蠍との戦いが終えた後、俺はそのまま風呂に入った。
ようやくレンがソファに寝ており、ロスヴァイセさんが今は晩飯を作ってくれている。
湯船に浸かりながら、その疲れを癒す。
未だに襲い続けるロキからの刺客もそうだが、ロスヴァイセさん以外のワルキューレの1人であるレン。
彼女のマイペースな性格もそうだが、彼女以外にまだ11人いるワルキューレが来る事に頭を悩ませる。
「はぁ、これからどうなるのか」
そう呟きながら、天井を見る。
そうしていると、ガラリと音が聞こえる。
何の音かと、思い見てみると、そこには裸のレンが立っていた。
「あぁ、レンか」
俺はそれを見て頷くと共に、再び天井を見る。
だけど
「レン!?」
俺は思わず、大声で叫んでしまう。
「五月蠅い、何を騒いでいるの」
「いや、騒ぐも何も、いきなりなんで入っているの」
「寒かったから、お風呂に入りたかった」
「入りたかったって」
マイペースな性格だとは思っていたけど、まさかここまでとは思わなかった。
しかし、よく見れば、身体は小さく震えていた。
確かにこの季節にしては寒いだろう。
とはいえ、流石に俺が入っている時に入るというのは予想外だった。
とりあえず、俺は目を瞑り、心を無にする。
だが
「ねぇ」
「なぁ」
そんな俺とは裏腹にレンが俺に近づいていた。
先程まで彼女を背負っていたので、ある程度分かっていたが、彼女は本当に美少女である。
腰まで伸びている青い髪に透き通るような緑色の瞳。
胸の大きさはロスヴァイセさんと比べると少し小さいが、それでも十分なぐらいの膨らみを持っている。
「どうしたんだよ」
俺はなんとか、先程の戦いの興奮で、未だに冷めない性欲を抑えるように、答える。
「これ、どう使うの」
そう言ったのは、シャワーだった。
「シャワーの使い方、分からないの」
「アースガルズには、こんなのなかったから」
ロスヴァイセさんも聞いてこなかったけど、もしかして彼女だけが特別なのか?
そう考えながらも頭を悩ませる。
「とりあえず、使い方教えるから」
なんとか、彼女に失礼ないように、目を逸らしながら、説明を行う。
「ここを押すと、水が出てくる」
「うん」
「それで、これを回すと、温度が変わる」
「ふぅん」
そう言いながら、興味深そうに聞くレン。
先程までは眠そうだったが、今ではしっかりと起きている。
「あとは身体を洗うタオルだけど」
「面倒」
「えっ」
「洗って」
洗ってって、もしかして俺に洗えと言うのか。流石にそれは無理だ。
それに、彼女が使っているシャンプーとか、リンスの類だってあるはずだ。
「悪いんだけど、自分で」
「私、洗い方が分からない。
だからお願い」
「いや、でも」
「早くして」
そう言われると、仕方がなく、俺はレンの髪を洗った。
ロスヴァイセさんと行為を行っている時には、こうしてじっくりと髪を触る事がなかったが、触れてみると、なかなかに心地良い。
女性は髪が命という事もあって、俺は自分の髪を洗う以上に丁寧にレンの髪を洗っていく。
そうしているうちに、段々と気持ちよさそうな表情になっていくレン。
そのまま終わると、俺は次に石鹸を取り出す。
「なんか、このタオルざらざらして、嫌」
「えぇ」
ロスヴァイセさん、そんな事なかったよPERT2。
「だったら、どうしろと」
「手で、やって」
仕方なく、俺は手を使って、レンの背中を擦る。
すると、彼女の口から吐息が漏れる。
その声に、俺は思わず反応しそうになるが、必死に抑える。
手には泡があり、ゆっくりと白い雪のようなレンの肌を洗う。
滑りを良くしている泡のせいなのか、そもそもレンの肌自体がたまご肌なのか、手が吸い付くような感触がある。
そして、その度に俺はドキドキしてしまう。
(落ち着け)
今すぐにも抱きたい衝動に駆られるが、それを堪えながら、俺はレンの身体を洗っていった。
そうして全身を綺麗にしていく中で、手は彼女の秘部へと伸びていた。
「あっ、悪い」
すぐに俺は手を離そうとするが
「良い、ここ、もっと丁寧に洗って」
そう言って、俺の手を掴むと、自らそこへ押し当てた。
「・・・分かった」
俺はそれに応えるように、優しく触れる。
レンのそこは柔らかく、指を動かすたびに形を変えていく。
愛撫でそこが濡れてきたのか、クチュクチュとした音が聞こえてくる。
それがまた、エロティックな雰囲気を出している。
そうしているうちに、俺はレンの胸に触れる。
まだ成長途中の胸だが、それでも十分に柔らかい。
まるでマシュマロのように柔らかな胸。
それを揉んでいると、ふとこちらを見つめるレン。
見つめられていく内に彼女はそのまま俺に近づき、そのまま唇を奪われる。
最初は驚いたものの、やがて俺は彼女を抱きしめて、キスをする。
そうして暫くした後、レンは俺から離れる。
お互いの顔は真っ赤に染まっているが、お互いに離れない。
そうしてレンは立ち上がる。
俺はそんな彼女を見て、先程までとは違った意味で興奮していた。
「お風呂の洗い方って、なんだか不思議」
「いや、違うから。
そのさっきのは、あそこを触るまでで、その後は身体をシャワーで洗い流すから」
「っ!」
それを聞くと、何やら驚いたように目を見開く。
「・・・まぁ、気持ち良いから、別に良い。
それに、洗い方も分かったから」
その言葉と共に頷くと風呂を見る。
「入って温まろう」
そう言うと、彼女はそのまま風呂に入っていく。
俺も続いて入るが、やはり湯船は大きく、二人でも入れるぐらいの大きさだった。
二人共入ったところで、レンは先程の続きとばかりに彼女は口づけをしてきた。
それも舌を絡めるようなディープなものを。
正直に言えば、彼女とはまだそこまでの関係ではないと思っている。
だからといって、この場で拒否するわけにもいかない。
そう考えていると、レンの方から口を離す。
「ふぅ、やっぱり気持ちが良いね」
「そうだな」
そうしていると、もぞもぞと動いていた。
何かと思っていると、彼女は俺の肉棒に手を伸ばしていた。
「れっレン?」
「以前、紫穂から教えて貰ったけど、好きな人のこれと、ここを合わせると良いって言っていた」
確かに、それは間違いではないが、まだ早い気がする。
というより、俺が我慢できなくなる。
とはいえ、彼女に止められるわけもなく、俺はされるがままになるしかなかった。
そうして、レンは自身の膣内へと、俺の肉棒を導く。
「んんんんんん」
挿入した瞬間に、レンは声にならない悲鳴を上げる。
だが、それでも止まらないように、レンの膣肉はきつく締め付ける。
そして、それと同時に腰を動かし始める。
風呂の中という事で、お湯が音を立てるが、気にしてはいられない。
俺はただ、目の前の快楽に身を任せた。
レンの身体を抱き寄せ、密着すると、自然とレンの胸に顔を埋める形となる。
そうして、互いに動き続ける中、レンの声が響く。
「あっ、ああ」
「レン」
「だ、大丈夫だから」
そう言いながらも、彼女の手は俺の背中を掴んでくる。
その力が強くなる度に、彼女の声が響き渡る。
既に限界が近いのか、彼女の声が大きくなっていく。
俺もまた、その声に呼応するように、彼女の最奥へと自身の欲望を解き放つ。
その瞬間、レンの身体が震えたかと思うと、そのまま力なく俺に寄りかかってきた。
「はぁはぁ・・・はぁ・・・」
荒くなった息を整えようとするが、上手くいかないようだ。
その様子に俺は心配になり、彼女の顔を覗き込む。
「レン、大丈夫か」
そう聞くが、彼女は小さく首を振る。
そして、そのまま目を瞑ると、ゆっくりと眠りに落ちていった。
(疲れていたんだな)
そんな事を考えながら
「うわぁん、ヴァルキリーが増えるけん思うとったばってん、やっぱりしゃっそく紘汰しゃんが喰われたぁ」
「えっ?!」
聞こえた声、見つめると、そこには浴室のドアを開けて、泣いていたロスヴァイセさんがいた。
「ろっロスヴァイセさん」
「分かっとったよ、紘汰しゃんが魅力的なんな。しかも、戦うた後やけん嫌な予感しとったばってん、レン様んマイペースな行動ば予測できんで、奪わるーなんてぇ」
「まさかの方言!?」
これまで、見たことのないロスヴァイセさんが方言を喋ってしまった事に戸惑いを隠せない。
「・・・ロスヴァイセさんも一緒にやる」
「えっレン!?」
すると、レンがロスヴァイセさんにとんでもない事を言う。
「私は、まだ全然元気だから」
「いえ、そうではなくてですね」
「他の人が来たら、一緒にいる時間が少なくなるよ。
だったら、今のうちに3人でやらない」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいや」
「・・・駄目なの?」
そう、レンはロスヴァイセさんに尋ねてくる。
戸惑いを隠せないロスヴァイセさん。
しかし、それは僅か数秒。
そして
「モルガンやフラグが来たら」
「やる!」
レンの一言と共に即答だった。
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
「どうしたの」
「いや、俺の意見は・・・」
そう言うが、二人の視線は俺を射抜く。
まるで、「断るつもりはないよね」と言っているかのように。
マイペースなレンと普段は真面目なロスヴァイセ。
その2人からの威圧に俺は、この二人に逆らえなかった。