※この作品はR-18です。

バルバトス家の風来坊   作:ボルメテウスさん

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眷属枠も残り1人となりました。
見直してみると、FGO枠が多くいると思ってしまいました。
今週の日曜日までも、入れ替わりを行いながら考察して、決定したいと思います。
まだまだ皆様の応募、お待ちしています。


錬金術士との出会い

「別に。

 

ただメフィストの奴に渡されてやばい錬金術を渡さない為よ」

 

そう真面目な表情でミカヅキを睨む。

 

「そっか。

 

だったら、お前が渡しても大丈夫な奴をくれ」

 

「はい」

 

「おい」

 

それと共にミカヅキが出した提案に、キスショットは勿論、カリオストロは思わず驚いて、声を出す。

 

「おいおい、ミカヅキ。

 

なんで、そんな事を」

 

「だって、俺達が頭悪いのは仕方ないだろう。

 

だったら、頭の良い奴に選んだ方が良いだろ」

 

「おいおい」

 

その言葉にキスショットは呆れたように首を振る。

 

「あら、そんな事を言っても良いのかしら?

 

あーし、こう見えて詐欺師だったのよ」

 

そう挑発するように笑みを浮かべるが

 

「そうかもな。

 

けど、お前頭は良いけど、それと同じぐらいに良い奴そうじゃん」

 

「もしかして、それがあーしを信じる理由」

 

「そうだけど」

 

そう、ミカヅキは特に気にした様子はなく、言う。

 

しばらく包まれる沈黙。

 

やがて、それを破ったのは

 

「あはははっ、なにそれ、あーしが頭が良くて、良い奴だけで信じるなんて、君、馬鹿じゃないの」

 

「まぁ、馬鹿は否定しないけど」カリオストロは大きな声で笑いながら、ミカヅキの言葉を否定する。

 

「あーしは詐欺師よ。

 

それも大掛かりな詐欺師よ」

 

「だろうな。

 

まぁ、それでも俺にはお前が良い奴に見えるから、とりあえず信じたくなるんだよ」

 

「本当に変わった悪魔君ね。

 

けど、良いわ」

 

そう言いながらもカリオストロはミカヅキに近づく。

 

「良いわ。

 

素直な悪魔君に褒められたら、カリオストロお姉さんが力を貸さない訳にはいかないわ。

 

それじゃ、少し待っていなさい。

 

到底悪用されないような奴を集めるから」

 

カリオストロはそう言うと共に家の中にある資料を集め始めた。

 

先程までミカヅキ達が苦戦していた資料を次々と読み漁り、同時に分けていく。

 

そのスピードは凄まじく、ミカヅキやキスショットが手伝おうと思っても、とてもではないが、手伝えない程の速さである。

 

「さて、これで一通りね」「うぉ、もう終わったのか?」

 

ミカヅキが驚いたように声を上げると、カリオストロは自信満々な表情で答える。

 

「ふふん、当たり前でしょう。

 

あーしは天才よ。

 

この程度、簡単に終わらせられるわ」

 

「いや、それは知っているが……」

 

そうミカヅキが戸惑っていると、キスショットが口を開く。

 

「ふむ、流石は錬金術の使い手といった所じゃのう」

 

「そうだな」

 

ミカヅキはそのまま頭を捻る。

 

「なぁ、カリオストロ」

 

「なに?」

 

「俺の眷属にならないか」

 

「・・・なんですって?」ミカヅキの提案にカリオストロは思わず、聞き返す。

 

「だから、俺の眷属になれ」

 

「・・・なんで? あーしを仲間に引き入れてどうするつもり? もしかして、あーしを眷族にして奴隷にでもする気?」

 

「違う。

 

ただ単にお前の力が必要だからだ」

 

ミカヅキははっきりと言い切る。

 

カリオストロはその言葉を聞き、目を細める。

 

「・・・どういう事かしら」

 

「単純な話だ。

 

俺とキスショットは強いけど、馬鹿だ」

 

「おい、儂はミカヅキ程、馬鹿じゃないぞ」

 

「だけど、カリオストロは頭が良い。

 

だから一緒にいてくれたら、助かる」

 

「それだけかしら?

 

それだったら、契約だけでも良いんじゃないかしら?」

 

「そうなんだけどな、まぁ、欲しいなと思ったからというのも理由だな」

 

ミカヅキはカリオストロに微笑みかける。

 

すると、それにカリオストロは呆れた様子で 溜息を吐いた。

 

そして、そのままミカヅキに抱きつく。

 

その豊満な胸を押し付けるように。

 

ミカヅキは突然の出来事に動揺してしまう。

 

「なっ!? ちょ、ちょっと待ってくれ! 一体、何をしているんだ!」

 

「あーし、こんなに可愛い男の子にそんな事を言われちゃったら断れないわねぇ」

 

カリオストロは妖艶に笑うと、更に強くミカヅキに身体を押し付ける。

 

カリオストロの服越しに伝わる柔らかな感触がミカヅキを興奮させる。

 

だが、ミカヅキは特に気にした様子はなかった。

 

しかし

 

「おい、お前、ミカヅキから離れろよ」

 

「あら、嫉妬かしら、吸血鬼?」

 

カリオストロが挑発的にキスショットに話しかけると、キスショットは額に青筋を浮かべる。

 

その反応にカリオストロは満足げに笑みを浮かべた。

 

だが、キスショットは平静を保つ。

 

ここで怒りに任せてしまえば、ミカヅキの眷属としての示しがつかないからである。

 

ミカヅキはキスショットの様子を察すると共に

 

「それじゃ、さっそく眷属の契約をしたいけど良いか?」

 

「えぇ、勿論」

 

その言葉と共にミカヅキが取り出したのは、一つの駒だった。

 

「それが、悪魔の駒ね」

 

「あぁ、そうだ。

 

これをこうして、よし、出来た」

 

そう言って、ミカヅキはそのままカリオストロの手の中に置く。

 

それと共に、確かにカリオストロは悪魔へと変わった。

 

「へぇ、これが悪魔ね。

 

それで、さっきの駒は一体」

 

「ポーンだ」

 

「・・・ポーンねぇ」

 

そう、カリオストロは少しがっかりしたように肩を落とす。

 

「ぷっ、ポーンか。

 

まぁ、頑張るが良い、クイーンである儂に役に立つようにな」

 

「うるさいですわ、この駄女」

 

「あ"? 誰が駄女じゃ、こら」

 

「あなた以外にいないでしょう?」

 

キスショットとカリオストロの間で一触即発の雰囲気になる。

登場するヒロインは

  • ロイガン・ベルフェゴール
  • キスショット
  • 妖精騎士ガウェイン
  • アルトリア・ペンドラゴン
  • ブラダマンテ
  • ナイチンゲール
  • 長尾景虎
  • マシュ・キリエライト
  • ニキチッチ
  • 巴御前
  • 玉藻の前
  • ミラ
  • ウィズ
  • 2B
  • クレア・ヴィクトリアス
  • カリオストロ
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