青年は夜の広い街を滅茶苦茶に進んでいく。しっかりと舗装された地面は進むのに苦労は無く、青年はぐんぐんと走る距離を伸ばしていった。
青年は所謂不良というやつで、夜になると街中をローラースケートで爆走するのが大好きだ。今では町の中でも中間ぐらいの腕前を持つと自負しており、夜に爆走するのを辞める気はない。
ローラースケートで走っている最中の風を切る感覚はとても心地よい。今までに走っていて事故など起こしたことが無いのもこんなバカげた暴走をしている理由だろう。
青年からすれば事故を起こしていないということは、誰にも迷惑をかけていないということと同義だと思っているので止まらない。
青年が進むこと数十分、前方に怪しく点滅する光を見た。チカチカと点滅する光は見ているだけで吸い込まれるような、荒ぶる心が静まるような不思議な点滅。青年は導かれるような気分と好奇心から光の方へと近づいて行った。
近づくほどに精神を何かに侵されるような感覚がしてくるが、微かに残る闘争心が止まるなど許されないと伝えてきて止まるという選択肢はなくなる。
光から数十メートル程まで来た時、青年は完全に点滅する正体に気が付いた。それはマーイーカだ。黄色く発光しながら宙に浮いている。
青年はこの時まだ逃げられたかもしれないが、青年は逃げを選択しなかった。不良としてのプライドが邪魔をしたのだ。
堂々とローラースケートでマーイーカに近づいていく。
マーイーカとの距離が数メートルほどに近づくと、完全に青年はマーイーカの姿を視認できた。マーイーカもまさか夜中にわざわざ自身に近づく人間がいるとは思わずに少し驚いている。
そして青年は何を思っていたのか、それとも何も考えてなどいなかったのかスピードを落とさずにマーイーカに激突した。
流石のマーイーカも速度の乗った突進を喰らえば少しは吹き飛ぶ。だが、全くダメージを負っていないどころか青年に対して敵意を向けるだけの結果となる。
反動で尻餅をついている青年にマーイーカは近づくとさいみんじゅつを発動して催眠状態にする。青年の心にある闘争心と呼べる部分は完全に消え、マーイーカをぼんやりと見つめている。
次にマーイーカは触手を器用に使って抵抗する気力のない青年のズボンや下着を脱がした。青年の男性器はリラックスしているのか勃起しており、臨戦態勢だ。
マーイーカは早速自身の触手の束の中で男性器を飲み込む。ぬるぬるした大量の触手が男性器に絡みつき、即座に我慢汁が溢れ出す。元々不良行為で興奮していたのもあって青年は射精寸前だったのだろう。入れて数秒で射精した。
射精された精液をマーイーカはサイコパワーでしっかりと自身の体内に取り込んでエネルギーにするとまた男性器に触手を絡めて精液を絞り出す。
何度も射精し、青年が体力切れで気絶するとマーイーカは去っていった。
次の日、青年は公衆の面前で露出した罪で警察へと連行されるのであった。