ベッドに腰掛けた俺の前で、透は両手でスカートの裾を掴み、少しずつたくし上げた。白い太腿の根元が露わになっていく。太腿で扱いてもらったことを思い出しながら、一足先に裸になった俺は肉棒をガチガチに反り立たせていた。
透は震える肉棒を見下ろして微笑みながら、さらにスカートを持ち上げる。
「見える?」
透に聞かれる前に、俺の視界には透の下腹部を覆う布地が映っていた。
黒い布地。生地は薄く、肌が透けて見える。大切な場所を守って隠すことを目的としたショーツのはずが、今は男を誘惑する一要素として透の魅力を底上げしている。布越しに透の秘所を確認して勢いづいている肉棒を見て、透は満足そうだった。
「好きなんだ、この下着」
「わざわざ俺がプレゼントしたやつだからな」
「もう一つも好きってこと? あの、ハートの形をした穴が空いてるほう」
「大好き」
「それじゃあ、今度はそっち履いてくる」
「履いたまましてくれんの?」
「うん、いいよ。また制服エッチしよ」
「とりあえず、今日はそれで楽しませてもらうか」
言いながら俺が手招きすると、透は下着を見せつけたまま俺に近付いてきた。俺の前に立ち、じっと見つめてくる。主にその視線は肉棒へと注がれていて、透がいかに俺の股間に興味を持っているかがわかる。
「見すぎじゃね?」
「そう? 普通じゃない。私のものなんだし」
「俺のチンポだけどな」
「私のでもある。何度も繋がってきたから」
透はこう見えて、意外なところで独占欲が強い一面も持っているのだと、付き合うようになってから知った。俺の体に所有物としての証を刻みこむように、キスマークを大量につけてきたこともあった。
「今日もたくさん時間あるからな。たっぷり可愛がってやるよ」
「うん」
期待に満ちた眼差しを向けてくる透に、俺は早速手を出した。薄いのに高い、いや、薄いからこそ値段が高かった透の下着に人差し指と中指を這わせ、陰唇の膨らみを確認する。擦りながらたまに左右に指を開き、陰裂を開かせる。
「あ……」
と声を漏らす透の秘所を、極薄生地越しに眺める。澄んだピンク色で、今日も美味そうだ。小さな膣穴にすぐにでも己の分身をぶち込みたい衝動に駆られるが、まだ我慢だ。
じっくりと指で解していき、透の強張りを解いていく。段々と膣が愛液を垂らし始め、下着に染み入ってぐちゅぐちゅと音を立てる。透明な体液が糸を引いて下着の中を濡らしていった頃合いで、下着のクロッチに指を引っ掛けて横にずらした。
生マンコとご対面。短時間で解れきって、受け入れ態勢を整えた膣は、ぬらぬらと妖しく光っている。
「自分で開いてくれ」
「はーい」
透は両手を秘所に伸ばし、陰裂を左右に開帳する。間近ではっきりと見える現役女子高生アイドルの肉穴。年齢的にも、立場的にも手を出してはいけない俺の網膜にしっかりと焼きけられる。
「もう入れるの? それ、舐めなくていい?」
「チンポ、そんなに舐めたいのか?」
「うん。唾液塗れにしたほうが可愛いから」
「その考えはわからんが、舐めた後はキスはなしだからな」
「えー、じゃあ、後でいいや」
「おう」
受け答えしつつ、俺は枕元に置いてあった箱を手に取る。中に手を入れ、取り出したるはコンドーム。色は様々で、「どれがいい?」と透に確認して、「最初は青」と言われて青いコンドームを開封する。
勇ましく天を向く肉棒にコンドームをピッチリと装着させると、何も言わずに透が俺に跨ってきた。抱擁を求めるように両手を伸ばしてきた透の背中に両手を回し、抱き締めて俺の膝に座らせる。
「いくよ」
透は膣穴で亀頭の先端を捉え、自重に任せて腰を沈めていく。小さな膣穴が亀頭の圧力に負けて広がっていき、中へと俺を受け入れる。亀頭から、大きく張ったエラを呑みこみ、そこからは順調にズプリと肉竿を咥え込んでいった。
「キス」
「ほらよ」
俺に跨って向かい合う透が求めるまま、俺は舌を伸ばす。透も伸ばした舌で俺の舌先と接触させる。十秒ほど舌先だけでじゃれ合った後、透は接触面積を増やしていった。嬉しそうに目を細めて繋がりを深め、最終的には唇と唇を密着させてベロを絡ませる。
「んっ、ふっ……」
隙間もないくらいに口を塞ぎ合ったところで、透の腰がさらに沈む。
肉棒は根元まで食らい尽くされた。コンドーム越しでも伝わる熱量に襲われ、どこもかしこも強烈な締めつけを浴びる。使い込むたびにいい塩梅に成長していく膣は俺の形によく合っていて、快感が濁流のように俺の意識に襲い掛かってくる。
ぬちゃぬちゃと接吻の音を響かせ、透は尻を上下に弾ませる。パンッ、パンッと股間に尻が振り下ろされる音が発生し、寝室を彩る。それにも負けないくらいに唾液を啜る音が鳴って、本番が開始された。
「あっ、ぐちゅっ、ぢゅるるるっ、ん、んっ……」
透き通る瞳に俺の瞳を映し出し、抱擁を強めて透が甘えてくる。教えるたびに上手くなっていく尻振りは肉棒を喜ばせ、着実に興奮を高めていく。夜のプロデュースも順調だ。ピストン運動のレッスンを積ませて良かったと思った。
俺からは腰を動かさない。透に任せて口づけに専念する。
「ぁ、むっ、ちゅ、ぷ……」
透も積極的に舌で掻き回してくるおかげで、俺の口は透の唾液でいっぱいだった。どろどろと流れるそれを喉に流し、新たに湧き出た俺の唾液を塗りたくる。それを何度も繰り返し、透の膣に肉棒をしゃぶりつかれ、体の底から熱が上昇する。既に抑えきれないところまで立ち昇ってきていた。
肉棒がビクビクと震え、急速的に膨張していく。それに気がついた透が追い込むように体を揺さぶる。竿の根まで膣圧を受け、俺は遂に限界を迎えた。
「っ……」
透に頬の内側を舐め回されながら、俺は呻きを漏らして尿道から精液を放出する。それを受け止めたコンドームの先が一気に膨らんでいく。もっと出してと言わんばかりに膣を収縮させる透によって、濃い子種が次々と搾り出された。
至福の時間。何も言わず、抱き合ってキスを繰り返す。
びゅるびゅると何度目かの放出が終わって、ようやく射精が収まった。多少小さくなったがまだ大きいままの肉棒を取り出す。が、コンドームが上手く抜けなかった。水風船の如く膨らんだことで、膣奥で詰まっているようだ。
仕方なく肉棒だけを取り出す。
コンドームの口だけが透の膣穴から覗いている。しばらくすると、そこから精液が垂れ出てきた。床が汚れてから急いでティッシュで拭い取るが、透が勝手に俺の上から離れてベッドへと移動してしまう。
「あ、こら。」
嗜める俺に対し、透はベッドで足をM字に開き、何故かピースをしていた。
「何してんの?」
「エロい?」
「まあ、エロいけど」
「撮ろうよ、記念に」
「何の記念だよ。……まあ、撮るけど」
訳は分からないが、エロいことには変わりない。俺は携帯を手にし、膣穴に咥えたコンドームの口から精液を垂らす透を撮影する。「いえーい」と感情の起伏の乏しい声で喜んでいる透を何度か画像フォルダに残していく。
「目元、手で隠したほうがいい?」
「いい感じ」
「四つん這いになるとか」
「それもあり」
突然始まった撮影会。過去に撮影した透のあられもない写真や、透から送られてきたエロ自撮りに仲間が加わっていく。その対価としてベッドシーツが垂れた精液によって汚れてしまったが、結局最後には汗やら精液でぐちゃぐちゃになるからいいかと諦めた。
「そろそろ繋がろう? 二個目は赤で」
膣から取り出せたコンドームを片手に、透は赤いコンドームを肉棒に装着していく。
「その拘りはなんなんだ?」
「なんとなく。三個目は紫で、四個目は黄色」
「決めるの早いな。まあ、全部使うからいいけどな」
コンドームを装備した俺の前で、再び四つん這いになった透が俺に尻を向ける。捲り上げたスカートから覗く下着に覆われた尻。俺の精液を搾り取ったばかりの秘部だけが露出して、俺の挿入を待っている。
俺はちょうどいい大きさの尻を両手で掴み、股間を突き出す。コンドームに包まれた肉棒が先端を膣穴に埋め、改めて奥まで満たす。まだ搾り取る気満々の膣肉に囲まれながら子宮口に亀頭を押しつけ、腰を前後に揺らす。
「んっ……。今度、デートに行こうよ」
俺にバックで膣穴を穿られながら、透はこんな状態で雑談を始めた。セックス初心者だった以前と違って、最近は余裕が見られる。こちらとしては喘ぎ声を聞かせてくれたほうが勃起が捗るのだが、こういうのもいいだろう。
「いいけど、ガチガチに変装しないと。俺たちの関係がバレるとまずいし」
「え、プロデューサー変装するの? 暑いけど頑張って」
「主に変装するのはお前だけどな」
「堂々としてれば大丈夫だよ」
「堂々として人を引き寄せるのがお前なんだよ」
少し強く突きを放って子宮口に亀頭をめり込ませると、透は俯いて体を震わせた。呼吸が乱れた隙を逃さず、透の尻から腰へと両手を移し、しっかりと掴んで前傾姿勢になってガンガン突きまくる。
澄んだ声で喘ぎまくる透と、しばらくセックスに熱中する。
後先考えない腰遣いで果敢に攻め、自分で自分の首を絞めてしまう。あっという間に射精に導かれて透の中でコンドームが膨らむ。透に中出しをする妄想をして射精の勢いを高め、どくどくとコンドームに精液を詰め込んでいく。
いつかは、透の中に精液を注ぎ込みたい。
遠い先の話になるだろうが。
ただ期待ばかりが胸にあるわけではなく、不安もある。
アイドルとプロデューサー。俺たちが結婚することになったとして、世間はなんて思うか。その頃には俺はプロデューサーを辞めていたとしても、元の肩書きが知られれば、非難されるかもしれない。
それでも、今さら透との関係をなかったことにする気はない。
好きになってしまったから。
俺は新しいコンドームをつけ、透を何度も犯した。
透の下着に使用済みコンドームを括り付ける。その数は時間の経過によってどんどん増えた。まるでアクセサリーだ。透の尻に垂れ下がる色鮮やかなコンドームを見下ろしながら新しいコンドームを箱から取り出そうとして、手は空を切った。
「ない……」
もう一箱使い切ってしまった。
そこまできて俺はふと思った。家に在庫、あったっけ?
「忘れてた……」
そうだ。今日コンビニに行ったときにコンドームも買うつもりだった。だが、実際に買ったのは酒とかつまみとかいろいろ。肝心のコンドームをすっかり忘れていて、俺はガックリと肩を落とし、倒れるようにベッドで仰向けになった。
「ないの? ゴム」
セックスを中断して嘆く俺に、透が跨ってきた。少しでも肌を触れ合わせていたいようで、両手で肉棒を扱いてくる。
「今日買おうと思って、完全に忘れてた」
「あ、思い出した。私もコンドーム買おうと思ってたんだ」
「マジかよ。で、ブツは?」
「コンビニの前でプロデューサーを見掛けて、全部吹き飛んだ」
「ああ、そう言えばさっきそんなこと言ってたな……」
「買いに行く? それとも、生でする?」
透は腰を持ち上げ、萎えることの知らない肉棒に膣を近づける。そのまま腰を下ろせば、生で挿入されてしまう。いや、それはまずいだろと思うものの、否定の言葉が喉に詰まって出てこない。
「いいよ。責任、取ってくれるなら、何しても」
責任。その言葉には重さと、期待が込められていた。
責任は取るつもりでいた。だが、今日突然その重みが肩に圧し掛かってくるとは思わなかった。このまま欲望に任せて透と生で繋がってしまうか。それとも、我慢してコンドームを買いに行くか。
選択肢は浮かんだが、考えるまでもなかった。
「生はやめる。お前のこと、大切にしたいからな」
俺は良いプロデューサーではないが、それでも透のことは大切に思っている。
できるだけ傷つけることなく、二人の時間をこれからも過ごしていきたい。
俺の返事に、透も嬉しそうに目を細めた。そんな透から離れた俺はベッドから降りた。脱ぎ捨てていた服を着直していると、透もなぜか衣服の乱れを整え出した。もしかしなくとも、一緒にいくつもりのようだ。
「俺一人でいくから、家にいていいぞ?」
「お菓子買いたい」
「あっそ。一応、コンビニの近くになったら別行動な」
「うん」
本当にわかっているのか? 隣に立った透は俺の手を握ってきた。指を絡ませて、俺の肩に身を寄せる。たぶん、わかっていないんだろうな。なんてことを考えながら、俺たちは準備を済ませて家を出た。
道中、歩きながら会話を交わす。雨はもう降っていない。どんよりとした雲は晴れていて、夜空を遮るものはなかった。明るい都会からは殆ど確認できないが、それでもほんの少しだけ星は観測できた。
「帰ってきたら、キスからやり直す?」
「キス好きだな。ってか、臭いとか気にならないのか? 俺、さっき煙草吸ってたんだけど」
「プロデューサーの匂いは好き」
「なんだそれ」
「あ……」
「どうした?」
「下着にゴム括り付けたままだった」
「おい」
「まあ、大丈夫でしょ。行こう?」
「言いわけあるか。一旦戻るぞ」
まだ透の言動を理解できずに翻弄されることも多いが、いずれは理解できるようになるだろう。たぶん。十年単位で付き合っていけば、いつかはわかるはず。確信はないし、この先もずっと振り回されていそうで不安はあるが。
「まあ、いいか……」
透と一緒にいられれば、それで。
「いいの? じゃあ、コンビニに行こう」
「いや、今のはそういう意味じゃない。ゴムは家に置いてこい」
「はーい」
のんびりと返事をする透を見て、俺は早速不安を募らせた。