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私はティセ、ティセ・ガーランド。
ハジメ様に仕える眷属にして暗殺者だ。
普段は暗殺者として、ハジメ様の障害となる存在を排除するのが私の役目。
でも、時折ハジメ様に甘えられるのはとても嬉しい。
「ふぅ…」
今日一日の仕事を終えて、私はお風呂に入るために脱衣場に行く。
服も下着も脱ぎ捨てて、生まれたままの姿になる。
「…うげうげさんも一緒に入る?」
私は肩に乗ってる手のひらサイズの蜘蛛、うげうげさんに声を掛けた。
前足を器用に使って入ると言ってくれた。
ふふっ、かわいい♪
でもうげうげさんは蜘蛛だから、そのまま湯船に入れるとお湯で流されちゃうから、風呂桶にお湯入れておかないとね。
そうして私とうげうげさんは一緒にお風呂に入った。
気持ちいい……。
私は目を瞑ってお湯に浸かる。
あぁ~生き返る~。
ここのお風呂はハジメ様曰く、グシオン家が元々源泉を掘り当てたことがあって、その土地を買い取ってこの屋敷を建てたんだって。
だからすごい効能があるらしい。
疲れも取れるし、病気や怪我によく効く温泉なんだとか。
それに、最近は私たちのために良い香りのする入浴剤とかを買ってくれてるから、本当に癒されるよ。
「ふにゅ〜♪」
私は普段は誰にも言わないような腑抜けた声を漏らす。
すると、うげうげさんが何か言いたそうに、風呂桶から出て私の頭を撫でてくれた。
まるで今日も一日お疲れ様って言ってくれてるようだ。
ありがとうと伝えたいけど、口を開くとまた変な声が出てしまう。
だから私は代わりに笑みを浮かべた。
うげうげさんにはそれが通じたのか、満足そうな顔をして、風呂桶の中に戻る。
それからしばらく目を閉じて物思いに耽る。
…ハジメ様の眷属になって思ったけど、本当に色んな眷属がいるんだなぁ。
ベンニーアさんは死神と人間のハーフだし、キャロさんは黒龍を操るし、錬金アーサーさんに至っては平行世界から来たかの名高い騎士王だ。
それに最近仲良くなったレインさんは情報収集を生業としてる解析屋で、相手の動きを神器で先読みして計算してる。
他にも黙示録の獣の写身や竜の妖精などもいる。
そしてそういう眷属たちを見てはっきりした。
やっぱりハジメ様の暗殺を諦めておいて良かったと。
だって、元々気乗りのしない暗殺依頼でハジメ様に近づいた結果返り討ちにあってそこから眷属になったようなものだもん私!
それに皆悪い人じゃないし、私も何か仕掛けようなんて全く思わないけど、皆強いオーラ出まくりなんだよ!
特に黙示録の獣の写身のドラコーさんに絡まれた時なんか、もう私冷や汗すごかったもん!
そんな人たち相手に暗殺とか絶対無理だよぉー!!
いや、例え暗殺じゃなくても、搦め手だろうが正面からだろうが、無理!絶対無理!
例え誰かに脅されたり大金を渡されても絶対に断る自信ある!
むしろあの人たちを敵に回した瞬間にその場で失禁しながら命乞いをするレベルだと思う……。
暗殺者としてこれまで数々の暗殺を熟してたから、周りは私のことを最強の暗殺者って言うけど、それは違うと思う。
私が最強だったら今頃レヴィアタンのような四大魔王クラスとは互角に渡り合えてると本気で思うし……。
ただ、一つだけ胸を張って言えることがあるとすれば……、私はハジメ様の眷属になれて幸せだという事だけだ。
だって、ハジメ様は返り討ちにした私と、うげうげさんを殺さないで見逃してくれた。
それどころか、眷属にして欲しいと言った私を受け入れてくれて、優しく抱きしめてくれた。
その時に感じたのは、心の底からの安堵感。
この人の傍にいればきっと大丈夫という安心感。
ハジメ様と一緒にいるだけで私は強くなれるような気がする。
それに、眷属になるための契約で、私の体を抱いてくれた時のハジメ様はすごくカッコよかった。
私みたいな女でもドキドキしてしまうくらいに……。
思い出すだけでも顔が熱くなる。
あぁ……、ハジメ様、ハジメ様、ハジメ様~♪
ハジメ様の事を考えていると、自然と体が疼き始める。
うげうげさんはお湯の中で気持ちよさそうに眠っていた。
私は自分の胸と秘所に手を伸ばす。
ハジメ様の眷属になってからというもの、私はハジメ様のことを想うといつもこうなってしまう。
いけないことだと思いつつも、どうしても我慢できない。
「んっ……あっ……」
ハジメ様は私よりもずっと年上で、男の人なのに、何故か私は彼に抱かれる想像をして自分を慰めてしまう。
こんなの変態だと自分でも分かってる。
だけど、一度火のついた体はもう止められない。
いつの間にか指の動きが激しくなる。
頭の中ではハジメ様に組み敷かれて、滅茶苦茶にされている妄想までしていた。
「ハジメ様、ハジメさまぁ、好き、すきぃ!」
ハジメ様に名前を呼ばれるたびにキュンとする。
そのせいか、触ってる乳首が硬くなり、秘所もお湯の中なのにヌルッとした愛液で溢れていた。
あぁ、気持ちいい。
このままイキたい。
そう思いながら、私は頭の中でハジメ様の声を脳内再生する。
『ティセ、お前の全部を見せてみろ』
「ああぁ、ハジメ様、恥ずかしいです♡」
私は顔を真っ赤にして喘ぐ。
まるで本当にハジメ様とセックスしているかのような気分になっていた。
「ハジメ様ぁ、好きです、大好きでしゅぅ!だからもっと、もっど激しく犯じでぇ!!」
呂律が回らない。
頭の中が快楽に染まっていく。
そして、その時が訪れた。
「イク、イッちゃいます、ハジメしゃま、あ、ああ、ダメ、イグゥウウッ!!!」
絶頂と同時に、全身に電流が流れるような快感を感じる。
視界がチカチカと明滅し、頭がボーっとしてきた。
すると視界にお風呂場の鏡が入った。
「…♪」
私はあることを思い付いて、湯船から上がり鏡の前に立つ。
そこには生まれたままの姿の私が映っていた。
白い肌は温かいお風呂でほんのりとピンク色になり、膨らみかけの小さな胸の乳首が立って、股間からは甘い蜜が垂れている。
そして何より目を引くのは、濡れた髪が張り付き、蕩けた表情を浮かべてビクビク痙攣してる私自身だ。
その姿を見て、私は興奮した。
もう止まれない。
むしろ、ハジメ様にこんな姿を見られれば、何というのだろうかと、頭の中で妄想している。
『ふふっ、ティセはエッチなんだな』
そんな風に言われ、頭を撫でられるところを。
それがまた私の体を熱くさせる。
「あはっ、ハジメ様……」
私はもう一度、今度は後ろから突かれているような姿勢で自慰を始めた。
片手で鏡に手を付けて、もう片方の手を秘所に持っていきながらお尻を突きだす姿勢だ。
「あっ、これ、すごい……んんっ!」
自分の一番感じる部分を擦り付けるようにして刺激していく。
それだけで腰が砕けそうなくらい気持ち良かった。
あはっ、ハジメ様のおちんちんだぁ♪
私の脳裏には、ハジメ様の大きなものが入ってくるシーンを想像する。
私の小さな穴では入りきらなくて、それでも無理やり入れようとして、奥の奥まで突き上げられる。
「はぁ、はぁ、ハジメ様、好き、好きなんです、だから早く私の中に出してくだひゃい!」
その度に、指を入れてる秘所からグチュッグチャッと水音が響く。
あぁ……もうだめ……。
意識が飛びそうになる。
でもまだ足りない。
もっと欲しい。
もっともっと……!!
「ハジメ様、ハジメさまぁ……あはぁ、イクぅうううううう!!!!!」
ぷしゃぁあああっ!
勢いよく吹き出す潮がお風呂場の床を濡らす。
それと同時に、私は二度目の絶頂を迎えたのだった。
「はぁ……はぁ……」
肩で息をしながら、私はお湯で飛び散った潮を流す。
絶頂を迎えた後の私には、オナニーした後の特有の気怠さと、虚しさがあった。
あれだけ気持ち良かったのに、どこか物足りなさを感じてしまう。
それはきっと、ハジメ様に抱かれたいという欲求が満たされていないからだ。
私はうげうげさんを連れてお風呂場を出て、バスタオルで体を拭き、パジャマを着て部屋に戻り、そのままベッドに先程の快楽とその後の空虚の虚しさを抱きながら眠りについた。