※この作品はR-18です。

プリキュアじゃない彼女たちと世界を征服する話   作:a-su

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第13話 あいのはじまり
1/4 (ダークドリーム、ダークプリキュア)


 シャンティア連合共和国、首都ローザシャーン。総統官邸。

 朝日が昇る頃、ユージはデスクの上に書類を広げていた。

 

「あー、疲れた」

 

 朝から出てしまう愚痴。正直疲れ切っていた。昨夜、自分は世界征服を完了したばかりなのだ。同じく世界を飛び回っていたシャロンは泥のような眠りの中である。

 目を通しているのは新聞の切り抜きをスクラップしたものだ。どのページにも、総統ユージを批判する言葉がおどっている。

 

「ま、女の子達からの批判が出なくなったのは良かったかな」

 

 それは計算しての事だった。同じ世界の支配者でも、洗脳されて腰を振るしか能がないチンポ野郎と、世界一強くて悪い男では女性受けが違うのだ。

 人類の半分が「まあ、あれくらいの男なら一度くらいは犯されるのも良い経験かな……」という気分になればユージの勝ちである。

 

「あとは……シャロンへの批判がこっちに向けばいいんだけど」

 

 ユージが考える、自分とシャロンが歪めてしまった世界への責任。それは要するに、自分一人が悪者になる事だった。

 

 シャロンの洗脳から覚めた世界の秩序は崩壊しつつあった。ユージ一人が崇拝の対象になり、あらゆる価値観に優先された結果である。

 国家も宗教も家族も友人も、全てが個々人よりユージを優先した。当然の帰結として、人々は既存の秩序や絆に対する信頼を見失っていたのだ。

 

 だからユージは、今度こそ自分自身の意思で世界を征服した。

 少なくとも、世界が自分を敵として団結し、秩序を取り戻すまでは、世界の支配者であり続けなければならない。

 もちろん大事な人たちへの攻撃を許すつもりはないが……。

 

「おはようございます、世界の支配者様」

 

 そこへやって来たのはジェントルーだった。

 

「やめてくれ、その皮肉は俺に効く」

 

「ふふ、ではやり直そう。おはよう、我が愛しのユージ。目覚めのコーヒーはいかがかな?」

 

 銀髪を高めの位置でポニーテールに結び、新調したメイド服を見事に着こなしている。

 スカートの裾が膝下までの白いワンピースタイプで、果物をモチーフにした装飾が胸元や袖口についていた。

 丁寧に一礼すると、湯気を立てるコーヒーをトレイに乗せて運んでくる。砂糖とミルクが入った小瓶も一緒だ。

 

「ありがとう、いただくよ」

 

 重厚さのあるコクとやや強めの苦味。朝の一杯にぴったりのキレがある味わいだ。

 

「ジェントルー、ホープキングダムはどうだった?」

 

「恐ろしいほどに元のままだったよ。動植物もかなり戻りつつある」

 

「ふうん」

 

 ホープキングダムは、ディスダークによって滅んでいた。国民はゼツボーグの電池にされ、国土はシャロンとの激突で焦土と化していたのだ。

 それが、視察に出ていたジェントルーによれば人間を除いてほとんど元通りなのだという。シャロンの手によるものだ。

 

「驚かないのだな」

 

「なってみて分かったけど、制限なしでギードラの力を使えるなら何でもできるからね。そんな程度じゃ驚かないよ」

 

 地球人を全員洗脳することも、星の時間を巻き戻すことさえ可能だ。

 最も、制限をなくすということは、そのままギードラの意思に乗っ取られる事を意味する。暴走していたようでも、地球を破壊しなかっただけシャロンの制御力は優れていたのだ。

 

「絶望のオリに囚われた人たちを開放するのは、数年がかりになると思う」

 

「そしてそれが出来るのは、シャンティアのGOP型合成人間だけ。実質、ホープキングダムは我々の属国も同然だな」

 

「我々……そうだね」

 

 ブラシを持ってきたジェントルーが、後ろから髪の手入れをしてくれる。

 

「ほら、寝癖がついているぞ。帰ってきてそのままベッドに入ったのだろう?」

 

 デスクの鏡に映る彼女は優しく微笑んでいた。朝日を浴びて、光の粒子をまとったかのような銀髪の美少女怪盗メイド。

 長いまつげの下に輝くワインレッドの瞳は、慈しむように鏡の中の男を眺めている。

 

「しっかり身だしなみを整えなくては……いや、これはこれで可愛いのだが……」

 

 彼女と再会し、そして触れ合える幸福を、改めて噛み締める。

 

「ジェントルー」

 

「ん?」

 

「記憶は戻ったかい」

 

「なんだ……身元を調べたのか」

 

 ブンドル団に操られる前の彼女は、ホープキングダムの国民だった。崩壊した母国に思うところもあるだろう。

 

「こっそりね。ごめん、どうしても心配だったから」

 

「いや、いいんだ。君には私を知る権利がある」

 

 白い手袋に包まれた両腕が、後ろからすっと伸びてきた。ユージの頬を優しく包む。

 

「この三年で、記憶はすっかり戻った」

 

「うん」

 

「だが、私がジェントルーなのか、それとも元の私なのか……」

 

 後ろから、吐息が耳をくすぐる。それはどこか甘く感じられた。

 

「それを確かめたいなら、私をベッドで抱くといい。そうすればきっと分かるはずだ」

 

「そっか。ずいぶんお預けされたけど、ようやくだ」

 

 ユージは手を重ね、指を絡める。もう我慢しなくて良いのだと思えば、体が芯から熱くなってきた。

 

「では、さっそくドリームとダークプリキュアを呼ぼう」

 

「へっ? なんでさ」

 

 思わず間の抜けた声が出た。ジェントルーの体温が離れる。

 

「我々3人のロストバージンは同じ日にする。そういう約束なのだ」

 

「え……俺の了解は……」

 

「なんだ嫌なのか。3年も待たせておいて、さらに我々に格差を課すと?」

 

 白い歯を見せて、悪戯っぽく笑うジェントルー。

 

「心配するな、最高の夜を約束する。世界で一番強い男が、二度と我々から離れられなくなるような、忘れられない一夜にしよう」

 

 そう言って、彼女は笑ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♡プリキュア♧じゃない彼女たち

と

◆世界を征服する話◆

 

第13話 あいのはじまり

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日の夕方、ユージの別宅。ドリームとジェントルーが暮らしてきた家だ。

 

「いくぞ? さん、にー、いーち、はいチーズ」

 

 パシャリ!

 

 ジェントルーの声とともにフラッシュが焚かれ、眩(まばゆ)い光が年代物のカメラから飛び出して来る。

 メイド姿のままの彼女は満足気に頷(うなず)き、親指を立てた。

 それを見届けて、ソファの上でユージと右に座るドリーム、左に座るダークプリキュアがポーズを解く。

 

「なあドリーム、なんで写真なんだ?」

 

「も~、今日は記念日なんだから写真くらい当たり前でしょ?」

 

 ロストバージンの♪ と茶目っ気たっぷりにウインクしてみせる。

 値の張りそうなシースルーファッションだ。

 赤のワンピースに透け素材のピンクトップスを重ね着し、色気だけでも可愛さだけでもない不思議な魅力を振りまいていた。

 

 ユージは内心呆れながらも、自分の胸に抱き着いてきた少女を抱きとめる。

 少し汗ばんだ髪の匂いに、少女の高ぶりを感じて胸が高鳴る。鮮やかな赤紫のロングヘアには白いユリの花が飾られていた。

 

「白いユリの花言葉は~、純潔と純粋♡ しっかり手折ってね、ユージ♡」

 

「私も奪ってもらおう。今日という今日こそ、新規開発された人造人間用オマンコホールの性能を試すときだ」

 

 堂々と言い放ったのは、同じく白百合の花を髪にあしらったダークプリキュアだ。

 いつもの黒いワンピースではなく、青いレースのドレスに身を包んでいる。右耳にピンクのイヤリングが輝き、彼女の硬いイメージを和らげると共に、普段とは違う艶やかさを見せていた。

 

「ダークってばお下品~」

 

「何が下品なものか。オマンコは男と女を接続し、新たな生命を生み出す神聖な器官だ」

 

「ちょっとは恥ずかしがったほうがユージも喜ぶよ」

 

「何?」

 

「エッチさっていうのはね、背徳感が大事なの。ダメだけど、やっちゃう。自分をどうしても止められない。そういうのが良いんだよ」

 

「なるほど、恥ずかしがったほうがいいのか。そうか……しかしどうすればいいのだ?」

 

「うーん、例えばさあ」

 

 ドリームが右から腕を絡めてくる。将来が楽しみな膨らみかけの胸がむにゅりと潰れた。それだけで心臓が爆発しそうになる。

 

「こんな感じに耳元で囁(ささや)いてみるとか……」

 

 オ・マ・ン・コ♡ 

 

 まるで鈴が鳴るような軽やかさで右耳にささやくドリーム。

 途端に全身の血液が沸騰したかのように熱くなった。今すぐ押し倒したくなるのを必死で堪える。

 

「では、私もやってみよう……」

 

 ダークプリキュアも負けじと左から腕を組んでくる。体温はなく、愛の熱さだけを持ったスレンダー美女型人造人間が、含んだような低いアルトボイスで、

 

 オ・マ・ン・コ♡ 

 

 と左耳に囁(ささや)く破壊力たるや凄まじいものがあった。股間が激しく反応してしまう。

 

(落ち着け……落ち着くんだ)

 

 今日ユージは、この二人のバージンを頂くのだ。童貞じゃあるまいし、もっとどっしり構えていなければならない。そう自分に言い聞かせるものの、体は正直だった。下半身は既にギンギンになっている。

 

「ユージ~……♡」

 

 パッチリした目をトロンと潤ませながら抱きついてくるコケティッシュな赤とピンクの美少女。

 ぷるんとした唇をユージの口にさすり付けて、ちゅっちゅと何度もついばむようにキスしてくる。

 

「次は私だ。総統、キスだ……♡」

 

 ドリームの反対側からユージの左腕に絡みついている青いドレスのダークプリキュアが、甘えるように囁(ささや)く。小さな舌を出し、チロチロとユージの頬を舐(な)めてきた。

 

「ダーク、かわい~♡」

 

「んふ、んんっ……♡ れろ、ぺちゃ、あむっ……♡ ん、んっ……♡」

 

 ドリームにからかうような声を出されても構わずに、一所懸命に口元を舐(な)め回すダークプリキュア。

 ユージにとってはくすぐったいだけの行為だが、本人はとても満足そうだ。

 顔を向けてやると直ぐさま完璧に計算された美貌を寄せ、黒いルージュを引いた唇を押し付けてくる。

 

 しばらく好きなようにさせている間、右腕に絡みつくドリームは成長が楽しみな胸のふくらみをさすり付けてきて、ささやき声でスキ♡ スキ♡ と繰り返している。

 時々頬にチュッチュとキスをされる度、心臓がバクバク跳ね上がってしまう。

 

「いいシーンだ、もう一枚撮ろう。さん、にー、いーち、はいチーズ!」

 

 パシャリ! という音とともにフラッシュが光る。撮影者のジェントルーはもちろんのこと、二人もかなりノリノリだった。

 

 パシャリ! パシャリ! パシャリ! 連続でシャッター音が続く。

 

 ドリームが抱きつき、ディープキスをする瞬間の写真。

 ユージの首筋に舌をはわせる、妖艶な表情のダークプリキュア。

 ダークプリキュアにユージを奪われ、ふくれっ面で拗ねるドリーム。

 そんな二人を優しく抱きしめるユージ。

 

「ふふっ、どれも良い写真になったぞ」

 

 カメラを覗き込み、満足げに頷(うなず)くジェントルー。怪盗のわりに意外と集団のために働くのが好きな子なのだ。

 

「ねぇん、次は私だよ? ほらほら早くぅ……」

 

 甘えた声を出してドリームがせがむ。暖房が効いているせいか、染み出した汗の匂いが芳しい。

 

「ああ、いいよ」

 

「あン、待て、総統、待ってぇ……」

 

 離れたユージの唇を追い、ダークプリキュアが舌を伸ばす。

 長い舌が唾液を引いて伸び、左の口角で、へろへろ、れろれろと動き回った。

 

「あん、ダメぇ。私の番だもん……」

 

 ドリームもユージの唇を求め、右の口角にしゃぶりついた。伸ばした舌先で、こちょこちょと口周りの皺をくすぐる。

 

 二人の美少女が競うようにユージの唇を舐(な)め回している。彼の口を独占しようとする姿は微笑ましくもあり、また同時に淫靡(いんび)でもあった。

 そのギャップは男の欲望を煽(あお)り立てる。

 

「おいおいおい……仲良くしなきゃダメだよ、喧嘩しないでくれよ」

 

 ユージは苦笑いする。この二人を同時に愛することができるなんて、男冥利に尽きるというものだ。

 

 生命力をキラキラと輝かせ、どこか退廃的な危うさも併せ持つドリーム。

 アップグレードし、ますますクールさと情熱を増したダークプリキュア。

 

 対極的でありつつどこか共通する二種類の魅力を兼ね備えた少女たち。

 どちらも甲乙つけ難いほど魅力的な美しい少女たちは、これから自分のものになる。いや、彼女たちはもうとっくに──

 

(俺のものだ)

 

「……よし、決めたぞ。三人一緒にキスしよう」

 

「やぁん、ユージのエッチぃ……♡」

 

「うむ、冴えた提案だ。それでいこう」

 

 ユージの提案を聞いて、二人は嬉しそうに微笑んだ。そして両側から首に腕を回して顔を寄せてくる。

 ニュルリと差し出された二枚の舌が左右から伸びてきて、唇のすき間へと滑り込んだ。そのままぴっちり閉じられた歯列をノックして、こじ開けるようにうごめく。

 催促に応じて口を開くと、すかさず二本の舌がヌメヌメと入り込んできた。粘膜同士をこすり合わせ、ぬめった肉の塊が口内を犯していく。

 

「はぁむ♡ ちゅくちゅく……♡ じゅるるッ♡」

 

「んくっ、んくっ……♡ ぢゅるっ♡」

 

 うっとりと目を細め、夢中になって舌を絡め合う三人の男女。

 互いの吐息を奪い合い、交換するように唾液を飲み込んでいく。

 呼吸のために離れるわずかな時間さえもどかしいとばかりに、再び唇を合わせることを繰り返す。

 

 結合部から立ち上る白い湯気。

 粘度の高い液体をかき回す卑猥な水音。

 それらに加えて、時折漏れる甘い嬌声(きょうせい)が部屋を満たしていた。

 

 パシャリ。

 ジェントルーの手でシャッターが切られる。キスに没頭する3人には見えないが、カメラには一人の男に二人のコピープリキュアが舌を絡めあう姿が克明に記録されていた。

 

「よし、そのまま、そのまま……」

 

 パシャリ。パシャリ。パシャリ!

 3枚続けての撮影が終わっても、二人の美少女が演じる舌のダンスは続いている。

 ねっとりと糸を引く粘液が幾筋も唇から垂れ落ち、ユージのシャツやソファに点々とシミを作っていた。しかしそんなことは気にも留めず、三人は夢中で愛の交歓を繰り広げる。

 

 シャル・ウィ・ダンス。素晴らしき日に祝福を。

 シャル・ウィ・ダンス。我らの出会いに喝采を。

 

 次第に激しくなる想いのビート。空中で舌と舌と舌がもつれあい、押し合って、まるで触手のように絡み合った。

 写真では決して伝わらない、本物のエロスがそこにある。

 

 ユージは気が遠くなるほど獣欲を燃え上がらせながら、二人との出会い、戦い、そして気持ちを確かめ合った日々を回想していた。

 

「あむっ、ユージ、も、れろれろ……イキそ……♡ ちゅううっ……イッちゃう……イっていい?」

 

 熱い吐息を吐きながらドリームが言う。

 蕩けた瞳は焦点が定まらず、口元からはだらしなく涎(よだれ)を垂らしている。

 

「ぴちゅ……んぁ、総統、私も……イク……あぁ……んっ……な、いいだろう、か……?」

 

 ダークプリキュアもまた、普段の凛とした姿からは想像もできないほどに快楽に溺れきっていた。

 目を閉じて快感に耐えながら必死に舌を動かしている。

 

(可愛い……最高だ……)

 

 ユージは二人のいじらしい姿に胸が締め付けられるような感動を覚えた。

 

(生まれてきてよかった)

 

 思わず涙がこぼれそうになる。だが今は泣いている場合ではない。男として、この子達に最高の気持ちよさをプレゼントしなければ。

 

「はあ……いいよ……おいで」

 

 両手で左右の女体を引き寄せる。従順に身体を預けてくる二人の美少女たち。それぞれの魅力を持つ乳房や股間が胸板や腕に押し付けられ、エクスタシー寸前の熱さを伝えてくる。

 

 右手の指をドリームの、左手の指をダークプリキュアの局部に触れさせ、衣服の上からこちょこちょと軽く刺激する。

 途端、二人は腰を揺すって甘くあえぎ、絡まる舌が動きを止めた。

 

「んあっ♡ そこぉ♡ ひぁんっ♡」

 

「ふぁ♡ んふっ♡ んん♡ ふぅ♡」

 

 二人とも下着を着けていない。薄い布地から伝わる熱と柔らかさがたまらなく心地いい。

 指先を動かすたびに湿った布越しに割れ目が吸い付いてくるようだ。なぞるだけでクチュクチュと音が立つほどだった。

 もう限界が近いだろう。切なげに身悶(もだ)えする少女たちを見てそう判断したユージは、指の動きを速めた。

 

(──イけ!)

 

 そう念じながら、強く、弱く、指先で秘所を刺激する。ガクガクと膝を震わせて、二人の美少女が絶頂を迎えた。

 

「あ゛ーっ♡ あーっ♡ ああぁぁん♡」

「んふっ♡ んおぉぉん♡」

 

 背筋をのけぞらせて悶(もだ)えるドリームと、プリプリと尻を左右に振ってオーガズムを表現するダークプリキュア。

 ユージは二人の背中を撫(な)でさすりながら余韻に浸らせるように努めた。やがて全身の力が抜け、クタリと脱力した身体を預けてくる。

 

「あァ…………良かったぞ、総統…………これがオマンコの気持ちよさか…………♡」

 

 ダークプリキュアが甘えるようにすり寄ってくる。汗はかいていないが、彼女のために専用設計された女性器型デバイスからは透明な潤滑液が分泌され続けているため、青いドレスに包まれた下腹のあたりはびしょ濡(ぬ)れになっていた。

 

「ぅむ♡ んふーっ♡ んふふ♡」

 

 一方ドリームは幸せそうな笑みを浮かべながら余韻に浸っている。

 その表情はとても無邪気で可愛らしいのだが、全身から噴き出た汗がどれほどの性感だったかを物語っていて、なんともアンバランスな印象を受けるのだった。

 

 ◆◆◆

 

 そんな二人が落ち着くまで待ってから、ユージは二人に声をかける。

 

「二人に贈りたいものがあるんだ。さあ、立って」

 

 そう言うと、ドリームもダークプリキュアもキョトンとした顔で立ち上がった。

 ジェントルーが二人に濡(ぬ)れタオルを渡し、指を丁寧に拭ってくれる。

 ユージはそれを見届けてからデスクの上に置かれていた小さな箱を取り上げ、二人の前にひざまずいた。

 

 ドリームとダークプリキュアの目が驚きに見開かれる。その瞳に映る期待の光を見て、ユージの心は喜びに打ち震えた。

 

「受け取ってくれ」

 

 そう言って赤いベルベットの箱をそれぞれに手渡す。

 

「──あっ……!」

 

「総統……」

 

 ドリームは目を見開き、次いで頬を紅潮させた。ダークプリキュアは言葉もなく、ただ愛おしそうに赤い小箱を見つめるばかりである。

 そしてどちらからともなくお互いの手をつなぐ。

 

「ダーク、これって予想してた?」

 

「可能性の一つとして考えていた。だから驚いてはいないが」

 

 ダークプリキュアはそこで言葉を切り、忙しなく視線をさまよわせる。そして最後にチラリとユージの顔を見ると、慌てて目をそらした。

 それから小さな声で、

 

「でもとても嬉しい……」とつぶやく。

 

「開けてみてくれ」

 

 中には銀色に輝くリングが入っていた。中央に、虹色に輝く石がついている。

 

「おとぎ話のレインボージュエルをモチーフにした人造石だよ。着けた人の気分や体調によって色が変わるようになってる」

 

「すごい! きれいだね!」

 

 はしゃぐドリームに対し、ダークプリキュアはまだ戸惑っている様子だった。ユージはそっと左手を持ち上げると、薬指に嵌めてやる。

 するとそれはすぐに発光し始め、柔らかな七色の光を周囲に放った。その色は見る間に変化し、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーと目まぐるしく変わっていく。

 やがて光は消え、落ち着いた色に戻ったが、その中心にはハート型の虹光が輝いていた。

 

「……衝撃的だ……どんなアップグレードよりも、私の電子頭脳を大きく揺るがしているぞ……」

 

 うっとりと自らの薬指を眺めるダークプリキュアの横で、ドリームが声を上げる。

 

「ねえ、私にもつけて!」

 

 そう言って手を差し出し、指輪を要求するドリーム。言われるままに銀色のリングを取り出し、差し出された左手に着けてやると、彼女は満面の笑みを浮かべた。

 

「へへー♪  えへへ♪ 」

 

 少女の薬指から輝くのは、桃色の光。

 濃く薄く、明るく暗く、様々に変化しながら、やがてゆっくりとダークプリキュアと同じハート型の虹光に収まった。

 

「……そっかあ。これが、今の私の色なんだ。きれい……」

 

 ほうっとため息をつくドリームの姿に、ユージは思わず見とれてしまう。

 まるで目覚めとともに忘れてしまった夢のような、美しくも儚い光景だった。

 

 隣でうっとりと指輪を眺める人造人間の横顔を見つめながら、現代に蘇ったコピー人間が言う。

 

「これで私たちお揃いだね」

 

「……そうだな」

 

 嬉しそうに微笑むドリームと、穏やかな表情で頷(うなず)くダークプリキュア。かつては拳と憎悪を交えた相手だが、今では心から互いを思いやる仲間。

 ユージの女だ。

 

 見守っていたジェントルーが静かに言った。

 

「3人とも、寝室はもう暖めてある。飲み物も用意したから、いつでも好きな時に一つになりたまえ」

 

 献身的な銀髪のメイドに先導され、3人はリビングルームを後にする。寝室のドアが音もなく閉じた。

 

 ◆◆◆

 

 ユージは服をすべて脱ぎ、ベッドに横たわる。おいで、と声をかけると、はい、と小さなふたつの声が応えた。

 

 おめかしは全部脱ぎ捨てて、百合の花だけを頭につけた少女たちがベッドに上がってくる。岩をも砕くふたりの乙女は、未来の夫となる自分を狩人のごとき眼光で見つめていた。

 

 それがまたゾクゾクするほど美しくて、愛おしい。このふたりになら命を捧(ささ)げてもいいと思えるほどだった。

 

「ああ……二人とも……なんてきれいなんだ……」

 

 思わず感嘆の声を漏らすと、少女たちは恥ずかしげに視線を外した。その様子もまたいじらしくて可愛いものだ。

 彼女たちの肢体は胸や尻などの肉付きを欠いているが、少女らしさを残した肉体美とでもいうべき美しさがある。

 

 ドリームは骨太な骨格の上に少女らしい脂肪と筋肉が程よく乗った体つきをしており、幼い猛獣めいた躍動感があった。

 腰まわりはしっかりとくびれており、バストサイズに比してヒップのサイズはやや大きめだ。

 たくさん子供を産み育てるための生命力にあふれているように見える。

 

 一方のダークプリキュアは、機能美を重視するデザイナーたちが理想とする、無駄なものを削ぎ落とした究極のプロポーション。

 胸の膨らみはほぼ平らに近いものの、しなやかで優美なボディラインは見事なS字を描き、腰のくびれと相まって一切の過不足を感じさせないバランスを保っている。

 

「あはっ♡」

 

 右から、ドリームが待ちきれないとばかりに抱きついてきた。ユージの口に狙いを定め、唇を合わせてくる。

 柔らかく瑞々しい唇が触れ合う感触に、脳髄が痺(しび)れるような快感を覚えた。

 続いて舌をねじ込まれる。口腔粘膜をかき回されると腰が抜けそうな気持ち良さがあり、もっとして欲しいと思う気持ちを抑えきれなくなる。

 

「もっと、じゅるるるる……っ♡ コーフンして……っ♡ れろぉ……♡ ぢゅっ♡ ちゅうううぅぅぅぅ……っ♡♡♡」

 

 それはキスではない。セックスの前戯であり、男を高ぶらせて精を吐き出させるための下準備なのだ。

 唇と舌が絡み合う淫猥な音と、唾液が混ざる水音が耳孔から侵入して聴覚を犯していく。

 

 一方左のダークプリキュアは、なんとユージの左足を持ち上げて舐(な)め始めた。

 これにはさすがのユージも驚いた。技量にではない。あのクールで誇り高い人造人間が、まるで性奉仕メイドのような舌使いで足の指を咥(くわ)え、くちゅくちゅと音を立てて舐(な)めしゃぶっているのだ。興奮しないわけがない。

 

「んっ……♡ んえっ……♡ んっ……♡」

 

 指の間に舌を挿し込んでちろちろとくすぐり、爪を甘噛みし、指一本一本の形を確かめるように舌をはわせるダークプリキュア。

 そのたびに背筋を甘い電流が走るのを感じた。

 

「ぐっ、ぐっぐぐぐ……!」

 

「ユージぃ……れろっ♡ ぢゅるる♡」

 

「そうとう、んぐっ、興奮してるのだな……♡」

 

 彼女たちの狙いである股間の猛りは、痛いくらいに張り詰めている。ユージ自身でさえ驚くほどガチガチになったペニスが、先走りをにじませながら脈動していた。

 

 その根本には睾丸(こうがん)が垂れ下がっており、そこからぶら下がる袋はパンパンに膨らんでしまっている。

 二人はそれを両手で包み込み、中の精子を刺激するかのようにやわやわと揉(も)んだ。

 玉袋を揉(も)みほぐすたび、ずきんずきんとした鈍い痛みと共に得も言われぬ感覚が下半身を襲う。

 

「うっ……! ぐぅっ!」

 

 たまらずうめき声を上げると、ふたりはクスクスと笑った。

 今のユージは被捕食者だ。若く美しい獣に食われる側だ。最大硬度まで勃起した陰茎をパクリと食いちぎられ、彼女たちの胎で消化される未来を想像してしまう。

 

「はぁ……もう限界か? ふふ……情けないぞ総統閣下?」

 

「……こんなに固くしちゃってさ……早くイっちゃえ……♡」

 

 ドリームが囁(ささや)き、ダークプリキュアが亀頭の先端を指でこねくり回す。

 二人の美少女は「私が幸せにするからね?」と言いたげに微笑んでいた。

 

(幸せすぎて死ぬ)

 

 そんな益体もないことを考えるほど幸せだった。しかし、はいそうですかと幸せにしてもらう訳にはいかない。

 ユージは男なのだ。彼女たちのバージンを手折る義務があるのだ。

 

「ドリーム!」

 

「きゃっ!」

 

 勢いよく飛び起き、ドリームを押し倒す。驚き戸惑う表情と揺れる瞳。

 その顔を真上から見下ろし、噛みつくようにキスをした。

 

「──ッ! ─────! ~~~~~!!!」

 

 いきなり激しいキスをされて、驚き、戸惑い、混乱し、抵抗しようとするドリームだったが、ユージは彼女の細い肩をつかんで逃さない。

 やがて観念したのか力が抜け、トロンと目尻が下がった頃を見計らって唇を離すと、銀糸が二人の間を繋いでプツリと切れた。

 その扇情的な光景に胸が熱くなるほどの愛おしさが湧き上がってくる。

 同時に強烈な独占欲に駆られて、他の誰にも渡したくないという欲望が抑えられなくなった。

 

 ガチガチに硬くなった肉棒を柔らかな下腹部に押し当てる。

 すると、彼女は恥ずかしそうに視線を逸らしながらも、期待するように腰を揺らした。

 

 見下ろした少女のソコはきれいな縦筋だ。赤紫の陰毛も若草のようでかわいらしい。

 

「ユージ、わたしのここ……変じゃない? 変な色になってない?」

 

 不安げな瞳で問いかける彼女に笑いかけると、ユージは首を横に振った。

 

「全然。自慢していいくらい、きれいな女の子だよ。ほら、こうやって開いても…………」

 

 二本指で陰唇を軽く開いてやると、奥からサラッとした蜜が溢(あふ)れ出し、ひくついた秘裂を伝って会陰部へと滴った。

 膣(ちつ)口の中では濃いピンク色の粘膜がうごめいて、処女膜の存在を主張している。

 

「俺のを入れてもらうための用意ができてる……すごくきれいだよ」

 

 そう言うと、ユージは優しくキスをしてやった。

 

「ふあっ♡」

 

 不意打ちだったのか、うわずった甘い声を漏らしてしまうドリーム。

 そのまま何度も啄むようなキスを繰り返すと、少しずつ緊張が解れてきたのか、喉の奥からくぐもった声が漏れるようになった。

 

 ちゅっ、ちゅぷっ、くちゃっ、ぴちゃっ……と水音が響く度、彼女の体がビクッビクッと震えている。

 頃合いを見て離れると、物欲しそうな視線が追いかけてくるのが分かった。

 

「ふぅっ♡ はっ♡ はぁっ♡」

 

「いくぞドリーム。今日から君のここは俺専用だ」

 

「やん……とっくにユージ専用だよ……っ♡」

 

 蕩けきった顔でつぶやく少女は愛らしく、それでいていやらしかった。これから何をされるのか理解しながら期待しているのだ。

 ユージの後ろから、そっとダークプリキュアが抱き着いてきた。麗しい唇で耳元に囁(ささや)かれる。

 

「私たちの純潔を手折ってくれ……」

 

「ああ」

 

 ユージは頷(うなず)いた。そして目の前の愛しい少女へ視線を向ける。ドリームの瞳は既に潤み切っていた。きっと自分も同じ目をしているのだろうと思う。

 

「……入れるぞ」

 

「……うん」

 

 少し緊張気味な声でドリームが頷(うなず)く。それに頷(うなず)き返し、ゆっくりと腰を進めていく。

 乙女の入口は少し狭いようだが、既に大量の愛液で濡(ぬ)れているためすんなりと入った。

 亀頭の先に温かな肉壁の感触があり、きゅうっと優しく締め付けてくる。

 そのまま少しずつ奥へと押し進めていった。

 

「あ……あ、すご……ユージのっ♡」

 

 最奥までたどり着いた瞬間、ビクンッと大きく身体を震わせて彼女がのけぞった。白い喉があらわになり、艶めかしい声が上がる。

 膣(ちつ)内も痙攣(けいれん)したように収縮しており、あまりの快感に軽く達してしまったようだ。

 

「うあっ♡ ひぁんっ♡ や、やだあぁ……♡」

 

 初めてのセックスなのに感じ過ぎてしまっている自分を恥じるように、手で顔を覆って悶(もだ)えるドリーム。

 そんな彼女の反応を楽しみながら、ユージはゆっくりと抽送を開始した。

 最初は小刻みな動きから始める。ちゅぷ、ちゅぷ、という小さな音を響かせながら、うっとりと目を細めるドリームを気遣いつつ、徐々にペースを上げていく。

 

「あんっ♡ んんんっ♡ ひゃぅっ♡ これ、しゅごいっ♡ しゅごいいぃぃぃっ♡♡♡」

 

 サナギから蝶になるように、プリキュアのコピーとして生まれた少女が一人の女として花開く。

 甘い声を上げながら身悶(もだ)えるその姿は、ユージの中のオスを激しく刺激した。

 もっと彼女を気持ちよくさせてやりたい、自分だけのものにしたいという想いが強まっていく。

 

 次第に動きが大胆になっていく。

 勢いをつけて突き入れると、バチンと大きな音を立てて玉袋が少女の尻を叩いた。

 それがスイッチになったかのようにピストン運動が加速する。

 パンパンと肉のぶつかり合う音が部屋に響いた。

 

「あぁっ♡ すごいっ♡ ユージっ♡ きもちいいっ♡♡♡」

 

 普段の可憐で快活な少女からは想像もできないほど甘く淫らな声。それがますます劣情を煽(あお)る。もっと聞きたいと思ったユージは、さらに激しく腰を打ち付けた。

 

「ひぃんっ♡ だめぇっ♡ せっくしゅ♡ これおかしくなるぅ♡♡♡ んひっ♡ そこぉっ♡」

 

 声の質が明らかに変わる。彼女の弱点を探り当てたらしい。

 通り道のやや上側をこすってやる度にキュンキュンと膣(ちつ)全体が締まるのだ。どうやらここが弱いところのようだ。

 

「きゃうぅんっ!? しょこっ♡ らめえぇぇぇっっ♡♡♡」

 

「そんなエッチにダメとか言われて、やめる男がいるか!」

 

 容赦なく責め立て続けると、もはや呂律も回らなくなってしまっている。完全に出来上がった様子で、ぎゅっとつかんだシーツにはシワが寄りまくっていた。

 ダークプリキュアが上ずった声で言う。

 

「ドリームの陰部から、白く濁った液が流れている。わずかに赤いものが混じっていて、それはどうやら破瓜の証であるようだ」

 

 彼女の長い指は、自らの秘部に伸びていた。無毛の割れ目を開き、溢(あふ)れ出る液体に指をすくっている。

 糸を引くそれをペロリと舐(な)め取る様は官能的で、視線を向けているだけで心臓のビートが速くなっていくのを感じる。

 彼女は蠱惑(こわく)的な笑みを浮かべて、

 

「これが人間のオマンコ。男と女の交尾なのだな……♡」

 

 そう言ってまた自分の股間に手を伸ばす。今度はそこに指を入れ始めた。クチュクチュと音を立てながらかき混ぜられる秘所を凝視していると、まるで本当に自分があそこを舐(な)めているかのような錯覚に陥るほど興奮した。

 

 ドリームがチンポでヨガる。

 ダークプリキュアが指でオナる。

 寝室を支配するのは、とびきり淫らに蕩けたメスの声。そして、自分というオスの切羽詰まって余裕のない呻(うめ)き声だった。

 

「もうイキそうだ……! 出すぞ、中に出してやるからな……!」

 

 そう宣言すると、今まで以上に激しく腰を振り始める。射精する直前の激しいピストン運動だ。

 

 パァン! パンッ! と乾いた音が部屋に響くたび、結合部が泡立った白濁した粘液で覆われた。

 

「あっ、あっ、ユージ、もうくるっ? くるの? いっぱい出してぇ♡」

 

 ドリームが首を左右に振って叫ぶ。滝のように流れる汗が飛び散り、赤紫の髪を濡(ぬ)らしていく。

 

「ああっ! 出る! 出すぞ!」

 

「来て! きてぇ! わたしの中にちょうだい! あなたの赤ちゃんほしいよぉ!」

 

 その言葉に促されるように、ユージは大きく膨らんだ肉棒を彼女の一番深いところへ押し付けた。

 そして、そのまま熱い奔流を解き放つ。

 

「ドリーム!」

「ユージっ! 私をお母さんにして! 生まれてきた意味を教えて!! あの子に負けないくらい幸せにしてぇ!!! ♡♡♡♡♡」

「ううおあァァァ!!!」

 

 子宮の入り口に密着したまま放たれた大量の精液に、彼女はビクビクと体を震わせて絶頂を迎えた。

 背筋が弓なりに反り返り、膣(ちつ)内が激しく収縮して陰茎を締め付ける。

 

 その衝撃で再び精液が溢(あふ)れ出した。まるで搾り取ろうとするかのようにうごめく媚肉の動きに導かれるまま、大量の精が彼女の子宮へと注がれていく。

 

「あついっ♡ 赤ちゃんの素っ♡ どくどくって出てるぅぅっっっ♡♡♡」

 

 恍惚(こうこつ)とした表情で絶叫する彼女。

 絶頂の最中にあるにもかかわらず貪欲に子種を求める姿は幼い外見を盛大に裏切り、牝獣としか言いようがない凄絶な色気を放っていた。

 そんな状態でもなお快楽を求めようとするのか、あるいは本能的にか、腰を揺らして更なる快感を得ようとしている。

 

「ふぅーっ♡ あふぅーっ♡」

 

 そのあまりに淫靡(いんび)な姿に魅入られ、ユージも我を忘れて快楽を貪ってしまう。腰をゆすり、膣(ちつ)壁をこすり上げ、奥に亀頭を押し付ける。

 そのたびに彼女は絶頂を迎えているようだった。その証拠に膣(ちつ)壁がビクビクと脈打ち、ヒダも生き物のように絡みついてくる。

 その動きが心地よくて、つい腰が止まらなくなってしまうのだ。

 

 しかし、まだ足りない。もっともっとこの身体を堪能したい……そう思った時、横にダークプリキュアがいたことを思い出した。

 

「くうっ、あうっ」

 

 彼女は待ちきれないと言わんばかりに秘所をまさぐっていた。ユージに見せつけるように長い脚を広げ、一心不乱にオナニーをしている。

 グチュグチュという水音に合わせて漏れる艶めかしい声が鼓膜を刺激して、余計に興奮を高めてくるのだ。

 

「総、統、私もっ……♡ 早く私にもくれっ♡」

 

 我慢できないとばかりにおねだりしてくる彼女を見ていると、ユージの中で何かが弾けたような気がした。

 衝動的にドリームから抜け出る。白濁したバルトリン腺液が絡みついたペニスは、射精したばかりだというのに硬化していて、幼膣(ちつ)から抜け出た瞬間に跳ね上がってバチンと音を立てたほどだ。

 

「ダークプリキュアッ!」

 

 ユージは自分の中のオスが命じるままに行動した。愛しい女の名前を呼ぶと同時に彼女を押し倒し、両脚を抱え上げる。

 そうして露わになった無毛の秘部へ剛直をあてがい、一気に貫いた。

 ずぶぅっ♡ という湿った音とともに、灼熱の棒が少女の肉壷に潜り込む。

 

「あぁああぁっっ!!!」

 

 その瞬間、歓喜の声が上がる。全身がわなないていた。

 ぎゅうぎゅうと締め付けてくる感触に歯を食いしばりながら、さらに奥へ奥へと突き進む。やがて根元まで挿入すると、精液が弾けた。

 

「ダークプリキュアッ! 愛してるよ! 愛してる! 好きだ!」

 

 叫びとともに勢いよく迸ったザーメンが、愛する人の中へと注ぎ込まれていく。気持ちいい。衝動のままに弾ける射精は最高だ。

 しかし、

 

「そ、総統……あの……」

 

 何故か彼女は困ったような表情を浮かべていた。ユージのオーガズムが途中で冷え固まってしまう。

 何かいけなかったのだろうか……? 

 不安になって見つめていると、不意に彼女が言った。

 

「……私のオマンコ、具合が悪かったか?」

 

「へっ?」

 

「射精に至るまでが、ドリームと比べて短かった。具合が悪いから、早々に済ませようとしたのか……?」

 

 いや、違うんだけど……と言いかけ、せわしなく揺れるすみれ色の瞳を見て気づく。

 そうか、彼女は人造人間。言い方は悪いが女性器も作り物だ。

 心のどこかでニセモノと卑下してしまい、自分に自信が持てなかったのだろう。自分がユージに嫌悪されやしないか、捨てられはしないかと恐れているのだ。

 

 それが分かった途端、愛おしさが胸いっぱいに溢(あふ)れてきた。

 

「違うよ、ダークプリキュア。俺はね、君があまりにも魅力的だったからすぐにイッちゃったんだ」

 

 そう言って頬にキスをするが、彼女の顔は晴れない。ユージはさらに続けた。

 

「じゃあ、こっちで証明してあげようか……」

 

 そして、いつの間にか硬さを取り戻していた肉棒をぐりっと押しつけた。それだけでダークプリキュアの表情が溶け崩れる。

 

「あ、ああ、硬い、熱い、ああ、こんなに硬くて逞(たくま)しいものが、私のナカでピクピク震えている……!」

 

 感極まったようにつぶやくと、瞳孔が収縮した。眼球に内蔵された各種のセンサーがフル稼働しているのだ。

 ユージの熱反応、心拍数、体温、その他もろもろのデータを計測・記録・解析しているのだろう。

 その結果が出るまでの間、機械少女は身体を細かく震わせながら、ただひたすら無言で悶(もだ)えていた。

 

 その間、ユージはダークプリキュアのオマンコをじっくり味わう。作り物とは言え、培養した生体細胞で形成されているはずだ。外も中も色素は薄く、それでいて柔らかい粘膜の感触はとてもリアルだった。

 膣(ちつ)壁のヒダやつぶつぶしたもの一つ一つを確かめるように亀頭をこすり付けると、まるで多数の舌が舐(な)めしゃぶってくるかのような感覚が襲いかかってくる。

 

(こりゃ名器だな……変態技術者どもめ)

 

 そう思いつつ、今度は入り口近くに戻って円を描くような動きに変える。するとカリの段差に引っかかった肉ビラがめくり返される。

 その快感に耐えかねたダークプリキュアの口から、う、う、という呻(うめ)き声が漏れ出す。

 

 彼女の腰から下がガクガク震え始めたのを見て取り、今度は思い切り深く挿入してみることにした。

 両脚を抱え上げ、種付けプレスの体勢で最奥部を目指す。

 恐ろしいことに、膣(ちつ)ヒダは横ではなく縦に形成されていた。人間の女性にはありえない構造だが、これはこれでなかなか気持ちいい。

 

 ずちゅん! という大きな水音がして、とうとう全部が入った。亀頭が子宮口にぶつかる感触がする。

 そのまま小刻みに腰を動かしてやると、それに合わせてダークプリキュアの身体がビクンビクンと跳ねた。

 

「うっ、うっ、うっ」

 

 声を出す余裕が無いのか、喉を震わせて懸命に耐えている様子が愛らしい。

 だがそろそろ解析結果が出た頃合いだろう。そう思って尋ねてみた。

 

「どうだい? 俺が君のオマンコに夢中だって、分かってくれたかな?」

 

 ダークプリキュアはこくこくと首を縦に振った。それから、消え入りそうな声で言う。

 

「ああ……♡ 分かるぞ……♡ お前が私のカラダに溺れていることも、お前の男性器がすごくカタくて長くて大きいことも、いっぱい動いて私を気持ちよくしてくれていることも、ちゃんと分かってる……♡」

 

 そして自ら大きく脚を開き、結合部に手を伸ばしながら言った。

 

「だからもっとだ♡ いっぱい突いて♡ 奥まで抉(えぐ)って♡ お前を私に刻み込んでくれ♡」

 

 その言葉を待っていたかのように、ユージは再びピストン運動を開始した。最初から全力で叩きつけてやる。

 彼女の方もそれに負けじと腰をくねらせ、より深い結合を求めてくるのだった。

 

「んっ♡ いいっ♡ いいぞっ♡ そこっ♡ ああっ♡ あっ♡ あっ♡ あんっ♡」

 

 パンッパンッと肉を打つ音が室内に響き渡る。それに混じって響く彼女の喘(あえ)ぎ声も激しさを増すばかりだ。

 両足首をしっかりつかみ、上から叩きつけるように抽送を繰り返す。まるで杭打ち機のように激しい腰使いだった。

 無毛の秘所からは潤滑液が飛び散り、シーツに大きな染みを作っている。

 

 ユージはそれを見下ろしながら叫ぶ。

 

「君は俺の女なんだ! 俺だけの女なんだ! 絶対に離さない! 死ぬまで一緒だダークプリキュア!」

 

 それを聞いた彼女が、嬉しそうな笑みを浮かべた。同時に顔の右半分と右腕が銀色に変わる。液体金属の正体を表したのだ。

 指だけがゆっくり伸びて、ユージの頬を包む。

 

「造られて……いや、生まれてきてよかった……♡ 私は幸せな人造人間だよ……お前は最高の主人だ……愛している……これからも……永遠に……♡」

 

「俺もだ! 愛してる! ダークプリキュア! 俺と一緒にいてくれ!」

 

 うっとりと囁(ささや)きかける声はどこまでも甘く、優しい響きを伴っている。

 それを受けてますます興奮したユージは、ますます激しく腰を振り始めた。もう止まらないし止められない。射精する寸前の爆発的な興奮に身を任せ、ひたすら快感を貪るだけだ。

 

「出るっ! 出るよっ! ダークプリキュアっ!」

 

「ああっ♡ 出してっ♡ 私の中に出してっ♡」

 

 その言葉に後押しされるように、ユージは渾身の力で突き下ろした。そして子宮口に相当する部分をこじ開けるように亀頭を押し込み、こみ上げてくるものをそのまま放出する。

 尿道を精液の塊が通り抜ける感覚とともに、快感が爆発した。

 

「ああああああーっ!!!」

 

 叫びながら欲望のままに白濁液を注ぎ込む。ビュルッ、ドピュッ、と音が聞こえてきそうなほど凄まじい勢いだった。

 あっという間に精液ぶくろの内を満たしていくのが分かる。それでもなお止まらず、逆流して接合部から噴き出してきたほどだ。

 

「ふああああぁぁぁっっ♡♡♡ 出てるっ♡♡ 熱いザーメンがビュービュー出てるぅぅっっっ♡♡♡」

 

 ダークプリキュアは押しつぶされるような体勢で犯されながら、歓喜の声を上げる。力の入った指がビリビリとシーツを引き裂くほどだ。ユージ自身も限界を迎えており、何度も脈打つたびに大量のザーメンをぶちまけていた。

 

 やがてようやく最後の一滴まで出し尽くした時、ユージは覆いかぶさるようにしてベッドに倒れ込んだ。

 ハァハァと荒い呼吸音が響く中、ダークプリキュアがゆっくりとユージを持ち上げる。油圧ジャッキも比較にならないほどのパワーだ。

 

 軽々と上半身を起こした彼女は、そっと唇を重ねてきた。舌を入れようとしてくるので、素直に応じることにする。

 ちゅぱ、ちゅぱっと唾液を交換し合う音だけがしばらく響いた後、不意に彼女が囁(ささや)いた。

 

「ありがとう……こんなに素晴らしい初体験は、どんな人間の女も味わえないだろう……お前は私にとって最高にして唯一の男だ……」

 

 そう言って再び唇を合わせてくる。ユージもまた舌を絡めて応えた。

 ぴちゅ、じゅるっという水音が鼓膜を震わせる。そうやって互いの口の中を舐(な)め合っているうちに、また下半身に血が集まってくるのを感じた。

 

 背中に、ドリームの柔らかさが押し当てられる。見ると、彼女はユージの背中に抱きつき、ぴったり身体を密着させていた。

 

「ユージ、私も最高のロストバージンだったよ……♡ また、ううん、ずっとずっと私とセックスしてほしいな……♡」

 

 そんな可愛らしいことを言う彼女を肩越しに見て、その唇が濡(ぬ)れ光っていることに気づいた。

 それがあまりにも扇情的で、思わずゴクリと唾を飲む。すると彼女もその意図に気づいたのか、舌なめずりをしながら囁(ささや)いてきた。

 

「ふふ、まだ足りないんだね……? いいよ、いくらでもさせてあげるから……♡」

 

 ダークプリキュアもアゴに手を添え、ねろねろ舌をはわせてくる。ユージはそんな彼女を仰向けに寝かせると、その上に覆いかぶさった。もちろん肉棒はギンギンにいきり立っている。

 それを見た二人が、競い合うように手を伸ばしてくる。

 

 そうして三人は抱き合い始めた。女が上になり、男が下から突き上げる。かと思えば女が女を組み伏せ、男に背後から貫き通させたりもする。それぞれの身体を抱きしめあいながらキスを交わし、乳房やクリトリスや秘所を愛撫(あいぶ)しあう。絡み合って、重なりあって、溶け合ったまま何度も何度も絶頂を迎えた。それは夜が更けても終わらず、空に輝く月が消え、朝日が昇るまで続いたのだった……。

 

「ちょっとやり過ぎではないかね?」

 

「あ」

 

 ふくれっ面でそう言ったのは、飲み物や食べ物、タオルなどを運んできてくれていたジェントルーだった。

 ユージはそもそも彼女を抱く予定だった事を思い出し、汗をふいてもらいながら、間の抜けた声を上げた。

 

(続く)

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