綾波レイという少女は、メンバーの中で、最も謎に包まれている人物である。
ヴァルキリーとしての実力は平均的であり、ワルキューレのメンバーに選ばれた理由も、未だに分からない。
しかし、その謎は先程の戦いでより謎は深くなっていた。
黄金の果実でしか作り出す事ができないはずの戦国ドライバー。
そして、俺も未だに作成する事ができないリンゴロックシードの生成する事ができた。
その事について、綾波に尋ねても、全て俺が作れるからとしか言わなかった。
謎の多い少女。
だが、そんな綾波が、どういう訳か、ベットの上で俺を見下ろしていた。
「えっと」
赤い透き通るような目に見つめられ、俺はどうすれば良いのか分からず困惑する。
手の平には、彼女の青く柔らかな長い髪が触れている。
それがとても心地よい。
彼女が何を求めているのか分からずにいるが、ゆっくりと俺の胸元に手を触れる。
「あっ……!」
突然の事に思わず声が出る。
心臓を握られたような衝撃と共に、全身が熱くなる。
彼女は無表情のまま、俺の反応を楽しむかのように、指先で弄ぶように、俺の体に触れる。
「綾波」
「懐かしい」
その呟きが何を意味するのか分からない。
だが、そっと彼女は俺の唇に触れる。
柔らかな、消えそうな雪を思わせるようなキスをされた。
俺はただ黙って受け入れるしかなかった。
いつの間にか両手で強く抱きしめられ、身動きが取れなくなっていたからだ。
唇から伝わる温もりを感じながら、そのまま時間が過ぎていく。
「んっ……」
彼女の舌先が口の中へと入ってくる。初めて感じる感触だった。
ぬるりと生暖かいものが歯茎をなぞり、舌を絡め取られる。
息をする余裕もないくらいの激しい接吻。
何度も角度を変えながら繰り返されるそれに、脳の奥まで痺れてくるようだった。
「ぷはぁっ」
唇が離れると、互いの間に銀の橋がかかる。
「もう我慢できない」
そう言うと、綾波は自分の服を脱ぎ始める。
一枚一枚脱いでいく度に露わになる肌。
透き通るような白い肌に、形の整った二つの膨らみ。
産まれたままの姿になった彼女を見て、俺は目を奪われていた。
月明かりの下でも分かるほど白く美しい裸体は、まるで芸術品のように思えたのだ。
「紘汰?」
何も反応しない俺に不思議そうな顔を見せる綾波。
そんな彼女に、慌てて視線を外す。
これまで、多くの女性と行為を行ってきたはずだが、頬が赤くなる。
だが、そんな俺を余所に、綾波は抱きついてきた。
「ああっ! ちょっ!?」
柔らかい胸を押し当てられる。
女性特有の温かさや柔らかさ。
そして匂いまでもが伝わってきて頭がクラクラしてきた。
こんなにも柔らかくて気持ちの良い。
そんな俺の気持ちを汲み取るように、再びキスを行う。
先程のように軽いキスではなく、今度は濃厚なもの。
口を開けば、すぐに舌が入り込んでくる。
絡み合う水音を聞きながら、俺の肉棒は既に勃起しており、綾波はゆっくりと腰を動かしながら、自身の秘部へと導く。
そして、先端が入り口に触れた瞬間、一気に挿入した。
既に濡れており、すんなりと入っていく。
温かいものに包まれた感触。それは今まで感じたことの無いものだった。
全てが包み込まれるような感覚と同時に、締め付けられるような圧迫感がある。
まだ動いていないにも関わらず、その快楽だけで達しそうになる。
「繋がっている感触がっんっ」
目を閉じ、何かを確かめるように呟く。
だが、次の瞬間、彼女は激しく腰を振り始めた。
先程までの無表情で、何も感じていない彼女からは考えられない程に激しく動く姿。
その姿を見ながら、俺はただ耐える事しかできなかった。
「あっ、あああっ!!」
彼女の口から漏れるのは喘ぐ声だけ。
しかし、その声はどこか嬉しさを感じさせるようなものだった。
だが、肉棒を締め付ける膣肉は、さらなる快楽を求めるように、うねりを上げる。
次第に限界に達しつつある俺は、どうにかして堪えようとするのだが、それを許そうとしなかった。
彼女は両手を伸ばし、俺の頭を引き寄せる。
それは、彼女の豊満な胸の中へと導いた。
その柔らかさに抗えずにいると、耳元で囁かれる。
「出していいよ? 私の中に全部……」
優しく、甘く蕩けるような声で。
その言葉を聞いた時、全身に電気が流れたかのような衝撃を受けた。
そして、遂にその時を迎える。
ドクンドクンと脈打つ肉棒から解き放たれる。勢いよく吐き出される。
「ああぁぁぁぁっ!!!」
それと同時に、綾波は身体を大きく仰け反らせ、痙攣するかのように震える。
ビクビクッとした振動に合わせるように、大量の精液が流し込まれていく。
その度に、小さく体を震わせる綾波。
やがて、出し終わる頃には、満足そうに微笑む綾波がいた。
「これからもよろしくね?」
その一言を最後に、俺は意識を失った。