シェルターの外に出れば私達にとっては見慣れた風景が広がる。
荒れ果てて茶色と焦げ色が支配する大地。
崩れかけの建物の数々とそこらを徘徊している化け物達。
うねうねと蠢く植物モドキに魔法生物。
「いやー、いつ見てもすごいねぇ」
「そういうのはアルマ、アンタだけだと思う」
この地上で生活できる人間は限られている。
私のように放射能適正を会得した人間か……アルマのような魔力適正を得ないとダメ。
では会得していない人間が出た場合はどうなるかといえば……
肌は焼け爛れ肉は削げ落ち脳は萎縮して本能に従う動物に成り下がってしまう。
「わーよしよし、お腹空いてたのかな?」
今アルマのヤツがニコニコしながら授乳している……
「ってオイ」
「んー?可愛いじゃないか、ボクはグール大好きだよ♥」
そうこのグールが人間の成れの果て。
腐ってしまったのはゾンビと言われる。
きっとこの世界広しといってもグールを可愛いと宣うのはアルマだけ。
だと思いたい、コイツが可愛いというのは多種多様なナマモノだ。
グールの主食は長らく生肉と言われてきたけれども実際は違う。
魔素を多く含んだ物体なら何でも良い。
その魔素の量がコイツらの好みを左右している。
だからと言っちゃ何だけど私やアルマの母乳はコイツらにとっては極上のご馳走になる。
魔素を蓄えたグールはさらに変異してタンクグールとかクイックグールなんか色々と変異する。
前者がガチムチゴリラ、後者はメチャクチャすばしっこくなる変異ね。
グールは変異するためにその食欲を奮っていると考えられている。
それとはまた別に欲求はある……えぇそう、性欲。
「あはは、ボクとエッチしたいの?」
「……置いてくわよ」
「あーんそれはイヤだよぉ、ボクはシャーロットとじゃないと旅したくないしー!」
「じゃあそのグールはポイしなさい」
放っておくとアルマは快楽主義な所があってそのままエッチしだす。
その音やら漏れ出た魔素に釣られて他のグールや魔法生物も来るから釘はさしておく。
あんまり離れなかったらショットガンでぶっ飛ばして引き剥がすけど。
「じゃあしょうがないなぁ」
私がマジで一度置いていったのが効いているのか直ぐ様引き剥がしてグールを素材として分解する。
可愛いとは思うけれども容赦は全然ないのよね。
まぁグールはもう死んでいるも同然だし錬金術で大事な魂も抜けているという。
だから分解するのには抵抗が全く無いらしいわ。
「ふぅ、結構イイ素材になったかも」
「ポーションの材料として?」
「うーん、この子は革と魔力に分解されたから革製品かなー」
「あぁ残念、魔法鉄だったら欲しい部品があったけど」
「うーん、それはちょっと無理かなぁ」
骨も残らず分解されていったグールには哀悼の意を表する。
魂は既に昇天してるけど、ようやく肉体は眠りについた。
「さ、今日はこのポイントの発掘をするわよ」
「はーい」
ポイント・CiVフォレスト、様々な文明が混ざりあった発展都市の残骸。
そこが取り敢えず目下の資源調達先。
盗賊達と遭遇したりしなければいいけど……
フォレストの名の通りポイントの周りは大概森林に覆われている。
魔法生物の楽園であり変異生物も数多く生息している。
こんなところに入り込むのは金目当てでも早々居ない。
と思っていたけど、ココ最近は私達以外にも入り込んでいる。
「ボクの対魔法生物ポーションが出回りすぎたかなぁ?」
「それもあるでしょうね」
ちょっと前まではろくな対抗手段も無くてシェルター付近の物品を集めてはなんとかしていた人が殆ど。
一部の死にたがりにも近い人はよく出ていた。
あとはまぁ私やアルマみたいな女、適正持ちの女が駆り出されてたのよね。
なんで?まぁそれは化け物達は女を苗床にして増える生き物だからよ。
「あ、そうそうシャーロット」
「ん?」
「足元注意ね」
足元注意?冗談で言ってるの?私もアルマも足元なんて見えやしないっていうのに。
何言ってるのアンタと白い目で見ていた。
「そこハイディングローパーいるよ」
「ソレを早く言いなさいバカチン!!」
するりと伸びてくる粘着質な触手の数々。
ハイディングローパー、じっと地面や壁の亀裂の中に隠れて獲物が通りかかるのを待っている魔法生物!
幸いローパー系は種付けを終えればそのまま開放してくれる事が多い。
エルダーローパーは性質が違くて一体の雌を延々と苗床にするからタチが悪いけど。
ともかく、今は強襲を受けて私は拘束されてしまった。
両手足は触手でぐるぐる巻にされて衣服の中にも入り込まれている。
もうこうなると私の力単体では脱出不可能。
アルマに頼る事になると思うじゃない?アルマはこう言う時には役立たないのよ!
「あちゃぁ、そこまでピッタリされると分解出来ないね」
「そうでしょうねぇ!」
「あ、こっちにも来た♥かーわいい♥」
アルマ共々触手祭りになりそうで私は渋面することになった。
ローパーは魔法生物、一般的な生物と同じで出血多量で死滅させることは可能。
その他にも魔力を吸い付くしてやれば死滅させることは可能。
一応弱点も存在しそれを突いてやれば打倒は簡単。
しかし繁殖力が強く一体居ればその周辺には10は最低でも居るとされる。
ハイディングローパーもその例に漏れず繁殖能力は高い。
数多の触手で孕み穴として使える雌を捕まえては自分の卵というのを産み付ける。
「んィっ♥♥なんで、おっぱいばっかり……♥」
「あはは、この子おっぱいが大好きみたいだねー♥」
一挙に二人の超良質な孕み穴を確保したローパーは大喜びで種付けに入っていた。
商人であり強靭な肉体を手にしているシャーロットの胸には卵を産み付ける触手が殺到している。
アルマの胸にも殺到しているがあまり多くはない、本能的にバラバラに分解してくる天敵だと理解しているからだろうか?
シャーロットの乳首に潜り込んでいっている触手少し細めで両乳首合わせて6にも登る。
受け入れるだけの頑強さと豊満さを誇っているからこそローパーは喜び勇んで産み付けている。
アルマの胸には1本ずつ太い触手突き刺さっている、乳首を膣に見立ててじゅぽじゅぽと音を立て抽挿している。
愛液の代わりに魔力を多く含んだ母乳が溢れ出てきていて乳性交と言っても過言ではない。
「ぅあ♥卵、卵が……ァ♥♥」
「あはは、ボクのおっぱいにも産み付けられてるよ……んぁ"♥♥やっばー♥ボクのおっぱいパンパンになるまで産み付けられそう♥」
「や、やめっ♥破裂するぅ♥♥お願いだからっ止まってぇぇっ♥♥」
アルマにはある程度の大きさの、分解に対しての抵抗ができる卵を。
シャーロットにはその巨大で魔力に富んだ母乳で育んでもらおうと小さく大量に卵を産み付けていく。
両者ともに発達した乳腺を持っているが為にどんどん触手を奥へ奥へ招き入れてしまう。
飛び出た乳房の表面に触手達が蠢くシルエットが浮かび上がっていく。
その様相は乳房に浮かび上がった血管のようでもある。
そこにさらに吐き出されていく卵が重なり……
「あ、あとで絶対に……ぶっ殺す♥♥」
「あは、ボクのおっぱいキミの卵でいーっぱい♥」
産み付けられた乳房は一回りは大きくなりぼこぼこと卵のシルエットが歪に浮かんでいる。
ゼラチン質で柔らかい卵は乳腺を余計に刺激はしない。
ねっとりと食らいつき流れ出るのを防いでいる。
「あ、ボクのお腹にも植える?良いよー♪」
「ばっか!あ、やめ……私は勘弁してぇっ♥」
アルマが余計に誘惑なんかするものだからシャーロットも割りを食ってさらに植え付けられる。
触手が口、膣、尻の3箇所にさらに潜り込んでいく。
ツルツルとした表面の触手は何の抵抗も感じさせず……
「ぐぷっ♥ぐぷっ……ぷはっ♥んー♥おいひぃ♥」
「ん"ーっ!じゅぷっ……じゅるぅっ……」
片方は必死に抵抗して暴れつつ、片方は愛おしそうに受け入れる。
膣や直腸にも同じ様な魔法生物の卵としては小さい直径が5cm程度の卵がぎっしりと敷き詰められていく。
消化もされないからと胃袋にまで植え付けられていくその様子は圧巻の一言。
両者共に衣服がはち切れんばかりにお腹が膨らんでいく。
快楽はあまり与えず、ただただ植え付けていくだけ。
シャーロットは最後まで抵抗したが為に卵が出尽くすまで植え付けられてしまった。
こうなると卵の重みで身動きが制限されシャーロットがなにかする前にローパーは地面に逃げ果せてしまった。
「アルマ」
「えー、やだ♥」
「食事抜きがいい?」
「……ぅーうー……だめ、感知範囲外」
「オカズ一品抜き」
「そんなぁっ!?ボク悪くないじゃん!!」
生活力が壊滅的なアルマ、シャーロットに胃袋を掴まれているのだが……
今晩は一品減らされるのが確定して泣きを見ることに。
このときばかりはアルマもローパーに対して怒ったりもした。
「植え付けるならボクだけにしなよー!!」
「通じると思ってる辺りアルマって相当よね……植え付けられたし、産むまでは適当にキャンプね」
ローパーの卵は最短で4時間程度で産まれる。
ハイディングローパーの幼体は食肉としても食べられる。
植え付けられても前向きに考える二人であった。
リクエストにあったので。