夜中に森を歩く少年たちがいた。
子供特有ともいえる万能感からか、肝試しとして森を散策することにしたのだ。その数は5人ほど。
夜中の森は夜行性のポケモンの鳴き声がたまに聞こえる程度で不気味な雰囲気が漂う空間になっている。少年たちは内心怖がっているのを隠すように不安感を踏みつぶさんとばかりに歩みを進めた。
森の奥へと歩いていくと、あまり人が来ないのか先ほどまでの獣道が途絶え、鬱蒼とした草が道を覆っている。
「やっぱ……やめた方が……」
「怖いのかよ! それならさっさと帰れよ!」
少年の一人が怯えたように帰りたがるが、ガキ大将は馬鹿にしたように叫んだ。
その少年は正直帰りたかったが、一人で帰るのも怖いため、仕方なくみんなについていくことに決めた。
それから数十分、怖がっていた少年がふと周囲を見ると4人しかいない。自分を数えていないかと思い、数えなおすがやっぱり1人足りない。
「1人足りないよ!」
少年は叫びながらガキ大将が先ほどまでいた場所へと視線を移す。しかし、ガキ大将の姿は無かった。
それどころか少年以外その場にいなくなっている。
「みんな!」
少年は慌てて走り回る。脳内には孤独への恐怖とみんなを見つけなくてはならないというなけなしの使命感。
時々転びながらも進むこと数分、少年の視界に怪しげな光がぼんやりと見えた。森の中の光というのも可笑しいが、少年は光を見つけた安心感から近づいてしまう。
草を掻き分けて光の方へと進んでいくと、光は一つではなくいくつか存在していることに気が付いた。それはまるで沢山の何かが自分をおびき寄せようとしているようにも見える。
「おーいこっちだー」
少年はやっぱり怪しいと逃げ出そうとしたが、ガキ大将の声が聞こえて来た。その後に一緒に来た他の子の声も聞こえて来たので足を止める。
もしかしたら他の子たちは懐中電灯でも持っていて自分を脅かしているのかもしれない。そう考えた少年は光の方へと進んでいく。
進んでいくと光の正体が見えて来た。
光の正体はマシェードだったようで、今も少年の方をじっと見ている。
正体を知った少年はホッとし、みんなの姿を見ようと頭を動かす。
すると仲間の姿は確かにあったが、悍ましい光景が広がっていた。
4人の仲間がぼんやりとした表情でいたのだ。服は何も着ておらず、大きくなっている男性器にはマシェードの指先が触れている。そこから何かを吸い取られつつ、時折男性器を振るわせて白い液を垂れ流す。
「あ……あ……こっちだ」
「おまえもきたのかー」
仲間は蕩けた顔で少年に手を伸ばす。しっかりと少年の足を掴むと逃がさないとばかりに決して放そうとはしない。
「やめ……!」
少年は抵抗しようとしたが、それよりも早くマシェードが胞子を放って少年に吸わせてきた。
その瞬間、少年は心地よい眠気に襲われて崩れ落ちてしまう。
少年にマシェードが近づき、服を器用に脱がせると勃起していない男性器を軽く指先でひっかく。その刺激で男性器は大きくなり、しっかりとマシェードの指先が絡められる。
マシェードはじっくりと少年の生命エネルギーを男性器から吸い上げていく。手慣れた様子から何人もの人間の精気を吸ってきたことで一番効率の良い方法を見つけて実行していることが伺える。
マシェードの指先から精気を吸われていく少年の男性器はビクビクと痙攣を始め、ぬるぬるした汁を吐き出し始める。ぼんやりした頭でも性的快感は感じるようで抵抗もせずにされるがままになっている。
しばらくすると一際大きく男性器が痙攣し、白濁液をゆっくりと出した。射精ではあるが台無し射精ともお漏らし射精ともいえるものだ。
そのまま少年は心地よい眠りの中でマシェードに精気を吸われていることになど気が付かないまま命を終えていくのであった。