※この作品はR-18です。

野良着の隊士・改編   作:いとめ

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欲しいもの─※R18─

実弥の前におはぎが置かれた。

まさに今脳内に思い浮かべていた物が目の前に出されたのだ。

思わず声に出そうになるのを、実弥は留める。

 

「はい、これは長期任務のご褒美!疲れた時は甘いものがいいらしいですよ」

 

満面の笑みを向ける斗和は、実弥がどんな反応をするのか気になっている。

 

「へェ、随分気ィ利くじゃねェか。どうもなァ」

 

黒文字は添えられていたが、実弥は使わず手に取り一口頬張る。

食べてすぐ、いつも斗和が買ってくる甘味屋のものだと分かった。

こし餡と粒餡が半々に乗せられており、一つで二種類楽しめるようになっている。

茶と共に食せば至福のひとときだ。

 

実弥が美味しそうに食べるのを見て、斗和は嬉しくなる。

好物だとは決して言わないが、本当に好きなのだと分かる。

 

斗和は満足し、座卓に置かれていた高級緑茶を飲む。

 

(あー美味しい)

 

すると正面からの視線を感じ、斗和は顔を上げた。

目の前には実弥の顔があり、斗和の顎がくいっと持ち上がる。

 

「疲れた時は甘いもんなら、こっちも貰いてェ」

 

「ん…!っ…ん、ふ…」

 

実弥は斗和に口付け、性急なまでに舌を絡め取る。

久方ぶりの恋人の甘い口唇をしばし堪能した。

食べたばかりの小豆の甘さが、互いの口内を行き交う。

 

「はっ…ん…」

 

時折漏れる甘い吐息に、実弥は欲を掻き立てられた。

徐々にその口唇は下がり、首筋を掠め斗和の喉元で一旦止まる。

野良着隊服を開き肩口まで出すと、首筋を這い鎖骨に何度か口付けた。

実弥はその間にも斗和の簡易帯を解き、隊服を脱がせていく。

すると、胸に巻いたサラシが見える。

結び目を解けば、あっという間に乳房が露出した。

 

思わずゴクリと喉が鳴り、実弥は自身の中心に熱が集まる。

 

(美味そうだ…)

 

斗和の背に手を回し引き寄せる。

頂きを口に含めば、すぐに甘く鳴く声がする。

 

「あんっ…」

 

何も考えずしばし夢中で貪る。

片方の乳房の先端を空いてる手で軽く弾いたとたん、斗和は身を捩った。

 

「あっ、っ…やんっはあっ、っも、っだめ…」

 

力が抜けた斗和は、後ろに着いていた手が耐えられず畳を滑る。

 

「っとォ…!」

 

実弥はすぐに背中の手に力を入れ、抱き留めた。

そのまま二枚並べた座布団の上に横たわらせる。

隊服を脱いだ実弥と斗和は、視線が交わる。

斗和は実弥の上半身にそっと手を這わし、温もりを確かめた。

 

再び口付けすると、斗和が誘うように実弥の首に手を回す。

実弥は斗和の乳房を触り、腹と腰を快感を誘うように撫で上げた。

 

「あ、っ…ん」

 

漏れる吐息が熱い。

先程とは逆の乳房を揉みしだき頂きを口に含み転がすと、斗和は大袈裟なまでにびくりと仰け反った。

 

そこで実弥は気付く。

斗和は胸が弱いのではないかと。

特に先端を刺激すれば、あっという間に力が抜ける。

すぐにとろんとした気怠げな目に変わり、実弥の性欲を誘う。

それがまた普段の斗和からは想像できない為、新鮮だった。

早くその目が見たいと今度は両の手で揉みしだき、片方の頂きは舌で転がしもう片方はこねくり回す。

 

「あぁっ、やっ…」

 

頂きは口に含んだまま、実弥は斗和の下の隊服を剥ぎ取った。

敏感な部分に指を滑らせ、濡れそぼったそこから蜜を絡め取り上の蕾を触る。

 

「やぁっ…はっあっんん…」

 

「相変わらず乳弱ェのなァ。ここ触んのこれからなのにすげェ濡れてるぞォ」

 

耳元で囁くと、斗和は顔を赤らめる。

 

「言わないでっ…」

 

蕾を弄っていた指が、その下の小さな穴に移動し中に侵入する。

斗和は体が強張り、膝を立て侵入を拒む。

そうはさせないと、実弥は途中から二本目を入れるが、きつくて奥に進まない。

 

「きつッ…」

 

痛くて力んでいるのだ。

そこはぎゅうぎゅうと二本の指を締め付ける。

 

「斗和、オイ大丈夫かァ?」

 

斗和は首を縦に振るも、相当耐えているのが見てとれる。

まだ破瓜したばかりの小さな穴は、慣れていないのだ。

 

「解すから力抜けェ…」

 

そう声をかけた実弥は、斗和の股に顔を埋める。

舌で蕾を弄ると同時に、二本入れていた指をゆっくり動かす。

 

「んっ、や、あぁっ、」

 

刺激が強く、斗和は腰を浮かせ逃れようとする。

だが実弥が片足を押さえている為に動けない。

すると今まで出ていた甘く喘ぐ声がしなくなる。

実弥が指をかなり動かしているのにだ。

 

(まさか口塞いでんのかァ?)

 

実弥は一旦指を抜き顔を上げると、斗和は案の定口を押さえていた。

 

(普段と違うこの声もいいってのに、つまんねェだろォ)

 

実弥は斗和の手首を掴み、口から離した。

 

「口押さえんじゃねェ、声聞かせろォ」 

 

「あんっ!」

 

乳首を一舐めし、実弥は自身の下半身に手を掛けた。

斗和の足を左右に開き、先端を宛がう。

 

「声我慢するなよォ…力抜けェ」

 

そう言い、そのまま奥に進める。

 

「はっ、ああっん…」

 

まだまだきつく、斗和の体も強張っているのでなかなか先に進まない。

目を瞑り、下唇を噛み痛みを堪える姿がいじらしい。

 

実弥は斗和の頭を撫でて口付けた。

自然に互いの舌が絡まる。

すると、きつく締めていた場所が緩まってきた。

実弥はそこを狙い押し進め、ついに根元まで全て収まった。

 

「…全部入った、分かるかァ?」

 

僅かに頷く斗和は、頰を染めている。

 

(やべェなァこの顔…)

 

実弥は我慢の限界だった。

そこからまるで、飢えた獣のように斗和を求め、突き揺さぶる。

 

「あっ、あんっ!やっはっ…んんっ…」

 

手を絡ませ畳に縫い付ければ、まるで斗和が所有物であるかのような錯覚に陥った。

支配欲が掻き立てられ、実弥は優越感に浸る。

 

(斗和は俺のもの、俺だけの女…)

 

斗和は実弥の頰を撫で、愛おしそうに見つめる。

 

「斗和…お前に会いたくて仕方なかったァ…」

 

「私、も…実弥さんに会いたかった…好き…っ…あんっあぁ…!」

 

実弥は堪らなくなり、奥まで一気に貫く。

今までとは比べ物にならない激しさで腰を動かした。

斗和はそれを受け止め、両眼から涙を溢れさる。

 

甘い甲高い声は、広い風柱邸に響いていく。

 

実弥は達し、すぐに引き抜き斗和の腹部に白濁を放った。

 

懐紙で腹を綺麗にしてやり、放心している斗和の額に口付けながら囁く。

 

「背中、痛くねェかァ?」

 

二枚並べた座布団は少しずれていた。

 

「…ん…だ、いじょうぶ…」

 

斗和は、上目遣いでじっと実弥を見る。

 

「どうしたァ?」

 

「優しいし、格好いいなと思って…」

 

上目遣い、更に頰を桃色に染め口に人差し指を当てながらこの台詞だ。

 

(やべェ…!可愛いすぎる)

 

実弥は手で顔を覆い、背けた。

 

「っ…お前!その顔反則だぞォ!」

 

何が反則なのか分かっていない斗和は、ふと視線を実弥の奥に向けた。

 

そこは、障子が開け放たれ外が見えていた。

 

「きゃーっ!!ちょっと障子、外!丸見えじゃないの!」

 

斗和は実弥を押し退け起き上がると、脱ぎ捨てられた隊服を引っ掴み体を隠し後ずさって行く。

実弥は、今更かと思った。 

帰宅すると障子は既に開いていたのだ。

そもそも障子を開けたのは、他ならぬ斗和自身である。

 

「ああッ?んなもん今更だろォがァ。それよりまだ足りねェ…」

 

「えっ、やだちょっと待っ…」

 

その後開け放たれた障子はそのままに、居間で更に二回致したのだった。

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