海とはいうのは現実でも危険が多いが、ポケモンのいる世界においては更に危険が多い。
それは手持ちのポケモンも対象である。
ある海辺に一人の少年が頼み込んで親に捕まえてもらったヒドイデを連れて遊んでいた。ポケモン図鑑でその姿を見て不気味さの中にある可愛さに惚れ込んでしまったのだ。
ヒドイデと少年が出会って数ヶ月が経ち、初めは少年に攻撃的だったヒドイデも何となくだが命令に従うようになった。なつき度が高くなったのか別の要因があったのかは分からないが、少年からすれば些細なことだ。
この日はヒドイデが海辺に行きたがったので、親に相談してヒドイデと一緒ならいいとの許可を得て来た。海には誰もいない。
海の浅瀬でヒドイデと水を軽くかけあって遊ぶ少年の姿は可愛らしい。
そんな少年の姿をヒドイデは何かが籠った目で見ていたが、少年は気付かない。
しばらく遊び、疲れた少年はヒドイデと共に道すがら購入したポケモンでも人間でも食べられるクッキーを食べ、サイコソーダを飲みながら休憩をする。青春の一ページのような光景だ。
勿論その間もヒドイデはねっとりとした視線で少年を見ていたが、それでも少年は気が付かなかった。
しばし休憩した少年とヒドイデは再度、浅瀬で遊ぶのを再開する。
それからしばらくし、少年は長い時間遊んだので尿意を催してきた。
「ヒドイデここで待ってて!」
そのため海辺にある仮設トイレへと駆けこんだ。その後ろをヒドイデは待っていてと言われたのにこっそりと付いていく。
そして少年が仮設トイレに入り、ズボンを下ろしておしっこを済ませた瞬間にヒドイデは少年へぶつかり押し倒した。
「ヒドイデ!?何で!?」
少年はいつの間にかヒドイデがいたことと、急に押し倒されたことに困惑して動きが固まってしまう。
その隙をつき、ヒドイデは毒針で少年の小さな男性器を突き刺す。
「あが……!」
少年は毒針を刺された痛みと毒が流し込まれる感覚で泣き出しそうになったが、体が痺れて声が出ない。それでも涙は出てくるが、ヒドイデがそれを見たからといってすることが変わるわけではない。
毒針が刺されて数分、痺れの中に痒みが混ざり始めてきた。それは掻きむしりたくなるほどの痒みだが、体が痺れているので掻けない。特に刺された男性器が痒くなっている。
少年の男性器は痒みという刺激で勃ち上がり、普通に勃つよりも腫れ上がっているために大きくなっている。赤くなるどころか色違いのヒドイデの如き色となった少年の男性器は痒みからか尿口から透明の液があふれ出している。
「あ……あ……」
少年は自身の男性器に起きた現象が理解できず、それでいて尋常ではないほど痒くなっているためにヒドイデに涙目になりながら掻いて欲しいとでも懇願するように声を絞り出す。
ヒドイデは少年の顔を眺めながら興奮しているようで、少年の男性器に自身の触手を近づけては触れるギリギリで引っ込める。特性が『ひとでなし』のため、純粋にサディストなのだ。
少年は意地悪なヒドイデに怒るように声を出すが、ヒドイデはそれを見て悪い笑みを浮かべるばかり。
ヒドイデを捕まえたのは少年の親であり、少年ではない。少年が命令できるレベルより上のヒドイデは少年の懇願も命令も聞く義務は無いのだ。
しばらく泣いて懇願する少年を眺めていたヒドイデはようやく触手を少年の男性器に触れさせると毒針を刺さないようにゆっくりと動かしていく。少年が求めるのは掻いてもらうことだが、ヒドイデは擦るばかりで痒さは収まらない。
しかし、ぐつぐつと煮えたぎっている何かが少年の尿道を駆け上っていき、少年はそれが分からないままに抵抗できずに射出する。
少年の男性器からドロドロの性器が溢れ出し、少年はその恐ろしい程の快楽で眠りにつくのであった。
少年が目覚めると、僅かな全身の痒みがあるばかりで痺れは取れていた。
ヒドイデは何事もなかったかのようにそこにいる。
「ヒドイデ……いや何でもない」
少年はヒドイデに怒ろうかと思ったが、その瞬間に先ほどの快感が脳裏によぎる。
少年はヒドイデを怒るのを止め、一緒に帰るのであった。