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眼前に起きた信じがたく恐ろしい結末に、セイバーたちは動けず、瞬きも出来ないままに見上げるしかなかった。
「…あいつは…どうなったんだ?」
沈黙を破ったオニキスは、上空に浮かぶ[侵略者]を見上げた。
「私が吸収した。お前たちも今見ていただろう」
「…消えたってことか?」
「"消えた"という言い方は正しくない。私の中に戻したのだ。元々私の身体の一部を分け与えて形にしたものだからな。人間だった部分は
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「[
「なぜ…そんなことを」
エピドートが、懸命に心を落ち着かせながら、問う。
「私と
「……!」
「狩りがしやすいよう、私の[
沈黙を保ったまま、セイバーたちは耳を傾けていた。
そう淡々と口にし、ふと[斑]は虚空を見やった。
「…やはり人間は低次元だな。[我ら]の餌に相応しい生き物だ」
ひとしきり語り尽くすと、[斑]はセイバーたちを再び見回した。
「――さて、『狩場を守護する者たち』よ、私から提案がある。…この場を、無かったことにしてはくれないだろうか」
「……」
「私は、『お前たち』へ抵抗する意志は無い。私はただ、静かに食事が出来ればいい。お前たちの目の及ばない一縷の間隙に、腹を満たせればいいのだ。私をこのまま[
セイバーたちの脳内で、静かに口が開かれる。
「あの[侵略者]に、"弱点"と呼べるものはありません」
[侵略者]が現れてから後、一連の応酬の最中、アズライトはオニキスに支えられながら[斑]を『索敵』し続けていた。
「どういうことだ?」
「そもそも得意とするものが無い、ということです。全てが弱点部位であり、弱点属性です」
「…!」
その言葉に一様に目を見張る中、ロードナイトは[斑]へゆっくりと振り返った。
「…『現実世界』を狩場と、
「そうか。…仕方がないな」
『セイバーズ』の回答を聞いた[斑]は、変わらず泰然と受け止め、目を閉じた。