※この作品はR-18です。

名門トレーナーズスクールの教育法   作:お隣の池の中のプラナリさん

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学院の実態

 

 

「あんっ!!あっ!!」

 

 

「ぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 

 

拝啓、この惨状をみた名前も知らない誰かへ。学長に連れられてやってきた教室は、ハッキリ言って地獄でした。

 

 

教室内は男女入り乱れ、私と同年代くらいの少女が全裸になり、教室内に野晒しになったポケモンとせ...せっ...うう、接合しているのだ。頭に飛び込んできた光景が衝撃すぎて目が眩みそうになる。

こ、ここはそういう学校なのか??トレーナーズスクールと聞いていたのだが??

 

 

ま、まあ真面目に服を着てノートをカリカリしている子はいる。でも教室内の半分くらいは敷かれたマットのうえで夜のポケモンバトル(物理)をしている状況だ。

 

 

「フルベルト学院では、学生の自主性を重んじポケモンについて身をもって知る体験もカリキュラムに含まれている。」

 

「え、これでまともに学習できるんですか???」

 

 

学長の言葉に耳を疑う私。あれで到底勉強出来てるようには思えないのだが私だけだろうか。ま、1000000歩くらい譲りに譲って、ポケモンとヤってる光景のことを言ってるのなら理解できない。けど明らか人間同士でおっ始めやがってる。これはもう学びとかじゃなくて性教育とかそんな次元まで逝ってしまわれている。

 

 

 

「彼女たちの吸収率はとんでもないレベルだ。私たち大人がいなくてもしっかり学んでくれている。」

 

 

(ホントとんでもない馬鹿野郎だよ.....)

 

 

 

はーあ。.....帰りたい。

 

 

「あ、先生.....と新入生ですか?」

 

こちらに気づいたのだろう。これはこれは最悪なタイミングで一人の少女が声をかけてきたのだ。黒髪をストレートに伸ばした小柄の少女。身長は私より低く150センチ代であり、黄色の瞳が嵌め込まれているくりくりした丸い目や胸の小ささなどから全体的にまだ幼さの残る彼女。ミニスカートにジャケット等一応服を着てこそいるが、手慣れているのかあちらの状況に驚く様子は見せない。

 

「ああ。彼女は今日から配属される、レンという。」

 

「う.....」

 

 

私が否定するより先に、学長が答えてしまった。これで違うと言って逃げ出せたなら、一体どれだけ楽だったろうか。この光景の異様さに負け、結局私はこの学院に配属されることになってしまった。

 

 

 

________

 

 

 

「というわけで、だ。今日から新しく学院の一員となるレンだ。臆病な性格故にはじめはコミュニケーションに不馴れなところがあるだろう。積極的に話しかけるのもいいが、彼女のアプローチをしっかり拾っていってやってくれ。」

 

 

「「「「はーーーい!」」」」

 

 

結局、学長に連れられるがままこの混沌空間に足を踏み入れることとなってしまった。自己紹介まで勝手に済まされ、顔と名前を握られて逃げられないところまで来てしまったようだ。

 

 

学生の数は私除いて17。学院の広さにしてはかなり少人数だが、一般的に知られるトレーナーズスクールとしては大所帯だ。

 

 

学生の服装は様々で、端から服なんて着てない野性的な子までいる。男女比は女の子が多く、9人。男の子は8人だ。私をいれると女子が10人になる。

 

 

「....よろしく。」

 

「あっ...あうう。」

 

席の一番前にいた金髪の女の子に気さくに話しかけられたが、「よろしく」の一言も返す余裕がなかった。だってこの子裸なんだもん。やべーよもう。なんならさっき教室で男子トレーナーとヤって喘いでいた子だもん。気まずくなるわ。

 

 

「それじゃ、レンは寮へ案内するよ。皆は引き続き学びに励んでくれたまえよ。」

 

「「「はーーーい!!」」」

 

 

学長の言葉に皆がハッキリと声を出し答える。私達が扉を開き教室を出るまでの短時間でまた行為を始め出した奴もいる。

 

 

「あっ!!あっ!!あはあっ♥️♥️♥️」

 

 

耳をつんざくような女の嬌声を半ば無理矢理に押し込んでその場を後にする私達。もう帰りたい、あの子の気持ち良さそうにしている声が既に耳に焼き付きだしている。

 

 

「ここはキミの部屋だ。キミだけの自由な空間だよ。なにやっても構わない。ポケモンと一緒に自習したり、男の子を連れ込んでトレーナーと親睦を深めるのもありだ。それともキミは百合派だったかね?」

 

「.............」

 

 

暫く歩くと、寮へ辿り着いていた。唯一何とか反応できていた学長の言葉にももう反応を返せないほど私は疲弊してしまっていた。もう抗議する気も起きない。

 

 

「ああ、因みにこれといって必修の科目とか時間はないから自由に過ごしてもらって構わない。自室で過ごす時間も有意義で大切だからね。」

 

 

一応逃げ道?的なものは用意されているらしい。言われなくても引きこもる、というかなんなら帰らせて下さいよほんとに。

 

 

「では、よき学院生活を~♪」

 

「............」

 

 

勝手に話が進み、一通り説明を終えた学長は私の反応を待たずして配置に戻ってしまった。このまま廊下に突っ立っていても変わらないので、鍵だけ開けて自室へと入る。もちろん鍵は閉める。

 

 

 

あんな教室、嫌でも入るものか!絶対にここからでないから!!

 

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