世界征服が成ってしばらく経った、ある日。この日は日付がゾロ目になる日で、結婚式をするのに良いとされる日だった。
だと言うのにユージと来たら、朝も早くから官邸の執務室で仕事に追われていたのである。書類、電話、陳情、書類、陳情、報告書、決済、資料整理、書類、電話……。終わらない仕事量にめまいがするが、これも大事な仕事だ。我慢しよう。
そう決めてペンを走らせていると、ふところの私用電話が震えるのを感じた。
「またか……」
番号を知るものは何人もいない。ユージはうんざりしながら受話ボタンを押した。
「やあチョコラ。もうかけてはダメだって、あれほど言ったじゃないか」
相手は十歳の少女だ。そう自分に言い聞かせながら話しているのだが、相手が相手だけにどうにも気が重くなる。
自分が傷つけた女の子だからだ。
スピーカーから流れてくるのは、哀訴の言葉ばかりだった。お願いだからお話して下さい、会って下さい、抱いて下さい、お父様──
「チョコラ、俺は君のお父様じゃない。お母さんにも……言われたろう」
胸がムカムカする。チョコラは悪くない、チョコラは悪くない、悪いのは俺だ、いたいけな子供を犯して歪めてしまったのは俺だ。何度も自分に言い聞かせて、平静を保つ努力をした。
「いいかい、あれは夢だったんだ。君も俺も国を背負っているし、お互いに家族がいる。わかるね?」
返事はない。代わりに
(落ち着け)
「……いけない子だ、いいかい。あれは夢だし、俺と君は会ったこともない。君はきれいな体のままだし、いつか俺なんかより素敵な人を見つけて幸せになれるんだ。いいね? それじゃあ、これで切るよ」
返事を聞かずに通話を切り、電源を落とす。デスクの上に置いてあったチョコレートをひとつ口に放り込み、バリバリと噛み砕いて飲み込んだ。カカオの香りが口の中に広がり、苦い後味を残して消えていく。
護衛として傍に控えていたダークプリキュアが口を開いた。
「何を迷う。気に入っているなら、その娘も手に入れればいい」
「冗談言うな。あの子は十歳だぞ」
いつもの黒いワンピース姿だが、時折デスクのチョコレートにチラチラと視線を送っているのがわかる。一つ放ってやると、彼女はそれを大切そうに受け取った。
「チョコラには将来がある。こんな悪者に引っかかってたら可哀想だろ」
「ふん、今日お前と結婚する私は三歳だがな」
そう言って、婚約者の人造人間は茶褐色の粒を口に含んでユージの唇を塞いできた。甘い唾液と共に、ざらついた感触が口内に侵入してくる。
「んぐ……どこが、三歳……なんだ……ん……」
「んくっ……ふふん……♪ ほら、食べろ……♪」
チョコレートの味がなくなるまでキスを続け、唇を離す頃には息が上がっていた。ダークプリキュアの口周りはチョコまみれになっている。涙腺のないスミレ色の瞳が妖しく光り、どこか陶然とした表情でこちらを見つめていた。
「お、おまえ……なあ……」
「ふふ。いつまでも私を無垢な人形扱いしていると痛い目を見るぞ?」
「……三歳なのに?」
「三歳でも、式が終わればお前の妻だ。十歳になっても父親離れができない小娘と比較するのはやめてもらおうか」
なんてな、と笑い、ぺろりと舌なめずりをするダークプリキュア。
そうである。ユージは、今日、結婚式を挙げるのだ。
◆◆◆
結婚式はつつがなく終了した。
とは言え、それが甘い雰囲気に包まれていたかと言えば違うと言わざるを得ない。
シャンティアの官邸を訪れた多数の政治指導者たちに、ユージが世界の支配者たる証を見せつけるための政治的儀式であったからだ。
世界三大国家パルミエの王ココが頭を垂れ、ホープキングダムの正統後継者トワ王女が純白の花嫁衣装で唇を
少なくとも、後世の歴史書においてはそう書かれるだろう。
式の後のパーティーでも様々な人間が入れ替わり立ち替わり現れ、ユージへの忠誠や祝福の言葉を述べた。腹の中では何を考えているのかわかったものではないが、彼らに屈辱を感じてもらうこともユージの意図である以上仕方がない。笑顔で握手をし、当たり障りのない会話を交わすことでやりすごしていく。
一息つけたのは、かつて上官だったサウラーとウエスターが来てくれたときだった。二人ともいつの間にやら恋人ができたらしく、結婚の誓いを交わしたそうだ。めでたいことだ。
「もう様づけは禁止、かあ。ちょっと寂しいですねイース様」
「お前はいつまで私に様付けするつもりなの?」
隣りにいたイースが呆れたような顔をする。大仰なウエディングドレスから、シンプルでゆったりとした白いドレスに着替えている。
「そりゃあ……多分、この先もずっとです」
「ふん。指輪を贈って、妊娠させて、とうとう結婚までしたのに?」
「いやだって、俺にとってイース様はイース様ですから。特別の中でもさらに特別というか」
「……ばか」
恥ずかしそうに目を伏せるイースだったが、その表情は嬉しそうでもある。ゆったりした作りのドレスを見ていると、この女の子が自分の子供を産んでくれるのだと実感できた。ドレスに包まれた細い腰に手を添えると、イースは体をすり寄せてくる。
「旦那様♡」
「ちょ、そんな呼び方……あれ?」
「旦那様、こっちこっち♡」
振り返るとドリームがいた。こちらも純白に赤い花柄をあしらったミニスカドレスに身を包んでいる。普段下ろしているロングヘアをツインテールにして、頭頂部には花飾りをつけている。まるで妖精のような可愛らしさがあった。
「ユージには悪いけど、つまらない結婚式だったね」
不満と言うほどでもないが、ちょっとキニイラナイ……そんな声音で語るドリーム。彼女が指差す先には、各国の政治家達が集まってひそひそと話をしている。参列客としては褒められた態度ではない。
(俺を倒すために知恵を絞ってくれているなら……いいんだけどな)
イースがたしなめるようにドリームの手をはたく。
「こら、指差さないの」
「え~、どうして? ユージのほうが偉いんでしょ?」
「偉いのはユージで私たちじゃないのよ。とにかくダメったらダメ」
「ちぇっ」
口を
「後で……みんなで、もっと楽しいことしようね♡」
そのままするりと腕を絡めて密着してくるドリーム。そっと指を絡ませてやると、彼女もそれに応えて手をぎゅっと握ってくれた。
つまらない政治イベントはとっととお開きにして、愛らしい新妻たちと熱い夜を過ごしたいものだ──そんなことを考えるくらいには、ユージもまだまだ政治の世界に慣れていないのだった。
◆◆◆
パーティーも終わり、公邸に戻ったあとのこと。
「うあ、エロ……!」
ユージが
イース、ジェントルー、ドリーム、ダークプリキュア、トワイライト。そしてシャロン。
「お前のために、できるだけエッチな衣装を選んだわ……♡」とイース。
顔を真赤にしつつも視線を逸らそうとしないあたり、よほど気合いが入っているようだ。
彼女らが着ているものは、それは何と言うか、ユージの妄想を具現化したかのような代物であった。全員同じデザインで、紐のような水着をベースにしている。
「全く、仕方ないやつだな君は……♡」とジェントルー。
羞恥に頰を染めつつも、挑発するかのように腰に手を当ててみせる。
いや紐のようなと言うより、紐で接続された小さな布切れの集合体と言ったほうが正しいかもしれない。
それでいて色はウエディングドレスと同じ純白という、清楚に見せたいのか淫猥に見せたいのか迷いに迷って両方を欲張ってみたというようなエロ衣装だ。
「でも、ユージのためなら何でもしてあげちゃう♡」とドリーム。
細い体を恥ずかしげもなくくねらせて、誘うように腰を振ってみせる。
股間を隠す部分はかろうじて三角形を形成していたが、それは局部を覆うだけのごくごく短いものでしかない。
鼠径部も下腹部も、下半身のセクシーなところは好きなだけ御覧くださいと言わんばかりの露出度だ。
「早くこい、総統……♡ 今日は朝までたっぷり楽しめるぞ」とダークプリキュア。
彫刻像のようなポーズで、自らの肢体を見せびらかすかのように立ちすくんでいる。
大から小まで様々なバストを覆うのは柊の葉のような形状をした布地のみだ。しかもソレは葉の下側が紐につながっているだけで、ピラピラと頼りなく揺れている有様だった。
「こ、これは中々……いえ、ですけれど、皆様に後れを取るわけには……!」とトワイライト。
顔どころか首まで真っ赤にして、それでも胸を張る姿は健気だ。
あちこちにリボンだとか、レースだとか、そうした装飾が多くつけられているところがまたいやらしい。太ももを飾るレッグリングにも可愛らしいフリルがついていて、可愛いとセクシーを両立させた絶妙のデザインとなっている。
「……ねぇん、ユージさぁん。早くぅ……」と、甘えた声を上げるシャロン。
前屈みになって膝に手を付き、イースに次ぐ胸を強調させている。
(やばい、すごい興奮する……!)
鼻の下が伸びきっている自覚があるだけに、努めて顔を引き締めたつもりだったのだが、すでに全員が気づいていたらしい。夜に
ユージは服を脱ぐ。全員と夫婦になってから初めてのハーレムセックスに、期待感が高まりすぎたペニスは痛いくらい反り返っていた。
「お前のペニス、いつ見ても立派だわ……♡」
「相変わらず、女を狂わせる形をしているものだ……♡」
「すごく男らしくてかっこいいよぉ……♡」
「データを見なくても分かる、これが世界一の男根だ」
「このおちんぽが、わたくし達を女にしてくれたのですわ……♡」
「ああ、素敵です旦那様……♡ ドキドキしちゃう……♡」
六人の美少女はうっとりとした顔で口々に言う。彼女たちの視線は今、完全にユージのペニスへ、自分たちを乙女でなくした夫の男性器へと注がれていた。
その熱っぽい視線にさらされるだけでも射精してしまいそうだが、ここは我慢である。なぜなら今日のこの日だけ、彼女らは自分を王様扱いしてくれると言うのだから!
◆◆◆
「ああっ、王様ァ……私も王様の女にしてください……んぁぁ……」
六人のうち誰がそう言ったのか、ユージは分からなかった。それほどに彼は興奮していた。
「王様ぁ……お願いですぅ」
「私を女にしてくださいませぇ……」
「もう我慢できませんわぁ」
「はやく私を選んでくれ……ほら……」
「私のここ、もうビショビショなんです……♡」
「私はもう準備万端ですよ……?」
と懇願する。
イースが、ジェントルーが、ドリームが、ダークプリキュアが、トワイライトが、そしてシャロンが、5mはありそうな大窓に手を付き、お尻を突き出して、後ろから犯されるのを待っている。
着ているものはウエディングドレスと同じ純白の
そんな衣装を身に纏った美少女達が一列に並んで尻を差し出しているのだ。腰が直角に曲がるほど尻を突き出して、羞恥で背中を真っ赤に染めながらも挿入を待ち望んでいるのである。
申し訳程度の白布に覆われた秘部は、既にじっとりと
これを目にすればどんな聖人君子であろうと劣情を抑えられないに違いない。だがそれを理解しているからこそ彼女達はこの姿勢をとってくれているのだ。自分の愛するものを満足させるために──
「王様ぁぁっ……」
「ぁぁ……そんなじっくり見ないでくださいましぃ……恥ずかしいですぅ……♡」
「王様……どうか私たちの淫らなおまんこをご覧下さいませ……♡」
「もう
「こんなに間近で見られるなんてっ……んっ♡ あっ♡」
「あはぁ……♡ 見られてるだけでイキそうっ♡」
夜景を一望できる大きな窓の前に、六人の美少女が並んでいた。皆一様に頬を染めて恥じらいつつ、腰をいやらしく左右に振って男を誘っている。羞恥に肌を真っ赤に染めながらも、声を上ずらせてユージの訪れを待っている姿が高揚感を
これから行われるのは神聖な結婚式ではない。もっと
「じゃあいくよ」
ユージが一人の背後に移ると、少女達は誰もが同じように艶めかしい仕草で尻を突き出した。その動きは驚くほどぴったりで、まるで鏡に映った像のようにすら見える。
まず一人目はドリームだった。近寄られた彼女は瞳と秘部を潤ませて息を荒げ、物欲しそうにヒクつく秘所を主人に見せつける。
「おうさまぁ、私のココぉ……いじってぇ……♡」
彼女がおねだりすると同時に、ユージの手が伸びる。プニプニした秘唇をくすぐるように
「ひゃあっ、んんっ! そ、そこ気持ちいいぃぃッ!」
ドリームはすぐに
「はぁっ、ん、ぁっ、あぁぁ……すごっ、いい、これ好きぃ……あぁっ、ダメ、イッちゃうぅぅ!!」
残る五人は湿った吐息を漏らし、股をさすり合わせている。
「……はい終わり」
一通りクンニを終えると、次の娘に移った。並んでいるヒップの一つは、人工知能による最適化が行われてキュッとしつつプリッとした絶妙のラインをしている。
「いつの間にこんなものまで付けたんだ?」
「やあっ、お前のため、お前のためだからっ」
ユージが
「や、そこはっ、ああっ♡」
ビクビクッと体を震わせて恥じらうダークプリキュアの姿を存分に楽しみながら、指を差し入れる。ゆっくりと抜き差しを繰り返しながら腸壁を弄ってやると、彼女は甘く啼いた。
「ふぁ、んっ♡ だめぇっ、ああっ♡」
指先を曲げ、お腹側を
そうしてユージは一人ひとり、六人の美少女妻が並べて差し出す肉壷を堪能していった。花びらを
「ああんッ、んふぁぁぁ♡」
「やぁんっ、あぁん、そこォ♡」
「王様ッ、だめぇ、んひぃっ♡」
「あッ、あッ、あんッ、あぁぁぁん♡」
「そこっ、いいのぉっ、ひぅ、うぁあん♡」
「王様ッ、王様ぁぁッ、お上手ですぅっ、ん、んん~~っ♡」
六人の
どの妻も、最初は決して淫乱ではなかった。みんな初心で、可愛らしかった。
それが今やどうだろう。尻を突き出して男にされるがまま、瞳を
ユージの舌や指がいつ来るのかな、もうすぐかな、早くきて早くきてと尻を振って待っている。
ユージが来ると紐のようなエロ衣装ごと全身を震わせ、髪を振り乱して悦ぶ。
女の子の大事なところを見せつけるように突き出し、足を開いた状態で男が可愛がってくれるのを待っている。
「王様ぁ、早く、早く早く、早く早くぅぅぅ────あああイクいくいくイックぅぅぅ♡♡♡」
舌や手に責めたてられ、呆気なく果てる。それでも満足できないのか、またすぐに男を求めるのだ。もちろん拒否はしない。むしろ喜んで応じてやる。
そうして、ユージはまず一人目の中に分け入った。
「じゃあ、ジェントルー。挿れるよ」
「ああ……ん、あ、ぁ……♡」
ジェントルーは窓に両手をついて、攻め入ってくるユージの剛直を受け入れている。その背後から細身の体を抱きすくめるようにして、ユージは肉棒を突き入れた。
ズブブッ、グチュリと粘った水音が響く。すでに何度も絶頂したため、彼女の
「ああっ、あっ、あっ、あぁぁぁ~ッ♡」
広い室内に反響するのは少女の甘い
「あっ、ん、はっ、んはぁ♡ あっ、ああっ、あっあっあっあっああっ♡♡♡」
パンパンパンとリズミカルな打擲音に合わせて、少女は淫らなダンスを踊る。腰をスイングさせてピストンを楽しむユージを、周りの妻たちが惚れ惚れと見つめていた。
「さあ、次はトワイライトだよ」
「わん♡ くぅーん♡」
次にユージが選んだのはトワイライトだ。いきり立った逸物を秘部へと突き入れると、トワイライトは
「あんっ、犬、犬プレイ、とってもイイっ! もっと虐めてぇ♡」
望み通りに激しく腰を打ち付けると、それに合わせてトワイライトが悦びの声を上げる。結婚して辛い体験を昇華できたのか、素直に犬扱いされる気持ちよさを味わっているようだ。この分なら、もう少し踏み込んでみても大丈夫かもしれない。薄いお尻を軽く叩きながら言う。
「こら、雌犬が人間の言葉を喋っていいのか? ほら、ワンだろ?」
「わんっ♡ ワォォォンっ♡ くぅん、きゃうんっ♡ へーっ、へっ、ヘッ、ヘェーン♡♡♡」
どうやらかなりノってきたらしい。トワイライトは大きく口を開けると舌を出し、甘えた声で鳴き始めた。ズブズブと深く差し込むたびに喉を反らして
そして、その隣にいたシャロンも同じだった。
「わんっ♡ わたくしも犬にしてくださいませ♡ ──……あッあッあッ♡ 王様のおちんぽすごいですわぁん♡♡♡」
ちょっと口数の多い犬だが、これはこれで可愛いものだ。肉襞をえぐられて
「盛り過ぎじゃないか? もうびしょ
「あっあっあっあっあっあっ♡♡♡ ごめんワン、許してぇ♡ 我慢できないワンっ……♪」
シャロンは甘えた声を出すと、身体をくねらせる。そうすると、二つに結んだ髪がまるで犬の尻尾のようにゆらゆらと揺れた。喜色満面に頬を染め、嬉しそうに顔を蕩かせている。
そして隣のイースも、また。
「ああ! 王様ァ……私ィ……イッちゃいそう……イキそうよぉ……っ!」
ユージの妻は六人いる。全員が尻を並べて大きな窓に手をつき、尻を突き出し、夫に愛されるのを今か今かと待っている。
純白の紐水着じみたエロ衣装に包まれた裸体を悩ましく揺らしつつ、他の妻が犯されて上げる甘い声をBGMに発情を高めていく。
そして、夫にチンポを挿れられると全身をビクンッと震わせてよがり始めるのだ。
「あっあっあっ、王様ァ、気持ちいいぃ! 気持ちいいぃ!」
「んひぃっ! おほっ、おっ、おおおっ!」
「いいわぁ! すごくいいよぉ……ぉ~ひぃっ!」
「あーっ! いいっ! そこぉ! そこっ! いいぃいいいいいい♡」
「ひうっ! いいぃっ! そこぉぉおおお!!」
「イクイクイクイクぅううう!!!」
ユージは目前に広がる夜景になど目もくれず、一心不乱に腰を振った。そのたびに美少女たちは淫らな声を上げ、夫が離れると切なげに吐息を漏らす。しかしそれも一時の事、他の妻をよがらせる夫をなにか尊いものでも見るような目で見つめ、貫かれている新しい家族に羨望の眼差しを向けるのだった。
「ふうー。これで全員三回ずつイカせたかな?」
一通り妻とのセックスを堪能したユージは額の汗を拭いながらつぶやいた。妻たちは力なく崩れ落ちたが、ユージの肉棒は未だに猛々しく天を突いている。まだまだこれからだと言わんばかりの男根に、六人全員が荒い息の中から期待を込めた視線を送った。
「王様ァ、まだ出してないじゃない……」
「あん、そうだよ、王様も早く気持ちよくなって欲しいよ……」
「そうですわ、わたくし達だけなんて不公平です」
口々に不満を言う妻たちに向かって苦笑すると、ユージは大きなソファに腰掛けた。脚を広げ、股間を指さすと誘うように言う。
「出すときは、みんなに包まれて出したいな」
六人の妻たちがパッと表情を輝かせる。その目には喜びの光が灯っていた。六人とも四つんばいになって夫の足元まで来ると、順番にひざまずいてペニスにキスしていく。イースの、シャロンの、ジェントルーの唇。トワイライトの、ドリームの、ダークプリキュアの唇が一度ずつ血管の浮いた幹に触れ、少しずつ硬度を増していった。
「おいで」
「はァい……♡」
声が重なる。妻たちは這うようにして、ソファに堂々と座るユージにまとわりついてきた。
ユージの右隣からイースがしなだれかかり、乳房のふくらみを楽しませる。
左隣のダークプリキュアはユージの乳首を舌で湿らせながら、右手を銀の触手に変化させて尻の穴を優しくマッサージし始めた。
股の間にはドリームとジェントルーが陣取り、六人の愛液で
床にひれ伏したトワイライトとシャロンが犬の真似をしながら夫の足を
ドビュルルルッ!! という音と共に精液がほとばしり、ドリームとジェントルー、二人の美少女の顔を汚す。同時に妻たち全員が
好き、すき、スキ♡
出して、だして、ダシテ♡
精子、せいし、オセーシ♡
欲しい、ほしい、ホシイ♪
いくつものささやき声と笑い声が絡み合い、一つの音楽を作り上げる。それは聞く者の官能を刺激し、心を幸福感で満たしていくものだった。
誰もが幸せそうな顔をしている。ユージももちろんそうだ。愛する妻たちに奉仕され、至福の時を満喫していた。
(ああ、これ最高……!)
長い長い放出が終わり、ユージがぐったりとソファに身を沈めると、妻たちの奉仕にますます熱が入る。彼女たちはまるで宝石でも磨くように丁寧に、ユージを
「好きよ、ユージ……お前を愛してる……。だから……もっと私を幸せにして……!」
イースは頬を赤くしながらユージのあご、首筋、鎖骨へと舌をはわせた。エロ衣装に包まれた起伏に富む肢体を妖艶にくねらせ、男の情欲を誘う。
「総統、はぅン、んっ……私はお前を守る……守らせてくれ……んぅっ」
反対側のダークプリキュアは、男の乳首に吸い付いて乳児のようにちゅうちゅう吸っていた。スレンダーな長身を絡みつけるようにしてユージの体温を味わい、その興奮を高める。
「はぁんっ、あんっ、ユージさんっ♡ 好き好き好きっ♡ ユージさんの可愛いシャロンがいっぱいペロペロしてあげますからねっ♡」
その下で四つんばいになり、熱心に舌を使うのはシャロンだ。左足はたっぷりと唾液をまぶされ、てらてらと輝いている。可憐な声を上ずらせながら嬉しそうに舌を踊らせていた。ときおり上目遣いでユージを見上げるその目は潤んでおり、頬はバラ色に染まっている。
「きゅうん……♡ 強くてたくましいユージ様のためなら、トワイライトなんでもしますわん♡」
反対側にはいつくばって右足の甲にキスの雨を降らせているのはトワイライトだ。色が抜け落ちたような銀髪が床に垂れるのも構わず、きゅうんきゅうんと犬のような声で鳴きながら突き出したお尻を揺らして懸命に
股間では、ドリームとジェントルーが大きな目をうるませながらフェラチオをしている。
「ユージ、私生まれてきて良かったぁ♡ 大好きなみんなと、こんなキモチイイ事できて幸せぇ♡」
ドリームは先端にキスをするとそのまま裏筋を舌先でつーっとなぞり、敏感な部分をくすぐった。
そして桃色の唇でサオを挟み、ハーモニカのように横向きにしてちゅっちゅっとしゃぶる。時々悪戯っぽく上目遣いでこちらを伺うと、舌をちろりと伸ばして鈴口を突いた。
「うふぅ……君をきれいにするのは私の役目だ……♡ 覚えていてくれ、これが君のジェントルーだと……んふっ♡ ぺろっ……んちゅっ♡」
一方でジェントルーは
彼女はうっとりと目を細めながら陰毛を清掃し、ときどき根元や
「「うふふ……」」
やがて二人はペニスの先端で唇同士をくっつけ合い、一緒にレロレロとしゃぶり始めた。二人とも
ねちねちといやらしい音を立てて唾液をたっぷりとまぶした後、じゅるるるるっと一気に吸い上げられた。
「ああ……気持ちいいよ……もっと……もっと
ユージは背もたれに体を預けて天を仰いだ。六人の妻たちはそんな夫の姿を嬉しそうに見つめ、幸せそうに目尻を下げた。
それぞれのやり方で快楽を与えながら、六人が六人とも夫の反応を楽しみ、慈しみ、愛おしんでいるのである。
(ああ……幸せすぎるう……俺、このために生まれてきたのかも……)
そう思った瞬間、涙がぽろりとこぼれた。首元にすがっていたイースは驚いて一瞬動きを止めたが、すぐに笑顔を浮かべて優しい言葉をかけてくれた。
「大丈夫? どうしたの?」
「え? あ、なんでもありません。ただ……本当に嬉しくて……」
ユージは慌てて涙を拭った。セックス中に泣き出すなど男として情けない。それに、この幸せなひと時に水を差したくなかった。
「あ、ごほん、み、みんな、ありがとう。俺、みんなと出会うために生まれてきた気がするよ」
そう言うと妻たちは揃って微笑んだ。愛の言葉にうっとりと心を
誰もが自分への深い愛情を示してくれているのだ。それだけで胸がいっぱいになってくる。
「そろそろ、出るのか?」
ダークプリキュアが簡潔に聞いた。ユージの肉棒はドリームとジェントルーが分泌した甘い唾液にまみれており、もういつでも発射できる状態だった。
「そうだね、じゃあ……イース様」
「うん……♡ ほら、私が上になってあげる」
ソファに座り直したユージの上で、イースが腰を跨ぐ。僅かな白い布と紐、小さくて真っ赤なリボンで彩られた女体は、とても扇情的だった。
白いレースで飾られた豊満な乳房に見惚れていると、彼女が優しく頬を
「さあ、入れるわよ……♡ んあッ、んう──♡」
イースはゆっくりと腰を落とし、対面座位でユージを迎え入れていった。ペニスが温かいぬめりに包まれていく感触がある。
挿入感に震えながら、少しずつ肉の槍を飲み込んでいく初恋の女の子。その
「ほら、もう少し……もう少しで、全部入るわ……」
彼女の言葉通り、ついにペニスが全て
腰を落としきったイースは感極まったようにため息をつくと、ぎゅうっと抱きついてくる。豊かなおっぱいが胸板に押しつけられ、形をぐにゃりと変えた。
「うふふ、今日は大丈夫な日だから、中で出してもいいわよ……? 中で、あン、思いきりびゅーってしてもいいのよ……?」
耳元でささやく声は甘い。言葉に続くように
ふう、と息をつくと同時に
「イース様……!」
「ああ……幸せぇ……大好きな男の子とひとつになるの、何度味わっても幸せでたまらないわぁ……♡ ……ねえ、キスして……♡」
甘えるような口調で言うと、イースは目を閉じたまま唇を突き出してきた。それに応じて口づけを交わすと、柔らかな感触が伝わってくる。それは蕩けるように甘くて、頭がくらくらするほど気持ちよかった。
そのまま、イースは腰を降り出す。引き締まったお腹とお尻の筋肉を使って巧みに上下運動を行うたびに、オンナとオトコがこすれ合う快感で
「あっ♡ すごいっ♡ すごく大きい♡ 素敵♡ お前が好きになってくれて、よかったぁ♡ ああっ♡ 好き♡ 大好きぃ♡」
腰の上で跳ね回る淫らな少女の姿に
ペニスが貫くイースの秘部から白い粘液が流れ出しているのを見て、うわ~とかすご~いとか囃し立てながら玉袋に吸い付いたり、舌ですくいながらぺろぺろ
「ね~、早く代わってぇ……はむ、んちゅっ♡ んむっ♡ れろれろ♡」
「ちゅばっ♡ んちゅう♡ 心配するな、ユージの精液は私が一滴残らず絞り取ってやる♡」
「やっ、やっ、やっ♡ まだ私のっ♡ あっあっあっ、あっあっあ~~♡」
ユージの太ももにすがり、脚を
「ユージさんの大事なところ……とっても美味しいですわん……♡ お願い……♡ 私にもさせてくださいわん……♡」
「あああ……おちんぽを
ユージは二人の様子に鼻息を荒くして、右手でトワイライトの髪をつかみ、左手でシャロンの頭をつかんで股間に押し付けた。
二人は舌を出して一心不乱に結合部を
「ダークプリキュアっ、君も俺とキスしよう! こっち来て!」
「総統……♡ んっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ れろっ♡ んんーっ♡」
激しいハーレムセックスに気後れしていたダークプリキュアとディープキスを交わしつつ、空いた右手でイースの身体を弄んだ。紐が食い込んだ大きな尻を
さらにイースとダークプリキュアの舌を同時に吸ってやると、美少女たちは鼻にかかった甘い声を漏らした。
「ぷはっ♡ はっ、はひっ、んひぃいっ♡ ゆ、ユージ、そこぉ♡ さわっちゃらめぇえ♡」
「総統♡ 私のいやらしいケツ穴♡ 指でほじくり回してくれ♡ お前のために造り付けた雌豚アナルぅ♡」
「ひうっ!? 指入ってるぅ……! お尻の穴にユージの指があぁぁぁ……♡」
二人の尻をこねながら指を出し入れする。その度に二人がビクンビクンと
ドリームもジェントルーもシャロンもトワイライトも、イースの腰振りをサポートし、びたんびたんと揺れる金玉を丹念に
潤んだ瞳も、甘い声も、
だが、そんな幸福な時間はいつまでも続かないものだ。
イースは激しくピストンを繰り返し、汗だくになりながら体を揺すっていた。既に
「はひッ♡ はう゛う゛う゛ッ♡ あ、あたま、おかしくなるぅっ♡ イきすぎてバカになっちゃうぅ♡」
もちろん、それは自分も同じである。最愛の女性が子宮で精液を受け止めるために髪を振り乱し、汗の粒を撒き散らし、乳房をプルンプルンと揺らしながら必死になってチンポをしごいてくれているのだ。
興奮しないわけがない。
「チンポすきっ♡ チンポすきチンポすきチンポすきぃぃっ♡ え゛へっ♡ あへぇぇ♡」
だがそれも仕方がないことだろう。色々な困難を経て結ばれた六人の妻たち。その温もりに包まれながら、この人のためなら命も惜しくないと思える女性に精を放つ。
これが男の幸せでなければなんなのだろう? いや、間違いなく幸せなのだ。この幸せが一秒でも長く続いてほしいと思うほどに幸せで幸せでたまらないのだ。
そして──その時はやってきた。
「はあッ、あはぁッ、あッあッあッあッあッあッ! ひィイイイイッ♡ 来るッ♡ すごいのクるうぅううゥウウッ♡♡♡」
「俺ももうダメだっ! 一緒にイキたい! イース様とイキたいッ!!」
収縮する胎内は極上の刺激を与えてくる。うねり絡みつく肉襞を
「キてっ♡ きてぇええッ♡ あンッ♡ あ゛っ♡ あ゛ぁあアアァアアアア────────ーッッッ♡♡♡♡♡」
絶頂の瞬間、熱い塊が弾けた。溜まりに溜まった白濁液が濁流となって尿道を駆け上がり、そのまま放出されていく。 あまりの気持ちよさに視界が真っ白になり、全身の毛穴が開いてどっと汗が吹き出した。
腰が抜けるような快感と共に射精が始まり、自分でも驚くほど大量の精液が放たれた。
「あ゛ぁああああ~~~~~~~♡♡♡」
イースは両目をカッと見開き、天井を仰いで絶叫した。全身をブルブル震わせながら長い射精を受け止めてくれる少女の姿はたまらなくエロティックで、振り絞るような声と相俟ってとても淫らだった。まるで魂を搾り取られていくような快感の中で、ユージは愛しい女性の名を呼ぶ。
「イース様……イース様……イース様ぁ……っ!」
「お゛~……お゛~……♡♡♡ しゅごい……中出ししゃせー……気持ちよしゅぎる……♡♡ まだドクドクしてる……♡♡」
「ああ……イース様……」
「ほひょ……ほぉ……ほへぇ……えへえ……♡」
射精中も彼女は腰をくねらせてくれた。根元から先端までを万遍なく
オーガズムに溺れるイースは信じられないほどいやらしく、同時に美しかった。愛する男に跨ったまま背中を弓なりに反らせて舌を突き出し、えへえへとだらしない笑顔で多幸感に浸っている。
涙と鼻水と
「ああ……幸せぇ……♡」
あまりにも
「……んんんっ、私もイク……♡」
小さく震えながら体をくねらせている。それはトワイライトも、ドリームも、ダークプリキュアも、シャロンも同じだった。イースの淫らさに性感を高められ、ユージの声と動作に精液の熱さを思い出して想像で軽いアクメを迎えていたのだ。
「素敵……♡」
「うん、カッコいい……♡」
「ああ……やはり総統はすごい……♡」
「わたくしも……ユージさんが欲しい……♡」
口々に賞賛の言葉を口にしながら、ユージへの愛と性欲を強める五人の妻たち。
やがて失神したイースがリタイアすると、五人がかりでユージに唇を与え、舌に吸い付き、肉棒にしゃぶりつき、熱い肌や柔らかい乳房を味あわせて性感を昂ぶらせていった。
そうして股間が再びそそり立つと、うきうきとしたシャロンがユージの腰を跨いだ。
「シャロン、俺……君と出会えて良かった」
「うふぅ♡ わたくしも……ユージさんがいなければ、どうなっていたか」
騎乗位の体勢で自分の秘所を指で広げ、愛液まみれになった膣口を見せつけるように腰をゆっくりと落としていく。
「は、ふぅ、今日こそ赤ちゃん欲しいです、わ♡」
「俺も、君に孕んでほしい……!」
亀頭の先端と陰唇が触れ合い、愛液がぬちゃりと音を立てる。柔らかな肉の感触がダイレクトに伝わってきて、それだけで発射してしまいそうになった。
「うふふ、今日が、わたくしたち新しい家族の始まり……♡」
「ああっ、俺たちの始まりだ! みんなで幸せになろう!」
「はいっ♡」
こうして、ユージという一人の合成人間は、世界で一番の幸せを手に入れたのだ。
◆◆◆
あっという間に、十年が経った。
(続く)