サブヒロインが弱み握られてエッチする展開いいよね 作:アルベド族
(些細なミスなんて)くっだらねえなんだよそれ! 馬鹿馬鹿しい!
「はぁ~~……」
7月初週の朝、Dクラスの三馬鹿こと池は机に向かいながらため息をついていた。
「池君のため息の理由、見た目は美少女頭脳は大人な名探偵の僕が当ててあげよう! ずばり恋の悩みだね!」
「ちっげーよ! ……ま、海野みたいなお子ちゃまには分かんねーか」
「むー、どういうこと?」
やれやれと首を振る池、彼の中で海野の扱いは小学生女児くらいなものとして見ており、中間テストで助けて貰った事は記憶のかなたに、海野は割と軽んじられていた。
「ため息の理由なんか一つしかねーじゃねーかってことだよ。最近の佐枝ちゃん先生のことに決まってんだろ。なぁ春樹?」
「そうだよな、あのブラ無しぼいんぼいんの谷間見るのが朝の俺達の活力になっていたのによ!」
「夏なんだからもっと大胆な服着るかと思ったら急にしっかりシャツのボタン留め始めたの嫌になるぜ……ったく進化どころかむしろ退化してたらため息くらい出ちまうよ。あと俺は先生は紐ブラを着けてると信じてる派だ」
「雫も最近活動してないし! 日本の未来は暗いぜ」
欲望丸出しで朝から下らない話をしている池と山内は声が大きいせいで周りの女子から不快な視線を浴びせられているが、全くと言っていい程気にせずにさらに猥談を始めた。強メンタルである。
「明日兎くん……そんな馬鹿二人ほっといてこっち来なよ」
「そうそう、馬鹿が感染するよ」
クラスの端の方で軽井沢や篠原のグループがちょいちょいと手招きをしていた。別段彼は下ネタが嫌いなわけではないのだが、彼女達からしたら助け船のつもりらしい。
「うん! 行くー! あ、篠原ちゃんネイル変えた? すごーい可愛い! どこのサロン? 僕も行きたい!」
「流石、分かっちゃう? ……はぁ男子がみんな海野君みたいなら良かったのに、あの馬鹿達は論外」
「おいこら! 聞こえてんだよ!」
結束力は全く無いがDクラスはそこそこ平和だった。これは気付かぬところで海野が男女の緩衝材になっていることと、生活する分には困らない程度のポイントを毎月確保出来ていたことが大きい。日々、生ぬるいムードがDクラスを包み込んでいた。これには平田もニッコリ。
「おはよう、ではホームルームを始めるぞ、いつまでも女子と喋ってないでお前は早く席に戻れ!」
「ぁ痛っ!」
担任の登場、ぺしっと書類で叩かれる海野を見て、クラスは笑顔に包まれる。
実際彼はクラスの人気者だった。イケメン大嫌いの池や山内ですら海野は平田とは別の扱いとして見ていた。山内に至っては未だ海野が女である可能性を捨てきれないらしい。キモいね。
唯我独尊の高円寺や人見知りの佐倉がまともに会話するのは彼と櫛田くらいのものである。
とはいえ彼を嫌う者も皆無ではない。例外の二人、堀北と櫛田は冷めた目で彼の道化っぷりを眺めていた。
◇◇◇
昼休みになった。海野は綾小路と共に学食へと足を運ぼうとしたが、堀北に呼び止められた。
「海野君、話がしたいの、お昼ご一緒してもいいかしら」
「堀北ちゃんからお誘いなんて珍しいねー! 勿論OKだよ! 清隆もいい?」
「ああ、構わない」
「……出来れば二人っきりで話をしたいのだけれど」
「えー……、でも僕も約束したから……」
「……仕方ないわね、妥協してあげるわ」
「ありがとー!」
「……」
綾小路は苛立った。今日は週に2度しかない親友との楽しい楽しいサシのランチの日だというのに、彼女がいきなりズケズケと割って入ってきたからである。
「何? あまりじろじろ見ないで、不快だわ」
「……すまん」
だが女子に正面から文句を言える程彼の精神は強くは無かった。
てな訳で学食。
「海野君、業腹だけど貴方の優秀さは認めざるを得ないようね。私は今でも池君達は退学にした方がDクラスの為になったと思うけど、櫛田さんと一緒に過去問をクラスに配って点数の底上げをしたことと、4月の注意喚起のことだけは評価に値するわ」
「むふふ~~、やっぱ僕って可愛いだけじゃないからね!」
「……一応褒められて……いるのか?」
「本題に入るわ。私はこの不良品だらけのクラスをAクラスに上げようと思っている。それには貴方の協力が必要よ」
これを言うのは彼女の中では大きな葛藤があった。堀北は海野が嫌いである。孤高を貫いている自分とは真逆に位置するムードメーカー、考え方も甘い、なのに運動も勉強も優秀なこの男をプライドの高い彼女が嫌悪しない理由など一つも無い。そんな彼の協力を求めるなど恥もいいとこである。
だが、恥を忍んででも、Aクラスに上がる為ならなんでもしてやると、彼女はそんな風に思いながら今日海野を昼食に誘い、昼飯を奢ったのである。ちなみに綾小路には当然奢らなかった。
「あ、なんだその件? 勿論OK! 僕は可愛い女の子の頼みは断らない主義なのだ!」
「そう、賢明で助かるわ。……今後、恐らく中間テストのようにCPを上げる機会は増えていくと予想される」
「……そうだな、クラス別対抗である以上そうなる可能性は高い」
「綾小路君? だったかしら、貴方には言ってないわ、話に割って入ってこないでくれるかしら」
「……」
辛辣な堀北の言葉に綾小路は口を閉ざした。海野はドンマイっと慰めるような笑顔で隣に座る彼の肩をぽんっと叩いた。綾小路の海野への信頼度が100上昇した。
「もし今後そういった試験があったら、貴方は私の指示通りに動いて貰うわ、安心しなさい私はリーダーとして必ずAクラスに上げてみせる」
「うん、それでいいよ僕ってリーダーって柄じゃないし、堀北ちゃんの方が適任だと思うな」
「……流石ね、クラスの事がよく見えているわ」
「…………」
綾小路は黙々と定食を食べながら、会話の行く末を見ていた。色々ツッコミたい事だらけだが、クラス対抗にあまり興味が無い彼はただ黙っていた。
話は以上よとばかりに彼女は席を立った。必要が無かったら極力彼らとは一緒に居たくないらしい。
「……海野、さっきまでの会話、どこまで本気なんだ?」
「え? どこまでって……全部だけど」
「俺から見て、堀北はクラスで孤立している。求心力も発言力も無い状態でリーダーなんて任せたら試験の結果によってはDクラスは内部崩壊するぞ」
「またまた……清隆は大げさだなぁ……、はわぁ唐揚げ美味しー……!」
「……俺の分も食べるか?」
「え!? いいの!? 清隆ありがとう!」
「気にするな、俺はもう満腹なだけだ」
綾小路は難しいことを考えるのをやめた。今は親友との和やかなランチタイムを楽しむこと以外の要素は邪魔なだけである。これが青春ってやつかと彼は感極まっていた。
◇◇◇
放課後、海野は幸せの絶頂にいた。
「ど、どどどどうぞ、汚い部屋ですが……」
「ごめんね急に、海野君にも予定があるのに……」
「いやいや! 櫛田ちゃんからの相談より優先するべきことなんてないよ! これほんと!」
「ふふっ、そう言ってくれると嬉しいなっ」
「はわぁ……」
櫛田は彼の部屋に来ていた。好きな異性と部屋に二人きり、彼は緊張しまくっていた。
「あれ? 海野君ゲームとかするんだ?」
クマのぬいぐるみとか置いてある、どう見ても男子高校生の部屋には見えないような、綺麗だが乙女ちっくな彼の部屋、ぽつんとある携帯ゲーム機に櫛田は少し違和感を感じた。
「あーこれ? 山内君が2万PPで引き取ってくれって泣いて頼むからさぁ」
「あぁ、そうなんだ。やっぱり優しいね海野君は」
「そ……、そんなことないよ、……あ、このゲーム機が気になるなら櫛田ちゃんにあげるよ!」
「あ、ちょっと気になっただけだから、大丈夫!」
櫛田から見て、相も変わらず彼はデレデレだった。2万PPはDクラスにとっては大金である。それを簡単にあげれるくらいは自分への好感度が高いのだと、彼女は理解した。
これなら問題ないだろうと櫛田は判定を下し、おずおずと語りだした。
「話っていうのはね。堀北さんの事なの……、今日二人でお昼ご飯食べてたよね? どんなこと話してたのかな?」
「お昼? ああ、二人じゃなくて清隆も居たよ。うーん大したこと話してないけど……」
「お願い海野君……、教えて?」
「うん、別にいいよ、えっとね……」
彼は昼の件について彼女に話した。そしてその内容は彼女の予想通りであった。
櫛田の方針は以前より決まっている。Aクラスを目指したい堀北を妨害し、彼女を退学させることだ。
今後堀北が海野を駒として使うというなら、彼を獅子心中の虫として忍ばせ、彼女の動向を把握し、ここしかないタイミングで裏切らせる。
キモとなるのは試験内容、そして自分がどこまで海野をコントロールできるか、前者は兎も角後者は問題ない。……上手くいく可能性は高いと櫛田は踏んでいた。
櫛田がそんなことを考えている中、海野は(これはもしかして、櫛田ちゃんが堀北ちゃんに嫉妬している!)などと能天気なことを考えていた。頭がお花畑である。
「ところで海野君から見て、今後中間試験のときみたいな、友達が退学しちゃうようなイベントってやっぱりあると思う?」
「うーん、正直あると思う……。ほらこれ見て、上級生のここ何年かのCPの推移表とクラス名簿なんだけど……、やっぱり年間の学校行事とかの時にCPが大きく動いてるし、年間で何人か退学している人もいるみたいなんだよね……」
「こ、これ上級生から集めたの?」
「え? うん」
さらりと、なんでもないことのように言う彼はやはり優秀である。彼女も認めるしかなかった、こいつは駒としては申し分ない存在だと。
櫛田は基本他人を見下して生きてきた。努力も出来ないようなDクラスの馬鹿共はほとんど皆嫌いである。しかし自分より優秀な人間は馬鹿共より嫌いだった。あの告白を聞く日までは海野の事も、堀北の次くらいには目障りな存在だった。
「……あのね、海野君にお願いがあるの、海野君にしか……もう頼めなくて……」
「え? な、なんでも言って! 僕が力になるよ!」
「……うぅっ……!」
「はわわっ!?」
二人きりの部屋の中、櫛田は海野を正面から抱きしめ、彼の胸の中で辛そうに涙を流し始めた。勿論嘘泣きである。
「うっうっごめんね、私っ……今までのこと、全部嘘なの……!」
「えっ……ど、どどどういうこと?」
「堀北さんと友達になりたいって、仲良くなりたいって、ほんとは……ひっく……、全部嘘で、私ほんとは彼女にずっと、弱みを握られててっ……!」
「えぇ……!? そ、そうなの? お、脅されてるってこと?」
「違うの、脅されてはいないよ、それでも私怖いの……、私の誰にも知られたくない秘密、いつ堀北さんが皆にバラしちゃうんじゃないかって……毎日怖くて!」
「く、櫛田ちゃん……」
迫真のお涙頂戴演技だった。恋は盲目状態の彼は勿論コロッと騙された。チョロいね。
「お願い、海野君、今度……機会があったらでいいから……、堀北さんを退学させて?」
「うん分かった、退学……え? た、退学にさせるの!?」
急な話の飛躍に彼は素で驚いた。いやいくらなんでも退学なんて、人生に関わることだし、そこまではやりすぎじゃないかなぁと冷静な彼の脳は判断を下そうとしたが、すかさず櫛田は畳みかけた。
「お願い海野君……、……ちゅ」
「………………え。今」
「お願い……お願い……」
1秒未満の短い時間、顔を上げた櫛田の唇は彼の頬に触れた。好きな異性のほっぺちゅーに、冷静な彼の脳は一瞬でポンコツになった。
おまけに彼女の豊満な胸がむにむにと彼の胸板にあたっている、いやこれはあててるのよというやつだ。
「もし、堀北さんを退学にさせてくれたら、海野君にはいっぱい御礼をしたいな」
「…………お、御礼!?」
「うん、今のよりももっと凄いこと、海野君には一晩かけて私のことをもっと知ってほしいから……」
「ひ、一晩かけて!?」
直接的な表現を避けた、レベル1くらいのハニートラップ。勿論彼は、初心者用釣り堀で泳ぐ魚よりも簡単に引っかかる。
「分かった。櫛田ちゃんの頼みだもの! 僕頑張る!」
「ほ、ほんと!? 嬉しい……!」
「はわぁ……」
再度櫛田に抱きしめられ、彼は幸せそうに笑顔を浮かべていた。彼女も彼には見えない位置で、心底愉快そうにニヤリと顔を歪ませていた。ラブ&ピースである。
海野は取捨選択に関して潔かった。仮に堀北と櫛田が崖から落ちそうになっていたら、彼は真っ先に愛しの櫛田を助ける、そのくらいの状況判断は即座に出来る、ある意味冷酷で純粋な彼はこの日、クラスメイトでしかない堀北と大好きな櫛田を天秤にかけて、後者をとったのだ。
櫛田は内から湧き上がる歓喜に身震いした。1年生の中でもトップクラスに優秀である海野は完全に自分の掌の上である。自分より上の人間を下におけることに対し、彼女の歪んだ精神はひたすらに愉悦を味わっていた。これで堀北の退学の可能性も上がるのだから最高である。言うことなしである。
(うぅ~~……まずいよぉ、櫛田ちゃんは僕を信頼してくれてるのに、正直ちんちんの我慢が限界だよぉ……我慢我慢我慢!)
(ま、仮に堀北を退学にさせてもこんな童貞臭いやつに処女あげるわけないけど、流石にキスくらいはしないと納得しないかな、あーキモい……)
中々に正反対な事を考えつつ、この日の事は口外しないと約束した後、取りあえず何事もなく二人は別れた。ムラムラした彼は即座に茶柱に連絡した。
◇◇◇
「先生っ先生っ……!」
「んぁっ……♡ イィっ……♡ そこそこぉ゛……あ~~っ♡♡♡」
夜、海野の部屋に呼び出された茶柱は相も変わらず彼に犯されていた。
ベッドの上で枕に顔を埋めた茶柱の後ろから、彼はひたすらに自身の腰を叩きつけていた。
彼女の揺れる黒髪ポニーテールと大きなお尻を見ながらのバックハメは彼にとって、1日の疲れが飛んでいく最高のセックスである。
「先生好きっ……! 大好きっ……! 気持ち良いよ先生っ!」
「おぉ゛……♡ おっ……♡ そこ駄目っ……♡ あっあっあんっ……♡ 激しいっ……イクからっイクから駄目ぇっ……♡」
「イこっ、佐枝っ! 佐枝っ佐枝っ佐枝っ佐枝っ……!」
「あぁ゛ん……名前呼ぶの止めてぇ……♡ 好きになっちゃうからぁ……あっあっ♡ おねがいぃ止めてぇ……♡」
「そろそろ僕も射精るよ佐枝っ……! 一番奥で濃い精子出すよっ!」
「んっんんっ……♡ 中らしっ……♡ 中らし来るっ……イくっ♡ 一緒にイくっ……♡」
「うぅっ……射精るっ……!」
どぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅっ……♡
いつものように、彼女の膣内に大量に流し込まれる精子がその熱を伝える。相手に遠慮のない生中出し、彼はもうこれが癖になっていた。
「ん゛っひぃぃ゛ぃっ……♡♡♡ イっぐぅっっ……♡♡♡」
「おっぉ……めっちゃ濃いの出てるっ……やっぱ先生のイキまんこの締めつけ凄っ……!」
「あ゛~~っ♡♡♡ あぁ~~……♡」
びくんびくんと彼女の身体は痙攣する。最初の頃以上に彼女の肉体は彼専用の肉穴としてだいぶ仕込まれていた。
彼と肉体関係を持って早1カ月余り、ベッドの上での茶柱はもう普段のクールな面影の欠片も失っていた。
だが、決して彼女だけが悪いと言う訳でも無い。強いて言うなら取り巻く環境が悪かったのかもしれない。
「ふー……、茶柱先生、気持ち良かったよ、先生はどう?」
「あ……♡ 名前……名前は……?」
「ん~~? 気持ち良かった? 佐枝?」
「あぁ……♡ ……気持ち良かった♡」
「ふふっ……、素直になれたね? 可愛いよ佐枝……」
海野は耳元で囁くように茶柱を褒めながら、彼女の頭を優しく撫でた。
彼に撫でられる度に茶柱の心臓がきゅきゅきゅーんっと高鳴る。
「あ……♡ 海野……♡」
「どうしたの?」
「キス……、してほしい……♡」
「いいよ、んっ……」
「んむっ……♡ 私も……んっ……ほんとはお前のことが……んっ♡ ちゅ……♡」
茶柱は孤独だった。彼女自身は負担に感じていないつもりだがDクラスの担任というのはストレスも溜まる。生徒だけでなく、周りの教師からの目も厳しいものであるからだ。
そんな状況だったから、心のどこかで彼女は誰かに寄り掛かったりとか、誰かに甘えたりとか、そういうストレス発散がしたかったのかもしれない。
最初の頃は多少は彼との性交渉に対し、抗う気持ちもあった。しかし最近の茶柱は彼との性交渉も、彼に甘えることにも、完全に慣れてしまっていた。
「ちゅっちゅ、佐枝、次はどうされたい?」
「んっ♡ ……聞かなくても、分かってるだろ……?」
「駄目、佐枝の口から言って……」
「……しょ、正面から、お前の顔見ながら、……恋人みたく、抱いてほしい……♡」
「了解、ラブラブイチャイチャ恋人えっち一丁お任せあれ!」
彼女の心の中で、いくつもの言いわけが飛び交う。これはどうせセックスすることになるなら、優しくして貰った方がいいから彼を誘導しているだけだ。こんなのは自分じゃ無い、茶柱佐枝じゃない。いや、Aクラスに上がる為に仕方なく股を開いているだけだ。違う、これはただのストレス解消だ。
彼と私は生徒と教師だぞ、歳の差だっていくつだと思ってる。馬鹿な、違う、私はこいつに本気の恋をしている訳じゃない。
そんなことを考えつつ顔を赤くしながら、完全に目が♡マークになっている茶柱の上に彼は覆いかぶさる。ゆっくりめピストンの恋人繋ぎ正常位をする気らしい。
先ほど出した白濁液が穴からとろりと漏れている彼女の股ぐらに、彼の肉棒はぬちゅぬちゅと擦られた後、その入り口にじっくりと挿入されていく。
ぬぷぷぷぷっ……!
「んぁっ……♡ また……来た……♡ おっきいぃ……♡」
「佐枝……! はぁ……はぁ……佐枝ぇ……!」
「んっんっ……♡ 明日兎っ……♡ 明日兎……♡」
茶柱の目の前には、女子にしか見えない絶世の美少年が、ひたすら切なそうに、彼女を求め、気持ち良さそうに腰を振っていた。その姿を見るだけで、茶柱の心に温かい悦びが満ちる。
彼女はもう自覚するしかない、あの失恋以降は女を捨てたと思っていた自分、それが今は目の前のオスに完全にメスとして呼び起こされてしまったことを。
「明日兎っ……♡ キスしてくれっ……♡ 胸でも……どこでも、私に明日兎を刻んでくれっ……♡」
「はぁはぁっ……、いいけど、いいの? また胸元隠さなきゃならなくなるけど……」
「そ、そんなのいいっ……♡ いいからっ……♡ マーキングしてっ……♡ 私が誰の物かっ……♡ 刻んでぇっ……♡」
「ん~~っちゅ……ん~~おっぱい柔らか……、ちゅっちゅ」
「あぁ~~っ……♡ す……好きなんだ……あぁっ♡ ……好きっ、好き好き好き好きっ♡ もう私っ、お前じゃなきゃ駄目なんだ……♡」
「ちゅむ……、僕も好きだよ、ちゅっちゅ」
「んむぅ♡ んっ♡ んんん~~っ♡♡♡ もっと言ってっ……♡ もっと私をっ……♡」
結局のところ、高度育成高等学校、この実力主義の高校に入学する人間のほとんどは、誰かに認められたり、褒められたり、好意を向けられたり、そんな欲求を持っている人間が非常に多い。そしてそんな人間からすると、掛け値なし打算無しの純粋な褒め言葉をぽんぽん吐く海野明日兎という少年はまさに特効だった。
これが完全に無能で容姿が悪い奴ならともかく、両方を兼ね揃えた彼の言葉にくらりと来ない女はいないのである。勿論茶柱もその一人である。
「佐枝っ好きだよっ……! また膣内に射精すからねっ、愛してる佐枝に生中出しっ……!」
「あっあっ……♡ 出してぇ……♡ 孕みたいっ……♡ 卒業まで待つからっ……♡ 明日兎の赤ちゃん仕込んでぇ゛……お゛ぉ~~っ♡♡♡」
「うっ……佐枝、射精るっっ……! 」
「っっ~~♡♡♡ あぁあ゛~~っっ♡♡♡」
夜、激しい絶頂の声が部屋に響く。
どぴゅっどぴゅっどくどくっ……! 相も変わらす濃くて量も多い彼の精子が茶柱の一番奥に勢いよく排出される。
以前は嫌でしょうがなかったその熱が、ただただ嬉しく、そして愛おしく彼女は感じていた。
「ふぅっ……あ~~、種付け気持ちぃ~~っ」
「すっ……好きだっ……♡ ……好きだ……好きだ♡」
「あ~~っやば、まだ出る、ううっ……!」
快楽に脳を染められながら、茶柱は目の前の彼をもう生徒の一人として見ることは出来なくなったことを完全に認めた。歳の差はそこそこ離れているが、常識的な範囲にはぎりぎり収まっていると彼女は思っている。
その後も、何回かラブラブ交尾をしつつ、裸で一緒の毛布にくるまれた男女二人のピロートークが始まる。
「明日兎……、正直に言ってくれていい……、私はお前にとってなんだ? ただの担任、いや性処理道具……か、それとも少しは女として見てるのか、教えてくれ」
「え? 僕好きな女の子としかセックスしないよ? 女として見てるに決まってるじゃん」
「そ、そうなのか……、それは……良かった」
「変な佐枝ちゃんだなー……もう」
海野はどんな爆弾を言うか分からないとこがあったので、その返答は茶柱を心底安心させるものだった。
心臓の鼓動を早くしながら、初めての告白をする生娘のように緊張しながら、茶柱はごくりと唾を飲み込んだ後さらに続けた。
「もし……、もしお前がAクラスで卒業したら、私の身体、いや残りの人生全てをお前に捧げてもいいと思ってる。……お前はどうだ?」
それは、彼女からしたら本気の勇気が必要な、遠回しのプロポーズだった。少なくとも彼女はそう認識していた。
「え!? それAクラスで卒業したら茶柱先生と結婚出来るってこと!? そ、そんなの嬉しいに決まってるよ!」
「お、お前な……、私が遠まわしに言ってるのに……。茶柱先生か……生徒と教師なんだよな、私達は」
「そんなの愛さえあれば関係ないよ! じゃあ卒業したら佐枝ちゃんは海野先生にしてあげるね!」
「ふふっ……あはははっ……!」
「笑うとこ!?」
もしかしたら自分は彼に騙されてるのかもしれない。そう思いつつも、茶柱はそれはそれで構わないと思い始めてきた。
どの道他に好いてる男が居る訳でもないし、誰かに想いを寄せられてる訳でも無い。この性欲猿に捨てられたらその時はその時である。
「またいつでも呼べ、可能な限りは処理してやる」
「うんっっ! いつもありがとう先生! 好き~~っ」
「おい、もう今日は終いだろ、胸を揉むな胸を!」
「でへへ~~っ……おっぱい好きぃ」
「んっ……♡ ほんとに仕方のないっ……♡ 奴だっ……♡」
どう考えても未成年なんちゃらとか犯罪に抵触していそうな二人だが、中々爽やかにベッドでいちゃいちゃと楽しそうである。今日もこの高校は平和だ。
そんな感じで、朝、昼、放課後、夜と、なんか色々濃い1日だったことに幸せを感じつつ、海野明日兎はすやすやと寝始めた。
今日も1日お疲れ様、おやすみぷんぷん。
長すぎたから中途半端で切った。
テンポ重視したいのに削りにくいんよなぁ。
なんかたまにランキングとか入っててモチベは上がったのですが、いかんせん暑すぎるんだよ。シンのせいかこの異常気象は。
皆もきちんと教えに従って罪を償いきれよ。