※この作品はR-18です。

ベアトリクス・ブレーメの淫靡な夢   作:雄渾

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膺懲(ようちょう)の剣(けん)の前編と中編の間にある話です。
純粋にエロだけ書きました。
今回は本番あります。


膺懲(ようちょう)の剣(けん) 18禁版

「ベアトリクス!」

夫がパンコウ区の自宅に戻ってきたのは、15時前だった。

「どうしたの」

「どうしたもこうしたもあるか。君の事を聞いて、飛んできた」

大きく襟ぐりの開いた濃紺のセーターを着た、妻の顔を見た途端、ユルゲンの胸が締め付けられた。

思い出したくないのに、早朝のあの出来事が頭をかすめてしまう。

KGB工作員に、口汚く娼婦とののしられた事に苦しんでいた。

 

「とにかく入って」

ベアトリクスは、ユルゲンの手を引っ張って、玄関の中にうながしてくれた。

妻の手のひらの温もりは心地よい。

こうして感じている温もりも、絆も、心を傷つけられても、一層強固なものとして感じられる。

黙って、妻に従った。

 

「君には怖い思いをさせた。だから……」

「だったら、忘れさせてくれる」

ベアトリクスの声はわずかに震えていた。感情を押し殺したような言葉だった。

「怖い思いをしても怖がらないように、私の事を、むちゃくちゃにしてくれる?」

妻の瞳に、どこか妖艶な輝きが浮かんだ。

ユルゲンは、深くはっきりと、意思を込めて、うなづいた。

 ゆっくりとベアトリクスの顔が近づいて来る。ユルゲンは何も考えることも出来なかった。

視線をそらさずにいると、さらに妻の顔が近づいて来る。

鼻の頭がこすれ合ったかと思った瞬間、柔らかな唇の感触がした。

妻の顔が目の前にあり、温かく柔らかい唇の感触にどこか、陶酔していくのを感じた。

 ぬるりとした柔らかい舌が、ユルゲンの口腔に忍び込んできた。

唇を尖らせて、ベアトリクスの舌に吸い付く。

吸い込むような勢いで、チュチュと猥らな音を立て、妻の舌をむさぼった。

 口の中でベアトリクスの舌がゆっくりとくねっている。

妻の舌先が、自分の舌に触れると、身体の奥からゾクゾクとした。

 

 

 芳しい汗のにおいを漂わせながら、びくびくと身を震わせるベアトリクスを見ながら、唇を離す。

「どうした。何を慄(ふる)えているのさ。ベアトリクス」

「だって。……だって、もう」

「こんなふうにしてさあ」

その瞬間、ユルゲンは両手を伸ばして、サマーセーター越しに乳房を揉みしだく。

「いやあ……あああぁん」

理性さえ忘れさせるような、甘く官能的な、声だった。

夢中になって、ベアトリクスの柔らかで豊満な乳房を、揉みしだく。

指先に触れる、この柔らかな感覚は、マライやアイリスディーナの物とは全く違う。

 

 ベアトリクスは眩暈にも似た、昂る官能の波におぼれながら、まさぐりに絶えきれず、喘ぎ声をあげた。

「ああん……駄目よ……」

ベアトリクスは、すねて怒る素振りを見せ、身をよじりながら、抵抗する。

 しかし、ユルゲンには、本当に抗っているのではないように思える。

まるで、もっとしてほしいと、要求する為に挑発しているようにも見えた。

柔らかな乳房を、ぐにぐにと、指先で押しつぶすように弄びながら、両手でこねた。

ベアトリクスの唇から、妖笑にも似た、熱っぽい吐息が漏れる。

 

ユルゲンはベアトリクスの乳首を左の指先でもてあそびながら、ショーツの股布に右の指をかけた。

食指と中指で捲り上げると、指先をクレヴァスに這わせる。

そこは、既に愛液を満々と湛え、底なしの沼を思わせるほどの状態になっていた。

女陰の感触を確かめるかのように、ユルゲンは素早く、指先を動かす。

「いや……あああ……」

眦に涙をためたベアトリクスは、官能的で、せつなげな、うめき声を上げる。

「つらいか。止めようか」

今度はゆっくりとベアトリクスの女陰を撫でる。

ぬめりけのある愛液の感触は、指先を通じて、ユルゲンの感情を昂らせた。

「あああ……いやぁ……許して……ああ」

 

たっぷりと胸を弄び、新妻の体からすっかり力が抜けたとみるや、そのままベットの上に押し倒す。

「あ、ああっ……、貴方」

ベアトリクスは、腰まで有る黒髪を、棘(おどろ)に乱し、肩で息を切らした。

サマーセーターの胸元は大きく開け、ブラジャーのカップは外れ、片方の乳房が顔を覗かせている。

その豊満な美肉の張りつめた美しさは、表現できないものであった。

「昼間の事なんて、忘れさせてやるよ」

そういって、顔をベアトリクスに近づけ、その唇を吸い取る。

濃厚なディープキスをしながら、カーディガンの前合わせを全部開けた。

ベアトリクスは耳たぶまで真っ赤に火照らせ、興奮するも、ユルゲンの為すがままだった。

真っ赤になった首筋や耳たぶまで、舌で舐め上げられながら、着ている物をすっかり剥ぎ取られる。

豊満で形の良い双丘が、こぼれ出ると、ふたたび指で、もてあそぶ。

ベアトリクスは、身体をブルっと震わせると、長い黒髪を、シーツの上に棚引かせた。

 

「ベアトリクス、好きだ。大好きだ……」

甘い言葉を口にしながら、官能をたぎらせて、陰唇を弄(まさぐ)った。

大小の花びらを開くと、ぬめりけの有る愛液が湧き出てきて、女陰の奥は底知れぬ深さの沼と化す。

ベアトリクスは、喉を突き出して喘いだ。

そしてユルゲンが荒い息を吐き、のしかかると呻き声を漏らしながら、左右に顔を打ち振る。

ユルゲンは、その細面から香り立つような美貌を、唇で押さえながら、着ている服を脱ぎ捨てた。

「お前は、俺の物だ。誰にも触れさせるものか」

ベアトリクスは、鬼気迫る表情のユルゲンを見て、本能的に太腿を閉じた。

だがそれもむなしく、左右に押し広げられて、熱く燃え滾った男根を、女陰の奥へあてがった。

激しく体を動かして、深い泉の底へ、突き抜けて行った。

「ああん、いやぁ……」

黒い髪を揺ら揺らと振り乱し、ベアトリクスは少しでも逃れようと、シーツの上をずり上がる。

興奮したユルゲンは、そうはさせじとばかりに、彼女の身体を手前に引き寄せて、深々と貫く。

「怖いわ、貴方。こんな風になるなんて……ああ……いやぁ……んんっ」

鉄剣で抉られるたびに、ベアトリクスは快楽のうめきを迸らせる。

「い、いやぁ……」

ユルゲンは緩急をつけ、抽送を繰り返すと、開いている両手で、白桃の様な乳房を、揉みつぶす。

時々、耳たぶを嚙むでもなく舐るでもなく、歯でもてあそび、刺激していく。

「ベアの膣中、良いよ。最高だよ。すごい!」

「やめてぇ、許して……」

汗にまみれた細面の美貌を、左右に揺らしながら、官能の波にわななくベアトリクス。

ユルゲンは、止めを刺すかのように、彼女の腰の括れに、手を掛け、速度を上げた。

「あああっ、ふぁああああ」

身体の奥底から、聞いた事のない様な善(よ)がり声をあげ、それから細腰と豊かな双臀をユラユラとくねらせる。

その艶(なまめ)かしい腰の動きに、ユルゲンは追い詰められていく。

「うおおお、すごい、ベア、良いよ。すごいよ」

「う、あうぅ……」

裸身をもどかしげに振って、絶頂を迎えるベアトリクスの悩ましい動きにつられ、ユルゲンは精を放った。




膺懲(ようちょう)の剣(けん)中編は明日の午前5時投稿です。
よろしかったら、ご覧ください。

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