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教会の闇に関する仕事は未だに続いていた。
その事もあり、ミカヅキとキスショットが次に訪れたのは、フランス。
イギリスでの教会の事について調べ終えた彼らが次にフランスでの教会の事を探り始めたのだ。
「にしても、放浪の旅がすっかりと世直しの旅みたいになったのぅ」
「あぁ、本当に面倒だ」
キスショットの言葉にミカヅキが応える。
二人は今、フランスのとある田舎町に来ていた。
教会に関しての情報を得る為に訪れた場所だったのだが――。
「しかし、ここまで平和だとなぁ」
「そうじゃのう。もうちょっと荒くれ者でもいそうなもんなのに、こんなところまで来て何もないとはのぅ」
ミカヅキ達は暇を持て余していた。
キスショットからすれば、こういう場所は退屈以外の何物でもないらしい。
「それで、これからどうするつもりじゃ?
こんな田舎町に教会の闇などあるのか?」
「さぁな。
元々は放浪しながら、偶然でしかない。
まぁ、最近になって、新しく来た住人とかいれば、もしかしたら2Bの妹が見つかるかもしれないからな」
今はミカヅキの領地で怪我を治している2Bに変わって、彼女の妹を探している。
教会の闇に関しても、あまり興味のなかったミカヅキは、それよりも自身の眷属の家族の保護の方が優先だった。
既に崩壊した教会では、2Bの妹だと思われる死体はなく、連れ攫われたかもしくは逃げた可能性があった。
その事もあって、様々な場所で捜索している中で、今回はこのフランスでその妹を探そうと思ったのだ。
「にしても、お前さんが探しているのは2Bの妹のようじゃが、どんな奴なのかのう?」
「どうやら白髪の長い髪で、小学生ぐらいの女の子らしい」
「ふーん」
2人は街を歩く。フランスの街並みは美しく、そして活気があった。
多くの人々が行き交い、賑わいを見せている。
「この街も綺麗になったもんじゃなぁ~」
キスショットが感慨深げに呟いた。
吸血鬼にとっては人間の文明の発展など興味はない。
だが、放浪の旅を続ける内に興味が湧いていた。
それはミカヅキも同じだった。
「あっ、マスター!!」
「んっ?」
聞こえた声、それと共にミカヅキ達は振り返る。
「ブラダマンテか」
「お久しぶりです、マスター!」
そこには金髪の少女が立っていた。
青い瞳に整った顔立ち、スタイルの良い身体つきをした少女だ。
彼女はブラダマンテ。
ミカヅキの眷属の1人であり、少し前に別行動をしていた1人だった。
「ブラダマンテよ。
そっちはどうじゃった?」
「いやぁ、それが全然駄目ですね。
どこを探しても、あまり情報はなかったです」
「やっぱりか」
「どうやら私達が来る前に、ここの教会からは人が消えていたみたいです。
恐らくは既にマスター達の動きを察して、いなくなったみたいです」
「いなくなった?
悪魔を敵視しているあいつらが?」
キスショットは怪しむように言う。
教会は悪魔の敵である。
そんな存在が、自分達が調べようとしているのに、黙って見過ごすとは思えなかった。
だが、現実としていない以上、そうなのだろう。
「えぇ、とりあえず、これからどうします?」
「まぁ、これ以上は俺達では調べられないしな」
ミカヅキが言うと、キスショットは少しだけ考える。
「まぁ、これ以上は無理じゃろうな。
それに、ミカヅキ。
そろそろ春休みが終わるんじゃないか」
「あぁ、そうだったか」
キスショットに言われて思い出す。
確かに、もうすぐで春休みが終わり、新学期が始まる時期だった。
「それは大変です!
マスターっ、急いで日本へと帰りましょう!!」
「えぇ」
ブラダマンテの言葉にミカヅキはため息を吐く。
「仕方ない、まぁあと数日はあるからな。
ゆっくりと、日本に帰るとしますか」
ミカヅキはそう言って、ブラダマンテと合流し、日本へと向かっていく。
登場するヒロインは
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ロイガン・ベルフェゴール
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キスショット
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妖精騎士ガウェイン
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アルトリア・ペンドラゴン
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ブラダマンテ
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ナイチンゲール
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長尾景虎
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マシュ・キリエライト
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ニキチッチ
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巴御前
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玉藻の前
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ミラ
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ウィズ
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2B
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クレア・ヴィクトリアス
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カリオストロ