また活動報告のリクエスト募集も続けてますので、皆様のリクエストをお待ちしております。
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私はレイン、解析屋にしてハジメさんの眷属だ。
解析屋として、あらゆる情報を集め、それを解析することが仕事だ。
それで、今回私は、錬金アーサーさんに話を聞くことにした。
理由としては、彼女は平行世界から来た、かの名高い騎士王だからだ。
彼女のいた世界では、どのような生活をしていたのか、興味があったからだ。
なので、屋敷の図書室にいる錬金さんに話を聞くことにしました。
錬金さんはすごい歴史マニアで、目をキラキラさせながら歴史に関する本を片っ端から読み漁ってました。
「ふぅー……」
錬金さんは一息つき本を閉じるとこちらを向きます。
「どうしたんですか?
私の話が聞きたいなんて?」
「はい、錬金さんの世界について詳しく知りたくて」
「私がいた世界、ですか?」
「はい、何でもこの世界とは違う世界から来たと聞きました。
それに興味があって、こうして話を聞きに来たんです」
「なるほど、そう言うことならお話ししましょう!」
それから私は、錬金さんがどんな世界で過ごしていたかを聞いていきました。
錬金さんがいた世界では、様々な形の聖剣エクスカリバーがありました。
本来なら、大昔に引き抜かれたエクスカリバーはこの世に一本しかないのに、錬金さんの世界では何と百万本あって、それを引き抜いた百万人が、アーサーの名を冠していたという。
当然、錬金さんもその一人で、彼女の持つハンマーがそれだ。
だけど、百万本もあるエクスカリバーの力は強大で、錬金さんたちがいる未来を歪めてしまうから、過去に戻ってエクスカリバーを全て叩き折って未来が歪まないようにしようとした。
時間移動装置で過去に遡行したが、その時に装置の誤作動で錬金さんだけが過去ではなく、この世界に来てしまったらしい。
本来ならサポーターの妖精もいたが、どうやらその時に逸れてしまったので、この世界に錬金さん一人でいるような状態だそうだ。
「……という訳です」
錬金さんの話が終わったようだ。
とても興味深い話でした。
特にエクスカリバーについては驚きですね。
まさか、エクスカリバーが百万もあって、それらを引き抜きアーサーの名を冠した百万人の人たちがいて、錬金さんはその一人なんですから。
「あの、質問いいですか?」
「何ですか?」
「錬金さんは確か、過去に戻って、未来を守るためにその百万本のエクスカリバーを破壊するのが本当の仕事なんですよね?
今となっては過去に戻ることができず、こうして平行世界であるこの世界に来てしまったわけですが、元の世界に未練はありますか?」
私は気になったので聞いてみることにした。
すると錬金さんは少し考えて答えを出してくれた。
「う~ん……
ないと言ったら嘘になりますけど、後悔はないですよ! だって、この世界に来てからも面白いことがいっぱいありましたから!」
「そうなんですか?」
「はい、ハジメ様のようなお方の眷属になって、女としての喜びも味わえましたし、それに……」
「それに?」
「元の世界に帰ることに関してはまだ諦めてませんが、もし帰れたら、皆さんに言いたいんです。
私に好きな人ができたって、だから私はこの世界で生きていたいんだって!」
錬金さんは満面の笑みを浮かべる。
「レインさんは、ハジメ様のことどう思ってますか?」
突然そんなことを聞かれたので私はドキッとする。
ハジメさんの事か……。
最初ハジメさんに後ろ盾になってもらうために眷属にさせてくれたけど、私の全てを愛してくれた。
正直、あの人のことを考えるだけで私の女として本能が疼いて、同時に今履いてる下着が濡れないかって心配になるくらい興奮してしまう。
こんなにも私を夢中にさせるんだから、責任を取ってほしいものだ。
でも、ハジメさんには恩義があるから、あまり無茶なことはできないんだよねぇ。
「そうですね……
大好きですよ」
「やっぱり! じゃあ、私たち似た者同士ですね!
同じくハジメ様の眷属でもありますから!」
「ふふっ、確かに似ていますね」
「はい、これからよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、よろしくお願いいたします」
私たちは握手を交わしてお互い笑い合う。
そして、しばらく話した後、私は錬金さんから聞いた平行世界の情報をまとめるために図書室を出て行った。