ウ=ス異本、ニャル様が劣等種だと見下してくるけど主の命令で奉仕せざるえない話+α 作:苺1円
身体が熱い、暦の上では違うのかもしれないが最近は気温が上がってきており最早夏と呼んでも差し支えはないだろう、だがそれを考慮してもなお全身にて感じる温度は明らかに高すぎる、それこそ誰かの体温でも常に感じているような
寝起きであることが理由でどうにも空回る思考を続けていると、だんだんと五感がはっきりしてくる、その結果として理解するのは、ような、ではなく本当に他者の身体がこちらの身体へ押しあてられているという紛れもない現実であった
「あ、起きた」
まるでマーキングでもするかのようにこちらの胸板へ頭を擦りつけている少女、彼女の特徴をあげるとすれば人間としては異質にすぎる髪色、白髪ではあるのだがそれは決して色素が抜けたような白ではなく自然に生成されることはないと即座に断言できるほどに幻想的な白、それはただ彼女が椅子に座っている写真だけで有名な絵画より余程価値のあるものになったとしても何ら不思議ではないという思いを抱かせる、いつだって無表情な彼女は例え写真に写るとしても笑顔を浮かべることはないのだろうが、それもまた魅力の1つだと捉えるのは流石に彼女に好意を向けすぎであろうか、だがそんな彼女をどれだけ綺麗に写真に収めようとも彼女自身がその価値を理解する日がこないことが無性に悲しい
今もこちらを見つめ続ける恐ろしいほどに美しくも幼い容姿、しばらくその容姿に見惚れて眺めていても彼女の瞳が開かれることはなく……彼女が盲目であるという事実は彼女と知り合ってからどうあっても目を逸らすことができなかったものだった
「心配されても困る、ずっとこう」
そう言う彼女は本当に何も気にしていないことを伺わせていて、当人でもないのにこちらが勝手に彼女の苦悩を決めるのはある種失礼だろうと考えを改め直す
「そもそも行為中に余計なこと考えてるの不快」
行為中とはどういう意味なのか、彼女の言葉の意味を脳が理解するよりもはやく、肉体に与えられる莫大な快楽が思考を蹂躙して余計な思考とやらをする余地を奪っていった
先程まで考えていた悩みなど忘れるくらいに、ただ気持ちいいという事実が寝起きで上手く回らない思考を更にひどい有様にする、もはや本能が呼びかけるままに下半身へ視線を動かせば……
「そう、玩具は玩具らしく余計なこと考えずにいればいい」
こちらの脚へ絡みつく彼女の長く余分な肉がないがそれでも柔らかな下半身、肉棒は彼女の膣内へ埋まることで隠されていて、その狭く圧迫感の強い膣が肉棒を刺激し続けている
具体的にどれくらいかの判断はつかないが、起きる以前から強い刺激を加えられていた肉棒は僅かな快楽でも射精してしまいそうなほどに敏感になっており……
唐突に彼女の腕がこちらの背中へ回されて下半身だけでなく上半身も完全に密着した状態となる、彼女が裸体であることから、身体中が彼女の柔らかく温かい身体に包まれて幸せという概念を強く強く実感する、少し残念なのは密着されても感覚的にあまり触れているような気がしないサイズの胸だろうか、まあ些細なことである
そして、その行動によって必然的に肉棒が更に膣内の奥へ導かれることとなり、あまりにもあっけなく降参だと言わんばかりの多量の精液を吐き出していた
「ん♡濃厚、ネバネバしてるの分かる」
彼女の口から艷やかな声が漏れる、それでも彼女の表情に変化はなく、そのギャップがまたこちらの嗜好をくすぐる、そして声だけでなくその言葉もまた煩悩を呼び起こして仕方がない
だがこんな早朝より行われた濃密な行為によって夜中に作られた子種はほぼ全てを彼女の中へ吐き出しており、肉棒も先程の硬度を失っている、今日はここで終わりだろうと腰を動かして肉棒を引き抜こうとすれば……
「まだ終わってない、はやく準備する」
彼女は引き抜かれていく肉棒を膣内へ戻すように勢いよく腰をこちらへ向かって突きだす、当然そんなことをすればいくら先程よりも硬くないとはいえある程度の硬さを残した肉棒は彼女にとっても強い刺激となる
「ぇぁ♡これ、結構好きかも」
もちろんこちらもあまりに強烈な快感を与えられていて、彼女が口にする淫靡な言葉が引き金となり肉棒はだんだんと硬度を取り戻していった、そして彼女の性癖に何か変化があったと分かる言葉を現実のものとするように……
「っ♡もっと♡」
彼女は強い快楽を再び得るために貪欲に身体を動かす、肉棒が膣から抜けるギリギリまで腰を引いて、再び腰を突きだすことで肉棒を自身の膣へ突き入れる、そのような行動を繰り返すことで快感を得るのが彼女だけであるはずもなく、こちらもひどく強烈な快感でもって肉棒は先程よりも硬く太くなって彼女との行為で与え合う快楽を増やしていた
気持ちよさで考えが上手くまとまらないが、それでもここで疑問が浮かんできた
彼女がここまで執拗に攻めてくる理由に検討がつかないのだ、確かに気分の問題といえばそれまでだが、今まで幾度となくこのような行為を彼女としてきた身としては疑問に思わずにはいられない、いつもならば一度射精した時点で解放されるはずなのだが……
「最近ニャルに取られてる気がしたけど、玩具はやっぱり私の所有物」
ふいに彼女がこちらの耳元で何かを囁くが、彼女の吐息、脳に焼きつくような甘い声音が言葉の意味を理解せずとも背中をゾクゾクと震わせる、そして……彼女が発した言葉の意味が脳内で反響して、ゾクゾクとした感覚は同じであるが今度は意図せず腰が全力で前方へ突き出され、肉棒が彼女の膣内の最奥を越えて子宮口に僅かに侵入してしまう
「ひぁ♡これいい♡」
そういえば寝起きに彼女がしていた行動、まるでマーキングするようにと表現したが、あれが本当にマーキングとしての意味合いで行われたものであるなら、そんな思考へ至ったときにはまた彼女へ子種を吐き出す準備は整っていた
「まだ続き、できそう」
そう言った彼女は今までの無表情が嘘のように嬉しそうな笑みを浮かべていて、それはもはや美しいなどという言葉で表現できる代物ではなく
そこから先は互いに言葉なんていらず、ただ欲望の赴くままに肉体を貪りあっていった、それはまるで……
「相思相愛みたい、待った、今のなし」
再び無表情に戻って、アタフタしつつ玩具は玩具なのだと必死に口にする彼女、なんとも締まらないが、そんな彼女の言葉で興奮を煽られたのも間違いない事実だった
読者のみなさんがクトゥルフ神話が好きなのかえっちなのが好きなのかよくわかってない夏バテ気味の作者より、読んでくださったみなさんありがとう!
ホントにR18要素のない日常回って需要ある?
-
需要ある
-
いやR18書いて