七瀬と肉体関係を持つようになってから一ヶ月が過ぎた。
平日は一之瀬、土日は七瀬と過ごしているが、二人とも告白をしてこないので、セフレ以上恋人未満という曖昧な関係が続いている。
一之瀬には素直に七瀬と関係を持つようになったことを打ち明けた。
理由は俺が知らないところで、一之瀬が七瀬との関係を知った場合、彼女が自殺するんじゃないかという不安があったからだ。
なので、本人に直接告白した。
反応は予想通りだった。
見捨てないでと泣き付かれ、自分との関係を絶つようなら自殺すると宣言された。
もちろん一之瀬を死なせるつもりはないので、今までの関係を続けようと言ったところ、何とか納得してくれた次第である。
一之瀬のことだけを考えるなら、七瀬とは一度きりの関係を終わらせた方がよかったのは理解している。
しかし、七瀬と一緒に過ごすようになり、何度も身体を重ねるうちに、俺の生活に七瀬は必要不可欠な存在になってしまった。
「先輩、台所洗剤が切れそうですよ」
土曜、七瀬はいつものように俺に手料理を振る舞ってくれた。
そのまま俺の部屋に泊まり、日曜の夕方まで一緒に過ごすのが俺たちの日常になっている。
「あんっ♡ 先輩、ダメですよぉ……♡」
洗い物をしている七瀬を背後から抱きしめた。
「なにが?」
「洗い物が終わってませんから……ひゃんっ♡」
豊満な乳房を上着越しに鷲掴みすると、七瀬は可愛らしい嬌声をあげた。
「あっ♡ 先輩……だめですぅ♡ んあっ♡」
「気にせず洗い物していいんだぞ?」
「そんなぁ……ひぃぁっ♡」
一ヶ月前までは処女だった七瀬だったが、今ではこのような破廉恥な行為を受け入れるようになった。
「無理ですぅ♡ こんなことされたら……はぁんっ♡」
身体をよじり、形ばかりの抵抗を示す七瀬。
彼女も一之瀬と同じく濡れやすい体質なようで、これだけであそこをぐしょぐしょにしてしまう。
「あひぃっ!?」
丈が短いスカートの中に手を突っ込み、ショーツのクラッチ部分に指を這わせる。
「んぁ……せ、先輩ぃ……♡ だめれすぅ……♡」
「じゃあやめるか?」
「あ、それは……」
「七瀬が嫌ならやめようか」
「い、いやじゃないです……」
「本当に?」
「は、はい……。だから、悪戯してください……」
涙目で懇願する七瀬。
こうして家事をしている七瀬に悪戯をして、意地悪をするのが俺の楽しみになっている。
「洗い物は?」
「それは後でするので……ふぁっ♡ あぁぁんっ♡」
七瀬の両足に、俺の右足を入り込ませ、膝で秘部を擦り付けた。
さらに左手でFカップの胸を、右手で安産型のお尻を揉みしだく。
「んあぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡」
七瀬は30秒も経たないうちに絶頂してしまった。
足がガクガクしだし、立っているのが辛いようで、俺にもたれ掛かってきた。
「はぁはぁ……先輩ぃ♡ イってしまいましたぁ♡」
「みたいだな。それじゃ洗い物再開していいぞ」
「意地悪言わないでください……。先輩のが欲しいです……」
「具体的に言ってくれ」
「あぅ……。その、先輩の……おちんぽが欲しいです……」
羞恥心で頬を紅潮させながら七瀬が懇願した。
「わかった。それじゃ寝室に移動しようか」
「はいっ♡」
七瀬を見ていると、ついつい虐めたくなってしまう。
彼女も若干М気質ではあるが、一之瀬ほど変態ではないので、いつもは軽く意地悪をする程度で終わらせている。
一之瀬にはハードプレイ。
七瀬には甘いセックス。
そんなバランスを取りながらの性生活がいつまでも続くかと思っていたが、一之瀬も七瀬も予想を超える性獣だったことを、俺は思い知ることになる。
***
台所で先輩に悪戯をされた私はそのまま寝室に連れていかれた。
寝室に入るとすぐに先輩を口づけを交わした。
「んっ……」
先輩の唇は柔らかく、滑らかだった。
すぐに先輩の舌が私の口に入り込み、ゆっくりと動いた。
先輩とキスをすると頭の中が真っ白になり、それしか考えられなくなってしまう。
好きな人とのキスなので、それが普通なのだろうか。
長い口づけのあとで、ようやく先輩が唇を離した。
互いの唇が唾液で繋がっており、とても官能的だ。
朦朧となって先輩に縋りつきながらも、私は懸命に目を見開き、先輩の綺麗な目を見上げた。
暫く見つめ合うと、先輩は私を横抱きに抱き上げて、ベッドへと運んだ。
「先輩、明かりを……」
「だめ。七瀬の身体がしっかり見たいんだ」
「……はい」
答えはわかっていた。
しっかり裸を見られるのは恥ずかしいけれど、先輩が喜んでくれるならそれでいい。
先輩はスムーズに上着とスカートを脱がし、私はブラジャーとショーツだけの姿になってしまった。
「凄い下着だな」
私のあまりに扇情的な下着をまじまじと見つめる先輩。
友達に勧められた下着だけど、思い切って購入してよかった。
「あっ」
先輩は私をゆっくりとベッドに押し倒した。
そしてブラジャーを外され、あらわになった乳房を鷲掴みされた。
「んぁ……あっ♡ 先輩ぃ……♡」
仰向けになった私に覆いかぶさるようにして、先輩は私の必要以上に育った乳房を蹂躙する。
揉みしだかれたり、乳首を吸われたり、強烈な刺激が私に襲い掛かってくる。
「ああっ♡ あっ、ダメっ……先輩……ひぃぁぁっ♡」
その強烈な刺激が肉体を走り抜けるたびに、私は身をよじって声を漏らした。
意思とは無関係に、自然と声が出てしまう。
先輩は乳房を愛撫し終えると、私の小さなショーツの中に深く手を入れてきた。
直後に、先輩の指先がクリトリスに触れた。その瞬間、これまでより遥かに強い刺激が生まれた。
「んぁっ♡ そこはっ……あぁぁぁっ♡」
私は思わず悲鳴にも似た甲高い声を上げた。シーツを蹴って尻を高く浮かせ、背筋を弓なりに反らした。
自分で触るとここまで感じないのに、先輩に触られると何倍も強烈に感じてしまう。
台所での愛撫で濡れていたのに、クリトリスを刺激されてしまった私のあそこは、いやらしいほど愛液が分泌されていた。
「んはぁっ♡ あっ、あっ……んひぃぃぃぃぃっ♡」
すぐに私は絶頂してしまった。
台所で果ててから五分も経っていないと思う。
私ってこんな浅ましい女だったのだろうか。
淫らに悶え、身体を痙攣するのを感じながら、ぼんやりとした頭の片隅で私は思った。
先輩に気持ちよくして頂いたので、次は私が先輩に奉仕をする番だ。
「七瀬、咥えて」
仰向けになった先輩が私に命じた。
私はいつも通り何度か肉棒を舐めると、口をゆっくりと大きく開いた。
直後に、肉棒が深々と入り込んできた。
先輩のオチンポはとても大きくて、私の口を完全に塞ぎ、舌を強く圧迫し、口からの呼吸を完全に遮断してしまう。
「んぐぅ……んぼぉ……♡」
先輩が私の髪を掴み、私の顔を前後にゆっくりと動かし始めた。
それにより、すぼめた私の口から肉棒が出たり入ったりを繰り返される。
けっして乱暴にされているわけではないけれど、肉棒が喉に触れると、胃がヒクヒクと痙攣して吐き気が込み上げてしまう。
私はその吐き気に耐えながら、先輩にオチンポに奉仕を続ける。
「んぶっ♡ んごぉ……おぼぉっ♡」
肉棒は排尿のためにもある汚らわしい生殖器だ。
そんなものを私は口で奉仕をしている。
先輩のためなら、私はこんな行為も受け入れられる。
先輩への愛が実感できて、ひそかに私は歓喜に身を震わせていた。
「ぶはっ! げほっ、ごほっ……おぶぅ……」
ようやく先輩が私の口から肉棒を引き抜いた。
その瞬間、私は少し咳き込み、それから自由になった口から新鮮な空気を吸い始めた。
いつの間にか、私の顎は唾液塗れになっており、目には涙が浮かんでいた。
「先輩、気持ちよかったですか……?」
「ああ」
「あぁ……♡ よかったです……♡」
先輩が優しく私の頭を撫でてくれた。
嬉しい。
今回も先輩を気持ちよくすることができた。
でもこれで終わりじゃない。
「七瀬、
「はい、先輩♡」
ショーツを脱がされ、石のように硬直した肉棒を私の股間に宛がい、荒々しく貫いた。
「あぁあああっ♡♡」
挿入された瞬間、淫らな声を発してしまった。
先輩は私の腰を掴み、ゆっくり前後に動かし始める。
「んはぁっ♡ あんっ、んはぁっ♡ あひぃっ♡」
先輩と一つになっている。
それだけで幸せなのに、先輩のオチンポで突かれるたびに、とてつもない快感を感じる。
処女を失ったときは激痛しか感じなかったけれど、今では快感しか感じられなくなった。
「はひぃっ♡ んひぃっ♡ あはぁっ♡」
先輩に抱かれるたびに思う。
女に生まれてきてよかった。
先輩に恋するまではセックスに興味はなかった。
それが、先輩に恋をしてからは、先輩とのいやらしい行為を想像しながら自分を慰めるのが日課になった。
「七瀬はやっぱりエロイな」
「あ、ありが……ひゃぅっ♡ ござい……うはぁっ♡」
高校時代に男子のクラスメイトが私のことをエロイと話していたのを聞いたことがある。
その時は嫌悪感しか感じなかったけれど、先輩に言われると幸福感しか感じない。
やはり好きな人は特別だと言うことだろう。
「ひゃうんっ!? おっぱいっ……♡」
先輩が両手をおっぱいを揉みながら、さらに激しく突いてくる。
激しい責めにより、私の身体は限界寸前だ。
「あぁっ♡ 先輩、もうだめぇ♡ もうイッちゃいますッ♡」
「俺もだ!」
先輩が射精するべく抽送の速度が上がっていく。
「な、
「イクぞ!」
「んひゃぁぁぁぁぁああんっ♡」
直後に、私の膣内に精液が放たれた。
次々に白濁液が注入され、子宮を埋め尽くしていく。
私は膣内射精をされながら、潮を噴いてしまった。
「ふぅ……はぁ……」
精液を出し終え、先輩のペニスが抜かれる。
抜け出たと同時にゴプッ、ゴポッ、といやらしい音が鳴った。
放出された粘り気のある精液と愛液が混ざり合った液体が流れ出てくる。
「先輩ぃ、凄かったです……♡」
今日は安全日だったので、生でしてもらった。
もちろん安全日でも妊娠するリスクはある。
それでも、先輩には生で私の膣内を感じてほしかった。
「ああ。七瀬も凄かったぞ」
「ありがとうございますっ♡」
「少し休憩するか?」
「はい」
私も先輩も性欲は人並み以上にあるようで、一回じゃ終わらない。
今日も深夜まで私たちは性を貪るだろう。
***
私と先輩の関係に進展があったのは12月上旬のことだった。
なんと先輩のもう一人の相手である方から呼び出しを受けたのだ。
場所は先輩のマンション。
先輩を交えて三人でお話をするらしい。
「急に呼び出して悪かったな」
「いえ。お邪魔します」
押し慣れたインターフォンを鳴らすと、先輩が出迎えてくれた。
いつもなら先輩に抱き着いてから部屋に上がるけれど、今日はそんな雰囲気ではなかった。
「あいつは寝室にいるから」
「リビングじゃないんですか?」
「……ああ」
気まずそうな顔をする先輩。
「七瀬が来たぞ」
先輩がゆっくりと寝室のドアを開ける。
そこには驚きの光景が待っていた。
「んぁ……♡ ひぐぅっ♡」
「い、一之瀬先輩……?」
先輩のもう一人の相手は、一之瀬先輩だった。
だが私が驚いたのはそこだけじゃない。
一之瀬先輩は――――両手足が拘束されていたのだ。
「一之瀬、聞いてる?」
「あはぁっ♡ ん゛ひぃっ……♡」
しかも、アナルにバイブが挿入されている。
なぜ一之瀬先輩が、こんな破廉恥な格好になっているのだろうか。
「あの、せんぱ――――」
「聞いてるの?」
先輩に疑問を投げようとした瞬間、先輩が一之瀬先輩の股間を踏みつけた。
「ひぎゅぅぅぅぅぅぅぅッ♡」
直後、一之瀬先輩が甲高い絶叫を室内に響かせた。
「バイブは切っておけって言っただろ」
「ご、ごめんなさ……いひぃぃぃぃぃぃッ♡」
容赦なく一之瀬先輩の股間をぐりぐり踏み続ける先輩。
「せ、先輩!」
「ん?」
「なにしてるんですか!?」
「何って……お仕置き?」
「お、お仕置きって……」
本当にこの人は鈴木先輩なのだろうか。
急に先輩が知らない人になったみたいで、私は怖くなってしまった。
「だ、だめですよ! 女の人の大事なところを踏みつけちゃ!」
「七瀬、一之瀬を見てみろ」
「……え?」
先輩に言われて、一之瀬先輩を見てみると……
「あひぃ……♡ おまんこ、もっとぐりぐりしてぇ……♡」
一之瀬先輩は恍惚の表情で、先輩に踏みつけを懇願していた。
「な、なにを言って……」
「あー、一之瀬はドМなんだよ」
「ど、ドМですか……?」
「ああ。一之瀬は痛みを気持ちよく感じちゃう変態なんだ」
「痛みを気持ちよく……」
つまり一之瀬先輩はマゾヒストということなのだろう。
私にはよくわからないけれど、一之瀬先輩がそういう性癖だということは理解できた。
「あの、私を呼び出した理由は……?」
「一之瀬が直接七瀬を話したいって言ってたんだけど、本人がこの調子だからな……」
先輩に股間を踏みつけられて、先ほどから一之瀬先輩は下品な顔で喘ぎ続けている。
「七瀬も踏んでみるか?」
「え……?」
「お仕置きだよ。人を呼び出しておいて、俺に痛めつけられてアヘってるんだぞ、この肉便器」
「に、肉便器……」
優しい先輩から信じられないような言葉が発された。
そんな女性を性欲処理の道具みたいに呼ぶなんて……。
「だ、だめですよ……。一之瀬先輩を肉便器なんて呼んじゃ……」
「でも一之瀬から望んだんだぞ」
「一之瀬先輩から……?」
「ああ。セックス中は肉便器として扱ってほしいって」
「そんな……」
高校時代の一之瀬先輩のイメージが崩れていく。
同級生だけでなく、後輩にも優しくて、誰からも好かれていた一之瀬先輩。
私のクラスメイトも、彼女に好意を抱く生徒は大勢いた。
Dクラスで卒業してしまったけれど、私も一之瀬先輩には尊敬の念を抱いていた。
それなのに―――彼女は浅ましい女だった。
「七瀬、踏むんだ」
「私にはできません……」
「あれ? 七瀬って俺のためなら何でもしてくれるんじゃなかったっけ?」
「……っ」
「そっか。七瀬は嘘つきだったのか」
「ち、違います……っ! 先輩のためなら何でもします……!」
「それじゃ踏んでくれよ」
「でも……。これは……」
先輩のためになるのだろうか。
私は理由もなく、他人を痛めつけることなんて出来ない。
「七瀬は真面目だからな。仕方ないか」
「あっ……」
先輩を落胆させてしまった。
そんな顔してほしくないのに。
「……あの、踏んだら……先輩は喜んでくれますか……?」
私は何を言ってるのだろう。
先輩を喜ばせるために、一之瀬先輩を痛めつけていいのだろうか。
「もちろんだ」
先輩はいつもの優しい笑みで答えた。
「そ、それじゃ……」
だめだ。
こんなこと間違ってる。
頭の中ではわかってるのに、身体が言うことを聞いてくれない。
「一之瀬先輩、失礼しますね」
恐る恐る右足をあげて、一之瀬先輩の股間に近づける。
「あぁ……。 だめぇ……七瀬さん、だめぇ……」
「先輩……」
一之瀬先輩に拒否されて、どうしていいからわからず先輩に助けを求めた。
「気にするな。形ばかりの抵抗を示しただけだよ」
「でも……」
「いいから踏むんだ」
「……はい」
「あひぃ……だめなのにぃ……♡ 七瀬さぁん……」
気味が悪い笑みを浮かべる一之瀬先輩を無視して、私は彼女の股間を踏みつけた。
「あぐううぅぅぅぅぅっ♡」
「ひぃっ……!?」
刹那、一之瀬先輩が嬌声を上げ、私は驚いてすくんでしまう。
「もっと強く踏みつけていいぞ」
「は、はい……」
先輩に命じられた通り、足に力を入れていく。
「う゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ♡♡」
踏みつける力が増すたびに、それに比例するように一之瀬先輩の絶叫のボリュームが上がっていった。
私は間違った行いをしている。
人道に反していると言われても過言ではないかもしれない。
それでもやめられなかった。
だって、一之瀬先輩を痛めつけるたびに、先輩が喜んでくれたから。
「あ、あはは……」
この瞬間、私の中で何かが壊れた。
それは人間としての大事なものだったかもしれない。
「股間に飽きたら、他の部分も踏みつけていいぞ」
「はい」
私は先輩に命じられるままに、一之瀬先輩を踏み続けた。
彼女は言葉では嫌がっていたけれど、身体は正直だった。
涙や鼻水などを垂れ流し、下半身からは黄色い液体を噴射させていた。
その光景を見続けるうちに、一之瀬先輩がとても汚らわしいものに見えるようになった。
そっか。この人がいるから先輩はおかしくなってしまったんだ。
物静かで、優しくて、面倒見がいい先輩。
そんな先輩が、自ら女性を痛めつけるはずがない。
きっと、一之瀬先輩に性癖を歪められてしまったに違いない。
私の大切な人に、なんてことをしてくれたのだろう。
いつの間にか、二人に対する恐怖心はなくなり、一之瀬先輩に対する怒りが芽生えだした。
先輩が私を抱いた後に、物足りなさそうな顔をしていたのは、この女が原因だったんだ。
この女さえいなければ、先輩は私だけで満足してくれたのに。
邪魔だこの女。
後輩に痛めつけられて喘ぐ女なんて不要だ。
私は生まれて初めて、人を傷つけるためだけに、暴力を振るった。
メンヘラとヤンデレの共演でした!