ドリームの病室。外は既に夜だ。
「ねぇ、ユージ……」
「どうした?」
「キスしたい」
言うが早いか、ドリームはユージの唇を奪った。
ユージの吐息を吸い込みながら、唾液をちゅるっと飲み込む。
ユージの舌は熱く、軟らかかった。自分のそれと絡ませると、ぬるりとした感触が返ってくる。口の中は、何故かブドウの味がした。
「ぷはっ……」
長い接吻が終わると、ユージは大きく深呼吸をした。彼の瞳が、何かを期待するように揺れている。
ドリームは再びキスをした。今度は、触れるだけの優しいものだったが、ユージは満足そうだった。
「えへへ……今日のキスは、お香のせいじゃないよ。ユージが優しいから、もっと欲しくなっただけだよ……」
「ドリーム……」
「ユージのキスって不思議……頭がボーッとしちゃうの……」
ドリームはそう言って、もう一度キスをした。イースのキスとはちょっと違う。彼女のは、どこか「ここまで」という雰囲気がある。女の子だからだろうか。
しかし、ユージとのそれは「どこまでも」続いていきそうな感じがするのだ。それがとても気持ちよくて、幸せで、蕩けそうな気分になれる。ユージも同じように感じているだろうか。もしそうなら、嬉しい。
ディープキスを交わしながら、ドリームはユージのペニスに手を伸ばす。
「ユージの……すごい硬い……」
「今日は疲れてるから。それか、ドリームのせいかもな」
「ご、ごめんなさい」
「え?」
ドリームは、反射的に謝った。ユージは「ヤりたい」と言っているのだが、男の生理に疎いせいで皮肉のように聞こえてしまったのだ。
「わたし、ユージの負担かなあ。もう怖くて戦えないのに、こんな事ばっかり求めてて……ごめんなさい……でも、私……」
「ああ、ごめんごめん。そういう意味じゃないんだ」
ユージは慌てて否定すると、ドリームの頬を撫でた。
「別に責めてないよ。ドリームが嫌ってわけじゃない」
「ほんとう……?」
「ああ。男は疲れてると女の子が欲しくなるし、それに『せい』っていうのは、ドリームが可愛くて魅力的だから悪いんだってこと」
「えへへ……そんなこと言わないでよ……恥ずかしいよ……」
ドリームは照れくさそうに笑うと、ユージの胸に顔を埋めた。ドリームの体も汗ばんできて、石鹸の匂いが漂ってきた。
「ドリームが欲しい。俺も」
「うう……」
ドリームは耳まで真っ赤になった。顔から火が出るというのはこういう事だろう。きっと、今自分はゆでダコのようになっているに違いない。
ユージに褒められると、心がぽわっと暖かくなる。嬉しくて、自然と笑顔になってしまう。
ドリームがユージと体を重ねるのは、これで2回目。1回目の時は、好奇心とお香の効果でつい勢いで……。
でも、今日は違う。まだ愛情ではないと思うけれど、心に空いた穴を埋めるならユージが良かった。この男なら、きっと埋めてくれる。そんな気がしたからだ。
「あっ……ふぅっ……んっ……んんっ……」
ドリームは甘えるように声を上げていた。最初はおずおずと、少しずつ大胆になって……。今は、完全に開き直っている。
ベッドの中で抱き合い、愛撫を受ける。ただそれだけで幸せな気分になれた。ドリームが上目遣いに見上げると、ユージは優しく微笑んでくれた。この瞬間だけは、ユージは自分のものなのだと実感できた。胸の奥がきゅんきゅんとうずく。
ユージはパジャマの前を開き、乳房を手で包み込んだ。よく言ってシンデレラバストな控えめサイズだが、ユージは上手に揉みほぐしていく。
「んっ……んっ……」
「痛くないか?」
「だいじょうぶ……」
ユージの手つきは丁寧だった。乱暴な事はしない。ドリームを怖がらせないように、優しく触れてくれる。
ユージの手は暖かく、大きくて、少しカサついている。指先が乳首をかすめるたびに、勝手に息が乱れてしまう。ドリームの体は、既に熱くなっていた。
「ユージの手、好き……」
「手?」
「うん。私、大きな手が好きみたい」
ドリームはユージの手を掴まえると、自分の頬に当てた。すりすりと顔を擦り付けると、ユージの匂いが鼻腔を満たしていく。とても落ち着く香りだ。
「私ね、ユージの匂いも好きなの。汗と埃と、カラダの匂いが混ざってるやつ。すっごくドキドキするの」
「そうか」
ユージは苦笑した。ドリームの髪に顔を寄せて、スンスンと匂いを嗅いでくる。
「うう……」
ユージに自分の匂いを嗅がれていると思うと、なんだか気恥ずかしい。
「俺も好きだぞ、ドリームの匂い」
「ほんと!?」
「ああ。甘くていい香りだ」
「えへへ……」
ユージの言葉に、ドリームは喜んだ。好きな人に良いところを見せたいのは、女も男も同じだ。
「じゃあ、いっぱい嗅いで……♡」
ドリームの首筋に、ユージの顔が埋められる。ドリームは「あん……」と声を上げて身をよじった。ユージの息がかかってくすぐったい。ドリームはくすくすと笑った。
「どんな匂い? いい匂いだったら嬉しいな」
「汗と石鹸の匂い。あと、ちょっと甘い」
「汗と石鹸と……素敵な女の子の甘い匂い……?」
「自分で言うな」
ユージはドリームの鎖骨から首筋にかけて舌を這わせた。ドリームは声を上げて仰け反る。
「きゃうっ!」
「ドリームってさ、結構感度いいよな」
続けて胸元をペロリと舐められる。ユージの舌は、まるで別の生き物のように自在に動き回った。乳首を口に含んで、ちゅぱちゅぱと音を立てて吸う。その度に鈍い電気のような快感が走り、ドリームはビクビクと震えた。
「あうう……ん……ふぁ……」
「可愛いよ。ドリーム」
「ありがとう……うれしいな……」
ドリームはうっとりとした表情を浮かべた。まるで夢見心地だ。幸福感に包まれて、このままユージに食べられたいと思ってしまう。
「……ふぁ……ん、ぅ……んぅっ……ふッ……♡」
声がどんどん艶っぽくなっていく。もう我慢できないというように、内股がもぞもぞ動いている。太ももが擦れてむず痒かった。もう限界だ。
「ゆーじっ……わたしっ……」
「いいぞ、好きな時にイッて」
「でもっ……ユージは……?」
「俺は気にしなくていいから」
ユージはそう言うと、おっぱいを絞るようにして両手でぎゅっと握りしめてきた。
「あ、ああ、ダメッ……それ、だめぇっ……!」
乳首が強調され、ドリームの顔は真っ赤に染まった。羞恥心を誘って、一気に高みへと昇らせるつもりなのだ。
スイーツのように甘い愛撫から、一転。その落差に目眩がした。
「はは、リンゴみたいな顔になってるよ。それに、胸はつんと尖ってイチゴみたいだし」
「うう……」
ドリームは泣きそうな顔になった。笑い声が脳に突き刺さって、意識が蕩けそうになる。恥ずかしいのに、ユージの声を聞くだけで感じてしまう。ドリームは目を瞑り、必死に声を押し殺した。
「んっ……んぅ……ふぅッ……ふッ……んんッ……ふッ……♡」
ユージは意地悪だった。恥ずかしがっているのを見て、楽しんでいるみたいだ。いつも優しい癖に、こういう時だけ意地悪になるなんて。
「恥ずかしいのに感じちゃってるんだろ?」
「ひゃ……い……」
逆らうことができなかった。恥ずかしいのに感じてしまう。それが女のサガなのかもしれないが、今のドリームにはどうすることもできなかった。
「気持ちいい」という思考で頭が埋め尽くされてしまい、まともに返事すらできなくなる。
ユージは満足げに微笑んだ。ドリームの耳たぶに息を吐きかけ、熱い言葉を囁いてくる。
「本当に可愛いな、ドリームは。俺にいじめられて気持ちよくなってるところ、もっと見せてくれ」
「あっ……。っひ、ひいっ……♡」
ユージは乳首をつまみ上げ、ぐりぐりと押し潰してきた。痛いはずなのに、体が喜んでしまう。ユージはそんなドリームの乳首を何度も摘まみ上げた。そのたびにドリームは背を弓なりに逸らせて、可愛らしい声で鳴いた。
(すごい、すごいすごい! これ、すごくイイ、キモチイイよぉ……)
ドリームは声にならない声を上げた。快楽の奔流が全身を突き抜け、ドリームの脳内でスパークする。体中が痙攣し、背中がのけぞってベッドから浮き上がった。
「あ、あ、ありがと、ござ、います……きもぢ、いぃです……」
乳首=きもちいい。新しい価値観が植え付けられていく。感謝の気持ちがこみ上げて、ドリームはユージに抱きついた。
「そうか」
ユージはドリームの頭を撫でて、耳を優しく食んでくれる。もう何も考えられない。ドリームはぐりんっと乳首を摘まれ、ぐん、とのけ反った。
「ふあ゛っ! はぅっ……あぅっ……はぁあ~っ……はぁああああああっ!!!」
瞬間────。視界が真っ白になり、頭の中がチカチカと点滅した。ドリームは声を上げながら、腰を浮かせて絶頂した。
「あっ……ああ……あっ……んんっ……はぁっ……はあっ……」
「よしよし、上手にイケたな。偉いぞ」
ユージの手つきはとても優しかった。まるで壊れ物を扱うかのように慎重に、ゆっくりと髪を撫でてくれる。彼の言葉と手つきが脳内麻薬を引き出して、頭の中で快感が増幅していくのを感じた。
「はぁっ……。えへへ……ありがと、ユージ……。すごくきもちよかった」
ドリームは甘えるように頬を擦り寄せた。ユージの手を取り、唇を当ててちゅっちゅとキスをする。ユージの指先が、ドリームの唾液で濡れていく。
「そっか。ドリームは頑張ってるもんな」
「うん。がんばってるの」
ユージの手が頬を撫でてくれた。ドリームはうっとりと目を閉じる。ユージの手のひらは暖かくて、ゴツゴツしていて、男らしくてとても素敵だ。ずっと触っていたい。ずっとキスしていたい。ユージを独り占めしたい。
「ユージ、だいすき……わたしのものにしたいの……」
「俺も好きだよ。頑張り屋で優しくて可愛いドリームのこと、俺のものにしたくなってきた」
「うん……♡」
ユージの指先が口の中に入ってきた。舌を指先で挟んで弄ばれ、ドリームはビクンと体を震わせる。
(まるでUFOキャッチャーで吊り上げられるオモチャみたいだわ……)
舌を引っ張られ、ドリームは「あうっ」と情けない声を上げる。ユージはそんなドリームを楽しげに見つめていた。ドリームは涙目になりながらも、舌を伸ばしてユージの指に奉仕する。
「は〜っ♡ はぁっ……んむっ……んっ……♡」
舌先から伝わるユージの体温が心地よい。この温もりを感じられるのは自分だけだと思うと、ドリームの心は満たされた。
ユージはゆっくりと時間をかけて、ドリームの舌を愛撫する。舌の裏側までしごかれ、喉の奥の方から「ふああ」と切なげな声が漏れた。ユージの指が上顎をなぞると、ゾクゾクとした感覚が背筋を走る。おもちゃのように扱われているのに、何故か心が満ち足りてしまった。
「ほら、お口を開けて」
「ふぁ……はい……」
言われるがままに、ドリームは口を開けた。ユージは「良い子だ」と囁いて、ドリームの上で口を開いた。つつぅーっと、唾液が垂れ落ちてくる。ユージの口から滴る唾液の糸は、まるで蜘蛛の糸のように粘っこく、ドリームの舌に絡みついてきた。
「あ……あ……♡」
ドリームは思わず目をつぶった。舌の表面で唾液を受け止めると、火傷してしまいそうなほど熱かった。ドリームは顔を真っ赤にして身を捩らせた。しかしすぐに我慢できなくなり、貪るようにしてユージの唾液を飲み込んだ。おぞましいような男の味がしたが、今のドリームにとっては極上の美酒に等しかった。
「んっ……んっ……んっ……♡」
夢中で唾液を飲む。飲み込む度に、頭の中がふわふわしてきて、幸せに身体がピクピク震えた。
「んふぅ……んっ……んっ……んんっ……♡」
ユージはドリームの髪や耳を撫でながら、じっくりと唾液を流し込んでくる。まるで壺に油を注ぐように、ドリームの中を満たしていくのだ。
(ああ……わたし、今すっごく幸せだわ……♡)
夢見心地だった。このまま時間が止まってくれればいいと思った。でも時間は止まることはない。やがて流し込まれるものがなくなってしまい、ユージは「ぷはぁ」と息継ぎをした。
「あ……」
名残惜しげに声を上げたのは、ユージではなくドリームだった。もっとユージの唾を味わいたかったのに、と残念に思う。でもユージは優しく頭を撫でてくれた。
「ドリーム、ありがとうな」
「わたしこそ……ありがと……」
「俺のを飲んでくれて」
「ユージのなら……なんだって飲むよ……唾でも、汗でも、おしっこだって……」
「変態っぽいぞ」
ユージは苦笑した。そしてドリームの頬を軽くつねった。ドリームは「ううっ」と小さく声を上げて、恨めしげに睨みつける。
「レモネードやミントには飲ませたのに、私だけ仲間外れなんてやだよ。それに、ユージのものだから飲みたいんだもん。他の人じゃダメだもん」
「わかったよ。でも、ここでは駄目だぞ、病室なんだから。今度、家でいっぱい飲ませてやるからさ」
「本当?」
「ああ」
ユージは優しく頭を撫でてくれる。ドリームは猫みたいに、ユージの手に頭を擦り付けた。ユージの手のひらは暖かくて、いつまでも撫でて欲しいと思う。
「ねえユージ、私と一つになって。私のことを抱いて欲しいな……」
ころんと横になると、自然と脚を開く格好になった。ドリームは両手を広げてユージを誘う。
「私、もう戦いの役には立たないから。せめて、ユージのモノにして? お願い……」
「…………。いや、今日は止めておこう」
そう言うと、ユージはドリームを抱き起こした。腕を引っ張って、ベッドに座らせる。
「なんで……どうして……? 私、もう女の子としてしか役に立たないのに。だからユージのモノにして欲しいのに」
無力感が込み上げてきた。ドリームはユージを見上げ、すがるような目つきで訴えた。ユージは優しい口調で話しかけてくれる。
「そんなことない。ドリームはきっと立ち直れるよ。俺はそう信じてる」
「そんなのウソよ! 私、怖くて部屋からも出られないのに! もし外に出たら、ダークプリキュアがっ、あの時の記憶が蘇ってきて……!」
ドリームは必死に訴えかけた。だがユージは首を横に振るだけだった。
「大丈夫だ。きっと治る。俺もついてるし、みんなもついてる」
「でもっ、でもっ、もしもまた捕まったら……ううっ、怖い、怖いの……」
ドリームは泣き出してしまった。自分の弱さが悔しかった。指先で涙を拭い、ユージに抱きつく。彼の胸に顔を埋めて、ぎゅっと抱きしめた。
「ダークプリキュアは、俺が命令して何もさせないから。だからさ、明日、お出かけしようぜ。ちょっと遠くまで行こうか」
「おでかけ……?」
「うん。ピクニックって言うのかな。ジェントルーも誘って、三人でどこかに遊びにいこう」
「ほんとうに……?」
「ああ」
「うれしい……すごく楽しみ……!」
ユージは、ドリームのことを大切にしてくれる。人間として尊重されている。それは嬉しくもあり、辛くもあった。自分の力で立ち上がらなければならない。ユージは手を握ってくれるだけで、導いてはくれないのだ。
「約束だよ。ユージは嘘つかないよね……?」
「ああ、絶対だ」
「ユージぃ……♡」
ユージの頬に手を添えると、噛み付くように唇を重ねた。ユージもそれを拒まない。ドリームの好きなようにさせてくれる。
(余裕だなぁ……)
そう思うと、ドリームは悔しくなった。もっとユージがドキドキするようなことをしなきゃいけない。まずは、舌を絡めて唾液を交換するようなディープキスだ。
「んむっ……んっ、ちゅぱっ……ちゅるっ♡」
ドリームはユージの舌を吸い上げ、口を離した。意表を突いて、ユージのズボンを下着ごと下ろした。ぶるんと跳ねるようにしてペニスが現れる。
「わっ、いきなり何するんだよ」
「えへへ、ビックリしたでしょ」
ドリームはニヤッと笑って、ユージの股間に顔を近づけた。まだ半勃ちだったが、角度は十分だ。ドリームは股間に顔を突っ込んだ。肉棒と玉袋の境目に、美少女顔を押し付ける。
「えへへ……ユージのにおい……♡」
鼻息荒く匂いを嗅ぐ。蒸れたオスの香りが、ドリームの脳を痺れさせた。
「くすぐったいなあ」
ユージは少し照れて笑う。ドリームはますます興奮してきた。
「ユージぃ……私、匂いフェチなのかもぉ。すんすん……♡ ユージの湿った汗のにおい……くっさいけど、好き……♡」
「お、おいおい……そんなエッチな子だったのか」
ユージは呆れているようだ。とりあえず無視して、思い切り深呼吸をする。鼻腔の奥で、男の精臭がムワッと香った。肺の中が、ユージの濃厚なフェロモンで満たされていく。
「くっさ、くっさ♡ ふーっ、ふーっ♡ ユージのオチンポの臭い、すごすぎぃ……♡」
「う、ううっ……!」
男根が、ぐいーんと反り上がっていく。作戦成功だ。ドクドクと血液が送り込まれていくチンポを見て、ドリームは心の中でガッツポーズをした。
「ふふふ……♪ ねぇユージ、興奮した? 私、エッチな女の子に見える? ねえ、どうなの?」
「こ、こんなにされて……平気なわけないだろう」
「やった♡ ユージを誘惑できた♡」
「あ、あまり調子に乗るなよ……」
ユージは顔を真っ赤にして怒ったふりをしている。ドリームは思わず微笑んでしまった。
「ごめんね……許してぇ?」
甘えた声で言ってみる。するとユージはすぐに表情を緩めた。可愛い女の子には甘いのだ。
ドリームは内心ほくそ笑んだ。私は簡単に落とせる女なのだと教えてあげるだけで、ユージは喜んでくれる。こうやって可愛さをアピールすればいいだけだ。
「じゃあ、その……舐めてくれるか?」
「えー、どうしよっかなぁ」
わざとらしくためらう。だが、もちろん本音ではない。まずは先っぽに軽くキスをして、頭をラブラブモードにする。愛情込めて、キスキスキス。
「ちゅぷっ、ちゅ、ちゅ、ちゅぽっ、ちゅっ──ユージのオチンポ、おいしい……♡」
カリ首にもチュッチュッと何度も口づける。亀頭には、既に透明な液が滲んでいた。それを舌で掬って、ペロペロと舐め取る。塩辛い味がしたが、ユージのものだと思ったら、むしろ美味しく感じられた。
「ユージの我慢汁、すごいよ……♡ おつゆ止まらない……ぺろ、ぴちゃ、ちゅっ、ちゅっ……んっ、はぁっ……ユージ、気持ちいい?」
「ああ……すごいぞドリーム、もっと……もっと強く吸ってくれ……」
「わかった……あ~むっ……んっ、ちゅっ、じゅっ、じゅぷっ、んぅっ……♡」
ドリームは亀頭をかっぽり口にいれると、徹底的にしゃぶり尽くした。ユージが喜ぶポイントを、どんどん割り出していく。
「ううっ……! そこ、もっと……裏筋のところも……」
「ここ? ちゅぷ、んちゅっ、ん、れぇっ、ぢゅうっ……♡」
「そうそう……!」
ユージのリクエストに応えながら、頭ラブラブモードを加速させる。ユージのことが大好きでたまらないという想いを込める。ドリームは懸命に奉仕した。
(ユージ……ユージ……!)
舌先で裏筋をつつき、そのまま根元まで滑らせる。そして今度は、竿を横からくわえ込むようにして、下から上にスライドするように動かす。最後に、喉奥まで使って締め上げた。
「ううっ……!」
ユージがうめき声をあげる。射精が近いのだろう。ラストスパートをかける。ディープスロートしながら、舌でカリ首を責め立てた。
いけ、いけ、いって、いって、好き、大好き、せーえき出して、私にちょうだい……♡
「うう……ドリーム……!」
ちゅぶっ、ぢゅぼっ、ぢゅるるるるるるるっ!
どびゅーっ!
「んぐっ……!?」
喉奥に熱い液体が叩きつけられた。むせそうになるのを堪えて飲み干す。
「んくっ、ごく、んぐっ……! んく……けほっ、けほ……」
ユージの精液は苦くて濃くて臭くて、匂いフェチなドリームの心を虜にした。飲んだあとも、胃のあたりがキュンとする。これが好きな男の子の体の一部だと思うと、愛おしくてたまらなかった。
「ユージぃ……♡」
ドリームは射精直後の肉棒をささげ持つと、キスの雨を降らせた。口付ければ口付けるほどラブラブモードが止まらない。もうメロメロだ。
「うう……」
ユージは目を閉じて快感に耐えていた。彼が身悶える姿を見ていると嬉しくなる。
「えへへ……ユージ、かわいい♡」
ドリームは上目遣いで見つめた。彼の反応を楽しむ余裕すら生まれてきた。抜け目なくカリ首を全周お掃除して、尿道に残った残滓も吸い取った。愛情たっぷりのお掃除フェラである。
(なれ、なれ、私のこと大好きになっちゃえ……♡)
ユージの腰がぶるりと震えて、ペニスがまた大きくなった。まだまだ元気だ。これなら続きができそうである。
「ユージ……♡」
「え、ちょ、ちょっと待った」
「なに?」
「さすがにちょっとやりすぎだ。これ以上は明日に響く。今日はここまでだ」
「えー、なんで?」
「なんでって……」
「ユージのことが好きすぎておかしくなりそうなの。ねえ、だめ?」
「あ、ああ……」
「じゃあ続きしようよ♡」
「……」
「ダメなの? ユージぃ……♡」
上目遣い。ユージが弱いやつ。
「うっ……くっ……ドリーム……そんなことをしたら……俺は……俺は……!」
「はい、決定! このまま朝までコースだね♪」
「だ、だからダメだってば……!」
「やだ、やるのー♡」
こうして、ドリームは朝まで、何度も、何度も、ユージから精液を搾り取って、その味と匂いを完全に記憶するまで満足しなかった。
(な〜にが今日は止めとこう、よ! 女の子に恥をかかせておいて、タダで済むと思わないでよね♡)
翌日、ご機嫌のドリームは、部屋の外に出ることができた。げっそりとしたユージと、腕を組みながらだったが、しかし、彼女は一歩を踏み出すことができたのだった。
(続く)