「ふぅ、エスコートありがとう」
「……どういたしまして」
6月29日。梅雨が終わり、いよいよ本格的な夏が近づいてきたことを感じさせる今日は、果林の誕生日だ。そして今年も例に漏れず、俺は彼女とデートをしている。去年と違うのは、同好会のみんなともじゃなく、2人で出掛けていることくらいだろうか。
「それにしても……」
「ん?」
「あなたも随分慣れてきたわね」
「何がですか?」
「レディーをエスコートする方法よ。それに、その服装もよく似合ってるわよ」
「そりゃどーも」
今日の俺の服装は、白シャツに黒のジャケットとスラックスという至ってシンプルな格好だが、少しだけ大人っぽい雰囲気を出してみたつもりだ。まぁ、読者モデルの果林と比べれば月とすっぽんだが……。
「じゃあ、次はディナーにしましょう」
「そうね。どんな所に連れてってくれるのかしら?」
「それは後でのお楽しみってことで」
俺はそう言い、彼女の手を引いてレストランへと向かうのだった。
「ここは……その、本格的な店ね……」
「有名なフレンチ店らしいです。前にしずくと行ったことがあるので、ここにしました」
ここは以前しずくと一緒に来たことのあるお店で、学生には少々敷居が高いように感じるかもしれないが、味やサービスの質に関しては折り紙付きだ。実際、店内にいる客層を見るとセレブ感漂う人ばかりで、俺たちのような一般人はあまりいないように見える。
ちなみに今回は個室を用意してもらったため、周りからの視線に晒されることは無いはずだ。ただ、もし果林がオープンフロアで食事をしてたら、間違いなく目立ちまくっていただろうなと思う。それだけ、今の彼女は美しくて魅力的な女性なのだから。
「 いらっしゃいませ、ご予約の方でしょうか?」
店員さんがこちらにやってきたので、俺はあらかじめ用意していた招待状を見せる。すると彼は恭しく頭を下げ、そのまま個室へと案内してくれた。
「この部屋凄いわね。その……高かったんじゃない…?」
「最近羽振りがいんですよ。主に作曲の方で」
「あらそう。じゃあ安心ね」
部屋に足を踏み入れるなり、果林は興味津々といった様子で部屋の中を見渡している。こういう時、やっぱり彼女も女の子なんだなと感じてしまう。
部屋の中に入り椅子に腰掛けると、早速コース料理が始まったようで、最初にワインだろうか、濃い紫の液体が入ったグラスと、観賞用の白いバラが届けられる。
「この植物はきっと食用バラね。ワインの苦味を消すためのものだと思うわ」
この前オープン席で来た時は、観賞用のバラって言ってたような…。俺は疑問に思うが、果林に合わせて相槌を打つ。
「いただきます。あれ、このバラ随分と硬いわね? 食べにくいわ……」
確かに果林の言う通り、バラの花びらはだいぶ硬いようだ。ていうか、そもそもこのバラは食べれるのだろうか。
「果林さんもしかしてこれ、食用のバラじゃないんじゃ……」
「だったら何なのよ!? どう考えても普通にバラがお皿に乗っかってくるわけ……」
「あ、これ観賞用のバラみたいです」
メニューの紙を見せた俺の言葉を聞いて、果林の動きが完全に止まる。それからしばらくすると、ゆっくりと顔を赤くしながら俯くのであった。
「そ、その……忘れてくれるとありがたいわ……」
「はい、分かりました。思い出に取っておきますね」
「絶対分かってないわよね!? 私、結構恥ずかしいこと言ってたんだけど!」
「大丈夫ですよ。俺しか聞いてませんから」
「そういう問題じゃない気がするけど……」
「些細な問題です。あ、次来ましたよ」
そうこうしているうちに次の品物が運ばれてくる。次は前菜らしくタイのマリネが運ばれてきたのだが、これがまた絶品だ。
さっぱりとした味付けで、食が進むこと間違いなしである。流石高級店といったところだ。
「今日はたくさんの物を貰っちゃったわね。ちゃんと返せるかしら……」
「みんなからも色々プレゼント貰ってましたね」
今日の午前中は軽い誕生日パーティーだったのだが、そこで同好会のメンバーたちからプレゼントをたくさん貰っていた。どれも愛情がこもった贈り物ばかりで、果林は嬉しそうに受け取っていた。
ちなみに俺は去年と同じく手作りのアルバムを贈らせてもらった。今度アルバムの中を見せてもらう約束をしたし、とてもいい日になったんじゃないかと思う。
「本当にあなたたちには感謝してるわ。こんな素敵な1日にしてくれて……」
「それは良かったです。でも、まだまだ終わりじゃありませんよ?」
「え?」
「この後も予定考えてますんで」
そう、今日はディナーとは違うメインディッシュが残っているのだ。その予定とは、大人の時間というやつだ。俺は心を落ち着かせるために、ワインを口に含むのだった。
ディナーを食べ終えた俺たちはレストランを出て、夜の街へと繰り出すことにした。もちろん、手を繋ぐことは忘れていない。
「夜の街って素敵ね。昼間よりもロマンチックな気分になるわ」
「ですね。俺もこの雰囲気好きかもです」
普段通っているこの街も、夜になると静かで落ち着いた空気が流れており、どこか幻想的な印象を受ける。
「ところで、どこに連れていくつもりなのかしら?」
「それは着いてからの楽しみということで」
「ふーん。まぁ、期待しないで待ってるわ」
「それはそれで傷つくんですけど」
「ふふ、冗談よ。楽しみだわ」
そんな他愛もない会話を楽しみながら、目的地まで歩き続ける。
「ここは……」
「はい、ラブホテルです」
「……」
果林は何も言わずにジト目でこちらを見つめているが、俺は気にせず受付を済ませる。
「それじゃ行きましょうか」
「えぇ……」
部屋に入るとすぐにベッドへと押し倒す。果林は抵抗することなく、大人しく横になってくれた。
「んっ……ちゅ、んちゅっ、ちゅぷっ」
そのまま唇を重ねると彼女は少し驚いたように目を丸くしたが、すぐに応じてくれる。舌と唾液を交換するような濃厚なキスをしばらく続けていき、彼女の息遣いが激しくなっていく。
しばらくして口を離すと銀色の糸が伸びていたが、それもやがて切れてしまった。
「いきなり激しいんだから……」
そう言いながらも果林の顔は蕩けきっており、瞳の奥には情欲の炎が灯っているように見える。
「ねぇ、私の体どうなってるかしら?」
そう言って果林は自分の豊満な体を押し付けてくる。胸を押し付けられ、柔らかい感触に理性が飛びそうになるが、何とか堪えることが出来た。
「凄く火照ってますね、果林さんの体。もういいですか?」
「ダメよ、まだシャワー浴びてないんだから」
「そうですか……」
「でも一緒にシャワー浴びるぐらいならいいわよ」
「本当ですか!?」
「ええ……」
それから2人でバスルームに入り、俺は果林の生まれたままの体を堪能していた。
「やっぱり果林さんのおっぱい、ツンとしてて品があって素敵ですね」
「ん……変なとこばっかり撫でないで」
「果林さんだって俺の股間ばかり見てたじゃないですか」
「そ、それは……その……ね? 男の子だから大きくなってるのよね?」
「はい! つまり果林さんのせいです!」
「開き直らないでちょうだい……」
呆れ顔を浮かべている果林だが、頬が赤く染まっているためあまり説得力がない。
「はぁ……仕方ないわね。私が洗ってあげるからそこに座って」
「ありがとうございます!」
「元気すぎよ……」
果林に促されるまま俺は椅子に腰掛けると、彼女は石鹸を付けたタオルで優しく背中を擦ってくれた。その心地よい刺激に、俺の息子はますます硬く勃起していく。
「あら、随分とご機嫌ね。さっきまであんなに小さかったくせに……」
「果林さんのおかげですよ。果林さんの体が魅力的すぎるから、大きくなっちゃったんです」
「嬉しいこと言ってくれちゃって……」
果林はそう言うと、背後から手を回して息子を握ってきた。
「ここもしっかり洗わないとね……」
そしてゆっくりと上下に動かし始める。柔らかく滑らかな手が亀頭を包み込み、絶妙の力加減で扱かれていく。
「くっ……いいですね、続けてください」
そのまま俺は果林に身を任せることにした。彼女の動きに合わせて呼吸を整えていき、快感に身を浸らせていく。
「気持ちよさそうね。ふぅ……んっ、ちゅっ」
すると果林は耳元へと口を寄せてきて、熱い吐息を吹きかけてきた。その瞬間背筋をゾクッとした感覚が駆け抜けて、思わず変な声が出てしまう。
「ふふ、可愛い反応するのね」
果林はそのまま首筋や肩にも軽くキスを落としながら、手の動きもどんどん加速させていく。浴室内に響く淫靡な水音が、さらに興奮を高めていった。
「果林さん、俺もう限界かも…・」
「いいわよ、出して。私の手にいっぱい出しなさい」
どぴゅっ、ぴゅるぴゅる、ぶびゅるぴゅっ、どびゅっ!
「んっ……!? ふふっ、いっぱい出たわね」
勢いよく射精した精液が、果林の手だけでなく彼女の服にまでかかってしまう。しかし彼女は嫌そうな顔をすることなく、むしろ嬉しそうに微笑んでいた。
「ふぅ…。それじゃあ次は、俺が果林さんのこと綺麗にしてあげますよ」
「じゃあ……お願いするわね」
果林は俺の言葉を聞くと、小さくコクンと首を縦に振った。俺は手に泡をつけながら、彼女の体を隅々まで丁寧に洗い上げていく。
「んっ……そこは敏感だから……あんっ、だめぇっ……」
「果林さん、すごく色っぽいですよ。ほら、おっぱいの先っぽもこんなに大きくなって……」
「ひゃっ!? だ、ダメ、そんなに強く揉まないで……」
先ほどまでの余裕はどうしたのか、すっかり弱々しい女の子になっている果林。その姿はとてもいじらしく、もっといじめたくなってしまう。
「次は、汚れが溜まりやすい所を洗いますね」
果林の脇に手を差し込み、くすぐるように指を動かしながら洗っていく。
「んっ、ふふ……そ、それダメ、弱いのぉ……」
「ふーん、果林さんはここが弱点なんですね」
「ち、違うわよ、これはちょっと驚いただけで……」
「本当にそれだけですか?」
ニヤリと笑みを浮かべると、果林は恥ずかしそうに目を逸らす。それが可愛くて仕方がなく、つい調子に乗ってしまう。
「こっちもちゃんと洗ってあげますよ」
俺は足の裏側に手を伸ばし、くすぐり始めた。
「あっ、ダメ! ほんとにダメなの! ふふ、はは、きゃはははは!」
今まで聞いたことのないような甲高い声で笑い出す果林。その姿を見ていると、俺の悪戯心はさらにエスカレートしていった。
「こことかどうですか?」
「ひぃ……! そこ……ホントにダメェ……!」
「へえ、果林さんの体はどこも敏感なんですね。果林さんってやっぱりドMですよね」
「そ、そんなわけないでしょ!」
「本当かなぁ? 試してみましょうか」
俺はボディーソープを手に取ると、それを果林の秘所に塗りつけていく。そして中指を秘所の中に差し込んでいく。
「いやっ、そこは……!」
「大丈夫ですって。ほら、ヌルッとしてきましたよ」
膣内をかき混ぜるように動かすと、愛液がどんどん溢れ出してきた。その滑りを利用してピストン運動を繰り返し、さらなる快楽を与え続ける。
くちゅくちゅ、ぐちょ、ぬぷっ、じゅぶっ。
浴室内に響き渡る淫靡な音と喘ぎ声が、さらに興奮を高めていく。
「あ、あ、あ、ああ……もう……ダメ……!」
果林はガクガクと足を震わせながら絶頂を迎えようとしていた。そして……
「イク、イっちゃう……! んんんっ!!」
ビクビクっと全身を大きく痙攣させると、そのまま脱力して床に座り込んだ。
その後果林はしばらく放心状態だったが、やがてハッとした表情になると慌てて立ち上がった。
「ごめんなさい! 私ったらまた……」
「いいんですよ。果林さんが気持ちよくなってくれて嬉しいですから」
「でも……」
「それより、続きをしますよ」
俺はそう言って再び彼女の体に触れていく。今度は背中側から手を回し、大きな胸を下から持ち上げるように揉んでいく。
「んっ……」
柔らかい感触を楽しむようにゆっくりと手を動かす。同時に耳元に口を近づけ、息を吹きかけるようにして囁いた。
「果林さんのおっぱいでかすぎません?」
『乳輪デカいし』、『エロすぎてヤバいんだけど』などと言った言葉で責め立てながら、さらに激しく乳首を触っていく。
「んっ……ふぅ……んん……」
「どうしたんですか果林さん。声我慢しなくてもいいですよ」
「だ、だって……」
「恥ずかしいんですか?」
「当たり前じゃない……。こんなことされてるのに、平然としてられるはずがないわ」
「それなら俺が果林さんの声を引き出してあげますよ」
片方の手で乳首を摘みなら、もう片方を口に含む。舌先で転がすようにして舐め回すと、次第にそこは硬く勃起してくる。
「んっ、あ、あん……」
甘い吐息と共に漏れ出る艶やかな声。その声を聞くたびに、俺はさらに興奮していく。
「果林さん、もっと可愛い声聞かせてくださいよ」
「ダ、ダメ……」
「ダメじゃなくて、なんて言うんだっけ?」
「……さっきみたいにして……」
「聞こえないなぁ。もっとはっきり言ってくれますよね?」
「……して」
「え? 何ですか?」
「だから……私のおっぱいいじめてぇ……」
顔を真っ赤にしながらそう懇願する果林の姿に、俺は思わず見惚れてしまう。普段クールな彼女が見せる弱々しい姿は、とても魅力的だった。
「わかりました。それじゃあしっかり立ってくださいね」
俺は椅子を後ろに下げると、果林の体を壁に押し付けた。そして左手で乳房を掴み、乱暴に扱き始める。
「ああんっ!すごぉいっ…!
激しい快感によって乱れる果林の姿を見ていると、こちらも自然と興奮が高まってくる。俺は自分の股間に右手を伸ばし、そそり立つ肉棒を握って扱いていく。
「果林さん、俺も一緒に気持ち良くなってもいいですか?」
「んっ、あ、あんっ! え、ええ……もちろん……」
「ありがとうございます」
果林の乳房を扱きながら自分の肉棒の興奮を高めていき、欲望を吐き出す準備を整える。そして……
「果林さん、俺もう限界です……!」
次の瞬間、俺は勢いよく精を解き放つ。白濁液が果林の顔にまで飛び散り、美しい肢体に卑猥な模様を描いていく。
「ん…。すごい量……それに凄く熱い……」
果林は自分の顔に飛び散った粘液を指で掬い取り、それを口に含んでいく。その淫靡な仕草を見て、俺の肉棒は再び硬度を取り戻していった。
「果林さん、こっち向いてくれますか?」
「ん……こうすればいいのかしら?」
果林はこちらを向いてくれると、そのまま俺に抱きついてきた。互いの裸体が密着し、胸には大きなものが当たる。
「ねぇ優樹……。また大きくなってきてるんだけど……」
「果林さんのせいですよ。あんなエッチなことされたら誰だってそうなりますって」
「フフッ……。それなら責任取らないとね。……ベッドに行きましょうか」
「はい」
俺達は浴室を出ると、そのまま寝室へと移動していった。
「ねぇ優樹、好きよ……」
お互い生まれたままの姿の状態でキスを交わす。俺は彼女の唇を貪るようにして口内を犯し、同時に乳房に手を伸ばす。柔らかなそれを揉みしだいていると、先端にある突起が自己主張を始めた。
「んっ……。んちゅ、んむぅ……」
果林は切なげに眉根を寄せながらも、積極的に舌を動かしてきた。俺は彼女の頭を撫でつつ、もう片方の手で乳首に触れる。
「んっ!……んふぅ……」
ビクンっと体を大きく震わせると、彼女は一瞬だけ口を離した。しかしすぐにまた求めてきて、今度は自分の方から舌を入れてくる。
「んふっ、んんっ……」
しばらくそうしているうちに、果林の方から口を離した。二人の唾液が混ざったものが糸を引き、やがて切れていく。
「ハァ……ハァ……。早くあなたのを入れて?」
「わかりました」
俺は彼女の足の間に移動すると、濡れそぼった秘所に肉棒をあてがう。そしてゆっくりと挿入していき、根元まで完全に埋め込んだところで動きを止める。
「全部入りましたよ。どうです?」
「すごく熱くて、太くて……。あなたを感じてるわ。……動いていいわよ」
果林の言葉を聞き、腰を前後に動かし始める。最初は緩やかに、次第に速く。そして激しく。
「あっ、んっ、あぁ……!気持ち良い……」
「俺もです。果林さんの中、最高ですよ」
「嬉しい……んっ!あ、ああ、ああっ!」
段々と激しくなっていく腰の抽送に、果林の喘ぎ声も比例して大きくなっていく。結合部からは愛液が大量に溢れ出し、シーツに大きな染みを作っていた。
「あぁっ、イクッ……イっちゃうぅっ!!」
果林は大きく背筋を仰け反らせると、絶頂に達した。それと同時に膣壁が収縮し、肉棒を強く締め付けてきて、俺も為す術なく精子を果林の秘部に放出するのだった。
「はぁ、はぁ……果林さん、好きです」
「私もよ……。ずっと一緒にいてね」
「もちろんです」
俺は果林の体を抱きしめると、優しく口づけをするのだった。
「ふぅ、疲れましたね」
俺は隣で寝転ぶ果林に声をかけた。あれから何度も交わり、今は互いに裸のまま横になっている。
「本当よ……。今日だけで何回やったのかしら?」
「えーと……7、8回目くらいですかね?」
「そんなにしてたの?……まあいいわ。私は体力には自信があるし」
果林は微笑を浮かべながら言った。
「でも、もうしばらくはできないかもね……。ちょっと休ませてほしいわ」
「大丈夫ですか?」
「ええ。ただ、少し眠くなってきたかもしれないけど……」
「じゃあ眠る前に一ついいですか?」
「ええ、いいわよ?」
果林は寝ぼけ眼に怪訝そうな顔をしながらも、こちらを見てくる。俺は前もって計画していたことを実行していく。
「果林さん、改めてお誕生日おめでとうございます! これは個人的なプレゼントです」
袋紙を差し出しながら、俺は果林にそう告げる。
「ありがとう。その、今開けてみてもいいかしら…?」
「もちろんどうぞ!」
果林は包装を丁寧に剥がすと、中身を取り出した。そこに入ってるのは青を基調としたネックレスだ。
「これって……」
「はい。果林さんによく似合うと思ったので。良かったら使ってください」
「……嬉しい。本当に貰っていいのかしら?」
「もちろんです。むしろ果林さん以外に渡したくないですよ」
「フフッ……。ねぇ、つけてもらってもいいかしら?」
「わかりました」
俺はネックレスを受け取ると、彼女の首の後ろに手を回し、留め具を着ける。
「どうかしら?」
「よく似合ってますよ。綺麗です」
「そう……ありがとう」
彼女は嬉しそうな笑みを見せると、ギュっと腰に抱きついてきた。
「あの、果林さん?」
「本当にありがとう優樹。あなたに出会えてよかったわ……」
「俺も同じですよ。これからもよろしくお願いしますね」
「ええ…。大好きよ、優樹……」
「俺も大好きですよ、果林さん……」
こうして俺たちは互いの温もりを感じ合いながら眠りにつくのであった。
感想お待ちしてます。あと評価も。
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