※この作品はR-18です。

アニラと邪神の迷宮   作:おたかつ

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プロローグですのでエロ要素はないです。早くエロが見たいぞ!って方は1話にお進みください!


アニラと邪神の迷宮
プロローグ


プロローグ

「もっと、もっと早くじゃ!!」

ドラフの少女が誰もいなくなった街を1人駆け抜けていく。金髪のゆるふわロングヘアにドラフ族の特徴である低身長とそれに見合わぬ巨大な乳房、そして彼女を彼女たらしめる羊のような巻角。

彼女の名はアニラ。空の世界の秩序と平和を守るために12種の動物の名前を冠した守護者達、十二神将の1人である。

普段は羊神宮にて空の世界の動向を監視している彼女が何故急いで走っているのかーーー

アエガ島。羊神宮の近くに存在する島で、覇空戦争以前からある遺跡や古文書などが見つかる場所として有名であり、多くの調査隊やトレジャーハンターが訪れる場所として賑わっていた。

そこに突如として邪教団らしき者たちが攻め入り、島を占領。男は皆殺しにされ、女は彼らとともに邪教団は島の中心部に位置するガンコウ神殿に連れていかれた…

命からがら逃げてきた島民から話を聞いたアニラは持ち前の正義感と空の平和を守るという使命感から誰よりも早くアエガ島へ乗り込み、ガンコウ神殿に向かって十二神将特有の身体能力を発揮し、猛スピードで走っていたのだ。

ーーー

「ここじゃの……」

神殿付近に到着した彼女は木陰から神殿を見回していく。

(ふむ、ざっと魔物も合わせて8000程度じゃの………数は多いがそれだけじゃ)

神殿の周りには大量の信者や魔物達が徘徊している。普通の人であれば進むのを躊躇うであろう状況だが、アニラは臆することなく敵中へ飛び込んだ。

「な、何者!?」

「邪魔じゃっ!!はぁぁぁっ!!!」

その小柄な体躯とは思えぬ跳躍力で跳び上がり、敵との距離を詰めたアニラは手に持った薙刀を一気に振り下ろした。

『ぐわぁぁぁぁっ!!』

その瞬間凄まじい衝撃波が周囲に広がり、近くにいた敵の身体を吹き飛ばす。吹き飛ばされた敵は地面に倒れて気絶してしまった。

「な、何だあいつ…女ドラフのクセに馬鹿みたいに強いぞ!?」

「俺たちでも躾けるのに苦労したバジリスクを一撃で...!?」

「あ...あの巫女服に巻角……間違いない未年の十二神将のアニラだ………!」

「ぐぬぬ…まさか十二神将が来るとは……!しかし、所詮は若輩のメスドラフ……!!この数で押せばどうということはない…!者共かかれぇーッ!!」

『おおおおおおおおおっ!!!!』

邪教の幹部らしき男がそう叫ぶと周囲の信者たちは一斉に襲い掛かってくる。その数は軽く千を超えている。しかしアニラは悠然とした態度を崩さない。

「ふぅ、舐められたものじゃの……幾ら雑兵がかかろうとも無駄じゃ!万物の理、我が手中にあらん!金牙神然じゃ!!!」

アニラが地面に拳を叩きつけると凄まじい気力の奔流が発生し、襲いかかってきた信者達を飲み込む。

「ぎゃあああっ!?」

「うげぇぇっ!?」

「ひぃぃっ!?ロエス様ぁぁぁっ!!」

あまりの衝撃に吹き飛ばされてしまった信者達は地面を転がりながら気絶していく。

「ま、まさかここまでとは……ぐふっ」

アニラを囲んでいた邪教徒達は一瞬にして地面に倒れ伏し、意識を失ってしまった。

「くふふ、口ほどにもないのう。お主ら!まだやるつもりかの?」

『ひぃ、ひぃいぃっ!!に、逃げろぉっっっ』

残った信者達に覇気を放ち不敵な笑みを浮かべるアニラ。すると彼女の圧倒的な強さを目の当たりにした信者達は蜘蛛の子を散らすように逃げてしまった。

「他愛もないの……さて、こやつらが攫っていった女性達は…あの中かの?」

アニラはそう呟くと寺院の方へ目線を向ける。

(この中に首謀者らしき者はおらぬ。それにあの寺院の内部から煩悩の気配が強まっておる…これは急いだ方が良さそうじゃな……)

アニラは早足で寺院の中へと入っていった。

寺院の内部には不気味な雰囲気が立ち込めており、襲いかかる信者を倒し奥へ進む度に邪悪な気配が強くなっていくのを感じていた。

「これは……なんじゃ…!?」

最深部と思われる場所まで辿り着くとそこには祭壇があり、巨大な肉塊がふわふわと宙に浮かび、その肉塊に祝詞を捧げている神官の姿があった。

肉塊は心臓のようにドクンドクンと脈動し、よく見ると女性の手足が血管のように浮き出ており、まるで人間の臓器のような見た目をしていた。その光景を見て島の女性達の末路を想起し思わず吐きそうになるアニラだったが、吐き気よりもこの状況を作り出した神官に怒りを覚えた。

「お主よ、ここで何をしておるのじゃ」

「天にまします我らの父よ、今こそ此処に顕現しその御身を持ってこの争乱溢れる空の世を肉欲で満たしたまえ」

「何をしておるのだと聞いておる!!」

「ふむ?ああ申し訳ない。我が悲願の成就を前にして興奮していてね。さて、その巻角、未の十二神将アニラだね。僕はシエガ教の教祖ロエス。何をしているかだけど、見ての通り島の女共をシエガ様に捧げるのさ」

「シエガ様じゃと…?」

「その昔次元の裂け目から現れ、その力で多くの島を色欲で染め上げたけど、星の民や天司によってこの島に封印された邪神だよ。僕の家は代々この邪神を監視する役目を担っていたんだけど、邪神を復活させて僕のものにすれば僕だけの王国が作れると思ってね。大変だったなぁ家族を皆殺しにして、教団を作り上げてここまで発展させるのは」

「狂っておる……」

「シエガ様の復活の為には千を超える女達の快楽に溺れた魂が必要なんだ。この肉塊にはこの島や他の島から連れてきた女たちが埋め込まれていている。全ての魂が堕ちた時肉塊をコアとしてシエガ様は復活するのさ!」

「そんな事させぬ!!このアニラが来た以上、邪神の復活などさせぬのじゃ!!!」

(島の女性達には申し訳ないが今はシエガ様とやらの復活を阻止するのが先じゃ!)

アニラはそう言うと肉塊に向かって突撃する。

「はぁっ!」

「させるか!」

アニラが薙刀を振り下ろすとロエスは肉塊の周りにバリアを貼り、攻撃を防いでしまう。

「ぐぬぬ……!我の力でも破れぬだとっ!?」

「復活の邪魔はさせない…!僕の野望の為に……!!!ごふっ」

ロエスは口から血を吐き出す。どうやら彼の生命力をバリアの硬度に変換しているようだ。

「その胆力、何故善行に使わなかったのじゃ……!ふっ!」

「ぐわっ!!」

アニラはすぐさまロエスの後ろに周りこみ、峰打ちを叩き込んでそのまま気絶させた。

ロエスの気絶と共にバリアが解除されていく。

「これで残すはあれだけじゃ!」

目の前に聳える肉塊をひと睨みし、薙刀を大きく振るう。

「一撃で決めるっ!来たれ!モフモフの同胞達!!!羊瀾怒と…うっ!?」

アニラが最終奥義を放とうとした瞬間、島を揺るがすほどの地震が起こり、アニラの体勢が崩れてしまう。

「な、何じゃ!?」

地面が崩れていき、地表の割れ目からおぞましいほどの煩悩の気配を感じた。

「これは……下からか!?………っっ!?」

十二神将及びアニラ自身の直感が圧倒的な危機感を訴えかけ、思わず下を見てしまう。

そこにいたのは巨大な“目“であった。

自身の身体の数百倍の大きさを持つ目玉がアニラをジッと見つめていた。

「なん…じゃ………これは………」

圧倒的なモノに見つめられるという根源的な恐怖に襲われ、然しものアニラも戦慄していた。

(あ、あれがシエガ様…なのか?)

魔物でも星晶獣でもない気配、ロエスが評した邪神と呼ぶのが相応しい存在。いくら十二神将とはいえまだ18歳の少女であるアニラにとって、この威圧感は耐え難いものだった。

だが、

(落ち着け、落ち着くのじゃ……。我がここで折れてしまってはならぬ。奴をここで倒さなければ、この島だけでない、この空域そのものが崩壊しかねない。復活して間もない今がチャンスなのじゃ!

震えている場合ではない!!我は、我はーーー)

「我は十二神将が1人、南南西の守護神アニラ!!!煩悩に穢れた邪神など恐るるに足らず!!いざ、参るっ!!!」

震える心を律し立ち直ったアニラ。

その姿をジッと見ていた邪神の眼が僅かに吊り上がり、嗤ったかのように見えた。

「はああぁぁぁっ!!!」

アニラは雄叫びを上げながら落下し、シエガの眼球に向かって斬りかかっていく。シエガは戯れのように緩慢な動きで触手を伸ばしてくる。

「くっ……!なんて数じゃ……!じゃがっ!!」

迫り来る無数の触手を薙刀で切り裂き、払い、落ちる岩石を飛び乗りながら回避していく。

「これしきで怯むと思うたかっ!!この程度で我は止まらぬぞ!!」

シエガは更に触手を増やしアニラを追い詰めていくが、

「舐めるでないっ!!」

襲い掛かる触腕を全て切り落とし、遂に眼球まであと数跳というところまで到達する。

「獲った!!」

アニラの渾身の一閃がシエガの目玉に直撃する。

「やったか!?」

手応えを感じ、思わずそう呟いてしまった。

「っっっ!?」

ズブズブと命中した薙刀の刃先からものすごい勢いで目玉の中に沈んでいき、アニラの腕が飲み込まれそうになる。

「しま……ぐぅっ!?」

何とか引き抜こうとしたが、吸い込む力の方が強く、あっけなくアニラの手も呑み込まれた。

「ぬぐっ!?ぐおおおっ!!!」

アニラの身体もどんどんと目玉の中へ引きずり込まれていく。

「ぐぬうっ!!離すのじゃっ!!このぉっ!」

必死に抵抗するが、徐々に力が抜けていき、頭以外全て目玉に呑み込まれてしまった。

(くぅぅ……無念…じゃ……………)

次第に頭部が呑み込まれていく感覚と共にアニラの意識は薄れていった………

ー--

アニラを取り込み、戯れが終わると今まで宙に浮いていた肉塊が急に浮力を失い、シエガの元に落ちていきアニラのように吸い込まれていった。

永きに渡る封印から解かれたシエガは内部に取り込んだ信者達が作ったのだろう幾千の雌共の悦楽を凝縮した馳走を咀嚼しながら、先程取り込んだ羊肉に思いを馳せていた。あのむっちりとした体躯、戦いの中でぷるんぷるんと揺れ動くほどの大きさのデカパイ。そして何より下等種族(メスドラフ)にも関わらず自身に臆せず立ち向かっていったへし折りがいのある高潔な精神。アニラにとってそれは幸か不幸なのかシエガはアニラをいたく気に入っていた。

邪神の目玉が羊肉を想起する度に徐々に吊り上がっていく。

邪神に見初められた肉(メス)の末路はただ一つ、丁寧に丁寧に汚され、穢され、堕され、手折られ、そしてーーー捧げられる。

島が崩れたことにより落ちていく信者達には目もくれず、シエガは自身の身体を触手で包み込み始めた。

自身の体内で迷宮(調理場)を作るために……

 

ステータス

 

アニラ LV100 未の十二神将 正常

種族 ドラフ

奥義 羊瀾怒濤(大量の羊を呼び出し、敵にぶつけることで大ダメージを与えるアニラの最終奥義)

   金牙神然(地面に拳を叩きつけ、門松の幻影を呼び敵にぶつけることで敵全体に大ダメージを与える)

体力 2015/2015

攻撃力 415

防御力 500

敏捷性 358

運 800

永続スキル

羊神宮の加護(十二神将たる彼女はその神社から多大なる力を付与される。基礎戦闘力と運が大幅にUP)

一羊来復(HPが高い状態だと連撃率UP、低い状態だと防御力UP)

煩悩特攻(煩悩を持った相手に対して大幅に有利になる)

強精神抵抗(精神攻撃に対して高確率で無効化する)

??????(上記のスキルの効果を大幅に低下させる)

スキル

森羅万象(ランダムな対象に火/水/土/風/光/闇属性ダメージ)

色即是空(敵全体にダメージ、確率で敏捷性を低下させる)

竜吟虎嘯(味方全体に攻撃力UP、連撃率UP、クリティカル率UPを付与)

意気羊々(味方全体を少し回復)

身体的特徴

デカパイ

ケツデカ

処女

羊の巻角




アニラの口調ってこれでいいのかわからない…
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