放棄された研究所を一人の男が歩いている。くすんだ白衣と細い体は健康そうには見えず、ぶつぶつ何かを呟いている辺りおかしくなった人間としか思えない。
男はふらふらと危なっかしい足取りだが、進むべき場所を知っているかのように迷いなくそこへと向かっている。
数分ほどし、男が到着したのは埃をかぶっている一台の機械。放棄されて長いのか劣化している外装は所々錆やら傷がついている。
「これが……私のモノになるのだ……」
男は口角を不気味に持ち上げ、笑う。実際には、この機械は男の所有物であったことなどなく、妄想にとらわれているだけの男が放つ妄言である。
男は両手を広げて機械を抱き、ニチャニチャ笑っていた。
しばらくすると男も微かに理性を取り戻したのか機械から離れ、外へ持ち出すために行動を開始しようと別の部屋へと向かう。床に設置されているため、ボルトを外すための工具を探しに行ったのだ。
男が向かったのは工具室。放置されていて埃塗れだが、男としてはどうでもよい。
男が少し工具箱を探していると、物陰から一匹のポケモンが現れた。2つの歯車のような体を持つギアルである。ギアルは身体をかみ合わせて音を鳴らしつつ、男の目の前まで移動する。
男は近くまで来たギアルを見て、特に気にすることもなく工具箱を探す作業に戻った。だが、無視されたギアルは少し思考がおかしくなっていたのだ。研究所を守護するためのポケモンとして育てられたギアルは研究所が放棄された後も研究所に侵入する者を追い返していた。しかし、長年稼働していたためか思考が徐々におかしくなっていき、今では性別などないはずなのに男性を見つけると性的なことを行うポケモンになってしまったのだ。
自身に背を向ける男にギアルはでんきショックをぶつけて痺れさせると、男の服を回転に巻き込んで引きちぎる。
「……?」
男は何をされたのかよく分からないまま、痺れる体を床に叩きつけられる。埃が舞い上がり、男は身体にふんわりと纏わりつく埃に身震いするが体が痺れているので動けない。
倒れている男を見ながらギアルはオイル缶を破壊して自身の体にぶっかける。何度か行為を行ってきて、オイルを塗らないと男性器を破壊してしまうことに気が付いたのだ。
オイルでしっかりと滑りを持たせた2つの体の間に男性器を挟み込む。
男は少し身を震わせるが、動けない。それどころかこれから去勢されるのではないかという恐怖が芽生えて首を震わせている。
ギアルの回転が始まると、男が思っていたように男性器が潰されることは無くこりこりと刺激をされる。潰さない程度の力加減はしているようだ。
ギアルの体は鋼なのでひんやりしているが、それも熱を持った男性器には心地よい。コリコリと男性器の芯に響くような刺激は男の射精感を少しずつ上げていく。
ギアルは少しして回転速度を上げて刺激を強めていく。男はその急加速に耐え切れずに射精を迎えた。精液がギアルの体にかかり、ぐちゅぐちゅと体の間で潰されていった。
だが、一度の射精でギアルは終わらない。高速回転で男の男性器を刺激し続けるのだ。
数時間後、工具室には男性器がねじ切られた男が横たわっていた。オイルが切れたので普通にギアルの体に耐え切れずに潰れてしまったのだ。