ミカヅキはその日、駒王町にある神社に訪れている。
そこにはミカヅキと同じ上級悪魔であるリアス・グレモリーの女王である姫島朱乃がいる。
だが、今回、彼が訪れたのは、その人物に会う為ではなかった。
「ナイチンゲールやマシュの次にあいつに会わないとな」
ミカヅキはそのまま、手に持った土産袋を片手に、その神社の階段をゆっくりと歩いていた。
「本当に会うのか」
そんなミカヅキに対して、苦い顔をしながら尋ねるキスショット。
「そりゃ、会うよ。
あいつも俺の眷属だから」
「眷属ねぇ。
だとしても、会う必要はあるのか?」
そうしている間にも、とうとう神社に辿り着く。
「おーい、玉藻は「ご主人様ぁぁ!!」んっ」
そう、ミカヅキが言うと共に、青い影がミカヅキに抱き締める。
子供のような体格も相まって、ミカヅキを覆い被さる形になっている。
その人物は露出が多めの青を基調とした着物を身に纏っていた。
その狐の耳と尻尾を持った半人半獣の女性は、甘い声でミカヅキに抱き締めていた。
「久し振り、玉藻」
「はい、あなたの良妻の玉藻ですぅ♡」
そう言いながら、キスショットに見せつけるようにミカヅキを抱き寄せる。
そしてキスショットに挑発的な視線を向ける。
キスショットはその視線を受け流すと
「はぁ、まったく。
これだから淫乱な狐は、公共の場でもよく言うな」
「何やら、下品な吸血鬼がいますねぇ~。
そんなんだからモテないんですよぉ」
「余計なお世話じゃ!! そもそも、お前こそ何でここにいるんじゃ!?」
「私はご主人様の妻として当然の行動をしているだけですわよ?」
「妻?
こいつには婚約者がいるのに、そう言うか。
まぁ、略奪の獣らしいな」
「そういうあなたは、そのご主人様と無理矢理行為を行っているようですが?」
「こいつと儂は主従関係ではあるが、同時に主は儂の物だ。つまり、こいつは誰にも渡さん」
「独占欲が強いんですね?」
「ふんっ、お主に言われとうはないわ!」
ミカヅキの左右で喧嘩を始める二人。だが、それも長くは続かなかった。
玉藻の前が突然、真剣な表情になり、キスショットを睨み付ける。
キスショットもその玉藻の態度に気づき、玉藻の前に鋭い視線を送る。
ミカヅキは何事かと思い、二人の会話を聞くことにした。
「それで、何の用ですか? こんな所まで来て」
「貴様に話すことなど何もないがな。
ほら、主」
「あぁ、そうだった。
玉藻、これ旅からのお土産。はい、どうぞ」
ミカヅキはキスショットに促され、玉藻の前にある物を渡す。それは小さな木箱であった。玉藻はそれを大事に受け取ると
「ありがとうございます、ご主人様。良かったら、お茶でもどうですか?
あっ、キスショットさんはもう帰っても良いですよ」
「それを許すと思っているのか」
玉藻の前の誘いに対し、キスショットは敵意を剥き出しにする。
だが、玉藻の前は気にする様子もなく、ミカヅキを抱き締めて、そのまま神社へと連れ込む。
「なっ貴様!!
主を離せっ!
って、うわっ面倒くさっ!
呪術の結界を張って、侵入を防いでるって!!」
キスショットはミカヅキを連れて行こうとする玉藻の前からミカヅキを取り返そうとするが、玉藻の前はキスショットに対して呪いをかけることで、キスショットを足止めした。
キスショットは玉藻の前の張った呪縛の術により、その場から動けなくなる。そしてミカヅキは玉藻によって、神社の中へ連れて行かれた。
登場するヒロインは
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ロイガン・ベルフェゴール
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キスショット
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妖精騎士ガウェイン
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アルトリア・ペンドラゴン
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ブラダマンテ
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ナイチンゲール
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長尾景虎
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マシュ・キリエライト
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ニキチッチ
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巴御前
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玉藻の前
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ミラ
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ウィズ
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2B
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クレア・ヴィクトリアス
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カリオストロ