その日旅人は砂漠で彷徨っていた。数日前から広大な砂漠で遭難してしまったためである。
自分探しの旅と銘打って砂漠に来たのだが、砂漠を正直舐めていたために服装を砂漠仕様に変更せずに来てしまったのだ。
旅人のいる砂漠は昼は陽射しが肌を焼き、乾いた熱風が吹き荒ぶ強風地帯。一日くらいならどうにか耐えられるが、数日彷徨っていると流石に体力の最大値が削れていくような疲労感がこみ上げていた。
旅人も流石にそこまで馬鹿ではないため、1体のポケモンを持っていたがトレーナーではないので育てが甘く、この砂漠に生息する野生のポケモンにレベルで勝てなかった。レベル差があってもどうにかしてきたが、環境で手持ちのポケモンも疲労困憊。
そんな旅人の頭上には大量の鳥ポケモンが飛んでおり、旅人が息絶えるのを今か今かと待ち侘びている。夜になるとノクタスの群れがじっと見てくるのもあって寝不足だ。
旅人がその日も歩き続けていると不意にマラカスのような音が聞こえて来た。
旅人はこんな場所で演奏会でもしている人がいるのかとそちらの方へと足を進める。
そこにいたのは大量のマラカッチ。近づくと音を嫌って鳥ポケモンが去っていく。
マラカッチの近くまで到達した旅人はそこで倒れるのであった。
次に旅人が目覚めるとサボテンや砂漠で何故か咲いている花がいっぱいある場所だった。近くには澄んだ水で満ちた泉があり、大勢のマラカッチが交流し合っている。オアシスと言える空間だ。
旅人が目覚めたことに気付いたマラカッチが数粒の花の種を手渡してくる。旅人は少し躊躇しつつも食べてみると体からエネルギーが溢れ出るかのような感覚が体を襲った。栄養満点の種は1粒食べるだけで体力がほぼ回復する程の力を持っていたのだろう。
マラカッチに頼んで泉の水を飲むと完全に回復できた。
旅人はマラカッチに感謝しつつ、その場を去ろうとしたが引き留められたのでそれから数日の間マラカッチの集落で過ごしていった。
数日が経ち、旅人も集落に馴染んだ。それはよいことだが、旅人には新たな悩みが生まれてしまった。栄養満点の花の種を数日の間摂取したことで男性器もあり得ないほどに元気いっぱいになってしまったのだ。
いつもなら自慰で終わらせるところだが、流石にマラカッチの集落で自慰に励むことなど恩知らずである。そのため、旅人は少しの刺激で勃起してしまう欲求不満な男性器を放置せざるを得ない。苦しいことに欲求不満過ぎて世話をしてくれる♀のマラカッチの一挙手一投足がエッチに感じる始末。
流石に申し訳なさすぎて集落から出ていくことに決めた。
集落の長に出ていくと伝えると、お世話をしてくれたマラカッチが人間の集落まで案内してくれることになり、集落での最後の夜を迎えた。
その夜、眠ろうとしている旅人の寝床にあのマラカッチが入ってくる。その表情はよく分からないが旅人には発情しているかのように思える。
マラカッチは旅人に申し訳なさそうに鳴き声を出すと、腰に乗っかり、鋭い爪かトゲの付いた腕で旅人を押さえつける。その力は一般的な人間では到底太刀打ちできない程。
マラカッチは脚部で器用にズボンを脱がせ、男性器を露出させると膣に似た特殊な部位へと男性器を咥え入れる。愛液というよりは純粋な水に近いさらさらとした液体で湿るマラカッチの内部は少し夜の冷気で冷えており、熱くなった男性器へと温度差による刺激を与える。生殖のためか挿入したモノを逃さないように微細な針の生えそろった内部はチクチクと男性器に針が刺さるが、刺さる度に微かな痛みとそれを超える快感をもたらした。
旅人は何とか挿入だけで射精する無様を晒さなかったが、今にも射精しそうだ。力を込めながら射精を我慢する旅人に追い打ちをかけるようにマラカッチは踊るように動き出す。上下だけではなく前後左右に揺れる動きは一定の刺激に男性器を慣らさせることは無く、常時新たな刺激を与え続けていく。
水音とマラカスのような音を出しながらの動きに旅人は我慢しきれずに一度目の射精を迎えた。射精した瞬間、マラカッチの内部は水を吸い上げるかのように精液を吸収する。
一度射精した程度では男性器は収まらず、マラカッチも収まらない。それからはお互いがばてるまで行為は続いていった。
次の日、マラカッチに案内されて人間の集落までたどり着いた旅人はマラカッチにモンスターボールを差し出した。旅人に握られたモンスターボールのボタンをマラカッチは力強く押し込む。
こうして旅人はマラカッチを捕まえた。それはただポケモンを捕まえるのではなく、伴侶を捕まえるのと同義である。
それと同時に自分探しの旅は終わりを迎え、自宅に帰った後はマラカッチと共に一生を過ごすのであった。