黒獣Ⅱ外伝~神聖国は淫欲に堕つ~ 作:兵士A
「さて……今日はどんなヤツを相手にさせようか」
ユベルは部屋で一人、ゾーイの凌辱相手を思案していた。魔物、兵士、金持ちと散々マワしまくったが、その成果は上々。そのポテンシャルの高さでどんな相手でも柔軟に受け入れてきた。では次は何をあてがおうか。
「……そうだな……、アイツにしよう」
まだ彼女が相手にしていなかった存在を思いつく。魔物部隊のほんの少数しかいないタイプではあるが、それでも愉しめるには違いない。
「出ろ」
ユベルがゾーイの部屋を訪れる。相変わらず、恐怖感を滲ませた顔ではなく、ポカンとした顔を向けるゾーイ。無垢な表情に、ユベルはこの子独特の良さを感じ取る。
(……一定の奴らがハマりそうな訳だ。この娘には恐怖の色がない)
「でる……?」
「そうだ」
「はーい」
ベッドに腰かけて脚をパタパタさせていたゾーイは、ぴょんと飛び降りてユベルの前までトコトコとやって来た。
「付いてこい」
ゾーイを連れ、城内を歩く。向かうはこの城の地下だ。この前のオーガクラスの魔物以外にも、この地下には魔物が存在している。
「ここだ」
到着した部屋に入る二人。壁にある少ない光源が二人を照らす。部屋は少し薄暗く、部屋の奥はよく見えない。だが、何かがいるのはゾーイにもはっきりとわかった。
「ここ……?」
「ああ。今日はコイツらが相手をする」
人間、魔物と相手をしたゾーイ。それらに一切嫌悪を沸かせることがなかっただけでなく、寧ろどこか無邪気に愉しんでいるようにも見えた。故に、今日はまだ彼女が相手にしたことがない種族を用意した。彼女は柔軟に受け入れられるだろう。ユベルらに気が付いたのか、奥にいるナニかがゴソゴソと寄って来た。それは、
「わぁ……蟲さんだぁ……」
芋虫らと蜂型の蟲だ。それらがゆっくりとゾーイの元に寄ってくる。生理的嫌悪感を抱きそうな感じもするが、ゾーイは寧ろ珍しいモノを見ているかのようだ。
「さぁ、ぞんぶんに愉しむといい」
「っ!? っ……わわわっ!?」
百足型の蟲に四肢を捕らえられ、ゾーイの口から驚きの声が響く。蟲が苦手ではないのか、蟲に恐怖は感じていないものの、肌を這いずり回る蟲の不快感には声を上げざるを得ない。股座の布地はあっという間に破かれ、陰部が露出する。
恥部を露わにされたが、羞恥心が希薄は彼女は顔色を染めることはない。もっとも、そんなことはどうでもいいと言わんばかりに別の蟲はそこへも這いずっていく。
「あっ……ふあっ……!? んんぅぅっ! んっ、んんぅぁっ……!?」
男性の生殖器を模したような奇形蟲が、肛門付近を這いずる。蟲の身体が穴周りを這う感覚に、ゾクゾクと湧き上がってくる。
「この蟲がお前を犯し、卵を植え付ける。要は苗床だ。蟲に犯される感触を堪能するといい」
「たまごっ……!? ん"っ!?」
蟲が頭を押し込むようにして肛門をこじ開け、腸内部へと侵入してくる。本来排泄の為の穴に、逆のことをさせられ、ゾーイの身体中から汗が噴き出た。下腹部の重力感に声が漏れ、四肢をブルブルと震わせる。腸内を這いずり回る蟲の不快感にゾワゾワと鳥肌が立っていく。
初めての感覚に表情を歪めるゾーイ。しかし彼女は柔軟だ。ゾーイは苦痛を感じていない。
「んんっ……! おしりにっ……!?」
「おっと、安心するのはまだ早い。そちらだけだと思うな」
肛門と腸を弄られる感覚に悶えるゾーイに第二波の責めが行われる。肛門を犯しているのと同じ蟲が膣穴へ向かっていき、その穴の中へと潜り込んでいく。そしてその蟲は膣道を突き進み、強引にこじ開けて子宮内部へと入り込む。
「んあっ……! むしさんが……っ!?」
子宮内と腸内に蟲が蠢く感覚の中、その二か所で何かが吐き出されるのを感じ取った。形状からして丸い形をした固体。これは何か……?
「な、なにか出てる……っ?」
「そうだ。その蟲は女の体内に卵を植え付けるという独徴の性質を持っている。今、蟲どもはお前に卵を産み付けているんだ」
肉棒をねじ込まれているのとは違う圧迫感が下腹部に増し、ゾーイは苦悶の表情を浮かべる。異形の蟲に体内を這いずられながら、なおも産卵は続き、徐々に身体が重みを増す。
腹部は少しずつ膨らんでいき、腸は便が限界まで詰まったかのように圧迫されていく。そのあまりの圧迫感に歯がカチカチとなり、滝のような冷や汗が流れ落ち、軽い吐き気が湧き上がってくる。やがて産卵を終えたのか、用は済んだとでもいうように、肛門と膣穴から蟲が這いずり出てきた。
「ふぅー! ふぅぅっ……!」
(く、くるしいっ……! くるしいよぉっ……!)
「ふん。何安心している。これからが本番だぞ?」
「ふぅぅ……! はぁ、ふぅ、ひぃ……! がっ……!?」
ボンっ!
「んごっ!?」
内臓が圧迫され、呼吸が苦しくなる。その状態で苦し気に呼吸していた時、突然腹部がボンっと一気に膨らみ、腸内の圧迫感が急激に増した。そして先ほど出て行った蟲のような感覚が、突然下腹部と腸内から感じる。それも相当な数の。
そう、孵ったのだ。体内で割れた殻はそのまま溶け消え、傷つくことのなかった体内を蟲共が蠢き、這いずり回る。そしてそれは、外の世界を求めて出口へと殺到していく。
「あっ……!? ぐぅ……! で、でるっ……! おなかのなかからなんかっ、でるっ……!?」
膣口と肛門が蟲の頭で大きく広がっていき、生まれたばかり芋虫が顔を出す。そしてそれは穴を押し広げながら、ボトっと地へと舞い降りていった。
「おめでとう、ゾーイ。いや、これで君も立派な母だ。くくっ……好きだろう、子供は」
「う、ぁっ……! むしさんが、おしりとおまたからでてくぅっ……! あ、あぁっ……ぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!! ぐぅぅっ!?」
苦痛の叫びが響き渡る。この瞬間、ゾーイは蟲の母となったのだ。そして出産は膣穴、肛門の一回ずつで終わるはずがない。体内に残っている蟲たちが続々と出口へと向かっていく。ズズッ……ボトッ。ズリュリュッ……ボトリッ、何匹、何十匹という蟲が生れ落ち、子の山が出来る。
しかし、それでもまだまだ体内には多くの蟲が残留している。子宮側の出口は膣道一つだが、
「はぁっ、はぁっ……っ!? ぐっ、ぐもぉっ!?」
吐き気ではない、何かが這いずり上がってくる感覚に、ゾーイは苛まれる。そしてそれは胃、食道を抜け、喉元までせり上がり、それは姿を現した。
「うぉぇぇぇぇっっっ!!!???」
排出を待ちきれなかった蟲たちが上方の穴を目指して上がってきて、ゾーイの口から飛び出たのだ。口内に感じる蟲の体の感触と舌触りに強烈な吐き気が上がってくる。そして次の瞬間、大量の吐しゃ物とと共に、数多くの芋虫たちが彼女の口から吐き出されていった。
「うぇぇぇぇっっっ!!! うぶぉぇぇぇぇぇっっっっ!!!!」
胃液塗れの芋虫たちが吐しゃ物池の中で蠢く姿に、吐き気が止まらない。口、膣穴、肛門の三か所の穴でゾーイは蟲を産み落としていく。膣壁と腸壁を擦るように出て行く芋虫たち。それにゾーイは快楽をもたらしてしまっていた。産み落とす最中に何度もオーガズムに達してしまう。絶頂の潮をまき散らし、失禁し、糞まみれの芋虫を漏らしていく。
「酷い臭いだ。女が漂わすとは思えないほどの悪臭だな」
嘲り、侮蔑、嫌悪、それらをごちゃ混ぜにした視線をゾーイに向ける。しかし彼女はそれどころではない。白目を剥きつつ、終わらぬ絶頂の波を産み落としが終わるまで味わい続ける。
「うるぉぉぉぇぇぇぇっっっっ!!!! げぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!」
三穴から排出された蟲が元気そうに蠢く様を見て、ゾーイの母胎としてのポテンシャルの高さを確信する。生半可な女なら、卵がかえる前に割れてしまうだろう。だがゾーイは違う。どんな種とも交配できるだけあって、身体の柔軟性は異常ともいえるほどだ。身体だけでなく、骨までも柔らかいその身体ならば、どんな蟲の子でも産めるだろう。
「ぉ……ぇ……」
やがて排出を終えたゾーイはぐったりと顔を俯かせた。その瞳に光はなく、どうやら失神してしまったようだ。無理もない、何度も強烈なオーガズムを感じながら蟲を産み落としたのだ。失神したっておかしくはない。
ゾーイは身体だけでなく、精神も頑丈だ。ここで精神が壊れていたほうが良かったのかもしれない。そうすれば楽に慣れただろう。だが彼女の心はまだ壊れていない。故に、この淫宴はまだまだ続くのだ――