クソザコ決闘者がブラックマジシャンガールに負けてデカすぎる愛をぶつけられ強制逆レキス責めでぐちゃぐちゃに愛され続けてどこにも逃げられなくなり射精管理えっちで相思相愛に持ち込まれてしまう話 作:その2
「ほ、ほんばん?」
「そーだよ?」
呆けた表情でブラック・マジシャン・ガールを見上げる男。
無限に感じられるほど長いキス責めをされ、ふとももに執拗に精液をカツアゲされ、男はもう満身創痍。
だというのに、今までの行為が前座? これから本番?
度重なる快楽責めで著しく思考能力が低下していた男の脳が、ゆっくりとその意味を理解していく。
いまのはただの前戯。これからもっと激しい本番をする。
その事実を正しく認識した男は、血の気が引いたようにさーっと表情を青ざめさせた。
「じょ、冗談じゃ」
「もっともっとしゃせーして、いっぱい気持ちよくなろうね♡」
「ひ、ひぃっ!?」
妖しく微笑むブラック・マジシャン・ガール。
その色欲に蕩けた表情を見れば彼女が本気なのは明らかだ。
これ以上あんなことをされれば、確実におかしくなってしまう。
男は既に理解していた。
ブラック・マジシャン・ガールは男を快楽で壊そうとしている。
未来永劫彼女なしでは生きていけないように、度重なる快楽責めによって脳みそをぐずぐずに蕩けさせようとしている。
そして極度の快楽中毒の快楽依存症に仕立て上げて、男の心を完膚なきまでに支配しようとしている。
なぜ、デュエルで支配を目論んできた相手にそんなことをしてくるのか、男にはさっぱり理解できない。
復讐や報復のようにも思えない。
理解できない。
たが、ひとつだけ分かることがある。
ブラック・マジシャン・ガールは男のことを愛している。
目の前の可憐で淫靡な魔法少女からは、恐ろしいまでに巨大な愛が伝わってくる。
あなたが好き。
あなたが欲しい。
あなたのことを愛している。
あなたとずっと一緒にいたい。
あなたさえいれば他の何もいらない。
あなたを自分だけのものにしたい。
あなたを私のこと以外なにも考えられなくさせたい。
声、瞳、表情。
ブラック・マジシャン・ガールは己の全てで男に愛を訴えてくる。
いや、"わからせてくる"
ありとあらゆる仕草から、ビシバシと愛が伝わってくるのだ。
どれほどあなたのことが好きなのか。どれほどあなたのことを愛しているのか。
ブラック・マジシャン・ガールという少女が抱いている愛の大きさを丹念に教え込もうと、男の小さな小さな器に無理やり愛を捻じ込んでくるのだ。
そんなもの、とても受け止められない
これ以上愛されてしまったら、精も魂も尽き果ててしまう。
なにもかも空っぽになるまで搾り出されて、代わりにドロドロの愛情を溢れ出すのも構わず永久に注ぎ込まれてしまう。
無理だ。
こわい。
「だ、だれか!」
ゆえに、男はブラック・マジシャン・ガールの拘束が緩んだ一瞬を狙い、彼女を振り払って逃げ出した。
生まれたての小鹿のような情けない足取りで、よたよたと体を揺らしながら玄関の鍵を開ける。
逃げなきゃ壊される。
愛に抱き潰される。
早くブラック・マジシャン・ガールから逃げないと。
男はその一心でドアに縋りつき、ノブを捻る。
ガチャ。
ガチャガチャガチャ。
「あ、あれ、開かない! なんで開かないんだよ!?」
なのにドアは何度ノブを回してもびくともしなかった。
鍵だってちゃんと解除してある。なのにドアが開かない。
狂ったようにノブを捻っても、ドアを殴りつけてもまるで壁でも相手しているかのように手応えがない。
早くここから脱出しないと、だってすぐ後ろにあの女が。
そう思った瞬間、背後から白い腕が蛇のようにするりと男の身体に絡みついた。
「あーあ♡ つかまっちゃった♡」
「や、やだ! 嫌だぁ! 助けてくれぇ!」
甘ったるい囁きとともに、背後から男を優しく抱き締めるブラック・マジシャン・ガール。
柔かく大きななにかが、背中に押し当てられてむにゅうと潰される。
逃げようとする男の意思が、快楽という誘惑によって削られる。
「いいこと、いぃ~っぱいしようね♡」
男はもう、ブラック・マジシャン・ガールに力で敵わないことを知っている。
それはもう、わからされた。
だからふんわりと包み込むようなブラック・マジシャン・ガールの抱擁に抵抗しなかった。
「開いてくれ、開いてくれよぉ!」
代わりに、一縷の望みを賭けてドアノブを捻り続けるのだ。
往生際が悪いことなんて百も承知で、それでもあの快楽地獄から逃げ出したい一心で。
「ざんねんだねぇ……♡ 開かないねぇ……♡ このままだと私にもっと愛されちゃうねぇ……♡」
「う、うう……!」
後ろから恋人のようにしなだれかかって抱きつくブラック・マジシャン・ガールが、男の顔になつっこく頬ずりする。
口元に寄せられた彼女のつやつやとした金髪から漂うほのかな香りを嗅ぐと、それだけでどんどん体に力が入らなくなっていく。
ドアは、絶対に開かない。
ブラック・マジシャン・ガールが玄関に押し入った時に魔法で固定した。
ただの人間である男は、もう玄関から絶対に外には出れない。
「ほら、おてて繋ごうね~♡」
半狂乱になりながら逃げようとする男を愛おしげに抱き締めていたブラック・マジシャン・ガールが、『本番』に向けてとうとう動き出す。
手始めにドアに掴み掛かっていない方の手を捕まえ、ブラック・マジシャン・ガールのたおやかな指が男の手を這って五本の指それぞれの隙間に全てを指を通していく。
一般に恋人繋ぎとも繋ぎ方を、まるで寄生虫が宿主に根を張るような手つきで、男の手にゆっくりと絡み付けていった。
「さ、ベッドはどこにあるかな~♡」
「や、やだ……!」
そして男の手を引き、まるでテーマパークを歩くような上機嫌な足取りでアパートの室内へと歩き出すブラック・マジシャン・ガール。
男は必死でドアノブにしがみついたが、ブラック・マジシャン・ガールに固く握られた反対の手は油圧シリンダーのように無慈悲にゆっくりとドアと逆方向に引っ張られていく。
「ぅ、うう……!」
さほと時を置かず男はブラック・マジシャン・ガールに競り負け、情けない唸り声をあげてドアノブから手を放してしまった。
それならばと固く繋がれた手を解こうとするも、ブラック・マジシャン・ガールの手指は桜の木の根よりもしつこく男の手に絡み付いており、どうやっても引き剥がすことはできない。
「ふーん、こっちに収納あるんだ。じゃ寝室は向こうの部屋かな?♡」
「やだ、はなして……!」
それでもなお、ほとんど力の入らなくなった足腰で必死に踏ん張る男だが、もはやほとんど意味をなしていない。
好きなように部屋を物色するブラック・マジシャン・ガールに、男は無様に引きずられるだけ。もはやぶら下がっているようなものだ。
「あったぁ♡」
そして程なく見つかる男のベッド。
男は為す術もなく自分よりも華奢な体躯の魔法少女に持ち上げられ、優しくベッドの上に下ろされてしまう。
それに屈辱感と敗北感を覚えながらも、自分がまな板の鯛となったことを実感し絶望した。
そしてゆっくりとベッドの上に膝をのせ、仰向けに寝た男の上に覆い被さるブラック・マジシャン・ガール。
ブラック・マジシャン・ガールのさらさらとした長い金髪によって周囲の視界が遮られ、強烈な愛欲を帯びた彼女の瞳と目が合う。
男は予感めいた確信を抱く。
このあとめちゃくちゃにされる。
自身の命運を悟った男は、だがここでせめても時間稼ぎを思いついた!
「た、たのむ、少しでいいから休憩させてくれ! もう出ない!」
「……」
男による起死回生の一手。
それを聞き届けたブラック・マジシャン・ガールの動きが、一瞬停止する。
そして覆い被さっていた体を起こし、男の腰の上にずっしりと自分の大きなお尻を下ろした。
ゆさ、ゆっさゆっさゆっさ。
男の股間を巨大な臀部ですり潰すよう前後に擦りつけたり、上下にずんずん跳ねさせて刺激するブラック・マジシャン・ガール。
だが、服越しに巨大ずっしりむちむちヒップの攻撃を受けても、男の肉棒は沈黙を貫いていた。
男の陰茎はすっかり柔らかいまま力尽きていたのだ。
よわよわしい肉棒の感触をチェックしながら、顎に手を当てて悩むブラック・マジシャン・ガール。
「んー……」
通常なら即座に勃起するはずだが、あの大量射精に加えて限界を超えた太ももによる精液略奪の直後。
ブラック・マジシャン・ガールも先ほど太ももによる圧政を敷いた自覚はあったようだ。
明らかに欲求不満な表情で、一考の余地ありかと男の発言に整った眉を顰めている。
少しでも時間が稼げれば脱出のチャンスがまた訪れるかもしれない。
いまなら彼女を説得できるかもと、男は余計な一言を付け加えた。
「き、休憩さえさせてくれればそれでいいんだ!」
そんな男の浅慮から飛び出た提案は、最悪の形で裏目に出る。
男の言葉を聞いた瞬間のブラック・マジシャン・ガールの喜色満面の笑みをみれば、それは間違いない。
「それってつまり私といっぱいえっちしたいって意味だね!?」
「えっ違」
「うれしい♡」
男の訂正する声も聞かず歓喜に打ち震えるブラック・マジシャン・ガール。
ブラック・マジシャン・ガールは男の言い分の中に隠された真意に気づいたのだ。
『もうでない→休憩したい→休憩したあとならいっぱい射精できるから貴女と未来永劫無限に愛し合いながら膣内大量射精を毎日24時間365日繰り返し続け永久に愛を育み合いたい→二人は幸せなキスをしてハッピーエンド』
少なくともブラック・マジシャン・ガールの中ではそういうことになった。
とうとう男が自分の愛を受け入れてくれたことに感動したブラック・マジシャン・ガールは、次の瞬間ずいと自らの青い魔法装束をずり下ろした。
そうして露わになったのは、豊満にぷるんと震える、形のいい双乳。
たわわに実った双丘は、可愛らしい桜色の乳首が重力に逆らうようにつんと上を向いており、その弾力性と反発の具合の良さを雄弁に語っていた。
片手では到底収まりきらぬほどに大きい胸。まるで赤子の肌のような潤いのある肌色で、手のひらが触れた途端むっちりと吸い付くこと請け合いのそれが、男の上でまろやかにふるふると揺れている。
意味不明な解釈をし出して胸を露出させたブラック・マジシャン・ガールを、絶望しながら茫然と見上げる男。
もちろんこの間も彼の腰の上にはブラック・マジシャン・ガールの重いお尻が乗っているため男は彼女の暴挙を横になりながら眺めるしかできない。
だが悲しい男の習性によって、視線はブラック・マジシャン・ガールの誇る豊満な美巨乳に釘付けになってしまう。
真下から見上げるブラック・マジシャン・ガールのおっぱいは、アングルによってくっきりとした陰影が付いており凄まじいスケール感を演出していた。
そして次の瞬間、このハリのある巨大なおっぱいが無慈悲にも男に襲い掛かる。
ゆっくりと倒れ込んでくるブラック・マジシャン・ガールの上体。
徐々に近づいてくる柔らかな果実に危機感を覚えた男は両腕で倒れ込んでくるブラック・マジシャン・ガールの体を押し返そうとしたが、彼女の手によってはらりと容易く振り払われてしまう。
「いっぱい休憩、しよ♡」
甘ったるい声で囁くブラック・マジシャン・ガールの意図を咄嗟に察し、顔を横に向ける男。
だが無慈悲にもブラック・マジシャン・ガールの両手が男の頬を両側から挟み込み、顔の角度を固定。
そして巨大な胸の先端、乳首をゆっくりと男の顔に近づけていく。
「待、まっ──むぐ、むぅぅぅぅぅぅ!?」
そのままブラック・マジシャン・ガールは自慢の胸を男の顔に押し当て、強引に乳首を咥えさせた。
ブラック・マジシャン・ガールは片腕を男の頭の後ろに回して抱え込み、反対の手で自らの胸を揉みしだく。
「ほらほら♡いっぱいごくごくしていっぱい元気になろーね♡」
「んむぅ!? むぐ、むぐぅ、……ごく、ごくっ」
その瞬間、視界を肌色に占領され何もわからないままの男の口の中に、甘く優し気な口当たりの液体が流れ込んでくる。
ブラック・マジシャン・ガールが自分の胸を揉むのに合わせて、男の口内に濁流のように流れ込んでくる甘い甘い液体。
どこにも逃げられないよう圧迫されながら流し込まれる母乳を、男はとうとう耐え切れずに飲み下し始めてしまった。
耐えようにも口の中に流れ込んでくる母乳はとめどなく、注がれるそばから飲まなくては溺れてしまう。
「ん、ごくっ、ごくっ……」
「よしよし、じょうずに飲めてえらいぞ~?♡」
男が自分からおっぱいを吸い始めたのを確認すると、ブラック・マジシャン・ガールが自らのおっぱいを揉む手を離し、男の頭の上に置いて宥めるように優しく撫で始めた。
喉を通る液体はほんのりと温かく、飲めば飲むほどにぽかぽかと体が温まってくる。
先ほどの有無を言わせぬ熾烈なキス責めと打って変わって、慈しむような授乳。
それはしなしなに萎びた男の体を癒すと同時に、ブラック・マジシャン・ガールの体液を男の体内に注ぎ込む行いでもあった。
ブラック・マジシャン・ガールという精霊の母乳は男の喉を通り、体に吸収されることによって強力な滋養強壮効果をもたらす。
人間の薬学によって調合される精力剤の効力をはるかに上回る精霊のミルクは、だが同時に男の身体を淫靡に蝕むおぞましい媚毒でもあった。
ちゅう……ちゅう……ごくっ、ごくっ……
そして男もまた、こうして無理やり注ぎ込まれるミルクに異常性にも気づき始めていた。
(体が、言う事を聞かない……!)
著しいペースで回復していく男の体力とは裏腹に、体中がじんじんと甘く痺れて思い通りに動かせないのだ。
最初は自分の意思で口の中に注ぎ込まれたミルクを飲み干した。そうしないと溺れると思ったからだ。
あとは隙を見て抵抗し逃げ出すつもりだった。
なのに、ミルクを一口飲み下してからというもの、口内に溢れてくる母乳が勝手に喉に流れ込んでくるのだ。
男は今すぐにでもブラック・マジシャン・ガールの乳房から口を離し逃げ出そうとしているのに、どれほど命令しても体が動かない。
それどころか、より強く乳首に吸い付いて更なるミルクを求めだす。
もっと飲みたいという欲求を全力で封じ込めて、喉を塞ごうとしている。そう何度も男は体に命令している。
さっきからずっと精神と頭脳がそう命じ続けているのに、体は無視してもっともっとと際限なくミルクを吸い出し続けるのだ。
甘くておいしいミルク。飲めば飲むほどぽかぽか幸せな気持ちになってきて、体があったかくなって、ブラック・マジシャン・ガールのことがだいすきになっていく。
これは毒だ。これ以上飲んではいけない。体を作り替えられてしまう。今すぐ飲むのをやめるべきだ。
男の本能がそう警鐘を鳴らしても、吸えば吸うほど出てくるミルクを男の体は狂ったように求め続けていた。
「あむっ、んぐっ、ちゅう、ごくっ、ごくっ……!」
「もー、そんなに私のおっぱいがおいしいの? 仕方ないんだからぁ~♡」
必死の表情で自分のおっぱいにしゃぶりついて夢中で母乳を吸い出す男をブラック・マジシャン・ガールは可愛くって嬉しくってしょうがないというご満悦の表情で眺めていた。
男に上から覆いかぶさった姿勢のまま、ぱたぱたと楽し気に膝を揺らしながら下敷きにした男にミルクを与えるブラック・マジシャン・ガールは、誰がどう見てもご機嫌である。
今や、男を縛り付けて拘束するものはない。
客観的に見れば、男が自発的にブラック・マジシャン・ガールのおっぱいにしがみついている状況。
自分から無我夢中でごくごくと喉を鳴らしておっぱいを吸い出す男の姿が、ブラック・マジシャン・ガールにはとても愛おしく映っているのだろう。
「んむ、ごくっ、ちゅう、ごく、ごく!」
そんなブラック・マジシャン・ガールの言葉を否定したいのに、体が勝手に更なるミルクを求めて強く乳房にしゃぶりついてしまう。
これでは彼女の言葉を肯定しているのと一緒。今さら口で違うと言ってもなんの説得力もない。
母乳は人間の場合妊娠した女性が分泌するものだが、精霊たるブラック・マジシャン・ガールはこの限りではない。
魔力を分けて恵み与えるという精霊の力が、ブラック・マジシャン・ガールには体液の供給という形で発現しているのだ。
「よしよし♡ おっぱいはどこにも逃げないよ~♡ いっぱい飲もうね~♡」
だが、その力はブラック・マジシャン・ガール本人の性質によって恣意的に歪められていた。
そもそも、ブラック・マジシャン・ガールの母乳は通常のミルクと大きく性質を異にする。
男が飲んだ母乳の量は、普通の水であればとっくに胃を満たして吐き出すほどの水量。
だが、男が飲み下したミルクの量はその限界をとっくに超えている。
これは、ブラック・マジシャン・ガールの母乳が魔力の具現であるからこそできる芸当。
彼女のミルクは、体内に取り込んだ時点で体中に魔力と化して吸収されていく。
そして体にたちまち染み渡るミルクは、男の体に恐るべき変化をもたらす。
全身が弛緩する危険な麻痺効果。人格を変えかねないほど強烈な依存性。
過剰にもたらされる多幸感。霊薬にも比肩するほどの強壮効果。
思考能力の低下に伴う精神年齢の退化。
すなわち、『想い人を一方的にレイプし続けるために必要な効果』が彼女のミルクに結集しているのだ。
愛する人をどこへも逃げられないようにして、ずぅっと愛し続けたいという彼女の凶暴な真心から生まれた賜物である。
それでもなお、かろうじて残っていた男の自意識が、自らの顔面を圧し潰す美巨乳を押し退けようとした。
ほとんど力の入らない体に鞭を打ち、弱々しい手つきが重たげに持ち上がってゆっくりとブラック・マジシャン・ガールの胸の前まで運ばれていく。
だが、そんなことをすれば、男の一挙手一投足を慈しみながら眺めているブラック・マジシャン・ガールの目につかないはずが無く。
「……? この手はなあに?」
「んむぅ! むう!」
「あ、わかった! わたしのおっぱい触りたいんでしょ! もー、えっちなんだから♡」
「むう!? むぅぅぅ! む、んむうぅぅ……」
男がなけなしの全理性を振り絞って動かした手は、あえなくブラック・マジシャン・ガールの腕に捕まってしまった。
そのまま男の片腕は無情にもブラック・マジシャン・ガールによって反対の乳房へと導かれ、開いた手のひらですら覆い尽くせないほどの巨乳を男の五指で包み込む。
そして悲しいかな、男は本能によって指先が触れた瞬間にその大きな胸を鷲掴みにしてしまう。
「んっ♡ ね、ね、もっと触って♡」
「んちゅ、ごく。ごく、ごくっ…」
それに嬉しそうに色っぽい嬌声を上げるブラック・マジシャン・ガール。
男が胸を揉む感触にうっとりとしながらもっと触るよう男に懇願したが、もはや意味はない。
なにせ先ほどからミルクを飲み続けている男が自分の意思で体を動かせるのは、今のが最後のチャンスだった。
もう男が頭で何を考えようと関係ない。
理性の宿らない男の腕が、あたかもブラック・マジシャン・ガールの願いを聞き届けたかのように優しく胸を揉みしだく。
ごつごつとした男の厳めしい指が、むにゅりと女性的な曲線の中にずぶずぶと沈んでいく。
手から伝わる極上の感触。僅かに握力を弛緩させると、ハリのある瑞々しい弾力によってたちまち指が押し返される。
「んっ♡ んっ♡ んっ♡」
「あむぅ、ん、ごく、んぐ……」
手が勝手にもう一度あの柔かな感触を求めて胸を握る。それに合わせてブラック・マジシャン・ガールが体を震わせ色っぽい声を上げていく。
男もブラック・マジシャン・ガールの興奮を助長するような真似はすべきではないと分かっている。
分かってはいるのだが、あれほど言う事を聞かなかった手が勝手にまた開いては握り、夢中になって胸を揉むのだ。
筋肉が弛緩して力めなくなった男の手つきはまるでよりかかる愛撫のように優しく、どんどんとブラック・マジシャン・ガールを昂らせていく。
ミルクによる多幸感のみならず、触覚までブラック・マジシャン・ガールに蹂躙されてしまい、もはや男の理性は存在しなくなった。
もう、朦朧とした意識の中で無理やりミルクを飲まされ続けるだけ。
何も見えないまま、乳首にしゃぶりついて口に流し込まれるミルクを無我夢中で吸い続け、手から伝わるぷよぷよとしたおっぱいの感触を堪能する。
抵抗の余地などない。もはや為されるがままの肉人形とさえ形容できる状態だった。
「はむ、ごく…ごくっ、ごくっ……」
「あー……どうしよ。ほんとに可愛いんだけどっ……! ♡」
理性を失い、本能を剥き出しにしながら甘えてくる男の姿。
自分という精霊にどんどんと依存しておかしくなっていっていく男に、ブラック・マジシャン・ガールは身悶えするほどの興奮を覚えていた。
自分のおっぱいに夢中になる男に夢中になっていたブラック・マジシャン・ガール。
そんな彼女は、とうとう気づいてしまった。
男の上に覆い被さる自らの腰元よりやや上。
いわゆる下腹部。そこに男の固く屹立した熱い肉棒が、ズボン越しに押し付けられている。
「──……♡」
瞬間、ブラック・マジシャン・ガールの気配が変わった。
きゅぅ、とブラック・マジシャン・ガールの子宮が切なく疼く。
並外れた滋養効果を持つ母乳を飲み干し続けた男は、陰茎がかつてないほどに怒張していた。
玉袋はぎゅうと小さく縮み上がり、来たる敗北射精に備えて大量の精液がぐつぐつと煮え滾るように製造されている。
休憩の大義名分であった男根の無力状態は、改善して久しい。
つまり、これは男からのGOサインということ。
もうおっぱいもたくさん飲んだから、準備は万端。
「ふ、ふふ……♡」
それを確信したブラック・マジシャン・ガールは、全身の血流が沸騰したと錯覚するほどの発情を催した。
体の隅々に沸々と熱が籠っていき、体内から肌をジリジリと焼かれているとさえ錯覚するほどの発情。
愛し子を見守るような優し気な眼差しは、いつしかギラギラと灼けるような瞳に変わっており、男を貫くように射抜いていた。
ちゅうちゅうと幸せそうに自分のおっぱいにしゃぶりついて"狂っていく"男を見ていると、体の奥底が叫ぶように訴えてくるのだ。
こんなにも愚かで、弱々しくて、矮小で。
すぐに私にぐちゃぐちゃに犯されて、おっぱい中毒になって、頭真っ白になりながら私に依存しちゃって。
かわいくてかわいくて仕方がない。
もう、我慢ならない。
身を焦がす炎が、ふつふつと燃え上がり大きくなっていく。
まだ足りない。
もっと愛せる。
まだ愛せる。
一番の愛情表現が、まだ残ってる。
「──休憩、おわろっか」
ブラック・マジシャン・ガールがじゅくじゅくに蕩けた表情で、艶やかに目を細めて男に囁く。
それは今までの甘くくすぐるような声色ではなく、確定事項を伝達するかのような、口答えを許さぬ強い口調だった。
「ちゅ、ちゅぱ……」
ただならぬブラック・マジシャン・ガールの様子に気づいたか、男が怯えたように乳首から口を離す。
あれほど願っていた授乳からの脱却。だが、状況はちっとも改善していなかった。
むしろ悪化していると言って差し支えない。
男の上に跨るブラック・マジシャン・ガールは、完全に『出来上がっている』。
「ひ、ひぃ…っ!」
極限まで性的に興奮した女性を見れば、多くの男性は自分の性的欲求を強く燃え上がらせるだろう。
だが、男は怯えたように身をすくませている。
その理由は単純。ブラック・マジシャン・ガールが男を遥かに超える絶倫だと分かっているである。
彼女の性欲は汲めど尽きせぬ底なしの泉。
全身に玉のような汗を浮かべて熱っぽい吐息を荒々しく繰り返すブラック・マジシャン・ガールと、小動物のように小さく体を縮めて身を捩り震える男。
どちらが捕食者側かなど、誰の目にも明らかだ。
食べられるのを待つだけの弱者が、か細い声を上げる。
「い、いやだぁ……誰かたすけて……」
男はブラック・マジシャン・ガールにのしかかられたまま、体を捻って虚空に手を伸ばし助けを求めた。
もちろん助けなど来ない。誰も男を救ってはくれない。
寂れたアパートの一室に、その声は吸い込まれていく。
だが、その行為に意味はあった。
彼の純粋かつひたむきに助けを求める声は、確かに変化をもたらしたのだ。
そう、ブラック・マジシャン・ガールに。
「──なにそれ」