※この作品はR-18です。

野良着の隊士・改編   作:いとめ

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幸せの証─実弥※R18─

※前ページの実弥視点

 

 

 

 

近頃斗和と会っていない。

十日、いや十二日間か。

とにかく長く感じる。

限界だ…さすがに限界だ。

 

「不死川、お前どうしたよ?鬼も逃げ出す顔してるぞ」

 

「うるせェ放っとけェ!」

 

横を歩く宇髄は、神妙な顔つきで俺を見る。

任務明けに偶然会い、方向も同じで並んで歩いていた。

 

 

一週間前。

互いの任務がすれ違い、斗和には五日程会っていなかった。

帰るなり屋敷に来いと爽籟を向かわせた。

だが女特有のものの真っ最中で、断られてしまった。

 

この関係になってからは、それ程間を開けず逢瀬を重ねていた。

だが、ここに来て断られた。

会う時は必ず俺から連絡し、任務以外で断られることはなかったので正直気落ちした。

 

こればかりはどうにもならず、仕方なく諦めた。

今まで考えもしなかったが、一体何日待てばいいのか分からない。

当然誰にも聞けず、とりあえず一週間待つことにした。

 

その一週間目が昨日だった。

斗和とこの関係になってから、まだ日が浅い。

紆余曲折を経てやっとこうなったわけで。

だからこそ一度触れ合ってしまえば次も、早く次もと多少なりとも急いでいる状態だった。

 

とにかくこの一週間の前に五日間会っていないこともあり、一日一日が相当きつかった。

一人でなど情けなくて絶対にやらねェ!と決めたせいか眠りも浅い。

昼餉を食い、会って話すことはできた。

だがそれはしなかった。

なぜなら、会ったら抑制がきかなくなる。

 

会う度に思っていたが、斗和は以前よりも女らしさが増した。

相変わらず化粧はしないし、着物も着ないし地味ではある。

 

だが、明らかに艶めいて色香が滲み出ているのだ。

それが会う度に増しているので、正直理性を保てる自信がない。

行為だけが目当てではないのは当然だが、一度そう思えば意識せざるを得ない。

そんなわけで会いたいとは思いながら、会わずにいた。

 

とにかく今日こそは必ずと思い、帰路に着いている。

 

「もしかしてお前あれか?溜まってんだろ?」

 

ニヤニヤと顔を向ける宇髄を睨み付け、さっさと先に帰った。

 

 

 

 

───────

──────

帰宅すると、爽籟に言伝し斗和の屋敷まで飛ばす。

 

風呂に入った後寝るつもりはなかったがうっかり寝てしまい、玄関を叩く音で目覚めた。

 

戸を開けると斗和が木刀を持ち立っている。

なぜ木刀、まさかと思ったが一通り言葉を交わす。

中に入ってくるかと思えば、踵を返し庭へ向かおうとするではないか。

 

「待てェ!」

 

野良着隊服の襟を後ろから引っ掴み、阻止する。

 

「あれっ!?手合わせじゃないんですか?」

 

振り向いて呆けている斗和の腕を引き、中へ入れる。

 

十日以上も会っていないのに手合わせだと…?

こいつは俺をどれだけ我慢させる気だ!

 

「手合わせだァ!?それよりお前は俺に一週間以上もお預け喰らわせてんの分かってんのかァ?」

 

半分引き摺るように部屋に連れて行けば「お預けって、あの…ちょっと…」と騒ぐ。

 

襖の前で室内を見回している斗和の腕を引き、今まで寝ていた布団に座らせた。

後ろに回り、頭の手拭いを取り結わえられた団子も解きうなじに唇を寄せる。

 

「ひゃっ!ちょっと、待って…」

 

後ろを向こうとする斗和を無視し、そのままうなじを舐めれば仰け反る。

さっさと羽織りを脱がせ、野良着隊服の簡易帯を解き、素早く脱がせた。

 

「待てねェ」

 

早口でそう告げ、背中に舌を這わしながら巻き付けていたサラシを解いていく。

すると、途中まで解いていたサラシを腕で押さえ、斗和が振り向いた。 

 

思わず息を呑む。

黒髪を下ろし、少しだけ頰を染め、艶めいた目線を送る彼女に釘付けになった。

 

「お願い待って…、深呼吸させて…ふーっ…はぁ…」

 

深呼吸し再び振り向くも、俺は反応できずにいた。

無意識か?

無意識でやっているのか?

 

色香を漂わせ扇情的な顔をするので、衝撃を受けた。

思わず口に手を当て顔を逸らせば、斗和は俺が怒ったと勘違いしたのか慌て出す。

 

「あ、本当にごめんなさい!怒らせるつもりはなかったんです…」

 

狙ってなんてできるわけがない。

女は短期間でここまで変われるのか?

それとも斗和だけか…?

 

「実弥さん…?あの…」

 

しばらく斗和を見つめていると、サラシで前を隠したままなぜか後ずさっていく。

 

逃がすかよ…!

 

サラシを剥ぎ取り布団に押し倒す。

性急に口付けし舌を絡ませ、何度も角度を変えてそのやや小さめの口を貪る。

 

「んっ、…」

 

ひとしきり堪能し、露わになった胸をまじまじと見たあと、勢いよくその先端に吸い付いた。

いつも思うが、陶器のように形が良く綺麗で眼福だ。

両の手で乳房をやわやわと揉みしだき、舌で転がし指で弄る。

そあすればあっという間に頂きは硬くなり、主張する。

 

「あぁんっ、やっ…あぁっ…」

 

ふと斗和の手が俺の頭に触れ、まるで子供をあやすように撫でられた。

大の男が頭を撫でられるというのは非常に恥ずかしい。

先端から口を離し、斗和の頰を撫でてやる。

 

「斗和、俺以外にあんな顔すんじゃねェぞォ…その顔もだァ」

 

「あんな顔って?私変な顔していた…?実弥さん、嫌だった?」

 

やはり無意識なのか。

しかも嫌だと勘違いしている。

これは一等まずい。

はっきり言っておかねば、今後に差し支える気がする。

 

「っ…だから、あんまエロい顔すんじゃねェって言ってんだァ!」

 

まったく…、と斗和を見ると目をきょろきょろ動かし何かを思案している。

 

「そんなこと言われても…私、よく分からない。だけど実弥さんは好きな人だから…その、そういう顔になっちゃうんじゃないですか…?」

 

だからその顔を…!

 

しかし考えてみれば無意識にこの顔をしているなら、言ったところで無意味じゃないかと思った。

まあそれでも、俺だけに向けるのであれば大歓迎だ。

 

「あんまりエロいと俺がもたねェからなァ…おあずけくらってたし覚悟しとけェ」

 

それが合図とでも言うように、手を絡め同時に口付けする。

首筋に舌を這わせ、双丘に両の手を置きゆっくりと同時に撫で回した。

そのまま体を起こし、斗和に跨がったまま触っていた胸を更にやわやわと揉みしだく。 

敢えて敏感な部分には触れないようにしている。

 

そうすればきっと…そう思ってすぐ、斗和は俺をじいっと見てきた。

触れてほしいのだろう。

一等感じる部分だというのは知っている。

 

初めて見る斗和の物欲しそうな情欲の目だ。

これから幾度もこの目で俺を見てくるのかと思えば、優越感が湧き上がる。

その先端を触り始めると、身を捩りあられもない声を出す。

 

「あっんっ、あっ…おねが…い、今日はっお礼させて…?んっ、」

 

礼…?

何のことだ?

 

斗和の両の腕を引き上半身を起こしてやる。

すると彼女は俺に抱きつき、顔を埋めてきた。

 

「…私が入院中、警備区域の巡回を請け負ってくれたのは実弥さんでしょう?」

 

「…あァ」

 

確かにそうだが、そんな話しを誰に聞いたのか。

 

「私ずっと知らなくて、お礼もしないまま今日まで…一ヶ月以上も迷惑をかけてしまってごめんなさい。本当にありがとう」

 

「んなもん大したことねェ」

 

「お礼をさせてほしいの…うまくできるか分からないけど、実弥さんを気持ちよくさせてあげられたらって…。私いつもあなたにしてもらってばかりだから、少しは役に立ちたい。お願い…」

 

そう言うと斗和は俺の下半身に手を伸ばし、触れてくる。

最初の時も思ったが、こいつは一体どこでそんな知識を仕入れてくるのか。

だが願ってもみない提案に、喜んでいる自分がいた。

 

「…いいのかァ?」

 

「うん…上手くできるか分からないけど、してあげたいの…」

 

至近距離で見つめられこんなことを言われて、拒否できる男がいるわけがない。

 

後ろ手を着き下半身を投げ出すと、斗和は履いたままの野良着隊服を下穿きごと脱いだ。

そして俺の足の間に入り、覚束ない手付きで革帯を外し始める。

中心に斗和の手が掛かれば、当然反応して腰が動いてしまう。

自らそれを取り出すと、彼女は驚愕に目を見開いて凝視している。

 

意を決したのか、両の手でそれを包み込むと目を瞑り先端を口に含み舌を動かし始めた。

 

「…っ、ふ…」

 

やや小さな口を精一杯大きく開け、俺の昂りを咥え込んでいる。

その絵面は、言葉に表せない程にくるものがある。

溜まっていたせいもあるが、斗和は初めてにしてはなかなか上手い。

 

このままだと出してしまうと思っていると、斗和はより深く根元近くまで咥え込み舌を動かした。

 

「っ…クッ…」

 

いきなりのことに、思わず達してしまった。

 

「んっ…!」

 

彼女の口内にそのまま精を吐き出すと、すべて出し終わるまで口を離そうとしない。

 

「オイ、これに出せェ。口、ゆすいで来い」

 

差し出した懐紙に、斗和は口から精を出した。

羽織を引っ掴み、袖を通しながら台所へ向かう彼女に自然とにやけてしまう。

大した礼を思いつくものだ。

 

斗和は健気で尽くす女だろうとは思っていたが、予想以上だ。

 

戻って来た斗和を抱きしめ耳元で礼を言えば、嬉しそうに笑う。

愛おしさが増し、着ていた羽織を脱がせ再び布団に横たわらせ足を開かせる。

彼女の秘部に舌を這わせ丹念に味わう。

 

「ひゃ、っあん!」

 

身を捩り、快感から逃れようとするのに追い打ちをかける。

指も入れ内部を掻き回せば、斗和は甲高く喘ぎ一度震え力が抜ける。

 

気を遣ったと思われる彼女の姿は艶めかしく、一度精を放った中心は熱く猛る。

 

「斗和…お前が欲しい」

 

すぐさまナカに侵入すると、まだ少しきつさがある。

それでも充分に潤っているそこは、すんなりと奥まで俺を受け入れた。

 

「あっん、あ…っ!うれ、しい…」

 

彼女がささやくその言葉に、黙っているのは限界だった。

 

「俺もっ…だ…斗和」

 

それが合図だというように激しく腰を動かし、斗和をなすがまま揺さぶる。

 

「やっ、あぁっ、はげしっ…」

 

貫かれる痛みもとっくに消えたのか、目を半分開けたり閉じたりしながら小さな口が快感に喘いでいる。

 

「んあぁっ、あっ、はぁ…あぁ…」

 

堪らなくなり、奥を何度か突き引き抜いてその腹に精を放った。

 

割とすぐに二回目を致した。

先程から刺激を受け続けた斗和の体は、感度が増している。

隠れた部分を更に愛撫すると、斗和は気を遣った。

早く快感を得たくて、呼吸も整わない彼女を後ろから一気に貫き攻め立てた。

 

体勢が変化すると当たる場所も変わり、斗和は更に乱れた。

 

正直なところ、今日は抱き潰してしまいそうな予感がする。

 

斗和の背中に欲を解き放ち拭き取ると、うつ伏せの格好のままの彼女は起きる気配がない。

少しがっつきすぎたかと思い、斗和の太股にある青痣を撫でた。

 

「でけェ青あざだなァ…こっちは尻の下かよォ。変なとこに痣つくりやがってェ」

 

内出血が酷く、大きな青痣だった。

こんなのを二つも作ってくるとは。

するとばつが悪いのか、斗和は起き上がり、羽織で胸元を隠し服を着ようとする。

サラシを掴み巻こうとしたので、後ろから背中や腰を撫でた。

 

「ん…」

 

「勝手に着るなァ。覚悟しとけって忘れたのかよォ…」

 

まだ足りないというのに、さっさと着ようとするのが気に食わない。

髪をかき分けうなじや肩に唇を這わせ、前を隠している羽織を取った。

 

「だっ、て…」

 

後ろから乳房をまさぐると、あっという間に艶めいた声を出す。

 

「あんっ…もう…」

 

そのまま背後から耳たぶを舐め、肩やうなじに何度も唇を這わす。

さっきは後ろからした。

次は…と考える。

思いついたのは場所替えだ。

 

「今度は斗和が跨がれェ…ほら」

 

自らは寝転びその上に彼女を誘導した。

 

「ええっ!?そんな、どうやって…」

 

だがおろおろと、どうしていいか分からずにいる。

 

「跨がって手ェ添えていいとこに宛がえ」

 

そう言えば恥ずかしいのか顔を赤らめ、迷っている素振りを見せる。

だがすぐに俺に跨がり、中心に手を添え腰を落としてきた。

 

「あっ…!」

 

こちらが動いていないのに先端が入ったのが分かり、妙な感覚がした。

斗和のくびれた腰に手を添え支えてやる。

 

「んあっ!や、だめ…待って、」

 

斗和が抵抗するのを無視し、俺は更に下へと腰を強く掴む。

 

「そのまま腰落とせェ…っ、そうだァ…」

 

俺に言われるがまま身を捩り、腰を落として行く彼女の裸体は相当くるものがある。

これは堪らない。

斗和は喉元を晒し、ビクビク震えている。

艶めき色香を放つ斗和に反応し、自身の中心が一気に猛る。

 

「はぁんっ…あぁっ!」

 

ついに根元まで全て収まり、斗和の温もりに包まれる。

 

「あ…実弥さん…ここ、すごいのっ…」

 

すると斗和は、愛おしそうにそっと自らの下腹部に手を添えた。

彼女の中に俺がいる、何とも言えない高揚感が湧き上がる。

 

「動けるかァ?手、俺に掴まれェ」

 

そのまま手を取れば、斗和はゆっくりながらも腰を上下に動かし始めた。

 

「は、あっんんっ…」

 

動きに合わせ、乳房がゆさゆさと上下に揺れるのが目に入る。

斗和の中に入っていた中心が、硬度を増したように思えた。

 

やべェ…すげェエロい…

 

「あっ、んっ、うまく、できているか、私っ分からなっ…」

 

身を捩り必死に動いている姿は眼福だが、やはり動きが足りず絶頂まで誘わない。

頑張っているのはありがたいが、このままでは生殺しだ。

 

繋がったまま起き上がり、今度は斗和を下にし体を左向きにさせる。

右足を持ち上げると同時に、奥に押し込んだ。

 

「きゃあっ!っあ…あぁっ、…んぁ…」

 

角度を変えたせいで最奥まで当たるんだろう。

斗和は今までにないくらい激しく乱れ、身悶えている。

 

「あぁっやあっ、お、くっ、んっあたって…あっあぁっ!…お、ねがっあぁん…もうっ…むりぃ…!」

 

早く絶頂に昇り詰めたくてこちらも激しく打ち付け、引き抜いた瞬間だった。

 

「いやぁっ…」

 

あれだけ乱れていた斗和が、くたりと力が抜けた。

 

「さ、ねみっ…」

 

「斗和…!?オイ斗和っ…!」

 

呟かれた自分の名と同時に、斗和は意識を飛ばしたのだった。

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