名門トレーナーズスクールの教育法 作:お隣の池の中のプラナリさん
「....というわけで、今日から本格的に参加します。レンといいます。こんな私ですが仲良くして欲しいです.....、宜しくお願いします。」
私は今、教室の中でクラスメイトに挨拶を交わしたところだ。結局レオとカレンとはあの後仲良くなり、彼女達も最初は抵抗を酷く持っていたことや性事情について話すことができ、こうして一人のメンバーとして加えて貰う運びとなった。
一頻り挨拶を済ますと、席に着いている皆が拍手で出迎えてくれる。その中にはカレンもレオも含まれていて、二人を含めた何人かは全裸のまま出迎えている。
....私は一応パーカーと黒ズボンだけは履いてるからね。
───そんなこんなで。私達のいるところは仮にもトレーナーズスクール。ポケモンに対する知識を学ぶということで、身をもってポケモン達と学生だけによる授業が行われていた。
「それじゃあ次は麻痺について、ね。カレンちゃんお願い!」
「よしきた!!」
クラスメイトの一人である緑髪の少女、ワカバの合図と共にカレンが立ち上がる。その手には黒をベースに黄色のラインが入ったハイパーボールが握られている。
「お願い、エレブー!」
『エレ!!』
彼女が放ったボールからは、黄色の体色に黒い稲妻模様の入った電気タイプポケモン、エレブーが飛び出してきた。
「よし、それじゃ。エレブーお願い!」
『ゥブ!!』
「あんっ!!」
カレンの指示に従い、エレブーは勃起した自身の男性器をカレンに挿入し、彼女を優しく抱き抱える。
「い、いいよ!でんじは!」
『エレ!!』
彼女に技の指示をされたエレブーが、自分の腕の中にいるカレンにでんじはを浴びせる。カレンは歯を食い縛り、身体の痺れを訴えているようだ。
「はい、麻痺状態はポケモンの素早さが下がってしまう他、時々指示をしても動けなくなってしまう状態のことを指します。カレンちゃんの例は凄くわかりやすいです。また、麻痺状態にすることでポケモンの逃走する可能性も減ります......カレンちゃんの場合は痺れて完全に動けなくなってしまってますね。」
「っ.....ヅッ!!」
そう、この学園ではポケモンと人間の性交を持って更なる良好な関係を築いている、というのもある。だからこそエレブーの電気もトレーナーが気絶しない、いい案配で行うことができるのだという。
「レンさんが新しくクラスメイトになったので再度本校の教育方針について解説させていただきます。本校はポケモンとトレーナー。そしてトレーナー同士においても肉体的、精神的に良好な関係を築く。お互いの違いを身体で体験し、学生の伸び伸びとした学びを提供する。あらゆるトレーナーの個性、ポケモンの個性を一番に大切にする!です!」
最後にワカバがそう言い、ひとまずは解散となった。麻痺を浴びせられていたカレンはというと、すぐにクラボの実の軟膏によって絶縁処理を行い回復したそうだ。
だが基本的にクラスメイトたちは談笑に浸ったり行為に励んだりしていて中々教室から出ない。というか基本的にまとめ役たる教師もいないため、自由奔放にパコパコしまくってるのが現状なのだ。
「レンって見た目氷タイプだよね。」
「.....ん?」
突然横から話しかけて来たのは、藍色の髪を腰辺りまで伸ばした少女だった。彼女は私より小柄で、顔つきはぼんやりとしたダウナー系美少女という雰囲気を醸し出すジト目と眠たげな表情が特徴の少女である。なお彼女もまた裸である。
「あー、突然ごめんよ。私はドラゴンタイプ担当のリントだ。ここの人達は髪色とか性格とかでタイプってのを決めているんだ。ポケモンみたいにね。皆タイプマスターってのを志してるんだけど、いまいち何タイプ選べばいいかってわかり辛いじゃん。」
「は、はあ。タイプマスターってジムリーダーとか、四天王とかってこと?」
私の問いにリントは首を振る。
「違うよ。それらを超越した、全地方合わせてたった18人。つまりポケモンのタイプごとに集められたスペシャリスト集団。学長はそれを作りたいんだって。」
「それで、私が氷タイプ?」
言わんとしてることは何となくわかった気がする。かくいうジムリーダーや四天王も、使用するタイプと自身の見た目はかなりマッチさせている気がしている。つまりはそういうことなのだろう。
「うん。丁度氷タイプ担当だけがいなくてね。レンさえよければ氷タイプ専攻で学ばないかって。」
氷タイプ専攻か。正直なにをするかも決めてなかったし目標を定めるのはありかもしれない。
しれないのだけど。
「私に支給されたポケモン、モノズなんだけど大丈夫そう?」
「うん、気にしなくていいの。私はドラゴンタイプのマスター専攻してるけど、最初ここに来たときはムンナだったから。」
リントはそう言って私の質問に答えてくれた。ムンナというとエスパータイプのポケモンだ。彼女の状況は私と一致する。
それならば一度答えてみてもいいだろう。
「ん、何するか決めてなかったし氷タイプ担当引き受けるよ。居場所ほしかったし。」
「お、ありがたい限りだー。あとで学長に伝えておくなー。因みに断ったところで何か不都合がある訳じゃなかったんだけどなー。」
最後にそう付け足し、リントはそそくさと裸のまま廊下へ出ていった。いや、裸で出るんかい。