授乳。
それは、母が子を育てるのに必要な食事提供行為である。
乳首から提供される母乳は子を育てるために女性がその身をもって排出する高栄養液体だ。
こと乳は機能的分類で言うのなら、乳首ともども母乳を提供するための身体部位である。
雄の乳首は機能でいうのならばドエムがくりくりと弄られて快感を得るための部位でしかない。
そう、女性の乳房は、乳首は、おっぱいは、人類の発展のため非常に重要な部位である。
そんな重要な部位を、多くの男性は崇拝している。
おっぱいは素晴らしい。
おっぱい イズ 神。
Oh my Oppai!
だが、いくら神とはいえ、溢れ出る乳が制御できないのなら、あがめ奉るだけではいられない。
「……あ、あの、あの……」
まして今回においてはなおさら。
どんなに両の手を広げてつかみかかっても、溢れ出て溺れるに等しい規格外の乳に生じた、とある悩みをかかえ、
「わ、私の胸……へ、変じゃ、ないですか……?」
さて、そもそもだが、
未知の敵セイレーンと戦う、古の艦船の名を受け継ぐ戦乙女……KANSENの長である。
長である、とはいえ、
重桜の秘蔵っ子として幼い頃からKANSEN、愛宕や高雄、翔鶴や瑞鶴、赤城や加賀といった女傑に育まれて、
加えて綾波や時雨、雪風や吹雪らに
そう、つい半年ほど前。
重桜古来のしきたりである【元服】を機に女体との交合とその随喜を、大鳳と天城によって導かれたばかりの身であった。
重桜伝統の方法で、最年少のKANSENの指揮官として必要な素養をたたき込まれた
指揮官室の隣に備えた指揮官専用の仮眠室兼私室に備えられたワークチェアに腰掛けながら、対面、ベッドの縁に腰掛ける少女を前に、
「こ、この前、信濃の輸送を終えた記念に行った乳頭温泉から帰ってきて以降……その、おっぱいが……お乳が溢れてきちゃうんです」
夜半十時を超えて、泣きながら司令室に来たのは少女……否、正確には古の『砲塔運送艦 樫野』の名を受け継ぐKANSEN、樫野だった。
重桜のKANSEN特有の、体に表れる動物の
角がない代わりにちょこんと伏せられた牛耳の元、えっぐ、えっぐと大粒の涙をこぼしながら揺れる黒髪は艶々とほの暗い室内に挿す月光に煌めいている。
小さな顔に、柔らかそうな頬は涙とともにぼんやりと赤く染まっていた。
穏やかでトロンとした大きな瞳を止めどなく泣きはらしているが、こう見えてKANSENの中でもトップクラスの重量を持つ大和型KANSENの装備を軽々と持ち上げる怪力だ。
だがそんな力と甚だ不釣り合いな、細い腕手で雫を拭っている。
「お風呂に入っていても、ぷかぷかとお乳の汁がういてしまって……これじゃ、制服も着られません……っ」
真摯に訴える彼女の声の悲痛さに対して、
彼女の格好は、浴室からそのまま出てきたのだろう、バスタオル一枚姿だった。
ブラジャーは影も無く、おそらくパンティーの類いもはいていない。
なんとか落ち着かせるために座らせたベッドの上で、胸元に汗染みならぬ乳染みを作りながら、えぐえぐと泣きはらす、豊満巨乳の美少女がいる。
女性に興味津々な年頃の男子にとって、その光景はご馳走に等しい。
もちろん、
それにKANSENは得てして、女性的魅力においては極上に整っている。
精通を導かれた『はじめての女』の一人であり、精通後三日にかけて刻み込まれた強烈な快楽に夢精を繰り返してしまった程の性技を誇る『大鳳』は自称Oカップだという。
ただ乳がでかいだけならば、それこそ指揮官である
しかし、樫野の乳は大鳳のそれよりも大きく、とにかく柔らかそうだった。
--おそらくはUカップあたりでしょうか、なんて天城の声が聞こえたようだけれど、そもそもUカップと言われてもどんなにデカいのか、目の前に提示されてはどんな言葉も形無しだ。
腕でぎゅっと抑えるように形を変える樫野の乳肉は、腕の上と下にそれぞれ肉をはみ出させている。
乳肉が、むにって、むにって!
「あの、こんなこと今までになくて、どうしたらいいのか、わからなくて、それで……KANSENの事に一番詳しい、指揮官なら、わかるかなって」
「ここにきた、と言う訳か」と、
ゆったりと背もたれに背筋をあずけて思案するように息をつく。
「ふぅ……」とついたこれは、かっこつけでも、思案しているということでもなんでもない。
大きすぎてぶかぶかスラックスの布地の下で、ペニスの勃起を鎮めようとしていたに過ぎない。
「まだこちらに来て日も浅くて……こんなこと、誰にも、相談できなくて」
樫野は涙ながらに訴えながら、身を掻き抱くように腕を回す。
その様にぎゅうっと乳房が形を変えて、肩越しにちらりと見ていた
(はあっ……えっち!)
背を向けたまま「……たとえば愛宕とか、高雄とか、五十鈴などもいるだろう」と問いかけた
「……樫野は、よくのんびりやさん、って言われます。おしゃべりもうまくありません。それに皆さんは、指揮官の信頼がたくさんあります。皆さんみたいに私は戦えませんから……その」
落ち込んだ声音に対し、今度は指揮官として
バスタオル一枚というあられもない姿で助けを求めに来た樫野の肩は、小刻みに震えている。
(そうか、彼女は……重桜で必要とされるか、まだ不安なのか)
重桜のKANSENが次々に建造され、いよいよ大和型KANSENも前線に配備されるようになった昨今。
非戦闘KANSENの輸送艦である彼女の気後れは、指揮官として配慮すべき憂慮だ。
「……あの、指揮官。樫野はおかしくなってしまったんでしょうか」
顔を上げて見つめてきた樫野の瞳には、不安がいっぱいにうるうると詰まっていた。
乳房からは、いまだに乳がしみ出しているようで、ミルク臭はプンプンと強まるばかりだ。
ちくちくと雄の本能が刺激され、
――『故に善く戦う物は之を勢いに求め、人に責めずして、之が用を為す』と言いますよ? 彼女の不安を取り除き、勢いに載らせることをお考えになっては?
涼やかで……どこか愉しげにも聞こえる……憧れの女性の優しき声と脳裏に刻まれたぬくもりが
――大鳳のおっぱいでたくさん練習した「あれ」を、今こそお見せくださいませぇっ。
甘ったるく耳の奥に残る、大輪の華が如き大鳳の声が続いて、火のついた覚悟が燃え上がる。
「樫野」
声が震えないように彼女の名を呼び、
びくっと震える樫野に、
「……樫野が困らないように、僕が、お乳を絞り出してあげる。きっと直る。直して、みせるよ」
「……えっ、ひえっ……ひあああっ……」
頭が沸騰しそうになる。
言われた樫野も顔を真っ赤にして受け答えるが、
ただの技術として、その方法は知っている。
しかし実際に行うことは話が別。
それでも……と考えた
天城に仕込まれ、大鳳に鍛えられた『重桜房中術指南』には、乳の張りすぎたKANSENに対する指揮官のすべき夜の秘技として……『搾乳術』が含まれていた。
(大鳳以外の人にやるのは……はじめてで……ドキドキするな)
軍服を汚してはいけない、とぶかぶかの上着とスラックスは脱いで、アンダーシャツとステテコに着替えた
樫野はバスタオルを身から解いて、秘部を隠す格好で太ももの上へ置き、じっと
窓から差し込む月光は、夜が老け込んで、先ほどより強く室内を照らす。
うっすらと緊張に汗ばみ、上気する樫野の可憐な背中に艶々の黒髪が張り付いている。
背中から腕を回し、彼女の胸へと手をのばすとぷんっと部屋に来る前に髪を洗った名残だろう、シャンプーの薫りが鼻先をつつくように香った。
「……あ、あの……よろしく……お願いいたします」
「……う、うん。あの……痛かったら……言うんだよ」
ぎゅっと彼女の胸を持ち上げようとして、
熱い餅よりもやわらかくむっちりとした肌は手に吸い付くよう。
この世の何よりも幸せな重みを支えながら、ずっしりとした重みの中でぎゅっと手を握る。
大きく広げた乳肉をつまんでなお、手の指から乳肉は溢れ出していた。
「うんっ、あっ……」
「……すご、いっ」
樫野の吐息は快楽に甘く漏れて、
すべすべの肌に指を埋め、滑らせていくたび微かに伝わる快感の昂ぶりがある。
肌からだけでなく揉みほぐす度、ぽたり、ぽたりと膝元のタオルを濡らす薄桃色にして硬貨大超の乳輪が、乳白色の母乳に濡れていく。
たぷたぷとその中に母乳の気配を持つおっぱいを、両の手で捏ねて温め、摩擦する。
「んんっんっ、あっ……ああっ……お乳がっ……あつ、いっ」
樫野が堪えきれないとばかり、ベッドの上で腰をくねくねと揺らす煽情的な動き。
押し倒してしまいたい劣情を頭を振って
今、集中すべきは餅つきの継ぎ手のように大胆でありながら、餅ではなく繊細な乳房を、誠心誠意、愛で、こね回すこと。
そして根元から先端にかけて、しかし乳首や乳輪すら触らず、乳房の中にある母乳を意識して先端へ送り流していくことだった。
(きもち、いいっ、大鳳のよりも……おっきいおっぱいは、はじめてだ……ああ、きもち、いいなぁっ)
他の女性のことを考えるのは失礼だと分かっているが、樫野の乳はむしろ他のKANSENの比ではない乳房の大きさ、そして何より柔らかさがある。
手の中で形を変える楽しさと、手のひらに伝わるぬくもりは、まるで幸せが手に触れられる形になったようだ。
叶うのなら前から抱きしめて、その谷間に顔をうずめられたなら、この世にない程の極上のおっぱい枕を、余すところなく感じられるだろうとなどと、馬鹿な考えまで浮かびそうなほどのおっぱい。
「ああっ、指揮官、お乳、お乳が、破裂、しちゃいそうっ、熱い、あついっ」
ぐにんぐにんっと乳肉が波立つ程に手でこね回しながら、その実、蛇口のようにぴんっと張り詰め屹立する乳首、ぷっくりと浮かび上がるほどに紅潮した乳輪には触らない
天城から仕込まれた搾乳の秘技に準じて、あえて焦らしに焦らしている。
それでもなお揉みほぐすと、ぷんと匂い立つミルク臭に混じって、つんつんと頭の奥を刺激する雌のフェロモン臭が漂って来はじめていた。
雌の明らかな興奮の匂いが、彼女のパンティーのない股ぐらから匂い立っている。
樫野の秘部の湿潤を
「指揮官、さんっ、お乳、こわれちゃい、ますよっ」
「……大丈夫、もうちょっとしたら、楽に、なるよ」
切ない表情で、うるうると懇願する樫野は、嗜虐心と劣情を刺激するが、ゴクリと生唾と共に飲み込む。
(よし……これで)
仕上げとばかり下乳の根元から、持ち上げるように
大きな水風船のようにぐぐぐっと立ち上がった乳房の先、乳首はビンビンに天をむいた。
「んんっあっ、し、指揮官、さん、なに、をっ」
「……一気に出すから、少し、耐えて」
熱がこもったずっしりとした幸せな重みを支える。
この重みの中に埋もれたい気持ちに抗いながら
天をむく乳首を乳輪ごと包み込んでつまみ上げ、狙いをつけたその手は天城から仕込まれた搾乳の手つき。
「……いくぞ」
告げた瞬間、指で挟み込んだ乳首は、びゅるっと、最初は射精の様に。
「えっ、あっ、あああっ」
びゅるるるるるぅるっと、次いでは一気に吹き上がる噴水の如く、乳口から勢いよく母乳を噴出させていく。
「ああああっんんんっ、ひああっあああっ!」
樫野の蕩けるような悲鳴に合わせて、
掌が母乳まみれになり、むっと鼻孔の中を埋め尽くすリコッタチーズの如き濃厚なミルク臭の中でも、勢いよく噴射が止まるまで、
びちゃびちゃっ、とベッド向こうの床を、母乳がこぼれ落ちる音が止めどなく響き、量と濃さが耳にも伝わってきていた。
「あっ、あああっ……うあっぁああつ……」
吹き上がっていた乳の勢いがゆるゆると止まり、残滓で
息も絶え絶えな樫野が、ぐったりと背中の
乳首は屹立したままだが、もう膨らんだ乳輪ごと包んだところで、噴出するまでには至らない。
おおよその乳汁を絞った証拠だった。
「ははあっ……はあっ……しゅ、しゅごい、です、指揮官」
(そうしたら、仕上げ、か)
ぐったりとする樫野の体を支えながら母乳まみれの巨乳から、
しかしその肩に、がっしりと樫野の手がかかる。
「えっ」と声を上げる暇も無く、ベッドのスプリングで頭が跳ねて、見慣れた天井に、まさしく乳白色の肌の壁が、一気に降り注いだ。
「えへっ……えへへっ……指揮官のおかげで、お乳がとまりましたから……これはお礼、です」
乳肉の壁の向こうから聞こえる樫野の声が、くぐもって聞こえるほどの乳の海。
掌で感じるよりも繊細に柔らかく、産毛一つ無いきめ細やかな乳肌は、頬に溶け込んで、熱く馴染む。
鼻頭と乳肉の間にある微かな吸気のスペースでする呼吸は、濃密なチーズケーキよりも甘く、心が疼く匂いで満ちていた。
樫野の見た目に反して圧倒的な力によってベッドに押しつけられ、
乳の圧倒的な重量に反して、跨がられている体に重みは少ない。
いいや、むしろ……重みよりも前に感じるのは、ガチガチにステテコを持ち上げる
その先端の布地から漂う、雌の匂いで満ちた湿り気の感覚であった。
「うふふっ、指揮官もぉ……すっごくガチガチですねっ♡」
押しつけた乳をずらしつつ、こちらのアンダーシャツを脱がせた樫野は、曝された
こちらの体をベッドに押しつけたとは思えないほど繊細な手指の愛撫に、思わず漏れそうになる喘ぎ声を、せめて腰だけ跳ねさせるにとどめて
「んんっ……腰が、んんっ、びっくりしてますねっ♡ 指揮官も乳首、気持ちよかったんですね……んあっ……樫野も、でしたぁ♡」
ずらされた巨乳、その乳首の先端が裸になった上半身を微かに擦る度、樫野の腰が震えてステテコにじんわりと雌蜜の染みができていく。
お漏らしにも錯覚するほど染みこんでくる愛液に、
「……あの。指揮官……」
ぎゅっ、ぎゅっと、乳で樫野がつついてくる。
体に当たる度にふにゅり、ふにゅりと乳スタンプされる、極上のスタンプ台となった
「……お乳だけじゃ無くて、下のお口も……とめて、くれませんか♡」
ひどく淫猥な言葉が、おっとりとした口調で紡がれる。
悩ましく眉を顰める樫野の表情は、しかし当惑ではなく、発情した雌のそれだった。
すでにステテコが下着として用を為さない程、溢れ出る雌蜜は、確かに止めなければならない。
おあつらえ向きの栓は、今や充分にそそり立っていた。
完全に発情しきった雌を前に、
「……そんなの。僕だって、したいよ」
「えへへっ……じゃあ、脱ぎ脱ぎってして……」
精一杯の応答を返した
彼女の手が、
「えへへっ……♡」
「うっああああっ」
樫野はそのまま、巨大な乳を身体に擦り付けるように前後に身体をこすりつけてくる。
むにゅううぅっとペニスもこすられ、乳の海の中できめ細やかな乳肉にべろべろと舐られていく。
「んんんっ……!」
「うふふっ、おっぱいですりすりしても、硬くてあっつく感じました……!」
ぽやぽやとした口調で樫野は乳でペニスの感触を確かめたらしい。
微かに先走り汁を漏らすほどの快感をなんとか耐えると、樫野の手はガチガチのペニスの根本を支え、膨らみきった先端が、にちゅっと熱いものに含まれると同時、樫野の唇が、告げる。
「……えっち、しよっ♡」
ぐち、くちゅくちゅん、っと。
まるで小さな水風船を割りゆくように雌汁を弾けさせながら
「んんっあああっ♡ あああっ、あああんんっ♡ き、来たああんっ♡」
育ち盛りの
全身を戦慄かせる樫野の声が裏返り、柔らかく濡れたぎった秘部がぎゅうっと抱きしめるように収縮してくる。
「あああっんっ、はああっ……あはっ、指揮官の、かったぁい♡」
うっとりとした樫野の声が、乳肉につつまれた視界の中で幻想の音の様に響いた。
乳の海に溺れるような感覚。
吸い込む息はくらくらする程の雌と乳の匂いで満ちて、陶酔するようにパンパンと搾り立ててくる樫野の秘部を擦る肉棒に、血流を送って止まない。
「あんっ、あんんっっ、こんな、私っ、えっちな、動き、んんっ、ああっ、とまら、とまらないっ」
樫野の極上の姫口を攪拌するそれは、樫野の蠕動をとどめることがない。
幾度も幾度も打ち付ける度、こつん、こつんと最奥に当たり始め、そのたびぎゅうぎゅうと歓喜の抱擁に膣肉は
跳ねる乳の海の中で、顔や肌だけでなく掌を使って
乳肉をこね、乳首を摘まみまた乳を捏ねる。
体を打ち付け合う中で喉が渇いて乳を吸えば、口の中は練乳を飲んだかのようにねっとりとした甘味に包まれた。
「んっ、あっ、あははぅ、私のお乳、おいしい、ですか? ……えへへっ、お顔が、おいしいって、いってますね」
夢中になって吸い付けば、片手をそっと吸い付く
無意識に腰が蠢き、樫野を犯そうと腰が跳ねることも、無我夢中に乳を揉み、吸い、飲む
「いい子、んんっ、ああっ♡ いい、子、指揮官っ、さんっんんんっ♡ 私の、こりこり、って、んんっ、赤ちゃん部屋、こりこりってぇ♡」
乳吸いに興じる赤子の
一般的に、ポルチオと呼ばれる至上の性感帯を小突きはじめた事で、樫野の快楽の痙攣は、より大きく、深く波打つ。
彼女の深い振動に、
ぎゅっと抱きしめられながら、
「ううっ、ああっ、僕、僕も、だし、出したいっ、君の奥でぇっ」
張り詰めた
「いいよ、指揮官っんんっ♡ いっぱい、いっぱい、ちょうだい、ちょうだいいっ♡」
抱きすくめられた中で、一番近くなった樫野の唇が重なる。
声を奪って舌で絡みつきながら、
「むむむむっ、んんんっ、んあああっ、んむっむっ!」
――――ぐちゅぐちゅぐちゅっ!
蜜壺、と呼ぶにふさわしい程に濡れまくり、雌臭を振りまく秘部に叩きつけた。
「んはっああん♡」
樫野の声は
――――こつんっ!
と
――――びゅるるっっっっっ!
「あああっ、んんんんんっう♡♡♡ ううううんんっ♡♡♡」
樫野は体を大きくのけぞり、最奥に注ぎ込まれる
――――どくん、どくん、どくん、どくん。
心臓の音なのか、射精の脈動なのかも分からない大きな音と樫野の随喜の咆哮の中で、
――――これまで生きてきた中でもっとも濃い、極上の乳の味。
止めどない射精は口に含んだ甘みを燃料にして続き、滾りにたぎった
事を終え、樫野のバスタオルで互いの体液を拭き取った後、二人はベッドに横たわった。
「あの、本当、最初は、お乳が、出て、こまって、その」
思いがけない展開だったのだろう彼女の弁明に、
「僕も、君の、その、ミルクを止めてあげたいだけだったんだけれど……結局僕のミルクで、いっぱいにしちゃった」
から笑いで告げようとした
――――しまった、外したかっ? と思うがままに犯してしまった樫野への懺悔を茶化し、却って滑ったような雰囲気になるベッド上。
しかし、樫野の表情はその後ふわりと微笑みに変わり、彼女の胸元に
「……ありがとうございます。困った私を一生懸命助けようとしてくれて。そして……こんなに愛しいミルクをくれて、ありがとう、ございますっ♡」
谷間から覗いて見上げる樫野の、嬉しそうに弾ける笑顔に、
*******
後日談
指揮官からの寵愛という絶大な自信を得た樫野は、その後すぐに艦隊に馴染んでいった。
が、しばらくしたある日、天城に呼び出された。
指揮官の秘書艦で、いつものように穏やかな顔で手招きした天城に無防備について行った先、樫野は、大鳳の寝室の扉から、
「もっ、もう、だめ、だよ大鳳」
「樫野にはたくさん出したんですよねぇえっ? それなら同じぐらい、大鳳も欲しくなっちゃいますものぉっ……うふふふふっ♡」
扉の向こうで繰り広げられる情事が音になって伝わる。
微かな粘着音と高らかな大鳳の嬌声、そして
樫野は、情事の気配に耳まで真っ赤に染まった。
「ふふっ、初心な反応なのですね。指揮官が可愛らしいと思うのも無理はありませんね」
天城がいつも通りの穏便な口調で、とんでもない事を告げながら微笑む様に、樫野は真っ赤になった耳の先から、さーっと冷たい物を感じる。
指揮官が可愛らしいと思う=あの日の情事がバレている、と暗に告げられたのだ。
「……つまみ食いはあまり行儀のよいものではありません。せめて……|私には、次回から言付けしてくださいね《次抜け駆けしたらどうなるかわかってますよね》」
体の芯から冷めていく感覚を覚え、冷や汗を流す樫野の前で、天城は平常通り……底知れぬ表情でどこでバレたのか分からない、指揮官との秘密の一夜に嫉妬の炎をメラメラと燃やして……悠然と告げる。
「念のため、わかりやすく言っておきますと……お困りのようなら、乳が枯れるまで、私が搾り尽くして差し上げます」
がくがくと横に顔をふり、目をそらさないように天城を見つめながら後ずさった樫野が、一定の距離を取った瞬間、踵を返して逃げ出した。
その刹那、今日一番の嬌声が、走り去る樫野の耳を追いかけるように廊下に響き渡った。
――――重桜の、とある平和な一日である。