ベアトリクス・ブレーメの淫靡な夢 作:雄渾
つうか、ベア様も未成年だよな。
まあ、官能小説だから、未成年の飲酒は許して(爆
その夜は、三人で食卓を囲んだ。
運転手役を務めていたユルゲンの副官のヤウク少尉は、家族での時間が必要だと遠慮して顔を出さなかった。
いつもならユルゲンの傍にぴったりとくっついていて、四六時中彼の事を補佐してくれていた。
今日も同じで、ユルゲンたちが遊んでいる間に、料理を作っておいてくれた。
ヤウクがつくった料理は、ロシアの家庭料理だった。
その豪華さに、ユルゲンは驚いた。
どれもユルゲンの好物で、手間や暇のかかる料理だった。
ボルシチやビーフストロガノフなど、牛肉という、その食材だけでも東ドイツでは用意するのに苦労するのに……
ユルゲンがシャワーを浴びてリビングに入ると、3人の食事が始まった。
すでにベアトリクスとアイリスディーナは早い時間にシャワーを浴びていたようだ。
ベアトリクスは、黒無地のサンドレスという、体を締め付けないようなゆったりとした袖なしのワンピースを着ていた。
背中や肩などが大きく露出しており、かなり煽情的なデザインであった。
薄いポプリンの布地は、二重になっていたが、ユルゲンはベアトリクスが下着をつけていないことを見抜いていた。
布地の乳房の輪郭が、ノーブラジャーであることが分かるほどの柔らかさで、艶めかしく揺れていた。
一方、アイリスディーナは、白のブラウスに濃紺のジャンパースカートだった。
両方とも薄いポリエステル製で、ブラウス越しに肌が透けて見えるほど生地が薄かった。
「いちいちうっるさいヤウクがいないと、せいせいするわ」
くつろぎの表情を見せながら言う妻に、ユルゲンは苦笑した。
たしかに世話好きの副官がいないと静かだ。
ベアトリクスは、ユルゲンと一緒にハバナクラブの7年物を飲んでいた。
トニックウォーターとスライス切りにした砂糖漬けのレモンを、ビールのジョッキに入れたものである。
タバコはおろか、酒にも一切手を出さないアイリスディーナは、酒をいかにもおいしそうに飲むベアトリクスを見て、興味を示した。
「それ、美味しいの」
「ええ、甘くて蕩けそうになるわ」
酒に興味を示すアイリスディーナ。
年端のいかない子供だと思っていたけど、いつの間にか大人になったものだ。
ユルゲンは、そんな妹をみながら、感慨深げに眺めていた。
「ちょっと飲んでもいいかな」
「私は見てないから、好きにしたら」
氷とトニックで薄めた薄めたラム酒とは言っても、酒は酒である。
30分もしない間に、二人はご機嫌様であった。
したたかに酒を飲んでいたユルゲンは、ついに、妹たちをたしなめた。
「二人とも、そんなに飲んでも知らないぞ」
「大丈夫よ。
ユルゲン、貴方が私の事をほったらかしにはしないもの」
「近頃は、だいぶ余計な肉が付いたみたいだからな。
お前の事は重くて担げないかもしれないな」
「見たい?」
「ああ、今すぐな」
「このドスケベ」
「じゃあ、よかったじゃないか」
「何が良かったか、わたしにはさっぱりりかいできないわ」
「しかし、旨い酒だ」
「どんどん、飲みましょうよ」
苦笑いしながら、酒杯をすすめたが、ユルゲン自身もその時になってかなり酔っていることに気が付いた。
「兄さんたら、いやらしいわ」
赤くなってしまったアイリスディーナは、自分から酒を盃に注いだ。
そして、氷もいれずに一気に40度のラム酒を呷った。
将来、アイリスディーナは、酒好きな女になるかもしれない。
ユルゲンはその姿を見て、他愛のないことを考えていた。
料理はおいしいし、酒も三人を酔わせたから、先ほどの奇妙な雰囲気と相まって、何時しか気分は高揚していた。
結婚して以来、このところ女への関心が非常に強くなったが、ユルゲンは自分の女運が良くなったように思えてきた。
まるで女性関係の事がすべてうまくいくような感じもしたが、その反面、怖かった。
「ユルゲン、本当はね。
私が止めなくちゃいけない立場なんだけど……
こんなところを義父様や義母様に知られたら、怒られてしまうわ」
風向きが怪しくなってきたことに、ユルゲンは動揺した。
「何を言ってるんだ。
これは俺が好きでやってることなんだから……」
ユルゲンは自分の意志で飲んでいることを示すために、全く馴染みのないラム酒の瓶を一気にグラスに開けた。
驚くアイリスディーナの前で、したたかに飲み干してしまう。
その一杯で、完全に酔っぱらってしまった。
一方のベアトリクスは、見て見ぬふりをしながら、流れが自分の都合のいい方に向かっていくのをほくそ笑んでいた。
ベアトリクスは、アイリスディーナがユルゲンの事を諦めきれていないことに気が付いていた。
なんとしても、引き離すような方向にもっていきたい。
だが下手に騒ぎ立てれば、ユルゲンの事だから激怒するし、世間に露見すれば、彼の将来どころか、自分の身も危うい。
マライの件もあるし、早急に手を打たねば、どういう展開になるかわからない。
そこで彼女は、一計を案じた。
自分がユルゲンとアイリスディーナの間に立って、二人の肉体関係を結ばせてしまえばよい。
アイリスディーナも一度抱かれれば、諦めも付くであろう。
しかも正常でない形であれば、トラウマとなって兄を避けるであろう。
それが、ベアトリクスなりに導き出した結論であった。
酔ったのはユルゲンとアイリスディーナだった。
ベアトリクスもかなり酔ったが、目的があるから酔うふりをしていた。
それに、酒へ氷を大量にいれて、トニックとともに薄めていたので、本当の酔いとは程遠かった。
アイリスディーナは、初めての酒に酔いの回りも早く、転寝するほどであった。
こうなると、あれこれ考える力は鈍化する。
アイリスディーナは、寝室に向かおうとしたが、よろついてしまう。
ベアトリクスが肩を貸す。
その実、彼女も足元が定かではない。
ようやく寝室に付いたものの、ベットに二人して倒れこんでしまった。
「ねえ、アイリス。これって思う人っているの」
「い……いませんよ」
「どうして……」
「好きな人、いませんから」
アイリスディーナは、なんとなく気恥ずかしかった。
一番気になる人物は、口に出して言えない相手である。
自分の中に抱えた感情は、決して表に出せるような者ではなかった。
「貴女なら、いろんな男が寄ってくるでしょう」
「いらした方は、みんな断りました」
ベアトリクスは蠱惑的な笑みを浮かべる。
「士官学校の時もそうだけど、ユルゲンのガードが堅いってわけじゃない物ね」
「ええ」
「じゃあ、私がセックスの手ほどきをしてあげる」
ベアトリクスは右手をのばして、アイリスディーナの太ももをそっと触れた。
アイリスディーナは、目を丸くする。
彼女は本当に驚いている様だった。
「本当に貴女は、すべすべで透けるような肌をしているわね」
ベアトリクスの掌が、アイリスディーナの太ももを滑る。
膝のあたりから、足の付け根まで一気に手が下りてくる。
ベアトリクスが首をのばすようにして、アイリスディーナの唇に自身の顔を近づけてきた。
義姉の唇は綿菓子の様で、近づけてきた瞬間、蕩けてしまいそうなくらい柔らかかった。
ベアトリクスは手のひらを少しづつ、足の付け根に滑らせる。
アイリスディーナは抵抗しなかった。
頬を赤く染めて、目を見開きながら、ベアトリクスを見るばかり。
手をスカートの裾の中に入れ、手のひらを股間にあてがった。
途端に、アイリスディーナは全身を引きつらせて反応を見せる。
「いやあぁ」
アイリスディーナは、ベットの端をつかみ、首を横に振る。
「あっ……や、やめて」
ベアトリクスは、パンティーの上から
中指の先端で、円を描くようにして、ゆっくりと彼女をなぶった。
陰裂からまるで湧き水のように、津液があふれ出てくる。
自分以上に、敏感な体の様だ。
「ああぁぁぁん」
アイリスディーナから、だんだんと漏れ出る声が甘くなってくる。
「アイリスディーナ、貴女だって、ユルゲンに抱かれたいでしょう」
「兄妹で、そんなこと……そんなことはいけない」
「だって、好きなんでしょう。ユルゲンの事が」
「で、でも……だって……」
「ユルゲンだって、貴女と愛し合いたいと思っているの。
それなのに、拒むの……」
「だって、兄さんにはベアトリクスが……ああぁぁぁん」
びくっとアイリスディーナは、体を小刻みに震わせる。
一時的な官能の境地に達したのかもしれない。
それにかまわず、ベアトリクスはアイリスディーナの陰核を愛撫し続けた。
私自身も書き上げるのにダウンしてしまったので、前後編に分けさせてもらいます。
後編は近日中にあげます。
ご感想お待ちしております。