ベアトリクス・ブレーメの淫靡な夢 作:雄渾
(ハーメルンには、二月以降掲載予定です)
イントロダクションが終わった後に、濡れ場を書く心算です。
後日、IF編でベア様、アイリス、兄ちゃんの義姉妹サンドイッチを書く予定です。
その日は、朝からアイリスディーナの見合いで、忙しかった。
一通り、来客である見合い相手との話が終わった後、落ち着いたユルゲンは茶の準備のために台所に向かった。
その背後より、駆けてきたマライから、
「ユルゲン君、お待ちになって」と、息も忙しげに、声を掛けられる。
咄嗟に、マライは、ユルゲンにふるいついた。
立ち込めるような甘い女の香りに、戸惑いを覚えながら、
「ど、どうかしました」
「ユルゲン君、どこか人気のない部屋でちょっと話したいの」
そう言って、手近のドアを開けて、空き部屋に滑り込む。
ユルゲンにとって運が良かったのか悪かったのか。そこは夫婦の寝室だった。
マライは、ユルゲンの厚い胸板に自分の頭をくっつけて、項垂れてきた。
その際、男根をかすめる様にして、彼女の豊満な胸が触れる。
「ここなら誰も来ません。それで、話とは」
「同志ベルンハルト」
マライはじっと瞳を澄まして、彼を見つめた。思いなしか、その眼底には涙があった。
ユルゲンも、胸をつかれて、思わず、
「はいっ」と、改まった。
「貴方は、大変な事をしてくれましたね」
「えっ?」
「私は、貴方を、常々、弟のように思っていました。
貴方もまた、よく部下のお世話をし、部隊の為に働き、衛士としても将校としても、恥かしくないお人として、様々な信頼をうけておられます……。
どうして今、私があなたを、見捨てる事ができまして」
「ど、どういうことです。仰っしゃる意味が分かりかねますが……」
「妹さんを木原という日本人に引き渡すなんって、本当は望んでいないのではありませんか」
「ええ。じゃあ、すっかりバレてたのか」
「私は、ハイム将軍から、今回の件を事細かに伺っております。
もし断れば、状況次第によっては、この国の存立にも影響しかねないかと……」
マライは、突然、彼の手をかたく握って、
「ですから、貴方が、どうしてそんな大胆な行動を
私にも、その心の中の気持ちが、全くわからない訳ではありません」
「す、すみません」
マライの本心からの言葉に何処か、ジンと来るものがあり、ユルゲンもまたそっと
「なにを仰っしゃるんですの。貴方や妹さんを、あんな人物の為に生贄にしていいほどなら、ここへは来ません。
私は軍人としてでなく、一人の女として、日ごろの
「で、では、この俺をそれほどまでに」
「貴方のご温情には一方ならぬお世話になり、深い愛を確かめた仲です。
なんで、その間柄の貴方を、捨てられましょうか」
いつの間にか、ユルゲンはマライの事を強く抱きすくめていた。
抱きしめた時の温かくて柔らかな体も、ユルゲンの理性を失わせるには十分だった。
やや荒っぽくマライの豊かな乳房を、もてあそぶ様にして、揉みしだく。
「あぁん、ああ……」
マライは、瞼を閉じて、首を後ろ向きにして喘ぐ。
ユルゲンは両手で、マライの双丘を揉み上げた。
柔らかな感触が、彼の細く長い指を通じて脳に伝わる。
妻とは違い、
内側から、もちもちと張り替えしてくる感じは、何とも言えぬ感覚で、熱い血がたぎってきたのだ。
大事な来客の接待をしているのに自分は何をしているのだろうか。
その様に考えながら、
ユルゲンは、マライの全身から立ち昇る、成熟した女の香りに酔いしれると、スラックスの中にある男根を、即座に起立させた。
マライは、ユルゲンの太腿に手を伸ばすと、股間を撫でまわすようにして、隆起した陽物を察すると、
「あら、やだ。もうぅ……」と、ユルゲンの耳元で囁く。
「こんなに硬くなって」
「も、申し訳ありません」
ユルゲンは耳まで真っ赤に顔を染めながら、返した。
「何も謝らなくとも……私も、そういうの、嫌いじゃなくてよ」
ユルゲンの股間に手を置いたまま、言い募る。
「君も、お姉さんの私に好きなだけ
ユルゲンの胸は、誘うような言葉を受けて、いやがおうにも昂った。
「それなら、ヤウクにでも任せておけばいいさ。
こんな気持ちに俺をさせたんだ。慰めてくれるんだろうな。ええ」
「あら、大胆な事を言うじゃない。大事な客をもてなす主人の癖して」
ユルゲンは、ボタンが千切れんばかりの勢いで、折り襟の上着とワイシャツを脱ぎ捨てた。
半裸のマライとユルゲンが、寝所で愛に耽っている時、部屋の外で聞き耳をたてる者があった。
ユルゲンの副官、ヤウクで、彼等が部屋から出て来るのをじっと待っていたのだ。
すると、その時である。
どこかから、匂う様な可憐な声が、ヤウクの耳をかすめた
ヤウクが振り返ると立っていた人物は、ユルゲンの新妻、ベアトリクス。
朝より気分のすぐれぬ彼女は、外出先から、急ぎ帰宅し、早めに休もうとしたところであった。
偶然、ユルゲンたちが寝所への出入りする様を、目にしてしまう。
青白い顔をしたベアトリクスは、困惑するヤウクに対して、薄い笑いを浮かべる。
「ユルゲン、どんな顔するかしら。
ベアトリクスの笑顔には、邪悪な趣があった。
「お、落ち着いて、く、下さい。奥様」
思わず身震いするヤウクに、怒りに燃えた眼差しを見せつけながら、
「私の狐退治を手伝ってくださらない」と、意味ありげな笑いを浮かべた。
ベアトリクスの指示を受けたヤウクは、勢いよくドアを開け放つ。
咄嗟の出来事に困惑し、半裸で抱き合うユルゲンとマライの元に、急ぎ駆けよる。
「君に相談がある」と、マライが身支度を直すより早く、ワイシャツと上着を持って、半裸のユルゲンを連れて行ってしまった。
白い肌をさらしたまま、一人、夫婦の寝室に残され、呆然とするマライ。
「よろしくて」
呆然とするマライに、呼びかける声がした。
彼女に声を掛けた人物は、ユルゲンの新妻、ベアトリクス。
マライは、予想外の事態に咄嗟に、逃げることも出来ず、半裸の上半身を両腕で覆った。
「飼い犬に手を噛まれるとは、この事ね。
まったく主人の護衛を任された途端に、こんな結果になるなんて」
マライの顔を見るなり、ベアトリクスは、怒りをぶちまけた。
「本当に……」
事情をしっかりと呑み込めないまま、ベアトリクスの勢いに
「申し訳ありません」
一部始終を知られた事を悟り、色を失うマライの前に立ち、ベアトリクスは、両腕を豊満な胸の前で組む。
青白い顔色に、乾いた笑みを浮かべ、
「お話し聞かせて下さらないかしら」と、話しかけ、マライの右手を引いて、別室へいざなった。
読者の皆様へ。
済みません。
月一連載もくそ忙しくて厳しいので、掲載が遅くなってしまったことをご容赦ください。
なかなか、この後の展開が書けぬもので、中途半端な対応になってしまいました。
今後の展開に関するアンケートを実施しますので、宜しかったらお答えください。
「一笑千金」でのやって欲しい事
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三人で話し合わないか
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この女狐、許さない
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本番無しで、愛撫のみの生殺し
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どうして、エレクチオンしないのよ