※この作品はR-18です。

野良着の隊士・改編   作:いとめ

186 / 190
     【蓬萊斗和】

        ↓

     【鎹鴉・令和】

        ↓

     【隠・後藤】

        ↓

     【不死川実弥】

        ↓



あなたへ…

≪ 拝啓 不死川実弥様 ≫

 

 

 

 

目が覚めてよかったですね

 

あなたに二度言われたこの言葉を、今度は私が言います

 

着物と化粧品と手鏡、どうもありがとうございました

実弥さんに綺麗だと言ってもらえて嬉しかったです

 

実弥さんを好きになって、想いが通じ合えてとても幸せでした

 

 

愛してる

 

 

本当にありがとう

 

 

 

 

 

追伸

 

おはぎが好きだと頑なに言わないけれど、本当は好きですよね

素直じゃないんだから

そういうところも好きです

 

 

         

        蓬萊斗和

 

 

───────────────────

 

※実弥視点

 

 

 

 

死闘から目覚め回復し、そろそろ退院するという頃だった。

 

隠の後藤から文を渡された。

相変わらず眠たそうな目をした後藤は、俺に渡すよう預かったとそれだけ言い、すぐにいなくなった。

 

開けてみれば、それは斗和からだった。

 

 

冨岡から手合わせを申し込まれた日の晩、斗和は初めてとも言える我儘を口にした。

それは可愛い我儘だった。

 

俺とずっと繋がっていたいと、離れたくないと、涙を滲ませ訴えてきた。

あまりにも美しく儚いその表情(かお)を見て、俺は悟った。

 

斗和の命は今日明日で尽きると─────

 

傍にいろと告げた時、こうなることは覚悟していた。

 

だから俺達は一日一日を大事にした。

 

出るなと言っても面までして隊士の世話をし、好物だと告げていないおはぎを懸命に作る姿。

愛していると何度も告げ涙を流す姿。

実弥さん、と呼び微笑む姿。

 

何もかも全てが愛おしい。

 

最後にいってらっしゃいと手を振る斗和の顔は、今までで一番の笑顔だった。

 

 

斗和、お前と出会えてよかった。

 

お前を心底愛することができてよかった。

 

 

 

 

来世で巡り逢えたら、その時は────

 

 

 

 

 

 

 

      ────完────

 

 

 

 

───────────────────

【あとがき】

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

野良着の隊士・改編はこれで完結です。次に番外編がありますが、こちらは風柱邸の隠視点となります。興味のある方は次ページをどうぞ。

 

今回リメイクをしまして、再度こちらに出しました。夢小説で主人公は女、更に恋愛が入るのでハーメルンでは浮いてると思います。たぶんこちらは男性が9割以上なのではないでしょうか。

ですがこちらでは貴重な出会いがあったので、それの繋がりも継続したくて出しました。

 

普段はpixivを中心に、もう一つdream novelにも出しています。二次創作はメディア化に左右されるので、大きな鬼滅ブームが小さくなっていくとやはり閲覧者は減っていきます。それでも細々と続けていきたいです。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

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