ベアトリクス・ブレーメの淫靡な夢 作:雄渾
薄暗い室内でユルゲンは、何時になく緊張していた。
目の前に立つマライ・ハイゼンベルクに誘われて、再び夕食を共にした後、自宅に呼び込む。
そこで酒を酌み交わしている時に、衝撃的な事を告げられたのだ。
「この間の続きをしましょうか」
どこか後ろめたい気持ちがないかと言えば、うそになる。
操を捧げ、全てを捨ててまで、自分に殉じようとする姿勢を見せる妻、ベアトリクスへの裏切り。
考えるだけで、辛くなるものがあった。
あの可憐な人を想うと、段々と胸が締め付けられる気がする。
だが、軍の同僚からの誘いも捨てがたい。
上司、バルツァー・ハンニバル大尉の情婦と言う噂は、本当なのだろうか。
確かめてみたい気持ちになったのだ。
妹、アイリスディーナの金糸を思わせる様な髪とは、また違う茶色がかった金色の髪。
士官学校の学友、ツァリーツェ・ヴィークマン程ではないが、小柄な身丈もどこか守ってやりたいという気を起こさせた。
左目の下にある泣き黒子も、何とも言えずチャーミング。
段々とユルゲンの気持ちは、目の前にいるハイゼンベルク嬢に移っていった。
彼女から、今宵だけの関係とはいえ、情を通じたいと申し出て来たのだ。
こんな男冥利に尽きる言葉があるであろうか……
ユルゲンは夢心地でハイゼンベルク嬢の誘いに応じた。
美しい女少尉はユルゲンに近づくと、彼の右腕を掴んで、自分の胸に押し付けた。
ユルゲンは、ハイゼンベルクの左胸に添えられた右腕を動かし、彼女の胸に触れる。
服越しに伝わる鼓動は、段々と強くなってきており、彼女の感情の昂ぶりを実感させられた。
やや荒っぽくハイゼンベルク嬢の胸を、揉みしだく。
「あぁん、ああ……」
ポケットの無い勤務服の胸元から浮き上がる乳首を掌で転がしながら、昂る気持ちを抑える。
「もっと、もっと強くなさって……」
ハイゼンベルク嬢は瞼を閉じて、首を後ろ向きにして喘いだ。
ユルゲンは夢中になって、ハイゼンベルク嬢の双丘を弄んだ。
乳房は、見た目とは違い、思った以上に大きく、質感はもっちりとしており、柔らかかった。
それでいて程よい弾力もあり、心地よく反発してくるのが指先でわかる程であった。
「ああ、そう!そうよぉ……」
力強く乳房を揉むと、ハイゼンベルク嬢は反応した。
女少尉の唇から発せられる喘ぎ声は何とも艶かしく、ユルゲンの感情を昂らせた。
もうユルゲンの頭の中から、処女妻・ベアトリクスの事は薄れ去っていた。
同じ志の為に生死を共にすることを誓い合った妻への悔悟の念に苛まれていたのは、僅か数分前の事である。
それ程迄の想いがありながら、ユルゲンは忘れ去ったかのように、ハイゼンベルク嬢の乳房を揉んでいた。
己が指で翻弄され、グニャグニャと形を変える二つの膨らみは、唯々見るだけで劣情を引き起こさせる。
しかし、どうせならば灰色の勤務服と白いブラウスに覆い隠された乳房が見たい。
ユルゲンは両手を止めると、真鍮の金ボタンをゆっくりと外しながら、勤務服の上着を脱がせた。
ネクタイを解き、ブラウスの前合わせを開けると両手を肩にかけて、一気に剥ぎ取る。
地味な薄い灰色をした、化繊混紡の官給品のブラジャーが目に入る。
ユルゲンは両手をハイゼンベルク嬢の背中に回し、留め具を探る。
ベアトリクスやアイリスディーナの輸入物の下着に慣れた彼は、留め具が無い事に混乱し、良く判らず何度も指を滑らせながら、ハイゼンベルク嬢の背中を撫でた。
直ぐに女少尉の左手が回り、紐が解けてブラジャーがたわんだ。
ユルゲンは背中に回していた両手を両肩にかけて、細い負い紐をずらす。
ブラジャーを取り去ると、そこには均等な形をした乳房が現れた。
見事な円錐型で、釣鐘型のベアトリクスや砲弾型のアイリスディーナの乳房と比べると見劣りするが、見事な物だと感心した。
その円錐の頂点には牡丹色の乳輪と小粒な乳頭が、まるで、口を付けて吸ってくれと言わんばかりに、硬く鋭く尖って来ていた。
「こんな素敵な体だったとは……同志ハイゼンベルク、素晴らしいじゃないか」
ユルゲンは、乳房を下から掬い上げたかと思うと、乳頭をきつく摘まんだりして、彼女の胸をほしいままにした。
思いのほかボリュームがあるのにそれでいて程よい弾力感があり、たまらない感触だ。
「そんな……そんな他人行儀な言い方、なさらないで。今宵だけはマライと呼んでくださいまし」
火照った顔をうねらせると、金髪を
ユルゲンの口の中に、マライの舌が入り込む。
まるで別の生き物を思わせるかのように口内を蠢く。
蕩けてしまう様に甘く柔らかく、重ね合わさった唇の感触も相まって、ユルゲンを夢中にさせた。
妻や妹とは違うハイゼンベルク少尉の口付けに、思わず体を硬直させてしまう。
「こんな情熱的なキスは、初めて?」
「ああ、そうだよ」
ハイゼンベルクは、妖艶な微笑みを浮かべると右手で撫でる様にしてユルゲンの体に触れる。
灰色の勤務服のズボンの前合わせに手を掛けると、腰のホックとボタンを全て開け、右手を服の中に入れる。
前立ての隙間から、ブリーフ越しにを男根を撫でまわす。
マライの細い指が、ブリーフの中に入り込み、ユルゲンの男根に触れる。
前立てから男根を取り出し、外に曝け出すと、撫で上げる様にして擦った。
その刹那、背筋を粟立てるような感覚が全身を駆け巡った。
「はうぅぅ!」
「こんなにも大きくなるなんって……」
「な、何をするんだ……」
「どう、興奮しているの」
マライの指先が、ギリギリにいきり立つ男根をゆっくりと往復する。
まるで水鳥の羽毛で触れているような繊細な触感で、ユルゲンの男根で一番敏感な部分に触れられると下半身がそのまま爆発しそうな感覚に見舞われる。
「ああ!いや、止めろ」
ユルゲンは、灰色のセンタープレスが施されたスラックス越しに自分の太腿を力強く摘まみ、迸りそうになる快楽を必死に堪えた。
妻にすらされたことのない男根の慰撫に困惑しながらも、迫りくる快楽の洪水に溺れそうになっていた。
ウクライナでのBETA戦を生き延びた強靭な彼の精神を持ってすら抑え込むことのできなかった快楽は、液体となって男根の先端から滲み出る。
その先走った露は、僅かに白く濁っていた。
「どうしましょうか」
マライの指が、男根に巻き付く様にして絡みついて来る。
マライは親指と人差し指、中指の三本で陽物を握ると、軽く上下に擦った。
女少尉の繊細な指の感覚が、男根を通して股間から雷撃の様に全身に伝わる。
「あああ!いあ、いや、やめろ」
ユルゲンはこれまで感じた事のない快楽に身を任せそうになりながらも、目の前に立つ女少尉から目線を外さなかった。
一人隠れて自慰をする時とは違う感覚に、困惑を覚えながらも飲み込まれていくのに身を任せていく。
今にも、勢いよく弾け飛びそうな気がして来た。
「こんな物でいいの……」
妖艶な笑みを湛えたマライの顔をユルゲンは覗き見る。
細められた瞳からは、もっといやらしい、もっと淫猥な要求を満たしてくれる。
そんな印象を受けた。
「くうぅぅ!だ、出させてくれ」
「出すって、何を?」
困惑したマライの口調に疑問を抱くことすら忘れるほど、ユルゲンは焦っていた。
「そ、そこから出させてくれよ。うおぉ!」
焦るユルゲンの姿に、マライはより混乱を深めた。
三本の指で擦る速度が落ち、段々とゆっくりになっていく。
まるで焦らす様な触れ方は、燃え
「待ってくれ、マライ」
「ユルゲン君、お止めにしましょうか……」
「ち、違うんだ。くうぅぅ……」
「じゃあ、何が望みなのかしら」
「ほ、欲しいんだ。……どうしようもなく欲しいんだ」
「何が?」
「マライ!君の事が欲しいんだ……うおぉ」
マライの指が亀頭の傘状になった部分を覆う様にしてとらえる。
彼女は親指と中指を回し、手首を回転させるようにして指の腹で擦った。
尿道口からはチョロチョロと先走りの露が漏れ出て来る。
溢れ出た半透明の精は、女少尉の指先を汚した。
どことなく恥ずかしい様な思いと共に、表現出来ぬ様な興奮を覚えた。
「私が欲しいの……」
「ああ、今すぐにも」
「けだものの様な人ね」
マライは、まだ男根を擦り続けている。
絶え間なく流れ出る精の為に、彼女の指はヌルヌルとぬめり始めていた。
「抱いてくださっても良いわ」
「本当にいいのかい」
ユルゲンは目を丸くして、マライの瞳を覗いた。
マライの瞳は細められ、まるで愛玩する子猫の様に見える。
ユルゲンは後頭部から段々と
「ええ。でもその代わり、今宵だけの花嫁にしてくれませんか」
マライは惑わせるな表情で微笑むと、ユルゲンの瞳を見つめた。
すいません。投稿遅れました。
10月もくそ忙しいのでエロ小説投稿できるか、分かりません。
気長にお待ちください。
ご意見、ご感想お待ちしております。
マライ・ハイゼンベルクさん、どうする?
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(不倫は)してはいけない
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貴女、無作法さんね
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ユルゲン君、認知して…