クソザコ決闘者がブラックマジシャンガールに負けてデカすぎる愛をぶつけられ強制逆レキス責めでぐちゃぐちゃに愛され続けてどこにも逃げられなくなり射精管理えっちで相思相愛に持ち込まれてしまう話 作:その2
「ふぅ……間一髪ってところか」
儀式の場から男が戻ってきたのは、男の住居であるボロアパートだった。
転移する直前、男には危うげな笑みを口元に湛えてこちらに覆い被さってくるブラック・マジシャン・ガールが見えた。
あのまま捕まっていれば、果たしてどうなっていたことやら。
恐ろしい想像だが、魂を奪われたりなんかして……。
愚かな男は、負けたらどんな目にあうかすら事前に調査していなかったのだ。
だから、今の自分がどれほどの窮地に立っているかも気づかない。
そんな調子だから、部屋に予定にないインターホンが鳴っても、警戒もせず出迎えに行ってしまうのだ。
「……ん? 配達かなんかか? はーい! 今行きますー!!」
あるいは、ここで用心してドアレンズで外の様子を窺っていれば、また異なる運命があったのかもしれない。
だが、男は迂闊にも身の着のまま部屋の扉を開けてしまった。
惚けたようにガチャリとドアを開けた男。
彼のの目に真っ先に入ったものは、つやつやとした青い魔法装束であった。
ひゅ、と男の息が詰まる
「来ちゃった♡」
ブラック・マジシャン・ガール。
逃げ出したはずの少女が、現実世界の彼の部屋の前に立っていた。
だが、つかの間安心する。男は律儀にもドアチェーンを掛けていた。
いかに細身な少女といえど、この隙間から部屋の中に入ることはできまい。
そんな男の刹那的な安寧は、次の瞬間いともたやすく崩れ去った。
めきっ。ばりーん。
「お邪魔しまーす♡」
ブラック・マジシャン・ガールはドアチェーンを引き千切り無理やり男の部屋に押し入った。
そして目にも止まらぬ手際の良さで玄関の内鍵を後ろ手にガチャリと施錠する。
「お、お前なん──んぐっ!? んぢゅ、ちゅぷ、むちゅ、ちゅ」
「んふっ♡ んんーっ♡ じゅるるっ♡」
そして、そのまま動揺する男にずいと接近し口答えすら許さずその唇にしゃぶりついたのだ。
どこにも逃げ場のない状態での、えっちなディープキス。
男の口腔が、少女の生暖かい舌によってぐちゃぐちゃのどろどろに凌辱されていく。
突然の出来事に目を白黒させじたばたと暴れる男だったが、ブラック・マジシャン・ガールは大人しくしていろと言わんばかりに食い込むほどの力で両手を抑えつけ、そのまま横の壁に押し付ける。
「ぬちゅ、んむ、ぢゅ、離っ、じゅぶぷんちゅ!?」
「んっ♡ ちゅ♡ はむっ♡」
そして男を壁に縫い付けたブラック・マジシャン・ガールは容赦のないキス責めを続けながら、暴れる男の股下に自分のふとももをねじり込んだ。
そうすることで、壁に挟んだ男により一層密着することができる。
服越しに男の股間がむちむちとしたハリのあるブラック・マジシャン・ガールの太ももの肉に沈む。全方向から圧迫されるような感触。
男がそれを自覚すると、急速に股間に血流が集中していく。
そのままもうどこにも逃げ場のない男に自分の柔らかな肢体をグイグイと押し付けていく。
ブラック・マジシャン・ガールの女性的で豊満な肉が、男の硬い身体を包み込むように柔らかく変形していく。
一分の隙間もなくみっちりと密着してきたブラック・マジシャン・ガールの甘い桃のような女の子の香りが男の鼻腔をくすぐるたび、頭の中がぼんやりしていくのがわかった。
絶え間なくぬちゅぬちゅといやらしい水音を立てて口内を蹂躙する肉厚で柔らかな舌が、男の頭のなかを啜り出すように思考能力を奪っていく。
「む、ぢゅぅ、れろ、むちゅ!」
「れろ♡ むちゅ♡ じゅる♡ ちゅうっ♡」
そして、定期的に男の股間にぐにぐにと押し付けられるもっちりとしたブラック・マジシャン・ガールの太もも。
股の隙間に差し込まれてどうすることもできないその太ももを、ブラック・マジシャン・ガールは服越しに男の陰茎の形を確かめるように執拗に何度も押し付けていた。
かろうじて半勃ちの状態で持ちこたえていた肉棒を、そんなの許さないと言わんばかりに太ももがぐにぐに揉みしだくのだ。
柔らかくも強い弾力を保持したブラック・マジシャン・ガールの太ももによる、さっさと勃起しろという恫喝。
男の陰茎は為す術もなく血流が集中していく。
「んちゅ、んぅ、れろ、ぢゅうぅ」
「んふふふっ♡ ちゅーっぱっ♡ じゅるるっ♡」
男は解放求めて視線で訴えるが、ブラック・マジシャン・ガールは抑えつける力を一切緩ませない。
それどころか、逃げ場のない快楽によって意識が蕩けていく男の様子を愛おし気な視線で見つめていた。
妖しげな光の灯ったブラック・マジシャン・ガールの瞳。
それを見ていると、男の心臓がどんどんと高鳴っていくのがわかった。
身体が炙られたように熱を伴っていく。しかしのぼせるような不快感はなく、じゅくじゅくと体の内が煮えるような感覚で、どこからともなく不思議と幸福な気持ちがやってくる。
まるで全身を巡る血液が快楽物質になったような、ゆっくりと染みわたる幸福感。
「んむっ、じゅぷ、ぅ、んーっ! んちゅ、ん、んんん!」
「ぢゅる♡ じょぞぞ♡ れりゅ♡ ちゅーぱ♡ んぢゅ♡ んぢゅ♡ ぢゅるるるっ♡」
情熱的な熱視線を一方的に叩きつけながら、まだまだ終わらない濃厚すぎるディープキス。
肉厚で、ぬるぬるとした艶めかしい舌が独立した生き物のように男の口腔を我が物顔でねぶり尽くしていく。
未曾有の快感に体をよじろうとしても、ブラック・マジシャン・ガールの拘束はそれすら許してくれない。
びっちりと密着した彼女の肢体が決して逃がすまいとホールドしており、快楽を逃がすことすらままならない。
助けてくれと視線で訴えても、ブラック・マジシャン・ガールの瞳は愛おし気に潤って見つめ返してくるだけ。
「じゅぷっ……、ふっ、れろぉ、じゅる、ちゅ……」
「はむ♡ れろ♡ ぢゅう♡ んふ♡ はむ♡ んぢゅ♡」
男はどんどん呼吸が苦しくなってきて、窒息すまいと必死に鼻で息を吸うしかなくなる。
すると否が応でも体の中に入ってくるのは心地よい甘い匂い。不思議と気持ちがふわふわしてきて、暴れていた四肢の力もどんどん弱まっていく。
ブラック・マジシャン・ガールの太ももにしつこく刺激され続けた彼の股間は、いつしか力強く勃起していた。
だが、それを恥ずかしがることすら今の彼には許されない。
「むーっ、んれろ、んちゅ……」
「んふ♡ れーろ♡ ぢゅぢゅ♡ ぢゅう♡ はむっ♡」
気づけば、男はブラック・マジシャン・ガールから目を逸らすことができなくなっていた。
ブラック・マジシャン・ガールの瞳の中にある、ぼんやりとした桃色の光を見つめていると、何故だかとてもしあわせな気持ちになってくるのだ。
これを見ていると、どんどんと身体が昂っていき、世界がブラック・マジシャン・ガールだけになる。
この光を見ている間は、密着しているブラック・マジシャン・ガールの身体がより感じられる。
暖かく火照ったブラック・マジシャン・ガールの肢体のぬくもりが、まるで自分の身体に吸収されているかのような感触。
目には見えない何かが、ブラック・マジシャン・ガールから男の体内へ、全身を通して流し込まれていく。
「れろ♡ じゅる♡ じゅう♡ ちゅっ♡」
「あむ♡ ちゅーっ♡ れりゅ♡ じゅるるっ♡ ちゅ♡」
男は多幸感をもたらすその光にすっかり釘付けになって、ブラック・マジシャン・ガールともうずっと恋人同士のように見つめ合いながらキスを繰り返していた。
口の中を冒涜的なまでに舐めまわされ、溺れる程に唾液を流し込まれ、今度は逆に苦しくなるまで唾を啜り出され。
上下関係を教え込むような、一方的な捕食キス。とうてい受け止めきれぬ未曾有の快楽に、理性は砂糖を火で炙るようにみるみる溶けていく。
それに加えて、ブラック・マジシャン・ガールの匂いを吸い続けるうちに、蕩けるような甘い香りが煙のように肺から脳髄までゆっくりと染み込んでいくかのような錯覚を起こすのだ。
それはまるで、体の構造を内側から作り替えるような……。
「っ!?」
瞬間、男は気づいた。
デュエルに負けたものは、己の存在の支配権を勝者に奪われる。
一瞬はよぎったのだ。このまま、理由のわからない快楽を洪水に身を委ねてしまってもよいのではと。
だが男は邪推した。この唐突に始まったこの行為、その真相は、ブラック・マジシャン・ガールが自身を支配するための行いなのでは、と。
実際は既に支配は完了しており、男の勘違いもいいところなのだが、ブラック・マジシャン・ガールにそれを訂正する気はなかった。
むしろ愛を拒んでいた方が愛しがいがある。
突然大きく暴れ出した男を前に、ブラック・マジシャン・ガールはより一層彼を快楽で壊さんと燃え上がった。
「!!!! 離っ、じゅ、んむ、ぢゅう、れぅ、やだっ、んぷ、れゅろ!」
「んふゅ♡ んじゅ♡ らーめ♡ あむ♡ ちゅーっ♡ はむ♡ れろ♡ ぃらはないよーっ♡」
男の意思を無視する一方的な愛の押し付け。男は、それを拒むことは許されなかった。
己に差し迫った危機に気づき、ひと際強く暴れ出す男だったが、それでもブラック・マジシャン・ガールの腕は振りほどけない。
ブラック・マジシャン・ガールは更に塵一つ隙間に入れないような力強さで体を密着させてくる。
彼女の細指に掴まれた腕は、コンクリートと一体化したかのようにビクともしない。
じー……っと男を見つめるブラック・マジシャン・ガールからの視線からは、まるでお互いの目線が結ばれたかのようにまったく逸らすことができなかった。
また、ブラック・マジシャン・ガールの瞳の中にあるぽわぽわとした光に目を奪われる。
先ほどよりも強く輝く光。それを見ると、目から星の形をした欠片のようなものが流れ込んでくる。
それは目から脳の中へと伝っていき、男の頭蓋骨のなかをキラキラとかけ巡る。
キラキラ、ころころ。どんどん星が頭の中に入ってくる。
頭のなかをキラキラと跳ねまわる星の欠片に思考がかき混ぜられて、ブラック・マジシャン・ガールのこと以外を考えようとしてもかき消される。
他の何も考えられない。
その隙に、男を快楽の海に沈めて溺れさせようとするキスがやってくる。
首を右へ左に振って逃れようと、強烈に舌をバキュームしながらしゃぶりついてくるブラック・マジシャン・ガールの唇から逃げられない。
「んんん!んちゅ、じゅる、お、おはしひはるっ! はめへ、おはしひはるぅぅっ!!」
「んちゅ♡ んふふふ♡ おはしふらっひゃおうね~♡ ほ~ら、じゅるるるるるぅ~~~~っ♡」
どれだけ懇願してもブラック・マジシャン・ガールの蹂躙キスは終わらない。やめてくれない。
どんなに抵抗してどんなに悶絶しても、ブラック・マジシャン・ガールに力づくで抑えつけられて逃げられない。
あまつさえ男の舌はブラック・マジシャン・ガールによって啜り出され、ぷくっとした唇全体を使ってぢゅるぢゅるとしゃぶりつくように舌を愛撫されてしまう。
それは普通にキスされるよりも、遥かに強烈な快感だった。
もはやとうてい処理しきれぬ快楽の奔流。消失する視界。
ぱち、ぱち、と男の脳内で白い稲妻が走り、それに合わせて男の四肢が痙攣する。
永久に射精し続けているかのような常軌を逸した絶頂の感覚。
男はもはや、自分の足で立っていない。
ブラック・マジシャン・ガールのキスと腕、ふとももによって壁に磔にされているだけだ。
男の瞳はいつしか焦点を見失い、虚空を見つめていた。
それに目ざとく気づいたブラック・マジシャン・ガールは、小さく微笑み、壁に縫い付けていた男の腕を離す。
「ぅぁ……」
男はすっかり脱力してしまっており、暴れだす気配ない。
まるで体の骨がなくなったようにふにゃふにゃの状態だった。
それを認め、ブラック・マジシャン・ガールは空いた両腕で男の頭を抱え込んだ。
天使の翼で包み込むように優し気な手つき。
だがそれは、絶対にキスから逃れられないようする、万力の如き無慈悲なホールド。
瞬間、不幸にも男の意識が一瞬だけ明瞭に戻る。
つかの間の理性を取り戻し、虚ろだった瞳に焦点が戻る。
故に、彼はブラック・マジシャン・ガールの嗜虐的な熱視線越しに彼女の意図を理解した。
理解、してしまった。
──次のキスで"壊す"から♡
「助けっ」
「ぢゅぅ~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡」
「ぅぅ!!!!!」
男の中で、プツリと何かが切れた。
それはきっと、無意識のうちの防衛機能、最終防衛ライン。
これが壊されたら、もう戻れなくなる。
それが、壊された。
膝から崩れ落ちる男。
でも、ダメ押しにもう一つ。
ブラック・マジシャン・ガールがあれほど強烈に吸い付いて離れなかった男の唇から名残惜し気に口を離し、抱き抱えた男の頭を、慈母のように露出している豊満な胸元に力強く押し込む。
「ほら、ぎゅーっ……♡」
目も、頬も、鼻も、顔のパーツすべてがずぶずぶと柔らかな雌の肉の沼に沈み込んでいく。
顔全体を覆う柔らかな感触に、鼻腔に入り込む甘く心地よい香り。
ほとんど意識のない男は、身体が、本能が、少女の胸の柔らかな感触に安心してしまった。
そして足りない酸素を取り戻そうと、過呼吸のように息を吸い上げてしまったのだ。
脳を壊す淫気。そのもっとも濃ゆいものを。
「ひゅ」
次の瞬間。
──どぷん。……どくっ、どぷっ、どぷっ、どぷ。
快楽に屈服した男根から力なく、だが大量の精液があふれ出す。
「わたしの勝ち~♡」
男の敗北を象徴するように、快楽に屈服した男根の先端からどろどろとした粘質の白濁液がズボンの中でだらしくくどぷどぷと吐き出されていく。
だが、ただの吐精は許さない。
「おらおら♡ もっと出せー♡」
それは、悪魔が快楽地獄へ突き落とす直前の言葉であった。
ブラック・マジシャン・ガールはそう言い放った直後、股に割り込ませた太ももを使い、脈動に合わせてテンポよく陰茎を圧迫し男に更なる射精を促したのだ。
ずんっずんっずんっ。
びゅる、びゅる、びゅるぅっ。
射精のリズムに合わせて柔らかなふとももが変形するほど力強く陰茎を圧し潰し、脈動する陰茎は圧力に反発すれば、そしてその反発すらふとももが力づくで押し潰す。
チューブを力強く握りしめるように、射精の勢いが、ふとももによって力づくで増幅されていく。
ふとももの圧迫で本来の脈動よりも狭く圧縮された尿道を、これまたふとももの圧力で加速した精液がぐいぐい尿道を押し広げ鈴口という一点の出口めがけて粘度を伴い搾り出される。
その際に生じる快楽は通常の射精の比ではない。もはや尋常な人間に耐えられる快楽の強さではなかった。
「ぁ、ぁ、ぁ」
全身をくまなく駆け巡る、電撃のような何か。
脳の回路が焼き切れるような感触に、顔面をブラック・マジシャン・ガールの谷間に顔を挟まれたままの男は吐精に合わせて蚊の鳴くような小さな声で悲鳴を上げていた。
それでもまだ、射精は終わらない。
一定の周期で、ふとももという暴君によって無理やり排出されるどろどろの白濁液。
やがて精液がズボンから染み出すほどになっても射精は収まらず、それでももっと出せと恐ろしいふとももが更なる精液の徴収を行う。
ずんっ、ずんっ、ずんっ。
どぷん、どぷ、とぷ……。
ずんっ、ずんっ、ずんっ。
とく…、とく…、とく…。
やがて、徐々に弱まる射精の勢い。
だが。
「もっと出せるよね?♡」
そんなことは許さぬとブラック・マジシャン・ガール様からのお達し。
より勢いのついた強力なふとももが、強烈な圧迫が、男の陰茎を再び襲う。
ずんっ!ずんっ!!ずんっ!!!
どびゅぅ、ぶびゅ、ぶびゅっ!
ずんっ!ずんっ!!ずんっ!!!
どぷっ、どぷっ、どぷぅっ!
ずんっ!ずんっ!!ずんっ!!!
とく、とくっ、とくん……。
──ずんっ!!!
ぶびゅぅっっ!!
……ずん、ずん、ずん
……ぐに、ぐに、ぐに
ずん、ずん、ずん、
ぐに、ぐに、ぐに
ずん、ずん、ずん、
ぐに、ぐに、ぐに
「……さすがに今ので全部みたいだねー……」
まだひょっとして精液を隠しているのではと、疑り深く肉棒をふとももで圧迫するブラック・マジシャン・ガール。
だが、流石にもう男の玉袋になにも残っていない。すっかり元気をなくしてしまった男根に、ブラック・マジシャン・ガールも悲しそうな表情を浮かべた。
もうほんの僅かしか残っていないはずの精液。玉袋の奥に隠し持っていたそれすら、一切合切搾り出されてしまったのだ。
過剰なまでに射精を強制された男の陰茎は、もはやくたくたになりながらブラック・マジシャン・ガールのふとももに潰されるのみだった。
……ずん、ずん、ずん
……ぐに、ぐに、ぐに
「……これ、癖になるかも」
男の顔を自分の胸に押し付けながら、硬さを失った陰茎をこの期に及んでぐにぐにと太ももで潰すブラック・マジシャン・ガール。
だがあまりに激しい搾精のあとだけあって、もはや陰茎から返答も吐精もない。
男の疲労だって凄まじい。今や彼は意識を失い、ブラック・マジシャン・ガールの谷間に顔面を飲み込まれたまま、糸が切れた人形のように四肢を放り出していた。
ブラック・マジシャン・ガールが男の頭を大切に抱き抱えて胸に押し込んでいるため、全身が脱力しようと横にならずに済んでいた。
あるいは、逃がしてくれなかったともいう。
そんな彼の顔をブラック・マジシャン・ガールが両手で優しく包み込み、表情を確認する。
光を失い、中空を彷徨う焦点の合わない瞳。
口からは大量に飲まされ過ぎてもはや彼のものかブラック・マジシャン・ガールのものかもわからないほど混ざり合った唾液をだらしなく垂らしている。
そんな蕩け切った男の顔を見て、ブラック・マジシャン・ガールは愛し気に彼の額に口づけを落とす。
そして、男の耳元で囁いた。
「じゃあ、本番しよっか♡」
「ぁぇ?」
信じがたい発言を前に、身を守るため男の意識が覚醒した。