「私マッサージ得意なんだ。今度マッサージしてあげるよ
そう私に言ったのは同じクラスの女の子の
クラスメイトみんなに笑顔で話しかける明るい子で、人見知りな私にも毎朝笑顔で挨拶をしてくれる。
髪は栗色、胸の下まであるロングヘアーで、目はクリっと大きく人懐っこさを感じる顔だ。
背が140㎝と低く、その割に胸は少し大きめかな。ぴこぴこと擬音がつきそうな動き、動物に例えるならリスみたいな感じ。
「え……マッサージ? えーっと……ど、どうしよ」
私は正直戸惑った。
(人見知りの私にはそんな事を頼める友達は他にもいないけど)
あ、これは社交辞令ってやつなのかなと思った瞬間、
「
さっきまで
「私、人にマッサージするの大好きなんだ。私のマッサージで気持ちよさそうにしてる人の顔見るの大好きなの。いいでしょ
そして日曜日
結局、
急にこんな事になって最初は戸惑ったけど、今日のマッサージは少し楽しみにしていた。
肩が重いのは本当だったし、先日の
でも、なんで私なんかにこんな良くしてくれるんだろう。そんなにマッサージが好きなの? それとも純粋に善意? 良心がチクリと痛む。
実は……私の胸はサイズ105㎝・Hカップある。結構重い。
身長は156㎝、髪はセミロング。体は太いわけではなく多分平均的な感じ(おしりと太ももはほんの少しだけ太い気がする。ほんの少しだけ)
とにかく胸だけが大きく成長してしまった。
肩こりの本当の原因は勉強じゃなくてこの大きな胸の重みだった。
そんな事を考えながら歩いてるうちに
「な、なんだか緊張する」思い切って玄関のチャイムを押す。
ピンポーンと可愛らしい音色のベルが鳴った直後、待ち構えていたかのように
「はーい! 待ってたよ
ドアが開くとそこには、袖がひらひらとした可愛いデザインの白いTシャツに、5分丈(膝上までの長さ)の黒いスパッツを身に着けた
綺麗に整ったリビングに通され、私は緊張しながら勧められた椅子に座った。
「紅茶でいい?」カップを取り出しながら訊ねる
「あ、私は……いいよ。のど渇いてないし」
(マッサージ中トイレに行きたくなったら恥ずかしいし、あまり水分を取らないようにしておきたいな)
そんな事を考えていた私に
「じゃあ、さっそくマッサージ始めよっか。いっぱい気持ち良くしてあげるね」
いつもと同じように笑っているはずの
じっとりと湿気を帯びたような視線。気のせいかな。