シェルター103
核戦争の機運が高まった事から急速に建造されていったシェルターの黎明期のモデル。
それぞれの特徴として地表にはかなり目立たない入り口が設営されていること。
内部電源が落ちてしまったら数週間後に解放され外に出られる……そういうからくり。
この時はまだ核戦争が深刻化し地表に何十年と続く核汚染が残るとは考えられてなかった。
蓄えはあるし許容人数内であれば完全自給自足が可能な設計にはなっている。
……ただし故障等が発生しなければ。
基礎設計の甘さが露呈して結構な修理必要箇所が出てきていたりする。
そんなこんなで修理の人員が必要になったりするわけだけど……
「前任の修理担当者が他界してもう8ヶ月か……早いものね」
「その人の魂は今シャーロットに憑いてるけどね~?」
「……いい意味?悪い意味?」
何か動く様子はない、聞いた段階で動きがないなら……まぁ悪い様子ではないでしょ。
その気になればその魂とかもポーション等に変えてしまえるから……
浄化魔法にも精通していて成仏……とかもさせてあげられるんだったかしら。
アルマの左右で違う色のぱっちりとした瞳が上に向き……左、右へと揺れて……
にまぁ~っと普段よりも特等"イタズラ"味が強い笑みが浮かぶ。
「ん~……あは♥」
「笑ってごまかすんじゃないわよ」
スパンと背中を叩く、特段避けもせずにパチンといい音が鳴る。
鳴った後に大きく跳ねて大袈裟な反応……あらあら、ドレスから溢れるわよ。
「いったーい、おじいちゃんそのおっぱいもっとグイグイしちゃってー……ボクのじゃなくてぇっ……ぁ、あん♥」
「……はいはい、シェルターへの入場手続きしてくるわね」
……ま、いつもの寸劇でしょ。
たまにおじいさんに胸を揉まれる夢を見たりするけど……そういう程度でしょ?
外部からの連絡ツール、直通電話で通話、手続きを済ませて入場しよう。
「ふー……♥おじいちゃんすっごく元気になって……あ、シャーロットのおっぱいに……」
「良いから、もう……後で可視化とかできたらやって頂戴、ね?」
「うん、ボクだけ独り占めは良くないもんねー♥……あぁ、このシャワー……うぇ、嫌い……」
アルマはこの除染シャワーに結構な拒否反応を示す……
というのもこの除染シャワーには魔素の希薄化も含まれている。
魔素は多く集まれば……魔物となってしまうからしょうがないけど……
エルフは魔素があってなんぼな種族、忌避感を否めないのは仕方ないわね。
「ほら、目を瞑っていればいいわ」
「……うん」
手をぎゅっと握ってきて……ふふ、いつもこうだとイイけど……それはそれで調子狂いそうね。
さて、ここでやるのは各種商品の積み下ろし及び道中で修理したほか物品の販売……
それと……老朽化の結果壊れてしまっている大型機械の修理。
「武装はこれで全部、それじゃあシェルターの現在状況の書類を……」
シェルターの中に入れば各種確認されて通される。
武装は全部預ける必要があるしボディチェックもされる……胸が入念だったりするのは……私だからだろうけど。
中はまぁまだ致命的な事にはなってなさそうね……食事もとれているのが見て取れる。
照明がちょっと怪しいから発電か配電系が壊れかけと思っていいわね。
入居者は……特に反応せず食事、農業に勤しんでいる。
となるとこれはつい最近の事か……機械工作は……止まっているから電力不足は間違いないわね。
「こちらです、それと管理者が直接お会いしたいと言っています」
「わかりました、すぐ向かいます……」
「どう、でしょう?」
書類を持ってきた男性はかなり不安そうにしている。
電力が不足し機械が作れなくなって主力製品がなくなりつつある。
まぁ不安にもなるわよね……
「大丈夫です、すぐに直しますから。安心して待っていてください」
両手を握り込んで微笑みかける。
強張った顔は緩まないけど……少し肩の力が抜けてるわね。
見つめ合うこと数秒……おっと手を解かれて……
がっしぃっ……むにぃっ♥
「ありがとうございます……!」
「……ぁ、あはは……任せてくださいね」
そうだった……このシェルターの最敬礼がこう……だったわね。
頭を深々と下げつつ異性だったらセックス・シンボルを持ち上げろ……だったわね。
いきなりムンズとされるのはビックリするし喘ぎそうになるから止めて欲しいけど、しょうがないわ……ここの文化だものね。
……ちょっと漏れてないわよね?
アルマは……あぁ農業の手伝いに行ってるわね、農耕エリアに入り込んでるのが見える。
……あの子も最敬礼食らってるわね……あ、こっちに気づいた……
――――がんばりなさいよ
――――がんばってねー♪
……ふふ、えぇ頑張ろうじゃないの。
音にでなくても私とアイツは通じ合う物よ。
仕事の契約にサインをして各所の修理に入る。
まずは……自動修復マシンの一部が破損しているのでそれの修理。
仕事が多いのは嬉しいけれど……こうも壊れやすいのは考えものね。
仕事は山積み、これは一泊だけじゃ済まないわね……
「このマシンが直れば少しは良くなるけど……」
大掛かりな発電機の修理に浄水装備の一部……まったく……
このシェルターの非常に設計上の欠陥でこれらの修理にシェルターの外に一時的に出ないと行けないってのもあって……
本当に本末転倒というか……一時凌ぎ程度にしか考えられてなかったって言うのがよく分かるわ。
核戦争……かなり初期の段階から数十年続く予想が出てたのに……
「……うん?」
何かの音がするわね……そういえばこの付近の魔素濃度はどうなって……
――――しゅるるるぅっ!
暗がりの奥から何かが飛来した……音から候補は絞れるけど……
どれも私的には嬉しくない来訪者……!
「ぅあっ♥……なんで、ミルキングワームがこんな所に……!?」
両胸に感じる衝撃、がっしりと食いつかれて……ぐるりと胸に巻き付く感じ……
服を溶かしていって胸元がどうにも……スカスカになる……
胸元を見下ろせばソコに居たのは女性が遭いたくないミュータント生物の上位……ミルキングワーム。
その名前の通りで搾乳をしてくる異常成長したワーム……
体液には乳腺活性化と豊乳効果があって……も、もう私は大きくならないハズだけど……!
ぐにゅん♥ぢゅぅぅぅぅうぅぅっっ♥♥
「う"ぅんっっ♥やめぇ"ッッッ♥♥ふ、ぎゅ……ぅううぅぅううぅっっ♥♥♥」
搾乳の快楽には……逆らえないのよぉ……♥♥
仕事に集中したいのに……これじゃ……無理ぃ……♥
事前に感覚遮断ポーションも飲んでないし……視界が白く霞んで……光って……
身体がもう言う事を聞いてくれないわ……
あぁ、もう……ダメ……♥この子が満足するまで……こう、ね……♥♥