせた女の子に身体を委ねる。身体から力が抜け、心が軽くなる。
「はい、口をイーってして」
「イーー」
たがいに無言になる。歯を磨く音だけが風呂場に響く。ずっとこの時間が続けばいい。そう思っていると、ブラシが口から離れぽんぽんと手が頭に置かれる。終ったようだ。シャワーから蛇口に切り替え、手を受け皿にしてお湯を受け止め、こちらに差し出す。
「これで口を濯いで」
口を開けると、手の中のお湯を溢れないよう丁寧に傾ける。がらがらと鳴らし吐き出す、この動作を二回繰返し口の中をスッキリさせる。
口回りに付いた水滴を指で拭い、頬にキスをする。
「シャワーで軽く流したら上がりましょう」
「ふぃー。スッキリした」
パイずりで抜いてもらったから、二つの意味でスッキリした。
「そうね、二つの意味でスッキリしたわね」
頭の中を覗いたかのような事を言う、ひたぎさん。そんな彼女の服装は、デニムと白シャツ。二着とも俺のを着てもらってる。シャツのサイズが合ってないので萌え袖みたいになっている。ちなみに、ノーパン、ノーブラである。
「色々、買わないと。お金あるかな?」
服とか下着とか。ずっと男物を着ている訳にもいかないし。
「えっ。いいわよ、何も買わなくて」
「なに言ってんだよ。服とかどおするんだ?」
遠慮しているのか、なにも要らないと彼女は言う。
「だって、目の前に有るのよ。私の家」
はい?
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