異世界転生されなかったけど、現実世界で大成功したので、世界中の美女たちと孕ませSEXしまくる話 作:小栗鼠
「えー、四国の某所に住む、無職の30歳。不破雷同よ。お主は死んだ」
「よって、異世界での言葉・文字を理解できる、『なんでも翻訳』スキルを与え、異世界に送る!たっしゃでな!!」
そう、白く輝く爺さんの言葉が終わるや否や。
俺、不破雷同の視界は、真っ白に染まり……。
そのまま、寝ていた自分の部屋で、目を覚ました。
……ああ、そうだ。
俺としては、てっきり、ホントに異世界に送られるんだな。
でも、スキルは翻訳のみか。どうやって生きていこう?
そう思ってワクワクしていたんだが……うん。
どうも、夢だったらしいね。ああ、そうらしい。
か~~~!!!やんなるなァもう!!
返せ!!俺のドキドキを返せ!!異世界を期待した俺、馬鹿みたいじゃん!!もう!!!
は~~~~!!!……!!!
腹減った。飯にしよう。
うん。そうしよう。
そういう訳で、俺はもぞもぞと、布団から出るのであった。
数分後。
「あー、さっみ。ホント冬いやだわァ~。あああ~~~」
このくっそ寒い冬の中。俺は、チャリをこいでいた。
うん。理由は単純だ。
飯を食おうと台所に行ったら、『お父さんが食べまくって、食材が尽きたので、買い物に行ってきます。朝は、あるもので済ましてね』っと、母さんからのメモがあったのである。
うん。どうやら、親父はたらふく飯食って、既に会社。
母さんは、買い物。帰ってくる時間は分からん。が、きっと昼までかかるだろうなァ。多分。
頼みのレトルト食品も、ちょうど、全部食ってたし。つまり、我が家に俺の朝ご飯は、なかったのだ。
なので、コンビニへくしかない。
そういう事で、俺は寝間着から、冬用のジャージに、厚手のトレーナーへと着替えして。
モコモコのジャンパーを羽織り、白い息を吐きながら。チャリで、30分移動。
うん。30分かけて移動しないと、コンビニまで行けないという、ド田舎な冬の地元を。
凍死しそうと思いながら、走っているのである。
ああ、ホントさみィ!!早くつかねーかな!!コンビニ!!!
って、そう寒さに震えながら、進んでいると……うん?なんか、にぎやかだな。
なんだ?
『どうぞお買い上げください!!スクラッチ!ただいま販売中!一等は、後2分後!』
ああ、スクラッチ売り場か。そういや、コンビニに行くまでの道に、あったっけ。
……もしも、俺が異世界行ってたら、ああいう宝くじを流行らせたかったな。
絶対ヒットして、ガンガン稼げただろうに……もったいない!!
……まァ、現実にいるから無理なんだけどね。ええ。
それにまァ、ぶっちゃけると、俺的には、宝くじには、あんまりいい思いがない。
だって、絶対当たらんもん。
この30年の人生の中で、一回も当たったことねぇからね。俺。
異世界で、やる商売ならともかく、自分では買わんわ。
リアル・ラックはクソ。はっきり分かんだね。ええ。
『ぐ~~~!!!』
ああ、ってか、それより早く飯を買おうか。
うん。そうしよう。腹も空いてるし、寒いしな。
そんな、『スクラッチ一等、後2分後』とかより、さっさとコンビニへ……。
……うん??
え?待て?
今、なんて言った?あの、売り場のアナウンス。
え?スクラッチ一等、2分後?え、マジで?
……い、いや、聞き間違いだよな?そんな事、言うはず……。
『ただいま販売中!一等は、後2分後!買うなら、今がチャンス!!お急ぎを!!』
!?いや、言ってるぅぅぅ!!!
そ、それに!!
『この店、後2分後で!一等出ます!!マジで!!』
み、見えてるぅぅぅうううう!!!
『この店、後2分後で!一等出ます!!マジで!!』って、俺の目に!!見えてるぞォォォォ!!!
スクラッチ売り場の、看板の上!!何もない、空中に!!でかでかと、そんな文字が!!見えてるわァ!!マジでぇぇええ!!!
え!?え!?ナニコレ!?どういう事?!
なんだ、何が起きてるんだ!?俺の耳が、目が!おかしくなったのか!?
幻聴!?幻覚!?いや、薬はしてねぇよ!!マジで!!
『ただいま販売中!一等は、後1分後!!逃しても知らんぞ!!』
!!!
い、いや、待て!この異常を考えてる、暇はない!!
と、とりあえず!買うぞ!!あと一分で、一等が出る!!なら、買うしかないだろ!!
うん!おためしに、買ってみよう!!
そういう事で!!
「す、すいません!!スクラッチ、一枚ください!!」
「はい!スクラッチ一枚ね。200円です。はい、どうも!では、どうぞ」
俺は、大急ぎでスクラッチ売り場に、並び!店の上の文字が、一分後から、『今!今買うと一等!大当たり!!』と、なった瞬間!!
一枚だけ、スクラッチを買ったのだ!!!
「……買ってしまったな……あー、うん。とりあえず……確認するか……」
うん。十円玉で、削ろう。
……っま、あれだ。外れても、一枚だしな。そう、悔やむこともない。
幻聴幻覚ってことで、医者にでも行けばいいや。うん。
そう、自分に言い聞かせるようにして、期待しないようにしながら……。
でも、やっぱり、期待して、十円玉に力が入る。
半信半疑で、スクラッチを。削った所……!!!
「!?え!?っっあ!ッえ!?!?」
!!!うっそ!?マジかよ!!おい!!!
うん!!
「……!!!ま、マジか!マジで……!!」
「い、一等!当たった!!当たったよ!!おい!!!」
そう!そこにあったのは、一等を示すマークが、きちんと並んでいる!当たりくじ!!!
生まれて初めて!!一等、大当たり!!!
300万円が、当たったのであった!!!